久高島から沖縄本島に戻った私は、それから浜比嘉島(はまひがしま)に行きました。 ネットで見た観光案内に、浜比嘉島はパワースポット、と書かれていたからです。 一体どのようなパワーなのだろう? と思いましたが、紹介されていた場所が「アマミチューの墓」ということで……お墓、なのです。 〝アマミチュー〟は沖縄の創世神である〝アマミキヨ〟のことだと説明されていて、神様のお墓だからパワーがあるのかな、と思いました。 神話の人物なのに、実際に「お墓」があるのはなんだかすごい、とも思いました。 浜比嘉島は安座間港から車で1時間半くらいです。 行ってみると、「アマミチューの墓」は小さな小さな島でした。 でも、本当に島そのものに力があります。 お墓だと思って行ったので、島に渡る正面で、「うわぁ、何だろう? この力!」と驚きました。空間を圧縮したような、ギュッとしたエネルギーがあります。 島の右手です。 このような岩が目の前にありました。 右手の端から島を見るとこんな感じです。海水がキレイです。 左側へぐるっとまわると…… 少しひらけた場所になっていました。 石段のところから、来た道を撮るとこんなふうになっています。 石段の上がお墓です。石の扉があって(閉じられています)、お墓のようには見えませんでした。 お賽銭箱のところに香炉がありました。お墓の扉の前にも香炉があります。 上から見た景色です。パワーがあるだけでなく、「御嶽」と同じ「祈りの場」としての神聖さもあって、ここだったらアマミキヨの神様と繋がれるかな? と思ったのですが、残念ながら繋がることはできませんでした。 それから、同じ島内にある「シルミチュー」に行きました。 ここは観光案内の写真を見た瞬間に、行かねば! と思ったところです。 アマミキヨ(女性の神様です)と、シネリキヨ(別名シルミチューです。男性の神様です)が暮らしていたとされる洞窟があります。 写真で見た時に鳥居が印象的だったので、神社のような「気」なのかと思いましたが、全然違っていました。 やはりここも、「御嶽」と同じ「祈りの場」です。 ですから、神社のように、この場所に神様が常時鎮座している、という形ではありません。 (個人的見解です)祈って、繋がる、神様を呼ぶ、来ていただく……そのような場所でした。 とても神聖な空間となっていて、鉄柵の向こうは波動が高いです。 しょっちゅう神様が来られているように思いました。 柵の向こうは、本土で言えば神社の〝本殿〟内部、でしょうか。(拝殿のほうではなく、ご神体がある本殿のほうです) 多くの神社の本殿は、一般人は中に入れてもらえませんし、見ることはできません。 それと同じような雰囲気でした。 呼べば神様に来てもらえるのだろうか? とトライしてみようと思ったその時に、20人ほどの団体さんがドヤドヤと石段を上がってきました。 さらに別グループで数人の女性も来て、鉄柵の前は非常ににぎやかな状態になりました。 それま続きをみる
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