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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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⑦久高島一周の旅

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「久高島の神様」前編・後編で、この島のメインの神様と眷属のお話を書きました。今日はその他、私が見たもの全部のご報告です。盛りだくさんです。(長いです)下の地図は私が作成したので、きっちり正確ではありませんが、大体このへんなのね、みたいな位置関係はわかっていただけるかと思います。丸で囲んだ部分は、集落となっています。 シマーシ浜からウパーマ浜に行く道を自転車で軽快に走っていたら、左側にものすごい磁力を感じました。祈りの場があるのだな、と思いましたが、女性の神様とは違うご神気もちょっぴり流れてきています。「???」と思った私は自転車を停め、その小道を奥へと入ってみました。森の奥にはやっぱり、祈りの場である「御嶽」がありました。 香炉です。 「久高島 三代神様御生育之御地」と書かれています。神様として祀られている方が、人間だった時の幼少期にお住まいになっていた場所かな、と思いました。 その石碑の奥に、ご神木がありました。パワーが強烈です。それもそのはず、神様が宿っておられます。(木が神様ではなく、上部にいます) 先に、ご神木の奥を案内しますと、このような石碑(ご神体のようです)があります。 「天露之命神」と彫られていて、「天露之」の横に「みるく」とフリガナがつけられていました。 ご神体の石の向こうには、このような洞窟の入口というか、岩の割れ目がありました。こういう場所には御嶽が作られていることが多い、ということは、あちこち回ったあとから知ります。 ご神木の神様にお聞きしたところ、神様は自然霊であることがわかりました。 精霊です。 本土だったら、この木にしめ縄を張って、柵で囲って、手を合わせる場所を設置する……そのクラスのご神木です。 木から放たれる「ご神気」がすごかったです。 ああ、神様が宿っておられるなぁと、遠くからでも一目瞭然でした。神様は、この島の自然を守り、木々や動物などの自然のものに力を与える、そのようなお仕事をされているそうです。 弥生時代とか縄文時代とか、もっと昔の、原始の信仰ってこんな感じだったのだろうな、と思いました。 肌で神様を知ると言うか、ご神気で知る、そのパワーが満ちている場所に祈りの場を作る……。そんな素朴な信仰が感じられました。 前回書いた、ネズミ君がいたウパーマ浜を見たあと、ふたたびサイクリングをしていると……またまた、御嶽が持つ独特の磁力が私を引っ張ります。引っ張られるままに森の奥へと行ってみたら…… 洞窟がありました。 香炉は今も使われている様子です。 観光客は、近づいてはいけない場所だと思われます。「近づくと体調を崩す」と、わかったのと、雰囲気が独特だったので、ご挨拶もやめておいたほうがいい、と判断しました。早々に辞去しました。御嶽にはこのように近づいてはいけないところがあります。そのへんはシリーズ後半で詳しくお伝えします。 爽やかな一本道です。優しい女性の神様がお天気にしてくれました。 島の先端部になるカベール岬です。 とっても気持ちのよい場所で、ここは大自然が、心も体も、霊体までも癒してくれます。 岩場の端まで行ってみると、 このようにダイナミックな景色が見られます。しかし、崖は非常に高いので、うっかり足を滑らせたら命はないかもしれません。 夏はもっと美しいのだろうな~、と思いました。 カベール岬で、心身ともにたっぷりと癒してもらって、島の西側へと回ります。ここが久高島の聖地、フボー御嶽です。 立ち入り禁止でロープが張られていました。 ロープのギリギリまで寄って、続きをみる

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