前回の続きです〜。 たとえば、絵馬だったら、何気なく目をやった時に一瞬揺れたりします。 風もないのに、です。 事あるごとに何回も揺れるのではなく、たぶん1回きりです。 あっても2回程度です。 ゆらっと一瞬揺れるだけなので、「あれ? 気のせい? 錯覚?」で終わってしまって、そのようなことがサインであると知っていなければ、気づかないかもしれません。 風がびゅうびゅう吹いたりしない家の中なのに、絵馬の位置が微妙にズレている、となったら、来ていることをさりげなく知らせています。 「ワシがいることを知っといてほしいねん」という、性質の明るい、陽気な神様や眷属が来た場合は、絵馬がひっくり返ったりするかもしれません。 神様や眷属が来ると、「はて?」と、首をかしげてしまうような不思議な出来事、不思議な現象が起こることもあります。 うちに来るお稲荷さんの実例でお話をしますと……ある日のことでした。 「役所が閉まる~、間に合わない!」とバタバタして家を出て、玄関の鍵をかけようとした時です。 エレベーターがスーッと上がって来て、我が家のある……(仮に10階としておきます)10階で、ドアが開きました。 「???」です。 エレベーターはうちの玄関のほぼ真ん前にありますが、「誰もいないのになんで開いたん?」と思いました。 あ、そうか、1階で乗ろうとした人が10階のボタンを押し、そのあとで、「しまった、郵便物を取らなきゃ」と気づいて、それで乗らなかったのだろうな、と考えました。 で、玄関の鍵をガチャガチャとかけていたら、当然のことながらエレベーターのドアはスーッと閉まりました。 「うわぁ、1階に降りて行かれると困る~」と心の中で叫び(エレベーターは1基しかないので下に行ってしまうとまた上がってくるのに時間がかかります)、 鍵をかけ終えてから、さて、とエレベーターのほうを向くと、エレベーターはそのままそこに停止しています。 ラッキー♪ と思った次の瞬間でした。 なんと! エレベーターのドアが! 誰も何もしていないのに、再びスーッと開いたのです! は? ( ゚ ▽ ゚ ;) か、風? 風かな? 風がボタンを押したん? と思いました。 いや、それもありえない話ですけど……(うちは風が通らない構造のマンションですし、風なんかまったく吹いていない日だったのです)、もしも、もーしーも、百歩譲って風がボタンを押したとしたら、上向きか、下向きのボタンが点灯するはずです。 しかしボタンは点灯していなくて、ただ、スーッとドアが開いたのです。 不思議なことがあるもんだ~、と思っていたら、お稲荷さんが初めてうちに来たのがこの日だったのでした。 ちなみにこの時、お稲荷さんや眷属は姿を現していません。 不思議な現象だけが起こったのです。 ちょうど私が出かける時に来られたみたいでした。 そして、これはまた、別の日の話ですが、この日も「待ち合わせに間に合わない! ひー!」とバタバタしていて、玄関を出ました。 すると、下からエレベーターが上がって来ています。 「うちの下の階の人が乗って1階に下りた場合、再び上がってくるまでに時間がかかるなー、やばいな、電車に乗り遅れそうだな」と、思いつつ鍵をかけて続きをみる
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