ある大きな病院でエコー検査をした時のことです。 それまで全然、まったく眠くなんかなかったのに、横になって検査が始まると…… いきなり睡魔に襲われました。 それが抵抗できないほどの睡魔で、おかしいなと思いながらもウトウトしました。 現実世界を見つつも、眠くて半分寝ているような状態でいたら…… 女の子が出てきました。 検査室の中を走り回っているのです。 8~9歳くらいです。 あれ? 子どもがいるんだ~、と思っていると、次に、病院の地下(1階より下です)の空間にたくさんの人が重なって〝いる〟のが見えました。 あかん、あかん、これは見たらダメなやつだ、と必死で意識を現実に置いて、しっかり目を覚ますと、すべてがス~ッと消えていきました。 たぶん、その病院で亡くなった人たちだと思います。 まだ病院にいるんだ……と思うと、なんとも言えない気持ちになりました。 女の子は幽霊だったのですが、苦しんでいるようには見えませんでした。 ハツラツとした感じで走り回っていたのです。 だからきっと、自分で成仏していくだろうと思います。 重なっている人は苦しそうでした。 亡くなる時の「念」というか、「思い」で、ここまで違うのだな、と改めて思いました。 「痛い!」「苦しい!」と、それだけをものすごーく強く思ってしまうと、それが「念」となって自分を引っ張ります。 亡くなるその瞬間は、痛みも苦しみもパッと消えますから、そこで「消えた続きをみる
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