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⑤久高島 〜前編〜

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沖縄滞在2日目です。 予定を変更して、久高島へと渡ってみました。 安座真港という港から、高速船に乗って、15分で行くことができます。 この島は沖縄の創世神である〝アマミキヨ〟が、天から降りて国づくりを始めたという、とても神聖な場所だそうです。 島にはレンタサイクル屋さんが3軒あって、自転車を借りて島巡りをすると便利、とネットに書かれていました。 2時間もあれば、観光する時間も含めて、島内を一周できるという情報でしたが(とても小さな島なのです)、私は約4時間、久高島で過ごすことにしました。 島に到着して、「さて、どこから見よう?」と、思った時に、道が神々しく光って見えました。 「ああ、こっちなのだな」と、その道を進むと、イシキ浜へと行くことができました。 今思うと……反対側から回っていたら、最後に重要な場所に行くルートになっていたわけです。 最後のほうは時間がなくてバタバタと観光をしたので、もしも逆回りだったら、神様のことがよくわからなかったように思います。 私にとって正しいルートで回れてよかったです。 古代から神聖視されていた久高島に着いたとはいえ、下調べをまったくしていなかったため、どこがどこなのか、さっぱりわかりません。 光って見えた道を進みながら、「見るべきところだけを、うまく回れますように!」と、私の守護霊とその島にいるであろう神様にお願いをしました。 最初に「ピザ浜」という文字を見ましたが、ここは行かなくてもよい、という守護霊からのアドバイスで、寄らずに先へと進みました。 次に出てきたのが、イシキ浜への入口の看板です。 道の脇に自転車を停め、浜へと出る小道を歩いていたら、右手奥に祈りの場があることに気づきました。 その時は、まだそれが「御嶽(うたき)」だと知りませんから、祈りの場だと思ったのです。 香炉が2つあって、香炉の上部に黒い焦げた跡があります。 なるほど、この上で香を燃やすんだな〜と思いました。 ここでお祈りをすると、ご挨拶になるのかな? と思った私は正座をして、2拍手をしました。 違うかも〜、とここでも思いつつ、でも私の中では正式なご挨拶だから、と祝詞をしっかりと唱え、詳しく自己紹介をし、2拍手で締め、頭を深々と下げました。 その時でした! 島の真下から、島全体が、グググーっと持ち上がるような、そんな揺れがありました。 これは現実界の地震……地面の揺れではなくて、見えない世界の振動です。 見えない世界の島や私の体(霊体)が激しく揺れます。 「え? なに? 一体、何が起こってるん !? 」と、本気でビビっていると、島の真下に……何かがいます。 よく見ると、この島は何かの上に乗っているのです。 何だろう? と見て、その姿が見えた時は、腰を抜かしそうになるくらい驚きました。 島の下にいるのは、〝海の竜〟だったのです。 久高島は海の竜の、背中の上にあるのでした。(空の〝龍〟とは違うので字を変えています) 海の竜は、大蛇(ヘビではなく、まったく別の種類の神格が高い神様です)ではありませんし、空を飛ぶ龍とも違います。 その姿は、まさに〝首長竜〟なのです。 Googleで画像検索をすると、どんな感じなのかおわかりいただけるかと続きをみる

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