先日、息子の家に行った時の出来事です。 上の孫娘は4歳、下の孫娘は2歳と3ヶ月です。 小さな子どもの成長具合がわからない方もいらっしゃると思うので、つけ加えておきますと、 2歳3ヶ月の子は会話をすることはできますが、まだ上手に発音ができないので、「はて? 今、なんと言ったのだろう?」と悩むことがしょっちゅうです。 全速力で走られると、転びそうで怖いです。 生まれてきてまだ2年ですから、ついこないだまでは赤ちゃんでした、でも少しずつ成長しています、という感じです。 リビングで、私が上の孫娘とボールで遊んでいたら、それまで人形をさわっていた下の孫娘がやってきました。 ボールを無理やり取ろうとします。 上の孫娘が持っているボール(かなり大きめの、ふわんふわんしたゴムゴールです)に、思いっきり抱きつき、手を離さないのです。 上の孫娘が「順番ね」と言っても、「順番」の意味が、2歳3ヶ月の下の孫娘にはわかりません。 ギャーギャー泣いて、ゴネまくり、ボールから離れません。 上の孫娘もまだ小さいので、横取りされることを拒否して、2人して大騒ぎです。 下の孫娘の身になってみれば、いきなり難しい言葉、聞いたこともないような言葉、「順番」と言われ、ボールをさわりたいのに、自分だけがさわらせてもらえないのです。 そりゃ、納得いかんわなぁ、と思いました。 そこで、「Bちゃん(下の孫娘のことです)、順番っていうのはね、Aちゃん(上の孫娘です)が投げて、ばあばが投げて、それからBちゃん、ってことね」と、一応、手で示して教えましたが、まだ2歳3ヶ月ですから、言葉で理解できるはずがありません。 で、まず、上の孫娘にボールを投げさせました。 すると、下の孫娘が転がったそのボールを取ろうとします。 そこで、私がサッとボールを取り、 「ダーメ! 次は、ばあば」と、言って私が投げます。 下の孫娘は、ギャーギャー泣いて、ゴネます。 私が投げたあとに、「ばあばが終わったから、はい、Bちゃん、どうぞ」とボールを渡すと、嬉しそうに投げていました。 次に、上の孫娘が投げると、また、ボールを取ろうと寄っていきます。 なので、続きをみる
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