遺跡、ということで行ってみました。 9千年以上前の土器や貝殻などが最近になって多数出土したという、藪地(やぶち)洞穴遺跡です。 沖縄県では2万年前の旧石器時代~約6500年前の「南島爪形文土器文化」、この間の出土品がほとんど見つかっていないそうで、9千年以上前の出土品は歴史の空白を埋める重要な鍵になるだろう、と、そのような貴重な遺跡らしいです。 どんな洞穴なのか興味が湧きます。 しかし、行こうと予定していたのがシルミチューのあとだったので、夕方のかなり遅い時間になってしまいました。 「遅い時間になって、遺跡に行くのはまずいんだよなぁ」と思ったのですが、せっかく近くにいるのだから、まぁ行くだけ行ってみる? という気持ちでスマホのナビをセットしました。 ナビに言われるままにボーッと運転をしていたら……全然違う場所に到着し、「なぜ、そのようなミスを今、ここで?」と、ナビの案内を訝しく思いつつUターンをして、薮地島へと渡りました。 橋を渡ると、車が1台しか通れない細〜〜〜い道が続いていて、少し走ると道は行き止まりになり、その奥に遺跡がありました。 夕方の遅い時間だったのですが、南の島ですから、まだまだお日さまが照っていて、不気味さは軽減されています。 あたりは誰もいなくて……というか、まったく人の気配がなく……。 遺跡はこんな洞窟でした。 説明版があります。英語、中国語、韓国語で書かれているところをみると、観光をしてもいいようです。ちなみに、中央にモザイクをかけているのは、私が写っているからです。 ブレてますね~。 それもそのはず…… ここは「御嶽」なのでした。 しかも、祈るための場所が…… 多くあるのです。 何かを燃やした跡もあります。 洞窟は奥へと行けるようになっていて、「うわぁ、何かがたくさんいるな~、そのまま入ったらやばいな~」ということで、霊感のスイッチを完全にOFFにしました。〝何か〟からは邪悪な波動は感じられず、むしろ好意? に近い感情の気配がしています。しかし……いるのが、もしも良くない存在だった場合、無防備に入ると、うっかり見たり、聞いたりしてしまいます。そうなったら、そこから先は無視をするのが難しいです。 無視ができなくなれば、そのあとの予測がつかず……危険なことはやめておこう、と完全に遮断して入りました。通路の奥は狭いながらも独特の空間になっていて、これ以上は無理だ、と行くのはやめ続きをみる
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