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運玉はもらえているの?

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皆様、 「運玉」 を購入して下さり、ありがとうございます。

ネットで在庫切れだからと、わざわざ書店をはしごして探して下さった方も数名いらっしゃって、心から感謝感謝です。

本が出せるのも皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

さて、その運玉ですが、さらに補足記事をふたつほどアップ致します。

えー、まだその話を引っ張るの? と思われた方、すみません。

質問が多く届いておりますので、もうちょっと詳しく説明をさせていただこうと思います。
(運玉にからめた個人的なご質問も数通いただいておりますが、ブログ上ではどうしても回答することが出来ません。申し訳ございません。どうかご了承下さいますようお願い申し上げます)

運玉・・・自分は果たしてもらえているのだろうか、と悩まれている方が多いようです。

ですので、ちょっと書き方を変えてみます。

私は2才の頃、坂道に家が建っているような場所で、上の家の庭先、高さ3メートルの所から真っ逆さまに落下したことがあります。

下がコンクリートで、母は真っ青になったそうですが、幸い、側溝にすっぽりはまりました。

その溝には落ち葉がたくさん積もっていて、それがクッションになって、かすり傷ひとつしなかったと言っていました。

自分ではまだ自覚出来ない年齢ですが、ツイています。

ラッキーです。(というか、私の母、なんで2才の子から目を離すねん、と思いましたが (笑))

「あの時、もらえたのかな? もらえてないのかなぁ?」 と私が悩んでるとします。

次は4才です。

ベッドの上で弟と一緒にぴょんぴょん飛び跳ねていて、その勢いでストーブに頭から突っ込みました。

母は大慌てで水で冷やし、そのまま病院に駆け込んだそうです。

頭に包帯を巻いて、ニヒヒヒと笑っているセピア色の写真があります。

頭の一部分にハゲが残っているそうですが、自分では見えないし、幸い女なので短髪にしないため人にはわかりません。

顔からストーブに突っ込まなかったので、ツイています。

ラッキーです。

「あの時、もらえたのかな? もらえてないのかなぁ?」 とまだ悩んでるとします。

7才では海で溺死寸前までいきました。

ギリギリのところで神様の声を聞いて助かりました。

「あの時、もらえたのかな? もらえてないのかなぁ?」 とまだそれでも本人は判断がつきません。

しかし、ハタから見ると、その3つの出来事のどれかで絶対もらってるよ~、と思うのではないでしょうか。

というか、毎回もらえるのなら、3つもらえてるよ、とアドバイスすると思います。

悩まれている方は、こんな感じだと思います。

そして、これは感覚の問題ですから、自分が 「もらえてる」 と思うのなら、もらえているのです。

子どもの頃、クリスマスの朝に目が覚めて、枕もとにお菓子が入ったブーツがあった時、飛び上るほど嬉しかったと思います。

ワーイ! サンタさんありがとう! と、とってもウキウキしたこの気持ちは、大人の今の気持ちに変換すると 「ツイてる~、超ラッキー」 なのではないかと思います。

ですので、ここでもらえているわけです。

何かでクラスの代表になって、鼻高々で超嬉しかったとか、とってもお腹がすいた日の給食が大好きなカレーで 「うわぁ、サイコー! めっちゃツイてるぅー!」 とガッツポーズしたとか、そういうことでももらえているはずです。

読者の方が書いておられましたが、 『ガリガリ君の当たりが出るレベル』 でも、本人が 「超ラッキー♪」 と思えば、天から運玉をもらえてると理解しました、と書かれていました。

そうです、そういうことなのです。

自分のツキや運という部分に意識の光を当てることが大事なのです。

そしてその場合、心から 「やったー! きゃー! 嬉しいー!」 と思えば、もらえています。

それと、どの出来事でもらえたのか・・・は特定しなくていいです。

秀吉さんに聞いた時、「私なんか、ラッキーなことがいっぱいあったもんね、もう持ってるはずだよね」 と、私はその場で思いました。

あの出来事かな? この出来事かな? と具体的に、真面目にキッチリと考えてないです。

このへんは性格かもしれないですね。

これらの例を読んでも、 「う~ん、自分はもらえてないと思うんですけど~」 と思われる方は、では、これからもらいましょう! と提案したいです。

そのためには、ネガティブな考え方は捨てて、ポジティブ思考オンリーにしたほうがいいと思います。

ここで、最適と言えるモデルがいます。

私の元夫です。

先日、いただきもので加賀藩御用達の和菓子が我が家にありました。

植物油を使用していないので、元夫も食べられます。

生姜ゼリーを食べていた元夫は、食べている間じゅう 「これ、むちゃくちゃうまいな!」 「人生で一番うまいゼリーやー!」 「幸せやなー、オレ!」 と叫びまくっていました。

横で食べていて 「興奮してるから声がでかいわぁ、ああ、うるさい、黙って食べてもらえないかしら」 と心の中で思ってしまったくらいです。

その後、くずきりを食べた時は、こっちを向いて 「えへへへ」 と笑うので 「???」 と思ったら 「汁まで飲んだった♪」 と、黒蜜を最後まで飲みほした器を見せてくれました。

・・・・・。 ( ̄ー ̄;  し、汁って・・・。

そして、 「オレ、頑張ってるから神様がプレゼントしてくれたんやなー、神様、ありがとう!」 と天に向かってお礼を、これまたでかい声で言っていました。

あのー、それは私のいただきもので・・・私がそれをあげたんですけど・・・と思いましたが、こういうポジティブな考え方は大事だと思います。

その後も、あー、うまかった、オレ、ツイてるなー♪ としつこく喜んでおりました。

もしも元夫が運玉を持っていなかったとしたら、この一件で絶対にもらえていると思います。

オークションで安く買えたと喜んでいることも多く、私からするとオークション、つまり中古品なので、安く買えるのは当たり前なのでは? と思うのですが、これらのことも、オレってツイてる~、ラッキー♪ ととらえていて、こういうノーテンキ・・・おっとっと、ポジティブな部分を持つことが大切だと思います。

こうして、些細なラッキーを 「超超超ラッキー♪」 に格上げして、運玉をゲットすればいいのです。

そして、もらったのはどの出来事なのか、とキッチリ考えなくても、過去にラッキーがいくつもあったら 「どこかでもらってるよね」 と思っていいのです。




というわけで、「運玉」 よろしくお願い致します。

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運玉 Q&A

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テーマ「運玉」 これで終わりですので、本を購入されていない方も、もうちょっとだけお付き合い下さい。

まずは 「錦の袋がわかりません」 というご質問です。

これはまず、 〝生地〟 を、ネットなどで確認してみて下さい。

画像検索で、打ち込むワードは 「錦 織物」 「打ち掛け」 などにすると、ずら~っと出てきます。

昔の豪華絢爛な織物の生地です。

この生地を使って、 〝イメージで〟 袋を作ります。

袋の形は決まっていませんが、秀吉さんが私に貸してくれたのは、シンプルな普通のビニール袋の形です。

布を2枚合わせて、3辺を縫った、ただそれだけの小さな袋です。

秀吉さんはその内側に、丁寧に紫色の裏地をつけていました。

私はその袋に小さな運玉を入れていた時、袋のほうが大きいので入口は折り曲げていました。

そのへんは自由でいいと思います。

玉が大きくなってくると、大きさに合わせて袋を変えますが、そろそろ袋を変えてあげようかな、という感じで新しくしてあげるのもいいと思います。

「袋からの出し入れも、心の中ではなく実際にやるのですか?」

実際に目をつぶってゼスチャーですることが多いです、私の場合。

でも、心の中でする時もあります。

そこに決まりはありませんので、これもご自分が思う方法でいいと思います。

「すでに色がついているのですが」

最初から色がついている場合もあるかもしれませんが、その理由は私ではちょっとわからないです。

こんな玉である、と私が見せてもらったものは、真珠っぽいものでした。

天からいただく玉はツヤツヤした白なのですが、なんらかの事情ですでに育っているのかもしれないです。

「色は自分でイメージして変えるのですか?」

私の場合は、せっせと白い真珠の玉を撫でていて、ある日、袋から出すとピンクになっていました。

へー、色って変わるのね~、と思いました。

特別に意識はしてないです。

自分で変えてもいないです。

自分の玉が青い気がするのなら、何かが作用して青く変化しているかもしれないため、それはそれでいいと思いますが、秀吉さんや私のように1からちゃんと育てたい、という人は、真珠のようなビーズ玉から始めることをお勧めします。

「すでに大きいんですけど」

ん~、ここはちょっとわからないです。

私は見せられた大きさから始めました。

秀吉さんが天からもらったものも、その大きさで、教えた和尚さんが言ったのも、その大きさです。

ですから、天からもらえるのは、その大きさ(お米粒の半分程度)なのだと思います。

天は平等ですから、人によって大きさを変えて与えることはしないと思われます。

ですので、どう見ても大きい、というのであれば、すでになんらかの事情で、知らず知らずに育てていたという可能性はあるかもしれません。

「撫でていなくても育つものなのでしょうか?」

この質問に対しては、秀吉さんに聞いていないため、私ではわからないです。

すでに大きいのです、という方は、大きいところから育ててもいいかもしれませんが、従妹の話で書いたように、天にもらったものがビーズ大である以上、それよりも大きく一生懸命に撫でても、本体まで距離があって、届かないかもしれません。

もしも届いたとしても、その距離分、ありがとうパワーが弱まるようで、非常にもったいないやり方になることも考えられます。

でも、もしかしたら、知らないうちに育っているかもしれないので(そういうことがあるかどうかは不明です)、1年以上やってみて、わずかでも強運にならなければ、改めてビーズ玉からやり直すことをお勧め致します。

「どんどん大きくなるそうですが、自分の想像で勝手にイメージしたらいいのでしょうか?」

私は、意識の中では、 「いつも同じ大きさ」 で、撫でています。

つまり自分のイメージで大きくしていないのです。

それが、徐々に大きくなっていきます。

これは私もどうやったら大きくなるんだろう? と意味がわからないまま始めました。

でも半年くらいすると、こういうことか~、とわかってくると思います。

大きくするのは私たち人間ではないのですね。

玉が勝手に大きくなるので、どうやって大きくするのかは考えなくていいのです。

もしも自分のイメージで細工して大きくさせてしまうと、それはちょっと違う、ということになってしまいます。

「運玉が大きくなる速さとかはありますか?人によりまちまちなのでしょうか?」

私はビーズ玉から初めて、2年弱でグレープフルーツ大の大きさになりました。

秀吉さんが 「スイカの大きさにまでなる」 と言ったところをみると、秀吉さんの玉はスイカ大だと思われます。

もらったと思った時から、長浜城主になるまでが約20年、天下人になるまでが約30年かかっています。

いつスイカ大になったのかがわかりませんので、なんとも言えませんが、私自身の玉の速度から考えて、10年くらいかかってスイカ大になり、あとはそのままの大きさだったのでは? と思います。

「本物の運玉と、自分のイメージで作り出した運玉の区別がつきません」
「自分がイメージで作り出した運玉は毎回違った大きさなどで浮かんできます」


しっかりと意識に埋め込んだほうがいいと思います、 〝自分の運玉はコレである!〟 と。

毎回、違うイメージで撫でるというのは育てていることにはならないです。

運玉は1個です。

白い真珠のような小さな粒です。

私はもらえてるはず、と思ったら、もらえていますので、まず、1個だけ、今言った通りのものをイメージします。

それが、たった1個の自分の大切な  「運」 の玉です。

次に袋をイメージで作ったら、そこに入れて、その大きさは 〝覚えて〟 おきます。

取り出して撫でる時、覚えておいた前回のイメージ、そのままを思い出します。

前回の記憶をしっかり持って育てていると、ちゃんと毎回、同じ大きさの運玉を撫でることが出来ます。

そうしているうちに気づいたら大きくなっていて、それが育っているということになります。

ここで1通の読者の方からのメッセージをご紹介したいと思います。

もしかしたら、私よりも、この方のほうが説明が上手かもしれません。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

読んでいるだけで、心がワクワクしてきました。

ラッキーって思ったこと、過去にたくさんあるなあって思えば、もう自分の中に運玉の赤ちゃんはいるってことですよね。

そっと心の中を傾けたら、小さな真珠の赤ちゃんみたいな運玉がコロッと、出てきたような気がしました。

錦の袋は赤地に金銀糸で二羽の鶴を織り込んだものを心で織って、その中に小さな小さな運玉を入れました。

そして、嬉しいことがあるたび取り出して指の間でコロコロ 「ありがとね」、 そうなでています。

今まで、ふとした瞬間に心の中にわいてきたありがとうって気持ちの持っていきようがなかったのが、識子さんのおかげで運玉にその気持ちを注ぐことができるようになって、とても安心しています。

心の中に錦の袋に入った運玉があるというだけで、なんだかとてもあたたかく、幸せな気持ちになっています。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

こういう感じで理解していただけたら、と思います。

見えない世界の話ですから、考えようによっては難しいかもしれませんが、とりあえず私のように秀吉さんに言われるままでやってみてはいかがでしょうか。

私は思考が論理的ではありませんので、深く考えることなく、ま、こんな感じ? と、大雑把なイメージで始めました。

どうやって大きくするのだろうとか、これでいいのだろうかとか、一切考えてないです。

色が変わったのも自然に変わりましたし、大きさも自然に大きくなりました。

大事なのは、どうやって大きくしようかというところではないのですね。(それは人間の私たちがすることではないからです)

秀吉さんがポロッと言ったように、育てるコツを守るほうが重要だと思います。(最も気をつけるべきことなどの注意点は本を読んで下さいね)

真面目な性格の方は、ちゃんと全部知っておきたいと思われるのだと思いますが、  「これが自分の運の玉である!」 としっかり認識さえしていれば、袋が違っていたり、撫で方が違っていたりしても、少々のことは大丈夫なのではないかと思います。

みなさんも頑張って、是非、強運をゲットして下さい。

私も引き続き大事に育てていこうと思います。





というわけで、「運玉」 よろしくお願い致します。

皆様が購入して下さったおかげで、本格的な在庫切れになりました。
ありがとうございます。感謝です。

もうちょっとしたら入荷される予定ですので、少しだけお待ち下さいますようお願い致します~。
買えないなら、もういいわ、と諦めたりなさいませんように~。(TωT)

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秀吉さんと読者の方

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運玉を読んで下さった方から、続々とメッセージが届いております。

嬉しいです!

ありがとうございます。

皆さま、お忙しいなか、わざわざ時間をさいて感想を書いて下さって、ひたすら感謝です。

本当にありがとうございます。

運命についてが良かったとおっしゃって下さる方や、修行のところが良かったとおっしゃって下さる方もいらして、いろいろと頑張って書いたかいがあったと思いました。

秀吉さんを何とかしてあげたいです、という思いやりに満ちたご意見もありました。

今まで秀吉さんが大嫌いだったという方も、 「慢心を後悔している」 と聞いて考えが変わりました、と書いておられました。

優しくて心の深い方が多いです。

これは、昨日の夜にいただいた、豊国廟に行かれた方からのメールです。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

(前半部分は省略しています)

秀吉様と対話も感じることもできませんが、識子さんが言われていた通り、一方的でしたがお話をさせていただきました。

御廟の前で出町柳のふたばの豆もちをお土産に一緒に食べてきました。

嬉しいことにアゲハ蝶も飛んできて、御廟の前では私達だけの空間を作っていただけました。

この日より運玉を育てていこうと思いました。

素敵なお話を有難うござました。

運玉の本に出会えたことを感謝します。

これからもブログを楽しみにしていますのでずっと続けてくださいね。これからも応援しています。

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

読んだ瞬間から、涙がボロボロ出て止まりません。

秀吉さんは、豆もちをとても喜んだのではないかと思います。

あの小柄な秀吉さんが、嬉しそうに一緒に豆もちを食べている姿が思い浮かびました。

幸せなひとときだったと思います。

読者さん、ありがとう、とパソコンのこちら側で手を合わせました。

人が人を想う気持ちは崇高で美しいです。

それまでは長い間1人ぼっちで、話しかけてくる人もいなくて、秀吉さんはとても寂しかったと思います。

それがある日、運をくれ、などという図々しい識子とかいう奴が来て、べらべらしゃべりまくり、なかなか面白い奴だの、と思っていたら、

その後からは優しい人がたくさん来てくれ、たくさんおしゃべりをしていってくれる・・・と秀吉さんも少しずつ元気になっているのではないかと思います。

秀吉さんが元気を取り戻してくると、また状況も変わってきます。

良かった良かった、と心から思います。

しかしですね、問題がひとつ・・・。

このメッセージを読んで、 「私は運玉の恩恵にあずかりながら、手ぶらで行ったよなぁ・・・」 ということに気づきました。

・・・・・。  ( ̄ー ̄;

我ながら、何て奴だ、と思いました。

そこはただ今、猛反省中です~。 (次回は盛大にお礼をせねば・・・)






というわけで、「運玉」 よろしくお願い致します。

Amazonでは、まだ注文が出来ない状態ですが、もうそろそろ、発売が再開されます。


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大頭神社~滝の力~

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「運玉」 の修行の章で、滝行について書いています。

自分で実際にやってみた結果、 「修行場の滝はお勧め出来ません。行者ではない一般の人がするであれば、安全なのは神域にある滝です」 と書きました。

書いた以上は、絶対に自分もしなければ! と思っていましたが、お盆明けに親戚の家に行ったので、意外と早くそのチャンスがやってきました。

場所は、2冊目の本で紹介した大頭神社です。

お盆明けといえばまだ夏休みですから、家族連れが朝早くから水遊びに来るだろうと思った私は、朝6時に神社に行きました。

駐車場に車は1台も停まっていませんでしたが、境内ではすでに神職の方がお掃除をされていました。

これは、水遊びをする人も朝早くから来るかも! と、慌てて滝へ向かい、そこで滝の水を浴びさせてもらいました。

当然ですが、神様がいる滝は波動の高い聖域であるため、やはり悪いものは何もいません。

場を清める必要がなく、安心して滝に当たれます。

水も聖水なので、自分で水質を高めなくてもよく、流れてくる神々しい水にありがたく体をさらすだけです。

しかし、黙って頭上から落ちてくる水に当たっていると、やっぱり自分の意識の一部というか、霊体の一部というか、「気」の中心というか、そういうものがポロッと前に出そうになります。

そこで、祝詞を唱えましたが、神域では長い祝詞もいらないです。

「祓えたまえ清めたまえ」 の繰り返しだけでも十分で、私もそうしました。

声さえ出していれば問題ないです。

神域の滝は、空也滝での滝行とは雰囲気がまったく違います。

あちらは本格的な 〝行〟 であり、周囲の悪いものに負けない訓練も兼ねたような厳しさがあります。

ですが、大頭神社のほうは場が清浄なため、そのような警戒もいらず、純粋に神の水で自分の波動を上げる、という感じになります。

安全に出来ます。

滝から出ると、前回同様、全身ずぶ濡れでTシャツも短パンも体にビタビタにくっついています。

着替えは車の中でするつもりですが、歩いて5分の駐車場までビタビタで歩く勇気はありません。

そこで、下着はそのままでTシャツと短パンを着替えることにしました。

それだと、とりあえず 〝変な人〟 にならずにすみそうです。

Tシャツが長めなので、短パンのはき替えは別にどうということはありませんが、問題はTシャツです。

ブラジャー1丁になって着替えるのは非常に抵抗がありましたが・・・(オバサンのそういう姿は見たくない、という人に見せてしまう申し訳なさ、からです)、でも周囲には誰もいないし、ほんの一瞬で済むので、ガバっと脱いで着替えました。

こういう時、女って損だなぁ、とつくづく思います。

着替えて3分もしないうちに、向こうから87~88歳くらいのおじいさんがてくてく歩いてこっちへ近づいてきました。

朝の散歩が日課なのかな、と思っていると、おじいさんは頭がびしょ濡れの私に興味を持ったのか、 「毎日?」 と、いきなり単語だけで質問してきました。

「初めてです」 (この滝で滝行をするのは)

「ふーん。この近く?」

「いえ、関西から来ました」

「ふーん。ようしんさるん?」 (直訳:よくされているの?)

あれ? 

私、さっき初めてって、たしか言ったよなぁ・・・と思いつつ 「いえ、今回が初めてです」 ともう一回言いました。

「ふーん。近く?」

へ? 

私、さっき関西から来たって、ちゃんと言ったよなぁ・・・。

「あの・・・関西から来たんです」

「この近くのどこ?」

・・・・・。 (^_^;) 

関西、が、わからないのかもしれないなぁ、と思った私は言いました。

「大阪方面から来たんです」

「この近くに親戚おるじゃろ?」

・・・・・。 ( ̄ー ̄; 

あ、そうか、それが聞きたかったのね、もうちょっと長い文章でわかりやすく質問してもらえないかなぁ。

と思いつつも、親戚の家は車で30分かかるので、近くではないと判断し、しかも車で30分というとどの辺りか聞かれて、国道何号線かとか、ややこしくなりそうだったので 「〝この近くには〟 いません」 と答えました。

 Σ(゚д゚;)!! 

と、おじいさんは何故かすごーく驚き、 「ほいじゃあ、ホテルに泊まっちょったん?」 と言います。

あー、そう考えるかぁ・・・だよね、朝早くからここにいるんだもんねぇ・・・。

しかし、嘘はつけません。

曖昧にニコニコしていると、いきなり、 

「ほうか! (そうか)」  Σ(゚д゚;)!!   と言って、さらに数秒固まっていました。

ホテルに泊まることが、何かとてつもなくすごいことのようで、悪いけど、そこのところ意味が・・・わかりません。

この、かみ合っているようで、微妙にかみ合っていない会話、これは過去のどこかで経験したことがあるぞ・・・と思いました。

相手のピュアな好奇心からくるよくわからない質問は・・・以前にどこかで・・・と、考えて思い出しました。

観心寺の邪鬼です。 (その記事は →コチラ

この後、半日くらいたって、おじいさんの最初の質問は毎日ここへ来るのか? という意味だったと気づきました。 (遅いって)

そのおじいさんとは、それから二言三言会話を交わして、私は駐車場へと急ぎました。

というのは、神の水で滝行をすると、波動が高すぎて、むちゃくちゃ疲れるのです。

神様の波動に近いところまで高めると、高波動過ぎて、体全体が急激に上がった波動に耐えられずものすごくしんどいです。

大げさではなく、立っているのがやっと、というくらい疲労していました。

「は、早く座りたい」 と拝殿での参拝もパスして、大急ぎで車に戻りました。

車内で手早く着替えると、強烈な疲労から睡魔が襲ってきます。

トイレがしたかった私は何とかコンビニまで車を走らせて、トイレを借り、そのまま車の中で泥のように眠りました。

目覚めると髪の毛が爆発していたので、スーパーを探して行って、そこで身だしなみを整えました。

そして、再度、拝殿で挨拶をするために大頭神社へ向かいました。

続きます。



あ、それから観心寺の話題が出たので、ついでと言っては何ですが、書いておきたいことがあります。

観心寺に行ってきました、というメッセージも多くもらいます。

「本当に素晴らしい良いお寺でした」 「感激しました!」 と、みなさん素敵な体験をされているようです。

良かったです。

そして、このお寺の住職さんが、ものすごく立派なお方なのだそうです。

自分の永代供養は観心寺にお願いするつもりです、とまで書かれていた方が3名もいらっしゃいました。

紹介してくれた識子さんのおかげです、とお礼を書いて下さっています。

こういうメッセージをいただくと本当に嬉しいです。

その仏様のもとに行くべき人が行って、ご加護をもらっているわけですから、仏様のほうも喜ばれていると思います。

そのようなお手伝いさせていただいた私も大変光栄で、ありがたいことだと感謝しています。







というわけで、「運玉」 です。
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大頭神社~龍と狛犬~

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※前回の続きです。

再び、大頭神社へ行くとそこそこ参拝客がいました。

山岳系神様に直接お礼を言おうと思った私は、拝殿より先に、滝のほうへ行くことにしました。

拝殿の前を通り過ぎようとしたら、私の2匹の狛犬が神社の狛犬に対して頭を下げていたので、 「もう滝行はしないから、ここでトレーニングしてもらっていいよ~」 と言いました。

すると2匹は嬉しそうに尻尾を振って、神社の狛犬のそばに駆け寄っていました。

へぇ~、狛犬も尻尾を振るんだなぁ、とこれは新鮮な驚きでした。

私の2匹の犬たち(まだ狛犬とは言えないので犬と言います)は、ここの狛犬を先生というか、師匠と尊敬しているようでした。

滝に行くと、家族連れで水遊びをしている人が結構いました。

従妹が少し前にこの滝に来たそうで、その時、従妹は数日前からひどいヒザの痛みをかかえていたそうです。

願掛けは全然違うことを願ったそうですが、帰宅するとヒザの痛みがきれいさっぱり消えていたそうです。

お願いをしてないのに治してくれた! 優しい神様だと喜んでいました。

ここの神様は本当に優しいです。

面倒見もいいです。

滝でお礼を述べ、それから拝殿へ向かいました。

2拍手して手を合わせ、お願いごとをして2拍手で締め、1礼をして顔を上げた時です。

いきなり龍が、ぐわーっ! とでっかい顔で真正面に出てきました。

うわぁ、龍だ! で、でか・・・とビビっていたら、次の瞬間、しゅるると少し上に移動して、手の部分を見せてくれました。

手には、玉を握っています。

「へぇぇぇぇ~! 龍って本当に玉を持ってるんだー!」 と、これは初めて見たので、大興奮しました。

龍は玉を下から支えるようにして握っていました。

こういうのって、架空のお話、伝説、だと思っていたのですが、本当に持っているんですね。

ひゃー、なんだかすごい~、と感動しました。

しかし・・・です。

その玉は・・・ただの玉、なのです。

ピカーっと光っているとか、7色に輝くとか、エネルギーを放っているとかではありません。

水晶? みたいなフツーのただの玉、なのです。

「ただの玉のわけないやん」 と自分にツッコミを入れ、今からピッカーと光ったり、エネルギーがしゅぱーっと放出されるのでは! と思って、じいぃーっと見つめました。

が、そのまま龍は、しゅるるるーっと上に昇っていってしまいました。

最後は尻尾の先が見えました。

な・・・何だったのだろう・・・今のは・・・?

と、しばらくぼーっと考えましたが、さっぱりわかりません。

玉を見せることに意味があったのだろうか・・・と思いましたが、わからないので、くるりと向きを変えて、拝殿から出ました。

すると、「うん」 の狛犬が 「玉を見せてもらっとったなぁ~」 と、私に感慨深げに言うのです。

わざわざ言うところを見ると、玉を見せてもらえたことは珍しいのかもしれません。

龍はめったにしゃべりませんので、詳細はわからないままです。

その後、私の犬たちがそばに戻って来たので、もう一度、神社の狛犬にお礼を言うように指示しました。

犬たちは2匹揃って、狛犬1体1体に順番にお礼を言うのかと思ったら・・・。

「あ」 の犬は 「あ」 の狛犬に、「うん」 の犬は 「うん」 の狛犬に、それぞれお礼を言いに行っていました。

へぇ~! とこれも驚きです。

つまり、「あ」 の狛犬は 「うん」 の犬には教えないのです。

「あ」 は 「あ」 の仕事があって、それは 「うん」 とは違う、というわけです。

狛犬は、「あ」 も 「うん」 も2体一緒で、同じものだと考えられていますが、実は別々の眷属であり、仕事も別々というわけなのです。

勉強になるなぁ、と思いました。

叔母の家で 「大野(地名です)の神さんどうやった?」 と聞かれ、龍が玉を見せてくれたよ、と話すと、それは何の意味なのか・・・と叔母と従妹も一緒に悩んでくれました。

願いが叶うということではないか、と叔母が言うと、従妹が 「わかった!」 と言うので、何? 何? と聞いたところ、
「本のタイトルが運玉だから、玉を見せてくれたんじゃない?」 とのこと・・・。

・・・・・。 ( ̄ー ̄; 

普段は凛としていてマジメで厳しい龍が、 「おっ、ワシ、おもろいダジャレ思いついてもた♪」 と、それを言うため 「だけ」 にわざわざ姿を現した・・・と?

んー。

ま、もしそうだとしたら、お茶目な龍で、それはそれで楽しいかな~と思いました。

関西に帰ってきて元夫に話したら、 「ドラゴンボールや!」 と叫んだので、ドラゴンボールとは何かを説明してもらいました。

このアニメは、息子が見ていた記憶があるのですが、私は見ていないので詳しい内容を知りません。

悟空と緑色の人間みたいなのが出てくる、怒ったら髪の毛が逆立つ、くらいの知識です。

「ドラゴンボールっていう玉があってな、それを7つ集めたら龍が出てくるねん、漫画やけどな」

「ほー、それで?」

「その龍が1つだけ、どんな願いでも叶えてくれるねん、漫画やけどな」

「へぇー。そのドラゴンボールは7匹の別の龍が1個1個持ってるの?」

「いや、世界中のいろんなところに散らばってるねん、漫画やけどな」

ええい! ウザい! 漫画だということは知っているから、いちいち言わなくてよろしい!

と、結局、ドラゴンボールの話もヒントにはなりませんでした。

願掛けが叶うのかな? という期待もありますが、見た目フツーの玉だったし、もしかしたら冗談抜きで、本当にお茶目なオヤジギャグかもしれず・・・また何かわかったら続編として記事に書きたいと思います。


※龍と同じ神域で滝行をしたせいか、前回よりも姿がはっきり見えました。
ちなみにペットボトルにくんで帰って、自宅で頭からかぶっても〝軽い〟滝行が出来ます。


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出雲大社神在祭で挨拶しておく効果

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昨日、ふと 「今年の出雲大社の神在祭はいつなのかな?」 と思いました。

というのは、去年、初めて神在祭の出雲大社に行って素晴らしい体験をしたからです。

出来れば今年も行きたいと思いました。

出雲大社のホームページには、 「 “神々のお集い” は、平成27年は11月21日夕刻~11月28日夕刻」 と書かれていました。

行きたい~、また出雲大社の神様に会いたい~、と思いましたが、スケジュールの都合でどうしても無理です。

全国の神々が集まるあの高波動の空間をもう一度・・・と思ったのですが、行けないものは仕方がありません。

泣く泣くあきらめました。 (TωT)

これを読んで、私は行けるかも、という方がいらっしゃいましたら、神在祭期間の出雲大社はすごいので、一度、参拝してみることをお勧めします。

2冊目の本に詳しくやり方を書いていますが、出雲大社に行ったら、全国から来られている多くの神々の前で自己紹介をするといいです。

これはとても効果があります。

私は今年に入って東京に行ったのですが、その時に、さいたま市大宮の氷川神社に参拝しました。

そこの神様に 「出雲大社に来ておったの」 と言われたのです。

えっ! Σ(゚д゚;)   と心底、驚きました。

というのは、出雲大社で全国の神様に挨拶したことを、私自身、キレイさっぱり忘れていたからです。

たとえ人間のほうが忘れていても、神様はちゃんと覚えていて、 「あの時のあの子ではないか」 と微笑んでくれるのです。

ありがたいことに、氷川神社の神様は初回の参拝でご縁を下さいました。

きっと、出雲大社での一連のことをすべて見ておられたのだろうと思います。

私のように出雲でご挨拶をしておけば、初めて行った神社でも (出雲大社の会議に参加される神様であれば)、この氷川神社の神様のように目をかけて下さると思います。

ですので、今なら予定を組むのに十分間に合うというこの時期に、このことを是非ともお伝えしておかねば! と思って、書いています。

読者の皆様が、神様からのあたたかいご加護を1つでも多くもらえますように、と心から願います。




詳しい出雲大社神在祭のお話はコチラの本に書いております。

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ですが、いただくメッセージではすぐに来ましたと書かれていたりするので、そんなに時間はかからないと思います。
買ってみようかな~、と思われている方、よろしくお願い致します。

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人によって違う常識

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80代のご夫婦が2人で暮らしているお宅でのお話です。

どちらも要介護で歩行が不自由ですが、認知症はありません。

夫は週に2日、デイに行っていて、この日はデイのお迎えサービスで行きました。

いつものように送迎車から降りると、夫はご機嫌で一刻も早く帰りたいのか、せかせかとエレベーターに向かいました。

この夫がとってもユーモアのある人で、出身が高知なのですが、 「高知に行ったことあるか?」 と聞かれたことがあります。

「ありますよ」

「どこ行ったんや?」

「高知城とか桂浜とか」

「他は?」

「あ、はりまや橋も行きました~」

「あー、あそこは大事やで!」

「え? そうなんですか? 日本三大がっかりのひとつらしいですよ」

「かんざし買うたとこやでな、はずされへん名所や! 見とかな」

と真剣に言うので笑いました。

よさこい節の歌詞 【土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た】 のことを言っているのですが、いやいや、坊さんがかんざし買ったの、そこまで重要じゃないと思うんですけど~、とおかしかったです。

この夫の、下の名前の漢字がたいへん難しい字で、記録で記入する時はいつも間違えないように必死で確認します。

その漢字の意味はとても奥深く立派で、良い名前だなぁといつも思います。

「○○さんの名前、いい名前ですよね~。でもちょっと漢字が難しいですよねぇ」

「せやろ~」

「私、いまだに覚えられないです」

「大丈夫や。オレなんか、80年この名前使こてるけど、まだちゃんと書かれへん」

「そんなわけないじゃないですか~」 とこの時も、あはは、と笑いました。

が、その後、デイでぬりえ(カレンダーになっています)をした夫は、それを妻に見せていました。

妻は 「上手にぬれてるやんか~」 と言うと 「あ! またや! また名前間違うてるで!」 と言っていました。

どれどれ? と見せてもらうと・・・難しい漢字の細かい部分を、適当にそれらしく、ちょこちょこっとごまかして書いていました。

それがなんだかおかしくて、1人でウププと笑ってしまいました。

妻は 「その年で自分の名前が書かれへんってあかんやん。この紙に練習し!」 と、紙を用意し、夫は80代後半にして大真面目に漢字の書き取り練習をしていました。

なんというか、そばにいると癒されるいい夫婦です。

特に夫は天然と言われるタイプ、ほのぼの系で楽しいです。

その日もエレベーターから降りると、夫は早歩きで家に向かい、玄関を開けて 「ただいまー!」 と元気よく言いました。

リビングに一緒に行くと、妻が 「おかえり」 と言い、その後2人はなんだかんだと話しているうちにケンカになってしまいました。

ギャーギャーと言い争っています。

これもよくあることなので、私は聞き流しながら、片づけをしていました。

ふと見ると、夫がかぶっていた帽子が床に落ちています。

いつもは自分でどこかにしまっているのですが、リビングに来るなりケンカが始まったので、とりあえず脱いで置いたのでしょう。

しかし、モノは 「帽子」 です。

私は子供のころから、帽子をまたいではいけない、床に置いてはいけない、と言われて育ちました。

頭にかぶるものなので当然だと思います。

男の子である弟の帽子の扱いは特に厳しかったです。

うっかりまたいだりすると、出世が出来なくなるからダメ! と、よく母に叱られました。

ですので、夫の帽子が床に置いてあるその状態は、縁起が良くない、これはマズい、と思い、慌てて拾ってテーブルの上に置きました。

その瞬間です。

「ちょっと! 識子ちゃん! アンタ何してんの!」

すごい剣幕で妻が怒鳴ります。

「え? あの・・・帽子が床に落ちてたから・・・」

しまった、リハビリか何かで、自分で片づけさせると決めていたのかもしれない、と思いました。

余計なお世話だったのか、と・・・。

すると妻は言いました。

「帽子をテーブルに乗せたらアカンやん! 汚いやろっ!」

へ? (  ゚ ▽ ゚ ;)

き、汚い?

「頭にかぶるもんやでな! 帽子は!」

ええ、一応、それは知っているのですが・・・。

だからこそ、床に置いたままではいけないと思って・・・。

「何言うてんの! この人の頭のアブラが染みついてるやんか! 汚いに決まってるやろ! はよ! 床に置いてっ!」

は・・・はぁ・・・。

言われた通りに帽子を床に置きました。

「帽子は汚いし、くさいやろ! ごはん食べるテーブルに置いたらアカンやん!」

へー、そうなんだ、帽子を汚いと思う人がいるのかぁ、と驚きました。

「アンタな、これ、常識やで」

とまで言われ、衝撃的  Σ(゚д゚;)  でした。

事務所に帰ってこの話をすると、 「私も拾ってテーブルの上に置くわ~」 と言った人が多かったのですが、  「帽子は汚いやろ~、私、ダンナの帽子触るのもイヤや! テーブルに置くとか考えただけでゾッとする」 という人もいて、考え方っていろいろだなぁと思いました。

私の常識では 〝帽子は床に置かない〟ですが、違う人の常識では、〝帽子は床に置く〟のです。

自分の常識に固執せず、柔軟に物事は考えなければ、とも思いました。

なんだかとても考えさせられる一件で、私にはたいへん勉強になりました。






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明るい幽霊

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今日は叔母の話を書こうと思います。

私の母は4人姉妹の長女で、この叔母は三女です。

この叔母だけが4人姉妹の中で霊感があります。

若い頃から幽霊をしょっちゅう見ていて、憑かれることも多かったようです。

その叔母がまだ若い頃、40世帯くらい入っているアパートに住んでいたことがありました。

引っ越した当時は何ともなかったのに、ある日を境に突然体調が悪くなりました。

そしてそれは日を追うごとに悪化していき、最悪な状態になって、これはおかしい、絶対に何か憑いている、と思ったそうです。

叔母はすぐに祖父母 (私から見てです) に見てもらいに行きました。

叔母から祖母に乗り移り、出てきた霊は建設現場で働いていた男性でした。

ちょっと一杯ひっかけて仕事をしていて、酔ったせいで足場から落ち、それで亡くなったのだそうです。

この男性は、お酒が大好きだったと話していたそうです。

死んだのち、成仏の仕方がわからなくて幽霊となり、誰かに助けてほしくて、40世帯の一軒一軒を回っていたということでした。

叔母に憑いたおかげで、祖母の体を借りて会話が出来る状態となり 「やっとわかってもらえた!」 と大喜びしていたそうです。

「お酒を飲みたい」 と言うのでコップにいっぱいついで出すと、ものすごーく嬉しそうに、一気にグビーっと飲んだらしいです。(実際に飲むのは祖母ですが、祖母はお酒が一滴も飲めない体質です。なのにグビグビ飲んでも酔ったりしません。不思議な現象です)

大好きなお酒をいっぱい飲んで、さらに成仏もさせてもらえるとなって、その男性はニコニコと上機嫌だったといいます。

そこで 「お礼と言ってはなんだが・・・」 とおじさんの幽霊は前置きして、こう言ったそうです。

「2軒隣りの家とは付きおーちゃあいけんよ」 と。(うわぁ、山口・広島弁、これで合ってるのでしょうか)

その家の奥さんが虫持ちだと教えてくれ、 (虫持ちについては →コチラ) さらに根性が曲がっていて性格が悪い、あんなのと付き合ったらいかん、とアドバイスしてくれたんだそうです。

そして陽気に 「ありがとう~」 と成仏していったそうです。

面白い話ですね。

助けてほしくてさまよい行った家で、 〝幽霊という存在でありながら〟 「うわ! こいつの性格、最悪やな」 と思ったわけです。

普通は、助けて~、気づいて~、お願い~、と幽霊は人間に必死ですがります。

それが 「こいつの根性、曲がっとるやんけ、あーっ! 虫まで持ってやがる、こいつあかんわ」 と、すがる立場の 〝幽霊が〟 冷静に分析している図、というのは笑えます。

叔母に対して、お酒も飲ませてくれたし、成仏もさせてもらえるから、この人にお礼をしたい、しかしただ 「ありがとう」 と言うだけでは感謝を表せない・・・と、思ったのでしょうか。

この人が後で困ったことにならないように、この情報だけは教えておかねば! と思いやりを示したことが、なんだかほのぼのとしていいなぁと思いました。

幽霊はおどろおどろしいものが多いのですが、生前の性格でこういう楽しい幽霊もいて、見えない世界は奥が深いです。 




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神仏の優しさ

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運玉を読まれた方から 「豊国廟に行ってきました!」 というメッセージを多くいただいております。

メッセージを送って下さった皆様、ありがとうございます。

読ませていただくと、皆さん何かしら秀吉さんにお土産を持って行かれていて、そのお土産が実に様々で読んでいて楽しいです。

すでにご存知だと思いますが、お供えする時は必ず袋や包みは開けてあげて下さい。

中身を出さなくても、端っこが開いていれば大丈夫です。

ビールはプシュと開けてあげないと飲めないです。

秀吉さんが生きていた時代にはなかった、近代的ないろんな珍しいものを食べられて (外国製のお菓子なども書かれていました)、美味しい飲み物も飲めて、とても喜んでおられるのではないかと思います。

たくさんの人が元気に陽気にお参りに来て、運玉のお礼を 「ありがとう」「ありがとう」 と言っているのです。

そして行かれた皆さんは、秀吉さんに親しみを持って会話をされているようですので、秀吉さんは豊臣家が滅亡してからの過去約400年の中で、今が一番楽しいのではないかな~と思います。

良かったです。

400年もの間、独りぼっちで空間に取り残されるのは……かなりつらいのでは……と思います。

私だったら耐えられないです。

メッセージをいただくたびに、あ~、よかったよかった、ありがとうございます、と読者の方に感謝しています。

さて、今日はそんなメッセージの中の一通です。

その方は、遠方から1人で豊国廟に行かれたそうです。(女性の方です)

その日、廟には誰もいなくて1人だったそうです。

秀吉さんに 『秀吉さん運玉を教えてくださってありがとうございました。良い事が増えて感謝です』 とお話をしていると、蚊が腕にとまったらしいです。

〝その蚊がなかなか逃げないし、払っても払ってもまたしつこくブンブン寄って来て、帰れオーラがすごい〟 と感じられたようでした。

〝「分かりました! サッサと帰ります!!」 と声に出したくらい帰れ~~~~という感じがスゴいんです〟 と書かれていました。

〝『識子さんは蝶々だけど私は蚊なのね・・・』 と、とても悲しい気持ちで階段を降りました〟 とも書かれていました。

階段を降りたところには、ちょっと良くない感じの男性が2人いたそうです。

その2人は読者さんに不気味な声かけをして話しかけており、読者さんは、〝この2人の男性と狭い場所ですれ違うのは想像するだけで怖いし、絶対に嫌!〟 と思ったそうです。 (多分これは、頂上の狭い場所で遭遇することを言われているのだと思います)  

その時にこの方が気づいたのは、もし頂上にもっと長くいたら確実にすれ違っていたなぁ……、ということでした。

その後、授与所 (廟のふもとにあります) で神職の方が親切に、買ったお守りに幸せを願う祈りを込めてくれたりして、 〝感謝の気持ちでいっぱいになりました〟 と書かれていました。

お礼を言って歩き出した時に小さな紫の蝶々が横切り、 〝識子さんは蝶々なのに私は蚊なのね・・・と思ったからかも♪ とクスッと笑ってしまいました〟 と書いておられました。

最後には 〝識子さん、秀吉さんに会いに行って本当に良かったです〟 と結んでありました。

この方は最後に気づかれたので良かったのですが、気づかずにお帰りになる方もいらっしゃると思うのでちょっと補足をさせてもらいます。

神仏は、何よりも本人の身の安全を優先します。

例えば秀吉さんが 「ゆっくりしていってほしいなぁ」 と思ったとしても、そこに長くいたら本人にとって良くないことが起こる、となれば、一刻も早く去るように働きかけます。

「どうして帰れオーラ全開なの⁉︎ せっかく遠くから来たのに秀吉さん、ひどい~」 と、本人が悲しむかもしれないとわかっていても、心を鬼にしてそうします。

神仏は、自分が嫌われても、早く帰れというサインを出すのです。

自分の印象なんかよりも、参拝に来てくれた人の身の安全のほうがはるかに大事だからです。

神仏はたとえ 「この神仏は合わないわ、ダメだ」 と思われても、本人が無事であれば、それでいいとお考えです。

ですので、神社仏閣の境内で何か不愉快なことがあって早めにその場を離れた時、何かが起きて参拝出来なかった時などは、その後の様子も観察してみて下さい。

嫌いだからではないぞ、お前のことを守りたいからだ、というサインをくれているかもしれません。

気づかずに帰ってしまえば、 「歓迎してもらえなかった……」 と落ち込んでしまうことになりますし、二度とその神社仏閣には行かないかもしれません。

歓迎されてない証拠だと思い込んでいたら、実は助けてもらっていた、という場合もあります。

もったいないです。

神仏は、身を案じてのことだ、助けてやったのだ、とハッキリ気づかせようとする、そんな自己主張みたいなことは大々的にはしません。

それはありがたく思え、礼を言え、ということにつながるからです。

ですから、私たちが 「ん?」 と気づくくらいの、控えめなサインしかくれないのです。

気づけばいいし、気づかなくてもそれはそれでよい、という感じです。

ですので、そこは 〝自分で〟 気づくしかありません。

拙著 「神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました」 の中で、空海さんが高速道路のETCゲートを誤作動させて閉じ、助けてくれた話を書いていますが、あれも同じです。

神仏は私たち人間を、実は、何も言わずにあちこちで助けて下さっています。

お礼を言ってほしくてしているのではありませんから、気づかずにいてもそれでいいのですが、でも小さなことでもちゃんと知ってお礼を言いたいという人は、かすかなサインも見落とさないようするといいと思います。





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空海さんが助けて下さったお話はこちらに書いております。
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占いサイトについて

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いきなりですが、このたび私が協力したサイトが Yahoo! でリリースされました。


「▼神変現実▲過去世を覗き完遂治癒×眷属降臨≪ゲマインシャフト法≫」 というサイト名で、Yahoo! 占いのコーナーにございます。


えっ? なんで識子さんが占いに協力を? と思われた方がいらっしゃるかもしれません。


そこで、協力することになった経緯を今日はちょっとお話し致します。


実は、3冊目の本の企画の一環で 「盛り上げていきましょう!」 ということで、本の発売と同時にこのサイトはリリースされる予定でした。


このお話をいただいた時、私はまだ1冊しか本を出していない状態で何もわからず、業界ってそういうものなのかな、と思ってお受けしました。


というか、正直に申しますと・・・。


突然、大きな展開になったことに舞い上がってしまって、その場でOKしたのでした。


なんせ私は田舎のおばちゃんですから、こんな私にそんな大きな話!? と、動揺してうろたえた、というのが実際のところです


それまで私は占いのサイトを見たことがなかったので、お話をいただいてからのぞいてみました。


そこで初めて 「あちゃ~」 と思いました。


明らかに私の分野ではありません。


そこから 〝保身〟 のふた文字に悩まされました。


読者の方がたくさん離れていってしまいそうだなぁ・・・。


そして、批判が山ほど来るだろうなぁ・・・。


・・・・・。 (TωT)


そうなると、自分可愛さで、ひたすら後ろ向きに思考が進んでいきます。


自分の評判を傷つけたくないので、守ろうとするのです。


契約を解除してでも、協力するのはやめたほうがいいのでは・・・と思いました。


ぐずぐず悩んでいると、元夫が言いました。


「占いは好きやけど、スピリチュアルには興味がないって人もおるんちゃう?」


「そういう人は神様とか仏様のありがたさを知らへんのんちゃうん?」


「占いサイトから桜井識子を知って、ちょっとブログを見てみようかな、と読んで、そこから神様のありがたさに気づくこともあるで?」


「やめてもうたら、そういう人には神様が伝わらへんよ? それってええの?」


いちいち言うことが正論です。


そういえば、少し前の話になりますが、とある開運法にハマっていて毎日一生懸命いろいろやって疲れました、という方からメッセージをもらったことがあります。

私のブログで神様仏様の癒しを知り、それを自分で実感してから、心安らぐ日々を送っています、とお礼が述べられていました。


もう1人、別の開運法にハマっていたという人からもメールをもらいました。


その方は、たまたま図書館で私の本を見つけて手に取った、と書かれていました。


私のブログを読んで以来、神社やお寺を参拝するという楽しみが増え、神仏の存在とありがたさに感謝しています、識子さん、ありがとうございました、というお礼が書かれていました。


私は、知るべき人が神様仏様の世界を知って、行くべき人がその神社仏閣に行く、そして、そこでもらうべきご加護をもらう・・・そのお手伝いをさせていただいていると思っています。


なぜ、そう思うのか? というと、ブログにいただくメッセージには、私なんかよりもはるかに神仏に目をかけてもらっている様子が、本当に多く書かれているからです。


よかったなぁ、と心底思いますし、その神仏のほうも喜ばれているだろうなと思います。


神仏の世界を知っていただくことは大切なことだと思います。


批判されるのは嫌だなぁ、と 〝自分の評判〟 にこだわっている私は・・・元夫が言うように、なにかちょっと違うんじゃないか、と思いました。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆ 


私は占いを致しませんので、


このサイトでは 「桜井識子があなたに伝えるメッセージ」 というコーナーで、協力しています。


占いのほうは、コンコースさんという会社が担当されています。


コンコースさんはこの業界では大手で実績がある会社です。


ゲッターズ飯田さん、Dr.コパさん、木村藤子さん、など多くの有名な方の占いサイトを運営されており、メンタリストDaiGoさんの携帯サイトなども制作されています。


日本を代表する大手企業のシステム構築等もされていて、信頼出来る会社です。


そのコンコースさんが、占いの部分をすべて担当されています。


重ねて申し上げますが、


私は 『桜井識子があなたに伝えるメッセージ』 というコーナーだけ、


でのご協力となっておりますので、占いの結果は私の鑑定ではございません。


゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆


さて、ここで、私が本心から言いたいことは、ひとつだけです。


「この記事、占いに興味がない方は、スルーして下さいね」 です。


「識子さんのために、占いに興味はないけど、クリックを・・・」 という、お心遣いはいらないです。(キッパリ)


ですので、興味がない方は、これっきり忘れて下さいね。


これは 「なぜ占いサイトに識子さんの名前が?」 と不思議に思われる方がいらっしゃるのでは? と思い、書いています。


パソコン占いを日頃からしている、パソコン占いに興味があるという方は、なにか新しい画期的な占いらしいので、一度のぞかれてみて下さい。


これからも神様や仏様のありがたさ、神社仏閣でいただけるご加護などを皆様にお伝えして参りたいと思っております。


時にはその方法に対して、ちょっと違和感があるなぁ、と思われる方がいらっしゃるかもしれません。


私も何が良くて、何が良くないのか……今はまだ手探り状態です。

ただ・・・神様仏様のありがたさを、まだご存知でない方にはぜひ知っていただいて、ご自身の世界を広げてもらいたいと思っています。


これからも一生懸命頑張ってお伝えして参りますので、今後も変わらず応援をしていただけたらありがたいです。


どうかよろしくお願い致します。







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不思議な縁のお話

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少し前になりますが、親戚のうちに遊びに行った時のお話です。

夕食を終えてのんびりしていると、叔母の友人のAさんが 「こんばんは~」 と来ました。


Aさんとは家族ぐるみのおつきあいだそうで、叔父も混じって楽しく談笑しました。


夜が更けてきて叔父が席をはずすと、そこからちょっとしんみりとした話になりました。


Aさんが語り始めたお話は、以下のような内容でした。


Aさんは何十年かぶりに、Bさんという高校時代のお友達と、偶然、1年前に再会しました。


2人は当時に戻ったかのようにお互いすぐに打ち解け、楽しくて華やいだ気持ちになりました。


それからは他のお友達も交えたりして、一緒にお出かけしたり、食事をしたり、ワイワイととても楽しく過ごしていました。

ほどなくBさんにガンが発見されて、Bさんは入院しました。


Aさんは、Bさんに少しでも喜んでもらえるよう、元気になってもらえるように、時間をみつけてはせっせとお見舞いに行っていました。


そんなある日、Aさんは用事があって出かけた先で、ふと、Bさんのことが気になりました。


しかし、用事を済ませていると遅くなるし、ちょっと体がしんどいし、で、お見舞いは明日にしよう、とその時は思いました。

でも、気になって気になって仕方がありません。


「少しだけ寄って、顔を見たらすぐに帰ろう」 とAさんは帰宅前に病院に向かったのでした。


Aさんが病室に到着すると・・・Bさんのご主人が、たった 〝今〟 亡くなった・・・と言いました。


それは本当に突然のことで、 「え?」 と思っていると、お医者さんや看護師さんが慌ただしく病室に来て、あれこれ確認をし、ご臨終です、となりました。


Aさんは、Bさんのご遺体・ご主人と一緒に、お通夜とお葬式をする斎場に行きました。


一旦家に戻っていろいろと準備や手続きをしてきますので、少しの間ここをお願いします、とご主人に頼まれたAさんはBさんのご遺体に付き添いました。


ご主人も急なことで取り乱しており、そのせいかなかなか戻って来ません。


Aさんは夜遅くまでBさんのそばにいました。


Bさんにお子さんはなく、親戚の子がたまたま用事があってその時に東京から来ていました。


急いで斎場に駆け付けて来ましたが、その人も別件の都合で長くはいられず、結局Aさん1人がずっとついていたのでした。


その後、お葬式がバタバタとあって・・・という話でした。


亡くなる1年前にばったり再会して、昔のように仲良しに戻ってとても楽しかった、これって偶然じゃないよね、とAさんは言いました。


それまではまったく連絡も取っていなかったそうです。


亡くなった直後に行ったのも偶然とは思えない、と言っていました。


Aさんが付き添ったことで、Bさんは斎場で1人ぼっちにならずにすんだわけで、あの時、自分の直感に従って行ってよかった~、と言っていました。


縁ってこういうことなのかな、というお話だったのですが、聞いていた私は・・・微妙に何かが引っかかりました。


話はそこですべて終わったはずですが、Aさんもなんだかんだと同じことを言ったりして、その話を引きずります。


そこで、私が気になって仕方がない部分を聞いてみました。


「もう49日は済んでいるのですか?」


すると、Bさんの49日は5日後だと言います。


そこで、Aさんは、 「あ! そうだ!」 という感じで、Bさんのご主人は無宗教であるため、49日の法要はしないんだって、ということを付け加えました。


ああ、そうか、それが言いたかったのだなぁ、Bさんは、と思いました。


Bさんは成仏する際に、お経のお手伝いが必要なのでしょう。


法要をしないとなると、誰かになんとかしてもらわないとお経の助けがもらえません。


Aさんはとても信仰心のあつい方です。


ですから、ちゃんとBさんの49日も把握されていましたし、法要をしなくてもいいのだろうか、ということも心に留めていました。


そのことを告げると、Aさんは 「どうやってBさんのお手伝いをすればいいの? なんでもするよ! 私!」 と言います。

49日にどこかのお寺へ行って、写経をしてあげるようにアドバイスしました。


「それだけでいいの? お寺で49日の法要を頼もうか?」 と聞かれましたが、その場に位牌、もしくはお骨がなければ、お経は届きません。


位牌やお骨が家にあるのに、お寺で法要をしてもありがたいお経は本人に作用しないのです。


しかし、写経は仕組みが違いますので、見えない世界に確実に作用します。


あちらの世界にいるBさんに 「般若心経」 というお経を届けることができるのです。


「為」 のところにBさんの49日の供養とか、49日で成仏しますようにとか、心をこめて書けば、立派なひとつのお経が・・・、それも故人を思うあたたかい気持ちがしっかり詰まった優しいお経が届きます。


お坊さんの読経はパワーがありますので、成仏を一気に手伝ってくれます。


けれど、お坊さんの読経がなくても、心のこもったこの般若心経を助けとして、Bさんは成仏していけるのです。


ただ、注意点がひとつあって、写経が仏様に奉納できるかどうか、確認しなければなりません。


お寺で写経をしても、持って帰ってくださいね、と言われるところもあるので、事前に調べて奉納させてくれるお寺で写経をします。


Aさんは、 「さっそく調べて、絶対に行く!」 と言っていました。


そして 「あ~、なんだか、すごくスッキリした~」 とすがすがしい表情で言っていました。


「よかった~、これでBさん、成仏できるね!」 「Bさん、不安だったんだろうね、でもこれで大丈夫やね、本当によかった~」 と、Aさんは自分のことのように喜んで、そして安堵していました。


Aさんが帰る時、玄関先で 「あら? もしかして、私、この話をするためにここに来たのかしら?」 と、不思議そうに笑っていました。


そうですよ、と思いましたが、余計なことは言わないでおきました。


人が人を思う気持ちは優しくてあたたかいなぁ、と思いました。


これを書いている今は、Bさんはもうちゃんと成仏していて、Aさんに感謝しながら仏の道を歩まれていることと思います。








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身を守る注意点

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秋の行楽シーズンですね。

全国で、あちこちの神社仏閣やパワースポットに行かれる方も多いと思います。

そこで今日は、ちょっとした注意点を書いておきます。

というのは、読者の方から気になるメールをいただいたからです。

まず 〝滝〟 ですが、滝には種類があります。

神様がいる神域の滝は夜に行っても全然問題はないのですが、そうではない滝は、 (ほぼ全部がそうではない滝に分類されると思います) 日が暮れ始めたら行かないほうがいいです。

行者が修行をするような滝となると、日中の太陽がサンサンと輝いている時にしか行ってはダメです。

脅かすような感じになってしまうので、今まで書くのは控えめに書いてきましたが、知らなければ危険な目にあう可能性もあるなぁと思い、一度しっかり書いておくことにしました。

幽霊は非常にのどが渇きます。

ですので、日が暮れ始めると、こういう水場に水を飲みに群がります。

修行なかばで亡くなった行者は、いまだに修行をしている者もいて、このような者たちも日が暮れ始めると動き出します。

日が暮れ始めるとは何時を言うのか、というと、太陽が隠れるその時間をいうのではなく、安全なのは15時くらいまで、せめて15時半には引き上げたほうが無難です。

行者場の滝に何時までなら行けるかな・・・と考えてみて、私だったら16時以降は行きたくない、と思いました。

幽霊が憑いてくることもありますし、行者が憑いてくることもまれにあります。

波動もいいものではありません。

ただ、太陽の光が強い真昼間だったら大丈夫です。

その手のよくないものは、太陽光が苦手だからです。

ネットなどで 「パワースポット」 と紹介されていたとしても、今言った状況は変わりません。

滝は滝です。

神域でない限り、気をつけたほうがいいと思います。

それから、1日で神社を何社かまわる場合、位が高い神社を最後にするといいです。

その理由は、一番高い波動を最後に身にまとって帰れるから、です。

それはつまり、どういうことかと言うと、もしもそれまでに悪いものが憑いていた場合、高い波動がすべて祓ってくれます。

そしてその高波動のまま家に帰れる、というわけです。

2冊目の本に書いたのですが、奈良に行った時、 「一般人は行かないほうがいい廃寺跡にある修行場の滝」 や古墳巡りをしました。

そしてその日の最後は大神神社に行きました。

そこで私は三輪山の神様に、たくさん憑けている、と言われました。

詳細は教えてもらえませんでしたが、何かがたくさん乗っていたようです。

幽霊ではなく中途半端な存在の行者だの、古代の霊だの (こちらは波長を合わせようとしたためです) そういうものが憑いていたのだと思います。

それを大神神社で、山岳系の神様の強い力ですべて祓ってもらいました。

おかげさまで無事に家に帰ることが出来ました。

「一般人は行かないほうがいい廃寺跡にある修行場の滝」 は、ネットではパワースポットとして、いくつかのサイトが紹介していました。

すごいパワースポット! と大絶賛していたサイトもありました。

そんなにすごい滝なのか~、とそれで私も行ってみたのです。

パワースポットだったら、本に書くつもりでした。

実際に行ってみると、そこはパワースポットでも何でもなく、亡くなった行者がたくさんいる陰気な場所で、これはやばい、と思い早々に引き上げました。

ネットの情報は真実ではないこともあります。

ですので、自分の身を守るために、滝とはそういうものである、と知っておいたほうがいいです。

出雲大社の裏手の山にある 「八雲の滝」 は、パワーをもらえるとても良い場所ですが、本にも書いたように、帰りにもう一度出雲大社の境内を歩いたほうがいいです。

どうしてかというと、滝がある八雲山より出雲大社の方が波動が高いからです。

あの滝は大丈夫だとは思いますが、 〝もしも〟 〝万が一〟 の時に、高波動で祓ってもらえるように、という意味です。

そんなに神経質になる必要はないと思いますし、98%くらいの確率で大丈夫だとは思います。

ですが、体質によっては危ないこともありますので、心の片隅にちょっと置いておくと、身を守るのに役立つ・・・というそんな注意点を今日は書いてみました。




ご参考までに・・・

「一般人は行かないほうがいい廃寺跡にある修行場の滝」です。向かって滝の左側の洞窟には、よくないものがたくさんいました。
滝1



全景はこのような雰囲気になっています。中央の正面の奥が滝です。
滝2




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神無月

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最近、いただくメッセージがとても増えて、本当に嬉しいです。

ありがとうございます。

すごく励みになりますし、皆様の不思議体験や、いろいろなお話を楽しく拝読していると、癒されます。

なかには大変勉強になる内容が書かれていたり、感動するものがあったり、お気持ちがダイレクトに伝わってきて、こちらこそありがとうございます、と頭を下げずにはいられないメッセージもあったりして、ありがたいなぁとしみじみ思います。

質問も多くいただいております。

誠に申し訳ございませんが、質問に関しましては、個別にお返事は出来ない状況にあります。

お時間のある時で結構です、いつまでもお待ちします、と謙虚に思いやりを持って書いて下さっているのですが、その時間が本当に足りなくて、毎日時間に追われて生活しています。

ご期待に添えなくて、本当に申し訳ございません。

いつかブログに書いていただければ・・・と控えめなお申し出の方もいらっしゃって、そう言われるとなんとかすぐお答えしたいとは思うのですが、こちらもたまっている質問が多くて・・・。
(TωT)

申し訳ございませんが、いつになるかお約束が出来ないです~。

もうなんか、本当にすみません、申し訳ないです。 

それと、あまりにも個人的なご質問はブログでお答えするのは憚られ、でもお答えしたいのはこっちだったりして、そこらへん難しいなぁと思います。

いつかどこかで、個人的なご質問にさくさくお答え出来るようなシステムを、とも思うのですが、それも現時点では非常に難しく・・・。
(ノ_-。)

どうかそこのところ、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

あ、それから、メッセージは私しか読んでおりません。

というか、私以外は絶対に読めないです。

ですので、そこはご安心していただいて大丈夫です。

それと、いろいろな神社仏閣・パワースポットに関するご質問ですが、これは実際に行ってみないとわからないです。

今までは関西だけでしたが、時間を見つけて、これからは少しずつあちこちの神社仏閣を回りたいと思っています。

関西地方にお住まいではない方は、もうしばらくお待ちいただけるとありがたいです。

いただくご質問のなかには、 「あ、それはすでに書きましたよ~」 というものもあります。

神無月についての質問が多く届いているのですが、詳細は2冊目の本 「神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました」 に書かせていただきました。

ですが、 「神無月に神様は神社にいらっしゃらないのですか?」  「10月は神社に行っても無駄なのでしょうか?」 という質問が多いので、この件に関して要点だけですが、今日は書かせていただこうと思います。

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

10月は神無月という名前になっていますが、神社の神様がひと月まるまる不在、ということはないです。

〝そこそこ大きな神様〟 は、出雲大社の神在祭の期間だけ、出雲にお出かけになります。

今年でいうと、11月21日夕刻~11月28日夕刻、ですね。

この期間に出雲へ行かれるので、10月はどこにも出かけず、神社におられます。

「11月20日はどうなのでしょう?」 という質問もありましたが、11月21日のお昼でもまだご自分の神社にいらっしゃいます。

夕刻、となっていますので、それより早めに行くことはないです。

この神在祭の期間だけが不在となります。

しかし、 〝そんなに大きくない神様〟 〝こじんまりとした神様〟 は、事情がちょっと変わってきます。

この神様方は、直接出雲へ行くのではなく、関係がある大きな神社での会議に出席、となります。

例えば、伊勢神宮での会議には、伊勢神宮に関係がある神様方が出席されます。

この関係した会議の期間も7日程度だと思われますが、それは 「いつ」 と、決まっていないそうです。

神在祭の前というのは確実で、伊勢神宮の去年の会議は10月の終わり頃でした。

ですので、10月中旬~下旬あたりの1週間程度は、神様がお出かけになる日があります。

その1週間に神社に行くのは無駄なのですか? と思われた方、そこは大丈夫なシステムになっていますので、ご安心下さい。

神様が不在の時は、眷属が責任を持って留守番をしています。

どういう人が来て、どのようなお願いをしたかとか、神様が不在の期間のことをすべて漏らさず、きっちり神様に報告しています。

ですので、行っても無駄ということはありません。

「眷属ではなく、神様を感じたいんです」 という方は、その神様が、

①関係している会議に出席するほうの神様なのか、直接出雲へ行かれる神様なのかが、まず不明である点と、
②会議出席のほうだとしても、いつがその会議なのか明確でないという点から、

10月と、神在祭の期間は避けられたほうがいいかと思います。

以下の3種類の神様、

★山岳系神様(出雲大社にも行かないので1年中、神社におられます)

★大きな神様(例えば、伊勢神宮や宇佐神宮、伏見稲荷などのクラス。事前に会議を開催する神様で、こちらは出雲大社に行かれます。神在祭期間は不在です)

★直接出雲大社に行く神様(確実に言えるのは、日御碕神社、須佐神社、太宰府天満宮、氷川神社。今後、新たにわかったらまたお知らせします)

この神様方は、神無月でもお出かけになることはなく、神社におられます。





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吉備津神社

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岡山市の話をいくつか以前にご紹介させていただきました。

「吉備津〝彦〟神社」 と 「鬼ノ城」 のお話です。

この時に 「吉備津神社」 にも参拝したのですが・・・実は、何も教えてもらえませんでした。

この神社のご祭神は 「大吉備津彦大神」 一般に言われている 「吉備津彦(きびつひこ)」 で、桃太郎のモデルとなっている人物です。

理由はわかりませんでしたが、シャッターをガラガラ閉める程度ではなく、なんというか、 「一切のものを通さない核シェルターの扉」 というくらいの防御をされました。

そうなるともう交信は不可能なので、仕方なく廻廊の方へ行ってみました。

この神社には、屋根付きの長い外廊下のような美しい廻廊があります。

廻廊を下っていると、いつの時代なのか判然としない、白い装束を着た巫女が十名程度、右往左往しているのが見えました。

多分、その場所の過去の映像だと思います。

全員、すごく慌てています。

衣擦れの音までハッキリ聞こえました。

どうしてバタバタしてるのかな? と思いましたが、廻廊はそこで右手にある御釜殿へ行くようになっていたので、先にそちらへ行ってみました。

御釜殿には、大きな釜が据えられていて、火が焚かれています。

この釜の下には、吉備津彦が退治した 「温羅(うら)」 が埋められているそうです。

温羅とは、桃太郎の鬼のほうのモデルとなった人物です。

温羅は吉備国に空を飛んでやって来て、鬼ノ城を拠点として一帯を支配したそうです。

温羅は、古代吉備地方の統治者であったとも、一説には百済の皇子だったとも言われています。

製鉄技術を吉備地域へもたらしたのは温羅という説もあります。

ですが、温羅は婦女子や船を襲ったとか、人間や猿を食べたとかも言われていて、人々から大変恐れられていたというふうになっています。

吉備の人々が都へ出向いて窮状を訴えたため、第十代崇神天皇の時代に吉備津彦が遣わされ、温羅を退治したのだそうです。
 
吉備津彦は温羅の首をはねて殺し、首を晒しましたが、死んだのちも温羅は唸り声をあげていました。

そこで吉備津彦は家来に命じて、犬に食べさせ骨だけにするのですが、唸り声はやまず、ついには御釜殿の釜の下に埋めた、という伝説が残っています。(この先も話は続きますが省略します)

その御釜殿は小さな建物になっていて、そこに据えてある大きな釜には火がくべられており、煙がもうもうと立ち込めていました。

私には釜の下に悪いものの首があるようには思えませんでした。

怨念も何もない、静かな空間でした。

長年、神事を行ってきたからそうなっていたのかもしれませんが、どうしても鬼の首が埋まっているとは思えませんでした。

御釜殿を出て、再び、廻廊を奥へと行くと、また当時の映像が見え、今度は一列に並んだ僧侶が廻廊入口の部分に見えました。

さっきの巫女たちは、ふいに来たお客さん、高僧の食事の接待等をしなければいけないから慌てていたのかな? と思いました。

そのまま境内の一番奥まで歩き、一旦、敷地外の道路に出ました。

そこから中山茶臼山古墳まで歩いて行けるようになっています。

中山茶臼山古墳は、吉備津彦のお墓とされています。

歩いていけるのならこのまま行った方が早いな、と思い、少し歩いてみたのですが、なぜか急に猛烈に気分が悪くなりました。

吐き気とめまいがするので、これはやばい、と慌てて引き返しました。

再び、神社の敷地に入り、今度は廻廊を奥から入口に向かって反対向きに戻っていたら、さきほどの時代がまた見えました。

巫女たちが向こうから、こちらに向かって必死でバタバタ走ってきます。

巫女たちは接待で忙しくしていたのではなく、すごい形相で逃げていたのでした。

その後ろから僧侶が4人、厳しい表情で、一列になって歩いて御釜殿へ向かっています。

何かを調伏する・・・そんな雰囲気でした。

恐ろしい霊現象でもあったのか、そのような様子に見えました。

最後にもう一度、拝殿前に立ってみましたが、核シェルターの扉は開けてもらえず・・・残念ですが、何も収穫がないまま帰ることになりました。

しかし、ここの本殿・拝殿は本当に美しいです!(国宝です)

全国で唯一の様式 「比翼入母屋造」 で、その建築美を堪能させてもらいました。

何もわからなかったけど、ま、これだけでも来た価値は十分すぎるほどあるしね、と自分を慰めました。

神社を出て、気を取り直して、今度は吉備津彦のお墓である中山茶臼山古墳に向かいました。

続きます。



拝殿正面です。
いい感じなのですが・・・私の目の前には
見えない核シェルターのドアがありました。(泣)

吉備津神社1



廻廊の入口です。奥のほうで下りになっています。



 
入口から少し進んだところで撮影しました。
ここで巫女さんたちが右往左往していました。




廻廊の左手にあったお社です。

吉備津神社4



登ってみましたが、えらくご機嫌ななめでいらっしゃいました。

吉備津神社5



そのお社の参道を上から撮影しました。
左側の草むらをバサバサと何者かが走る音がしていて、
(動物ではなく人間が走る音でした)
道を降りたところでもカサカサと大きな音が足元で鳴っていました。
クマンバチの大きいものが胸にバシッと思い切り激突してきたりもしました。

吉備津神社6



奥から廻廊と本殿を写した写真です。
美しい社殿です。

吉備津神社7





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中山茶臼山古墳

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※前回の続きです。

神社を出て気を取り直して、中山茶臼山古墳に向かいましたが、この古墳でも道に迷いました。

地元の人からしたら、 「はぁ? 迷った? どこで?」 と思われるかもしれません。

岡山にお住まいではない方にご説明を致しますと・・・。

古墳の位置は、マップの、丸で囲んだ 「吉」 という字の、下の青丸です。

マップ上部にある吉備津神社から古代吉備文化財センターに行くまでの 「1本道」 のわきにあります。

この1本道は文字通り、山の中を1本しか道がない、という状態です。




マップ

※マップは岡山県古代吉備文化財センターのHPからお借りしています





ですから、青い道をマップ上から下に向かって走って、文化財センターで駐車したら、そのまま来た道を戻ればいいだけなのです。

子供でも迷いません。

それを私は、なぜか全然違う方向・・・黄色い道を歩いていきました。

細い坂道を下っていき、ふと、 「古墳は小高い丘であるはずなのに、下るのはおかしいのでは?」 と気づきました。

そこから、ひーひー言いながらまた登り、文化財センターに戻って・・・あ! 来た道はこっちじゃん! と思いました。

なぜ、その方角に歩いたのかわからない・・・この間違いは常識ではありえない! と思いました。

私は地図が苦手ではありませんし、方向音痴でもないです。

今考えても、どうしても納得がいきません。

古墳の埋葬者と私の波長が合わないのかもしれない、と思いましたが、負けてなるものか、と古墳に登っていきました。

陵墓までの石段を登っていると、私のはるか前に1人、誰かが登っていました。

それは陵墓の、植木の剪定をする職人さんで、私が登った時にちょうど仕事を始めたところでした。

陵墓の中を感じようにも、機械の音がうるさくて集中出来ません。

それでも頑張って陵墓を感じていたら、いきなり見えました。

それは、横向きに、あぐらをかいて座っている、背中を丸めたおっちゃんでした。

40歳~50歳に見えました。

古代の服を着ています。

そのおっちゃんがその姿勢のままで、チラ、とこちらを見て、それきり消えてしまいました。

ものすごーーーーーく機嫌が悪いみたいでしたが、理由まではわかりません。

仕方なく陵墓の前を離れ、反対側にある円形の広場のような所に行ってみると、そこにはとてもいい気が流れていました。

この下に眠っている人はいい気を持っているのだな、と思いました。

思ってから、この下に人が埋まっているとかアリなの? と疑問でしたが、なぜか自然にそう思いました。

古墳から戻る長い参道の石段で、もう一度振りかえって、なぜ避けられているのか陵墓を感じようとすると、 

「早く去れ!」 と大声で怒鳴られました・・・。

( ̄_ ̄ i) ・・・・・。

理由くらい言ってくれてもいいんじゃないの !?  と、切れそうになりましたが・・・、

いや、すみません、見栄を張って上品に書きました。

本当は埋葬者に対して、 「理由くらい言いなさいよっ!」 と負けずに怒鳴り返しました。

しかし、いくらくやしいからといって、面と向かって文句を言うためにもう一度長い石段を登る気力も体力もなく・・・おとなしく帰りました。

理由は言ってもらえませんでしたが、強烈に避けられているのは明白でした。

というわけで、私の訪れた実感として、中山茶臼山古墳に埋葬されている人物と、吉備津神社のご祭神は同じなのではないか? と思いました。 (吉備津神社のほうは見えなかったので推測です)

明らかに言えるのは、吉備津神社のご祭神は別人である、ということです。

吉備津神社と吉備津神社、どちらのご祭神も吉備津彦となっていますが、同じ神様ではありません。

どちらも男性ですし、没年などを調べたらわかるのかもしれませんが、(吉備津神社の神様のほうが若かったです) どちらが、伝説の吉備津彦なのかはわかりません。

面白いなぁ、両神社の本当の成り立ちを知りたいなぁ、と思いました。

またいつか岡山を再訪して、もう一度、吉備津神社と中山茶臼山古墳にチャレンジし、謎を解きたいと思っています。

ちなみに、吉備津神社は私が避けられていただけで、他の方にはオープンな神様だと思います。





古墳の入口になります。

古墳入口


  


陵墓正面です。
吉備津彦? のおっちゃんは、写真の左側に向かって、
あぐらをかいて座っていました。

中山茶臼山古墳2





お仕事をしている植木職人さんです。

中山茶臼山古墳3





いい気が流れている円形の場所です。

中山茶臼山古墳5





陵墓の前から円形の所を撮ってみました。
こちらは穏やかであたたかい、良い場所でした。

中山茶臼山古墳4






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吉備津神社:続き

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前回の中山茶臼山古墳の記事で、 「この古墳でも道に迷いました」 と書いています。

最初は、吉備津神社のお話のところで、道に迷ったことも書いていたのですが、 「道に迷う = 避けられている」 ではないので、誤解を生む書き方はしないでおこう、と書くのは控えていました。

方違え(かたたがえ) という、いい意味で迷う場合もありますし、神仏に目をかけられているからこそ迷う・・・信仰を試されている、といったケースもあります。

どちらかというと、いい意味のほうが多いような気がします。

ですので、迷ったからといって、今回の私のように避けられている、ということではないので、そこのところはどうか勘違いをなさいませんように・・・。

というわけで、吉備津神社の核シェルター扉の話の補足です。

吉備津神社で迷ったことから書きます。

カーナビに案内されて問題なく走っていたのですが、吉備津神社の近くで、まず左折する道がどこかわからず、通過してしまいました。

すぐ手前にも左折する道があって、 「え? ここ? いや、ここじゃないよね?」 と悩んでいるうちに通過してしまったのです。

めったにないです、こういうミスは。

で、まあ、仕方がないのでUターンをしました。

「さきほど左折って言われた所を、右折すればいいんだよね」 と、右側のレーンを走っていたら、予想外の 「左側道です」 とナビに指示されました。

「えええーっ! Σ(゚д゚;) 」 と叫びました。

片側3車線の道路なのです。

一番右のレーンにいるのに、急に左側道に入れと言われても入れるはずがなく、 「え? ここは、右折はできないの?」 と問いかけてもナビが答えるはずがなく・・・またしても通過してしまいました。

「ンモー、またUターンするのも面倒くさいし、とりあえずどこかで右折すれば、そこから再検索で道を教えてくれるだろう」 と思って、少し通り過ぎたあたりで右折しました。

そこからすごーーーく遠回りをし、狭ーーーい、車1台分しかない道を譲ったり譲られたりしながら走り、やっとの思いで着いたのは神社の裏手の、これまた細い路地でした。

「目的地周辺です、音声案内を終了します」 とナビにきっぱりと言われましたが、そのあたりに駐車場はありません。

「???」 と少し先に行ってみたら、神社の表に出て、そこは広い道で大きな駐車場もありました。

いい意味の迷子じゃないなぁ、このパターンは歓迎されてないかもなぁ、と思いましたが、気にしないことにして、参拝しました。

吉備津神社の鳥居をくぐると、いきなり何かが目の前に飛んできました。

そして、不思議なことに、私の顔の真ん前で急降下して落ちました。

見ると、スズメバチが2匹がくっついて暴れています。

ひ~え~! と叫びそうになりましたが、刺激をしたら刺されそうだったので、黙って微動だにせず待ちました。

スズメバチはさすがに怖いです、

しかも2匹だし・・・。

どういうこと? どういうこと? と思いながら石段を上がったのでした。

そしたら、核シェルターの扉、だったわけです。

神社に到着する前から、すでに 「来んといてくれ」 と言われていたのでした。

岡山に行ってからずいぶんたつのに、なんで今頃書いているのかというと、私個人が避けられた話で、しかも謎だらけで、よくわからない・・・お話だと思ったのです。

しかし、なぜか急に書きたくなって、よくわからない話はよくわからない話として、体験をシェアする目的で書いてもいいかな、とアップしてみました。

そしたら、数名の方が、それはこういうことなのでは? と推理をして下さって、 「そうかも!」 「なるほど!」 と思いました。

私がわからなくても、読者の方が謎解きをしてくれるんだな、なんでも体験したことは書けばいいんだな、と思いました。

資料を送ってくれた方もいらっしゃいました。

ありがとうございます。

というわけで、写真も最後に載せておきます~。

猫ちゃん、笑えます。



 
スズメバチです。
2匹もいるとビビリます。

蜂



吉備津神社で参拝を終えた後です。
石段を降りようとしたら、
えらく睨んでいる猫が~。

猫1



うわぁ、すごく機嫌悪そうです。
はよ帰れや! と猫ちゃんを通して伝えているのでしょうね~。
それでも古墳に行ったから、怒鳴られたのでしょうねぇ。
( ´艸`) ふふふ

猫2





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性格

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少し前の話です。

事務所で、同僚の柿さんとリンゴさんの3人の時のことでした。

今日は登場人物を果物と色で表現します。

先日、アルファベットで表記していて、うっかり書いている自分が混乱してしまい、間違えたままアップしてしまいました。

読者の方から、あの~、もしかして・・・間違ってません? と遠慮がちにご指摘いただいて、 「きゃーっ!」 と、大慌てで訂正しました。

(TωT) ううう。おばかがバレバレです。

果物とか色なら、 「私が」 混乱しなくてすむかな~、というわけで、同僚の柿さんとリンゴさんとの会話です。

柿さんとリンゴさんとで、利用者さんの緑さんの話をしていました。

緑さんは70代後半の女性で、非常にハッキリとものを言う人です。

そして人の話が大好きなので、サービスに入ると結構いろんなヘルパーさんの感想を言ったりします。

柿さん 「緑さんがなぁ、新しいパートさんのことボロカス言うてはったわ」

リンゴさん 「へぇ。なんて?」

柿さん 「チャラチャラ口だけええこと言う人や、って。信用でけへんから嫌いなんやて」

リンゴさん 「あ、それ、ちょっとわかる~」

この緑さんは、人を見抜く能力がすごいのです。

新人のケアマネが来た時、 「あの人、すぐ辞めよるで。見とってみ」 と言ってたのですが、本当に2ヶ月もたずに辞めました。

1回サービスに入っただけのヘルパーさんを、 「あの人は上司に取り入るタイプや。褒められとーて何でも上司に話しよるわ。アンタ、油断したらアカンで!」 と言っていたのも正解でした。

緑さんってすごいよね、と2人は話していたのですが、 (私は必死で書類を作っていたのでここまでは聞くだけでした) そこで柿さんがリンゴさんに言いました。

「なぁ? 緑さん、私のことはなんて言うてんの?」

「柿さん、時々タメグチで話してるやろ? 緑さんは全然ええみたいやけど、よそでそのうち痛い目に遭うで、って言ってたよ」

「あ-、そこかー。つい出てまうねんなー」

「こんな小さいテレビでよく見えますね、とかも言うたやろ? あれ、怒ってたでー。買うお金がないんちゃうんや、って」

「マジでー」

たしかに緑さんは柿さんのことをそう言っていますが、でも柿さんのサバサバしたところが好きなのです。

そのことを知っている私がそこで会話に加わって付け加えました。

「口は悪いけどお腹の中には何もない、ええ子や、って言ってたよ」

それを聞いた柿さんは 「よかった~」 とホッとしていました。

リンゴさんが 「緑さん、識子さんのことがお気に入りやからなぁ、次は識子さんが来んの? っていつも聞かれるわ」 と言いましたが・・・。

いや、そんなことはない、私のことも深く見抜いてなにか言ってるはずだ、と思い 「なにか私の欠点も言ってるやろ~?」 と聞くと、柿さんがウププと笑いました。

「うん。ひとつだけ、な」 と言います。

リンゴさんもふふふ、と笑っています。

それは何? と思ったら教えてくれました。

緑さんはこう言ったそうです。

「識子さんなぁ、気ぃこまいやろ? 気ぃこますぎて、味付けが薄いねん・・・」

あっはっはー! (≧▽≦) と、聞いた瞬間、大笑いしてしまいました。

緑さんちで料理をする時、緑さんは横でずーっとおしゃべりをしています。

そして私がお醤油をちょびっとずつしか入れないのを見て、 「もっとドバーっと入れんかいな」 と毎回言うのです。

「ドバーっと入れて濃くなった場合、取り返しつきませんやん」

「そんなことあるかいな」

「濃くなったらあとが大変ですから、ちょっとずつ入れます」

と言いつつ、お醤油を傾けるのですが、お徳用のお醤油はボトルが大きく重たいです。

その重たいボトルを、ドバーっと入らないように細心の注意を払って傾けるので、時々、手がプルプル震えたりします。

「アンタ! 手ぇ震えてるやないの! なんでそこまで緊張する必要があるねん」 と緑さんは笑っています。

「ですからね、緑さん、薄いのは足せますけどね、濃くなったら取り返しがつかないんですよ」

「アンタ、ホンマ気ぃこまいなー」

という会話をしているのです。

この 「気ぃこまい」 という性格の欠点に関しては、言うべきところで言う勇気がない、抗議すべきところでも我慢してしまう等のいろんな話が過去にあって、そこからきています。

最適な言葉は、 「ビビリ」 だと思うのですが、緑さんは 「気ぃこまい」 と言っています。

緑さんは時々 「私が今からアンタの代わりに電話したる」 などと、私のことで代わりにブチ切れたりもしています。

カレーの時など、おたまの上でカレールウをチマチマ溶かす私を見ていて、 「そんなもん、パッと入れて混ぜたらええねん」 と言います。

「そんな大胆なことをしたら、溶けてないところが野菜とかにベターってくっつくじゃないですか」

「そんなん、そのまま食べたらええやんか」

「え! そしたらそこだけ辛くて、うわぁ! ってなりますよ」

「・・・・・  ( ̄_ ̄ i)  アンタ、そんなんじゃ世の中渡っていかれへんで」 

緑さんは糖尿病で高脂血症、さらに血圧の薬も飲んでいます。

ケアマネからは 「うす味で調理をして下さい」 と指示が入っているのですが、本人は濃い味が好きなのです。

「もやしのピリ辛炒めを作って」 と言われた時、調味料をちびちび入れる私に 「もっとドバーっと入れな薄うて食べられへんがな」 と言われました。

「緑さん、さすがにピリ辛は濃いと本当に取り返しがつかないですよ。水で洗えませんよ」

「薄いとおいしないやんか・・・。まあ、でも、それくらいにしとこか」

と、まあ、こんな感じなので、愚痴りたくなる気持ちもわかります。

その話をしていたら、柿さんもリンゴさんも、 「え? 料理のあいだ、緑さんがずっとそばにいるの?」 と質問してきます。

「うん、いるよ」 と言うと、柿さんの時もリンゴさんの時も、緑さんはソファに寝転がってテレビをみているそうで、 「緑さん、識子さんとおしゃべりしたいねんなー」 と言っていました。

絶対に違うわ、と思います。

私の場合、そばで監視していないと、 「どんだけ味、薄いねん! この料理!」 とあとから、 「ンモー」 という気分になるからだろうと思います。

先日、 「ネギを細かく切って冷凍しといて」 というので、せっせと細かく切っていたら 「そこまで小そうせんでええで。もちょっと大きめでええから」 と笑っていました。

チェックするためにそばから離れないんだろうなぁ、と思いますが、いろんな会話が楽しくて、2人でよく笑っています。

「アンタ、次はいつ来んの? 毎回アンタにしてくれたらええのになぁ」 と言ってもらえるのも光栄でありがたく、丁寧なサービスを心掛けていますが・・・薄味はこの先も変わらないと・・・思います。(笑)




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日本の神様・仏様

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「私は別の宗教に入っているのですが、神社やお寺を参拝してもいいのでしょうか?」

「違う宗教なので、行くと神様や仏様が嫌がりませんか? 怒ったりしませんか?」

という質問をたまにいただきます。

宗教によっては、違う宗教の場に行くことを戒めたり、〝悪〟だとする考えがあるようですので、不安になられているのかもしれません。

実は、日本の神様と仏様は、大変心が広くていらっしゃいます。

柔軟な性質をお持ちなのです。

皆さんご存知のように、日本には〝神仏習合〟という時期がありました。

神仏習合とは簡単に言うと、日本古来の神道と当時外来の宗教であった仏教が一緒・・・というかごちゃ混ぜになった状態で、神様も仏様もいっしょくたにして拝んでいたのです。

現在のように、神社は神社、お寺はお寺、とはっきり分かれていませんでした。(実際の神様と仏様は、うまく居場所を分けていたのではないかと想像しています)

そんなごちゃ混ぜ状態の時期が長くありました。

私はこの時点で、すごいなぁと思います。

アジアの他の国でも、古来からの信仰と新しく入ってきた宗教が融合することはあったようです。

しかし、日本の神様は、仏様とまったく種類が違う別の存在なのです。

その全然違う存在が同じ場所に祀られていて、どちらも文句も言わずに人々を守ってきた、ということが本当にすごいと思います。

私は北京の寺院で、中国仏教の仏様に会ったことがあります。

放っている〝気〟が威厳に満ちていてとても厳しい感じがしました。

かすかな恐怖すら感じてしまいました。

ビシバシ怒られそうな雰囲気だったからです。

日本のほんわかとした丸い感じの仏様と、中国仏教の仏様は違うのです。

ですが、あれが本来の仏の姿ではないかと思います。

仏は見えない世界の悪霊と戦ったりもするからです。  

日本の仏様が柔らかくて優しいのは、神様と一緒にされていた時期があるからかもしれないなぁと思います。

日本古来の神様は、後から入ってきた仏教とごちゃ混ぜにされても全然怒らなかった大らかさがあります。

別の宗教と一緒にされても怒ったりしない、ということは、相当ふところが深い、ということです。

そしてお互いが作用し合って、どちらもこのように特別に穏やかになられたのではないかと思っています。

日本には神社もお寺もたくさんあって、好きなところに参拝が出来ます。

恵まれているなぁ、としみじみ思います。

ですから、他の宗教に入っていても、神様も仏様も拒否することはありませんし、ましてや怒ったりなんか絶対にしないです。

安心して参拝されて下さい。

そして、もちろん、ふところが深いのでその人の信仰による差別などもしませんから、ご加護もちゃんといただけます。





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お散歩

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私は、山岳系の神様に会いに行くために、年に何回か山登りをします。

たまに、とても高い山に登ったりもします。

無事に登って無事に下山するには、足腰が丈夫でなければいけないわけで・・・日頃から意識して運動するようにしています。

といっても、スポーツをする時間はないし、面倒だし、ということで長距離のウォーキングなどを頑張っています。

先日のことでした。

暗くなった時間に、ウォーキングをしていました。

ふと見ると、前方からおばあさんがこちらに向かって歩いてきます。

腰がかなり曲がっていて、見るからに〝おばあさん〟という感じです。

歩行が不自由なようで、両手で老人用手押し車(介護業界では歩行器と言いますが)を押して、ヨチヨチと歩いています。

「体の機能を保つために運動をしているのだな」 と思いました。

おばあさんとの距離が縮まると、手押し車は老人用のものではなく、小さなお散歩カートだということに気づきました。

お散歩カートというのは、四角い乳母車のような、保育園児を数名乗せて保母さんがお散歩をさせる、あのカゴ車のことです。

その小型版をおばあさんは押していたのでした。

「家にあったお散歩カートを、手押し車代わりにしてるのね」 と思いました。

おばあさんはそれを押しながら、足が痛むのかゆっくりと少しずつ一生懸命歩いています。

大変そうだな、しんどいだろうな・・・と思っているうちに、おばあさんと私との距離がほんの数歩になりました。

あたりが暗かったのでよく見えてなかったのですが、その距離になると、それまで見えていなかった部分が見えました。

お散歩カートの中には、年老いた犬がちょこんと座っていたのです。

そしてその犬は、ものすごーーーーーく嬉しそうな表情をしていました。

「あ! ワンちゃんだ!」 と思った時に、犬がこっちを見たので、私と目が合いました。

犬は私を見て、 「誰? んー、見たことない人だからいいや」 と判断したのか、またすぐに前方に視線を戻していました。

その顔は本当に、 「楽しくて楽しくて仕方ないです!」 と、とっても嬉しそうでした。

鼻歌でも歌いそうな顔だなぁ、と思ってしまうほど、ウキウキ感が出ていたのです。

散歩が大好きな犬なのでしょう。

犬も嬉しいと顔が輝くのね、と思いました。  

おばあさんの足の不自由さからすると、おばあさん自身が車椅子に乗って、誰かに押してもらってもいいくらいです。

自分が年齢的につらいのに、年老いて歩けなくなった小さな犬を、いたわってあげているのでした。

犬は、他人の私が見てもすっごく幸せそうで、その姿を見ながら歩いているおばあさんは、もしかしたら全然つらくないのかもしれません。

自分のしんどさよりも、可愛い犬の喜ぶ姿のほうを大切にしているのですね。

ああ、 〝愛する心〟 って美しいなぁ、としみじみと思いました。

四国の金刀比羅宮の神様が言っていました。

「人間は胸の中に持っている愛情の袋を膨らませておかねばいかん」

愛情を持っていなくて袋がぺしゃんこにしぼんでいるのは、本人にとって良くないのだそうです。

これは、誰かに〝愛される〟ことを言っているのではありません。

愛してくれる人がいないから不幸せ、ということではないのです。

〝自分が〟 誰かを想う、思いやる、その気持ちを持っていなければいけない、とのことです。

おばあさんの犬に対する愛情は、通りすがりの私の心まであたたかくしてくれました。

きっとおばあさん本人にはもっと良い作用があるのだと思います。

去っていくおばあさんと犬に、いつまでもお散歩カートで仲良くお散歩できたらいいですね、と心の中で声をかけました。

犬の輝いた顔を何回も思い出してほっこり微笑んでしまう・・・そんなウォーキングにしてくれた素敵な出来事でした。




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真言の効力

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かなり前になりますが、新しい真言を授かった話を書きます。

いただいた場所は吉野山です。

吉野山は今も修験者が修行をしている山で、その修験者の方が勤行をしている場にたまたま遭遇しました。

これは超がつくほどラッキーなのでは? と、ありがたく修験者の方々の勤行を聞かせていただきました。

法螺貝の音で魔を祓って、般若心経や他のお経、さらに多くの真言を唱えていました。

聞いているだけでも功徳がある勤行で、心に響くひとときでした。

ありがとうございます、と修験者の方々に手を合わせて感謝し、吉野山の神仏にもお礼を言いました。

その時に聞いた真言の中に、それはありました。

修験者の方が繰り返して唱えたので、スッと頭に入り、それ以来消えません。

真言自体は短いので簡単に覚えられます。

誰の真言かと言うと、修験道の開祖、役行者 (えんのぎょうじゃ) です。

その真言の中に、役行者の別名が入っていて、 「へ~、役行者にも真言があったんだ~」 と驚いたので、しっかり記憶されたのかもしれません。

聖域で意図せずに聞かせてもらえ、そこで覚えた真言ですので、神仏にいただいた真言になります。

ということは、使える、効力ある真言です。

しかし、何に対して効力を発揮するのか・・・は、よくわかりませんでした。

お不動さんの真言のように、邪悪な霊を祓う、とかそういう雰囲気ではないのです。

一体いつ、どのような場面で使えばいいのか・・・。

そこはまったくの謎でした。

なので、そのまま忘れたような感じになっていました。

それから月日は流れて、生まれ故郷の山岳系神様の山に登っていた時のことです。

途中から息が切れてゼーゼーヒーヒー言いながら登っていました。

しんどくてつら~、と思った時に、なぜかふと、役行者が頭に浮かびました。

役行者って、あちこちの高い山々を修行で登られたんだよねぇ・・・と。

それで神仏と通じたお方だもんね、と思った時に 「ん?」 とひらめきました。

「そうだ、こういう霊山に登る時に何か力を発揮するかもしれない」 と思い、まだ使ったことがなかった役行者の真言を唱えてみることにしました。

唱えながら登りました。

するとですね!

驚くことに、山の地面が上から下へと地滑りするように動くのです。

あ、いや、実際の3次元の地面は動いたりしませんが、見えない世界の、なんていうか、エネルギー界の部分で動くのです。

読んでる方はきっと意味が全然わからないですよね。

うー、ここ、説明が難しいです。

動かない地面を登ると、1歩で50センチしか進みません。

ですが、地面が上から下へ20センチほどスライドしてくれるので、1歩で70センチ進むような感覚です。

登っていると、地面が下へ下へと動いてくれます。

なので、あっという間に頂上に着きます。

実際の物理の世界での地面は動かないのですが、見えない世界・・・というか霊体の世界というか、エネルギーの世界では動いていて、それがちゃんと作用するのです。

もしもこの時の私を他の人が見たら、軽やかに走るように登っている、と映るのではないかと思います。

地面が下に動いてくれれば、例えば100歩かかるところを70歩で済むわけですから、疲れも半分程度です。

本当に全然違います。

まったくしんどくなく登れたのです。

この時の感想は 「うっそー」 でした。

こんなことがあるはずがない、私の思い過ごしに違いない、と思いました。

信じられませんでした。

その時の結論は、たまたま途中で体力が驚異的に回復して早く登れた、ということにしました。

そしてまたまた月日は流れ、先日、2000メートル級の山に登りました。

いくら神様に会いたいからとはいえ、2000メートルはさすがにキツイです。

途中で苦しくてしんどくて、もうやめたい~、無理~、と本気で泣きそうになりました。

つらかったです。

その時に役行者の真言を思い出し、藁にもすがる思いで唱えてみたら・・・。

サクサク登れたのです!

体が軽くなり、地面も下へ動いてくれるのでどんどん進み、短時間で頂上まで行けました。

き、奇跡かも・・・と思いました。

役行者、すごいです。

ですので、皆さんもどこかで役行者の真言を見たり聞いたりしたら、しっかり覚えておくと、あとで重宝するのではないかと思います。

山登りをする時だけでなく、長く歩く時にも効くのかもしれません。

どこかのお寺か修験道の神社であれば書いてあるかもしれませんし、もしも、修験者の方々の勤行に遭遇したら、私のように耳からいただくといいです。

キーワードは、 「えんのうばそく」 です。

これが役行者の別名です。

真言にはこの言葉が入っています。

私が今、ここに書いてもいいのですが、それを覚えたのでは効力が発揮されないと思います。

ですので、どこかの聖域で神仏にいただいたほうがいいです。

これはアンテナを張っていなければ、うっかり聞き逃す可能性がありますので、キーワードは心に留めておく必要があります。

それから以前に、ネットで調べて神仏にいただく前に真言をすでに暗記してしまった、というメッセージをもらったことがあります。

やはりそれらの真言には力はなかったそうですが、こういう場合も、神仏の前でその真言を目にしたら、もしくは耳にしたら、そこで新たにいただいた、と考えていいです。

その神仏に、 「自分が覚えていた言葉だけの真言に、今ここで魂を入れていただきました」 と、お礼を言えばいいと思います。

神仏が、言葉だけだった真言を本物の真言にして下さいます。

真言はその仏様の力を借りることができる魔法のような言葉です。

正しく使えばすごい力を発揮して助けてくれる、と今回、再確認しました。

役行者の真言は、意外な効力を持った、そして大変ありがたいものだった、とそういうお話でした。





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