長崎の大浦天主堂で私が見た、とても心に残っているお話です。 教会の外観はこのような感じです。補修工事? が行なわれていました。 正面のマリア像です。 内部は撮影していませんので、公式サイトから画像をお借りしています。実際はこんなピカピカした感じではなく、ちょっと薄暗かったです。大浦天主堂公式サイトにリンクしていますので、興味がおありの方はクリックしてご覧下さい。 大浦天主堂は観光地にある教会なので、大勢の人が入ってきて、出て行きます。 中は自由に座れるようになっていて、時間制限などありませんから、いたいだけいられます。 ただ、静かな外国の教会に比べると、ちょっと気ぜわしい時もあります。 西欧諸国の人は、教会に入る時は静かに入って、邪魔にならないように、そ~っと出て行く人が多いのですが、ここは時々、外国人観光客がにぎやかに通過していきます。(入口と出口が別になっています) 私はこの教会に、1時間ちかくいました。 キリストを呼んでみると、すぐに天上からス~ッと来られました。 キリストにとって国は関係ないのですね。 私は久しぶりにお会いできたのが嬉しくて、キリストのお顔をまじまじと拝見していたら……ふぅ~っと目をつぶりたくなって……なんと! 目をつぶった一瞬で眠りに落ちました。 上を向いたままの姿勢でクークーと10分くらい熟睡したので、目が覚めた時に肩が凝っていそうなものですが、そんなことは一切なく、体はとてもスッキリしていました。 明るく輝くような力強いエネルギーで満たされていて、さらに心にも余裕ができており、おおらかな自分になっていました。 なんてありがたいのだろう、と感謝をしつつ、「さて、何を聞こうかな?」と考えましたが、聞くべき質問が思い浮かびません。 なので、ただただ、そこでキリストの癒しをもらっていました。 そこに、60歳前後と思われる、リュックを背負った父親が、27~28歳の息子さんを連れて入ってきました。 息子さんは知的障害があるようで、父親がしっかりと手を繋いでいます。 祭壇を見ている父親のそばで、息子さんはちょっぴりソワソワしていました。 なじみのない場所だからか、薄暗かったからなのか、不安そうな顔でキョロキョロしているのです。 2人は、私のななめ前に座りました。 ベンチに座っても、息子さんはソワソワと落ち着かずに動き、あたりをあちこち見回して続きをみる
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