三十三間堂に手を借りに行った、それも自分用ではなく、おじいちゃんやおばあちゃんなど人のために……という方がおられると思います。 この場合、返すのはいつなのか……と言いますと、いつでも大丈夫です。 その方が亡くなったあと、「返す」ことは必須ですが、いつ、というのは決まっていません。 仏様は喪中を気にしなくていいので、49日の前でもいいですし、そのあとでも、行ける時に行けばオーケーです。 でも、10年後というのは、さすがにちょっと……と思うので、私だったら、2~3年以内に行くかな、と思います。 神様や仏様にお願いをして叶えてもらった、 危ないところを助けてもらった、 ピンチから救ってもらった、 などなど、お礼を言わなければ! すぐにでも行かなければ! という方がおられると思います。 でも、神様や仏様は、お礼はそんなに気にしていません。 というのは、神仏が助けても、悪気なく、全然気づかない、という人もいるからです。 皆様の中にももしかしたら、子どもの時のあのミラクルは神仏の助けだったんだ、と大人になって気づいたという方もいると思います。 つまり、まったく悪気なく、お礼を言わない人のほうが多いのです。 なので、お礼を言いに神社仏閣に行くと、「わざわざ礼を言いに来たのか、よしよし」と褒めてもらえます。 眷属も、自分の親分を心から敬うその人に続きをみる
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