取材から帰った翌日、さっそく病院に行って、お医者さんに副作用の話をしました。 降圧剤の服用は継続するつもりだったので、薬を変更してもらいたい、ということを伝えました。 すると、お医者さんが…… 「薬、やめます?」と、いきなり言ったのです。 え? やめる? 「飲みたいですか? 飲みたくないでしょう?」 へ? なに? その質問? ええ、正直に言うと飲みたくありません……と本音を言うのはどうかと思ったので、不安に思っていることを質問しました。 「飲まなくても、大丈夫なのでしょうか……」 というか、どうしてお医者さんがこのようなことを言ったのか、意図がまったくわかりませんでした。 「飲みたかったら出しますが、飲みたくなければ様子を見てもいいですよ。どうします?」 ええーっ! それ、どういうこと!? と、驚きました。 なんだかちょっと……変な言い方です。 でも、怒っているとか、機嫌が悪いわけではなさそうでした。 ここで、「あっ!」と気づきました。 患者が勝手に判断して、飲むのをやめてはいけないという降圧剤です。 お医者さんのほうから、「やめてもいいけど?」と言われたことは、やめられるチャンスだということです。 「では、やめて、様子を見ることにします」と答えました。 しかし…… やめたら血圧がまた上昇するだろうな、ということは冷静に思続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』