私は日本全国、あちこちの神社仏閣を参拝しています。 先日脱稿した原稿を書くために、取材に行った寺社は、58ヶ所です。 1冊につき、だいたいこれくらいの取材をしています。 このような取材を10年以上続けていると、いろんな神社、お寺に出合います。 神社というと、ご祭神がいて、眷属がずら~っとひかえていて…… というイメージですが、神様1柱だけしかいない神社はけっこうありますし、神様がいない神社もあります。 お寺は、仏像がたくさんあって、お不動さんや薬師如来さんなど、お話を聞くことができる仏像がいくつもある…… というイメージですが、たくさんある仏像の中に道のつながった仏像はたった1体だった、というところがありましたし、仏像の道が全部閉ざされていた、つまり、仏様のいないお寺だった、というところもありました。 神社だから、お寺だからといっても、普通ではないところもあるのです。 読者さんからいただくお手紙やメッセージには、参拝の報告、みたいなことが書かれているものがあります。 中には「そこは行ってはいけないところなのでは……」という神社仏閣が書かれていたりします。 「なんだか暗い感じでした」とか、「行ってもよかったのでしょうか」と、いう文章があるところをみると、その読者さん本人も、よくないのでは? ヤバいのでは? と感じているわけです。 本やブログでしつこいほど言っていますが、誰にでも霊感はあります。 たとえば、通ってはいけない道があったとします。 その道には、10分間ほど、その人が落ちてしまう「魔」の落とし穴が続きをみる
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