ちょっと前になりますが、「びんずる」さんってなんですか? というご質問をいただきました。 あちこちのお寺によく行く、という方にはおなじみのびんずるさんですが、私も数年前まで知りませんでした。 多くのお寺を訪れるようになって知り、最近では見かけると「あ〜、びんずるさんだ〜。こんにちは〜 」と親しみを持ってお声をおかけしています。 びんずるさんは、「賓頭盧」という難しいお名前で、お釈迦様のご弟子さんだそうです。 神通力を軽々しく使ったとかで、お釈迦様に叱られてしまい、衆生の救済を命じられたらしいです。 日本では、撫で仏として、お堂の入口に安置されていることが多く、(お堂の中に安置されているお寺もあります) 自分の体の悪いところと同じところを、撫でさせてもらいます。 膝が痛かったらびんずるさんのお膝を、内臓が弱かったらびんするさんのお腹をさわらせてもらうと、病気が良くなる、ということになっています。 一生懸命に願掛けをするとかそういう雰囲気ではなく、ア続きをみる
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