※前回の続きです。 先日、日光に取材に行きました。 家康さんとは関係のないテーマだったので、駐車場からそのまま輪王寺へ行き、三仏堂から順に参拝しました。 摩多羅神さんに会えるかな~、とワクワクして常行堂に行きました。 お堂に入ってみると、動ける場所が限られています。 以前はぐるりと堂内を移動できたのですが、今は入口の右横のスペースしか入ることができなくなっていました。 摩多羅神さんのお社の正面に立つことができないため、横から合掌しました。 摩多羅神さんは出てきてくれませんでしたが、声は届いています。 ちなみに、摩多羅神さんとは、円仁さんが中国から勧請した、変幻自在の神様です。(『100年先も大切にしたい 日本の伝えばなし』という本に詳細を書いています) 大猷院(3代将軍家光公の御廟)で、家光さんと会い、会話を交わしました。 大猷院は、4つの門をくぐって社殿にたどり着く、という広大な御廟です。 門のひとつですが、豪華ですね~。 社殿はこんな感じです。 扉が金箔だらけで、 すごいのです。 金ピカの本殿です。 こちらは墓所への入口です。 初めて会った時は、敵対心を持っていた私に、家光さんは非常に冷たかったです。 けれど、今回はいろいろと丁寧に教えてくれました。 会話が止まると、「他に聞きたいことは?」とまで言ってくれたのです。 笑わせてくれたりもして、対応がとてもソフトになっていました。(理由はこのあと判明しました) 家光さんは、私が大猷院を去る時に、家康さんの御廟まで、 「挨拶をしに行け」と言います。 あ、やっぱり? というのが、私の心の中での第一声でした。 そうですよね、日光に来て東照宮を素通りって、ありえないですよね~続きをみる
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