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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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旅に出ています

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昨日(と言っても、日付け変更線を越えたので、こちらはまだ21日の夜ですが)、羽田空港で見た、スズメくんです。 空港のターミナルビルに迷い込んで、首をかしげながら、トコトコと歩いていました。 こんなに小さくて、しかも鳥なのに、「うわ、ここどこー? 迷子になってもうたー、どないしょー」という念を強く放ちながら歩いていました。 私は椅子に座って、必死でスマホを操作していたのですが、その念をキャッチして「ん?」と顔を上げたら、スズメくんがいました。 下の写真は「困ったなぁ、モー」という後ろ姿です。 哀愁が漂っています。 「足がツルツル滑って、歩きにくいわ〜」とも思ってたようです。続きをみる

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田舎町のレジにて

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海外でのお話です。 ツアー旅行ではまったく感じたことがなく、また、そこそこの都会を一人で旅行をしていても、めったに感じることはない人種差別ですが、ものすごい田舎に一人で行くと、たま~に差別をされます。 バスの運転手から、ひどい人種差別を受けていた中国人の若い女性の旅行者を見たことがありますし、駅のイートインで差別をされていた、こちらも若い女性のアジア人(国籍はわかりませんでした)を見たこともあります。 差別をするのは白人で、高齢者が多いです。 自分がされた時は「考え方が違うから、仕方ないな~」と、気にしないようにしています。 その話はとりあえず、横に置いといて……。 昨日、高速道路を途中で降りて、トイレ休憩をするためにスーパーに入りました。 ものすごい田舎町でしたが、スーパーは巨大です。 私が並んだレジの女性は40代前半の白人さんでした。 アメリカのレジの人はお客さんと気軽に会話をする人が多く、その女性も笑顔で誰とでも明るく話をしていました。 一見さんの外国人である私にも、にこにこと声をかけてくれます。 私はたった一人で海外旅行中ですから、このような対応をしてもらえると本当に嬉しいです。 支払いになって、 「お店のカードを持ってる?」と女性が聞いてきます。 「持っていないです」と答えると、 「オーケー、ちょっと待って」 みたいなジェスチャーをして、レジの下から申し込み用紙と簡易カードが一緒になったものを取り出します。 そして、そのカードをスキャンしてくれました。 トイレ休憩に寄っ続きをみる

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アメリカ行きの機内で

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私の座席(通路側)の、通路を挟んだ2列斜め前に、高齢の女性が座っていました。 若く見積もっても75歳くらい、手の甲や体の雰囲気からすると、80歳かな〜、という女性です。 白髪(はくはつ)が素敵な白人系の人でしたが、親しみをこめて、ここでは「おばあさん」と呼ばせていただきます。 おばあさんは一人で乗っていたので、一人旅のようです。 もしかしたら、息子か娘が日本で働いていて、会いに来たのかもしれません。 最初はひっそりと座っていたので、存在感はまったくありませんでした。 飛行機が滑走路へと向かって動き出すと……おばあさんはいきなり「カチャ」とシートベルトを外し、すっくと立ち上がりました。 「ええええええっっっっ!」 と、周囲の全員が凍りつきます。 飛行機が動き始めたら、乗客は勝手にシートベルトを外してはいけません。 ましてや立ち上がるなんて……コラー! と厳重注意をされる行為です。(やったことがないので推測です) 立ち上がったおばあさんは通路に出て、頭上の荷物入れ、オーバーヘッドビンを開けようとします。 しつこいですが、飛行機はすでに滑走路に向かって動いているのです。 離陸1〜2分前です。 「!」 周囲の乗客全員の頭の上に、特大のビックリマークが一斉に現れたような雰囲気になりました。 全員が、「いや、おばあさん。今、それしたらアカンから」と、ツッコミを入れていたと思います。 何かを取り出したいとしても、離陸後、ベルトサインが消えてからにしないと~、とみんな言っていたはずです。 心の中で。 おばあさんはオーバーヘッドビンを開けると、手を伸ばして自分のバッグを取ろうとしました。 しかし、オーバーヘッドビンが深い作りの飛行機だったため、奥まで手が届きません。 次の瞬間、おばあさんは「よいしょ」と、座席の上にあがりました。 「ひ~~~~~え~~~~~!」 周囲の乗客は肝を冷やします。 その行動はただでさえ危険です、高齢者ですから。 座席のような不安定な、高いものの上に立つだけでも危ないのに……離陸寸前のこんな時に……。 「誰か~、キャビンアテンダントの人、気づいて~!」と、全員が祈ったのではないかと思います。 おばあさんはオーバーヘッドビンのフチを左手でつかみ、右手でバッグを取り出すと、バッグから何かを出しています。 そうです、座席の上に立ったままで、です。 転んだらどうしよう! と周囲続きをみる

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微妙に気になる

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たぶん、そんなに大したことではないと思うのですが……ビミョーに気になっています。 滞在しているホテルは、今日で5泊目になります。 つまり、5回お風呂に入ったわけです。 入るたびに、「あー、気になるぅー!」と、ついつい言ってしまいます。 もしかして、気になるのは私だけ? と、思ったので、皆様はどう思われるのか、ちょっと見ていただきたいです。 何が軽く気になっているのかと言いますと……。 コレです。 カラン(蛇口)が〜。ほんの続きをみる

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サボテンの花

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「サボテンの花」は言わずと知れたチューリップの名曲ですが、野生の実物をたくさん見かけましたので、ご紹介します。 サボテンと言うと、私はこの形が一番に思い浮かぶのですが、こんな可憐な花を咲かせるんですね〜。 こんなふうに端っこに咲きます。黄色が美しいです。 こちらは花の中心が赤いタイプです。サボテンのトゲが、上の写真のものよりも長いので、種類が違うのかなと思いました。 赤い花があったり…… サボテンの「トゲ」が赤い種類もありました。 お花はこんな感じで、やっぱり可愛いです。 背の高いサボテンは、と言うと…… てっぺんに花を咲かせるんですね。 腕の全部のてっぺんに花が咲くみたいです。でも、続きをみる

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良くない言葉

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おとといの空港でのお話です。 私が利用した航空会社のカウンターと自動チェックイン機は、ものすごーーーく混んでいました。 チェックインをする人が……これは大げさに言っているのではなく、本当に100人近くいて長蛇の列だったのです。 列はくねくねと折り返して歩くように作られていて、その長さから、確実に30分~40分はかかりそうだと思いました。 「よかった~、早めに来て」と、3時間早く来た自分を褒め、列に並びました。 私の前には若い父親と母親、6歳くらいの男の子、4歳くらいの女の子の4人家族が並んでいます。(アメリカ人家族です) 男の子も女の子も、小さいながらも、自分のキャリーバッグを引いて歩いています。 父親はスマホを操作しながら、また、母親は携帯で電話をしながら進んでいましたが、子どもたち2人は、騒いだりふざけたりせず、静かに両親の後ろをついていきます。 とても上品で、おとなしい子どもたちなのでした。 列が進むと、当然、私の後ろにもどんどん人が並びます。 列はくねくねと折り返しているので、新たに人がやってくるところもよく見えます。 大抵の人は、列のそばに立っている案内係に「ここに並ぶの?」と聞いて、「そう」と言われ、頭を抱えています。 列の後ろのほうは、ターミナルビルから出ていて、今なら確実に1時間待ち、という長さなのです。 そこへ60歳くらいの落ち着いた年齢で、恰幅のいい、見るからに紳士のおじさんが来ました。 そして、長い列を見るなり、いきなり周囲に響き渡る大声で、 「Oh Shit !!!」と、叫びました。 ご存知の方が多いと思いますが、「Shit」は、ウンチという意味で、「オー シット!」と言うと、「クッソー!」とか「チクショウー!」という意味になるのですが……。 とても汚い言葉なので、使ってはいけません、と日本の英会話学校でも、アメリカの幼稚園でも教えられます。(私が昔、通っていた英会話学校では、常識のある大人は使わない、とどの先生続きをみる

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見ただけでわかる偉大な絵

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まずは標識です。「あ、この先、馬に乗った人が横切るかもしれないのね」とわかります。絵を見ただけで、スピードを落とさなきゃ、と思います。 ここから3枚はちょっと怖いシリーズです。上方から岩が、頭の上に落ちてくるのだな、とわかります。岩の壁から離れて歩いたほうがいい、と判断できます。 うわぁ!崖の端っこが崩れるんや! と見た瞬間にわかります。(英語が読めなくてもこの注意書きがあったのは崖なので、崖の端が危ないとわかるわけです)ひー、こわー!端まで行かんとこ、と思います。 絵を見ると、急に水が増えているので、これはいきなり水が来ることについて警告をしているのだなとわかります。山の裾野で、山から流れて来る川が多くあって、水量も多いところだったので、雨がたくさん降る日はここは危険ですよ、というわけです。 この標識、好きかも〜、と思いました。「先で工事をしてますよ〜、スピードを落としてくださいね〜」と絵が語続きをみる

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ハワイ島のキラウエア火山噴火

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今回のアメリカへのお勉強取材は、セドナとハワイ島です。 先にセドナに行って、そのあとハワイ島へ行きました。 ハワイはこのような位置関係になっていて、ハワイ島はホノルルがあるオアフ島から少し離れた場所にあります。                                                 ※写真はハワイ州観光局のサイトからお借りしています。 ご存知のように、ハワイ島は先月の初めにキラウエア火山が大噴火をして、その後、大きな地震も起きています。 連日、報道されるニュースを見て、航空券とホテルの予約をしていた私は、キャンセルをするかどうか、頭をかかえてものすごーーーーーーく悩みました。 その時のニュースはこんな感じでした。 上の写真は火事の様子を写しているのではなく、地面の割れ目から溶岩が噴き出しているところです。 報道を見る限り、非常に厳しい状況のようですし、軽い気持ちで行ってはいけないのでは? と思いました。 その後も、ハワイ島はすごいことになっている、危険である、という映像が次々と報道されていました。 下の2つの写真は、ABCニュースにリンクをしていますので、クリックをすると動画を見ることができます。 こんなに恐ろしい状態なのか……と恐怖を抱いた動画です。 5月7日と、5月15日のニュースです。 5月21日に配信されたニュースでは、 キラウエア火山の噴火に伴う溶岩の大量流出が新たな局面を迎え、22カ所で発生した亀裂から流れ出た溶岩は20日にハワイ島南東部の海岸に到達。 AP通信によれば、溶岩は海水に到達して化学反応を起こし、塩酸やガラス粒子を含む水蒸気が上空に立ち上って有毒の〝塩酸雲〟となった。 当局では雲からできるだけ離れるように住民に勧告。 肌に異変を感じたら、室内にとどまるように促した。  と報道されていました。 酸性雨が人体に影響を及ぼす、という怖い報道もありました。 これはもう、完全に行ってはダメなレベルだ……と、外務省のホームページを見たら、「十分、気をつけて行って下さい」程度のことしか書いてなくて、「え? いいの? 行っても?」と思いました。 ハワイ州観光局のホームページでは、一貫して、 • ハワイ島へご旅行される皆様は、ご旅行先を変更頂く心配はございません。 • ハワイ諸島へ離発着するすべてのフライトは通常通り運航されております。 • 宿泊施設、各種アクティビティー、及びアトラクションも、プナ地区の被害地域を除きハワイ島全域において通常通り営業しております。 という情報を繰り返し、発信していました。 下がそのハワイ州のサイトです。 リンクしていますので、クリックをすると過去のものも遡って読めます。 もうこうなると続きをみる

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すみませんの近況報告 【追記してます】

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南の島シリーズの続きを書くとお約束しているので、そのお話以外のブログ更新は控えようと思ったのですが……。 あまりにも更新をしないのも、読んで下さる方に対して失礼かな、と思いまして……近況のご報告です。 今、ものすごーーーーーーーーーーーくバタバタしています。  どうして1日は24時間しかないのだろう、と思うくらいです。 もうちょっとで落ち着きますので、そうなったらちゃんとした記事を書いてアップします。 南の島シリーズ、なかなか結論までいけなくて申し訳ないです。 本当にすみません。 しかし……驚いたのはハワイ島です。 全然ちがう理由で行ったのです。 結局そっちの目的は達成されず、南の島シリーズの続きに遭遇して、これには本当に驚きました。 すごいな~、壮大だな~、と古代文明の話の規模の大きさに驚いています。 というわけで、ハワイ島のお話も先でちゃんと詳しく書きます。 でも、国内の神社仏閣のご紹介もたまっていますし、あ、そうだ、セドナでのお勉強のお話(神様と私の、です)もしなくてはなりません。 あ! フランスのお話もまだ全然してないやん……と、今、気づきました。 う~。  私は書くのが遅いため、しかも一つの内容が長い続きをみる

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㉖竹富島

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南の島シリーズの続きです。 西表島でもろもろのことを終えた私は、翌日、竹富島に行きました。 竹富島は小さな島なので、移動はレンタサイクルになります。 あいにく朝から雨が降っていましたが、本降りのザーザーではなかったので、自転車を借りて島めぐりをスタートしました。 時間に余裕がなかったため、とりあえず海辺を目指しました。 マップとにらめっこをして選んだのは「アイヤル浜」です。 雨が降っている時に、舗装をされていない道を、自転車で走るのは大変なのですね。(自転車に慣れていないので四苦八苦しました) たくさんあるでこぼこに水たまりができていて、結構深いものがあったりもして、「ギャー! うまく進めない~」というところが多くあるのです。 地盤が固せいか、運転がヘタだからか、ガツンガツン跳ねるような感じで走って、ちょっとしんどかったです。 私は車の運転は上手なのですが、自転車は超イマイチです。 (あ、そうだ! 自転車で面白い話があります! これはまたいつか書きますね) アイヤル浜まですぐなのかと思ったら、これが遠いのなんのって、もう……。  雨ですし……。 途中で、「引き返したい~」「行くんやめようかなぁ」と思いつつ、自転車をこぎました。 やっとの思いでたどり着いた浜辺は、とても神聖な場所でした。 そこで、「海の神様~!」と呼んでみると、 「おぉ、今日はこの島か」と、にこにこした雰囲気で答えが返ってきました。 眷属の首長竜も悠々と泳いでいます。 「首長竜はお天気を変えられないのですよね?」 そう確認をすると、「この竜には変えられない」と久高島の神様と同じことを言われましたが、「海は変えられる」とチラッと言っていました。 その時は、「そうか、海のことは得意なんだな~」としか思いませんでしたが、あとになって、「???」となりました。 海を変える……それはどういうことなのかな、と不思議に思ったのです。(思うのが遅いです) モーゼがなんたらかんたらで、海を2つに分けた、というお話がありますが、そういうことができるのかもしれません。(確認をしていないので、これは私の推測です) アイヤル浜の海水は驚くほどのクリアさで、「この海に浸かりたいっ!」と強く思いました。 泳ぎたい、じゃなく、首まで浸かりたい! です。 この海水に体をなじませたい、海水と一体化したいと〝魂が思う〟そんな感じです。 エネルギーあふれる浜だったので、ここなら島の神様とお話できるかもしれない! と考え、島のほうを向いて、柏手を高らかに打って祝詞を唱えてみました。 すると、竹富島の島の神様が出てこられました。 やはり古代文明の女性っぽいです。 髪の毛は長く、頭には花の冠をかぶっています。 いや、冠というよりも……飾りでしょうか、幅広い鉢巻状のような感じで、豪華な美しい生花をたくさんつけています。 花は、真っ白い、ブーゲンビリアのような……でもブーゲンビリアよりもゴージャスなお花です。 大陸が失われる時に絶滅したらしく、現代にこの花はないそうです。 そこで思いっきり、突っ込んで質問をしてみました。 「神様はムー大陸から来られたのですか?」 張り切って聞いていますが、私はムー大陸に詳しいわけではなく、名前しか知りません。 アトランティス大陸は大西洋、ムー大陸は太平洋、という知識しかなかったので、場所から言ってムー? と思っただけです。すると、神様は柔らかな表情でこう言われました。 「私のいた場所が、お前の言うムーという名の大陸と同じかどうかはわからないが、私が人間として過ごした大陸は今はない」 その大陸は、津波と洪水で沈んだそうです。 続きをみる

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㉗意外な由緒:日本の南の島シリーズ完結編

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竹富島のあとは最終的に石垣島をぐるっとまわってみました。 この島は、ビーチのどこかに最強のパワスポがある、という確信が強くあって、それを最後に見つけようと、島を北上してみたのです。 海岸線を走っていたら、右側にものすごいエネルギーを感じました。 運転をしているのに、そのエネルギーが気になって気になって、つい、チラチラとそちらを見てしまうくらい強力です。 そのパワーを発している山は、とんがり山と名付けたいような形をしていて、それもちょっとてっぺんが傾いています。 相当強い神様がいるんだろうな~、と思った私は、車を一旦停めて地図で山を確認しました。 山の名前は「野底岳」で、地元の人は、「野底マーペー」と呼んでいるみたいです。 マップでは登山口まで車で行けるようになっていたので、急きょ予定を変更し、行ってみました。 結果から言うと、大雨のせいで山道が登りづらかったため、登山は途中で中止しました。 雨がザーザー降る中を(南の島では穂高さんを呼んでも意味がないので、雨はひたすら我慢です)、頑張って登っていたのですが、登山道が狭くて両側にある濡れた葉っぱがビシバシ体に当たります。 服がずぶ濡れになります。 粘土質の土のせいで足元も滑りまくり(スニーカーでした)、しかも傾斜が急なところがあって、何度も転びそうになるのです。 そんなに高い山ではないので、是非とも山頂まで行きたかったのですが……悪路に加えて、登山をする予定ではなかったため使い捨て雨具もなく、傘をさしながらの登山という危険なことをしていた私は「ここでやめとこう」と途中で引き返しました。 山岳系の神様は必ずしも山頂まで行かなくても、登山道でも繋がることができます。 この野底岳は登山口の道路脇に駐車スペースがあり、そこの道路がとても広くなっています。 そこから野底岳を見ることができて、ここでも十分、お話ができます(神様はこのあたり一帯の上におられます)。 私は山の中の狭い道でしばらくお話をしたのち、この駐車スペースに降りて、続きをお話しました。 山に登ることが難しい方は駐車スペースで繋がるといいです。 ここでも神様の高波動はたくさんいただけますし、何よりここはとても気持ちがスッキリします。 浄化と癒し、パワー充電、と至れり尽くせりのパワースポットなのです。 私はこの山岳系神様を訪問した時点では、まだまだいろんなことが整理できていなくて、わからないことだらけでした。 野底岳の神様は、小さな島(石垣島の方、失礼ですみません)の、それも低い山にいらっしゃるにもかかわらず、とても大きくてどっしりした神様です。 あたり一帯に……走行中の車にまでエネルギーを感じさせる神様ですから、力も強いです。 ここはもしかしたら、遠い遠い昔、とても高い山だったのかもしれません。 さて、その野底の神様とお話をした内容ですが、私がまず疑問に思ったのは、どうして島の神様がいるのか、でした。 海の神様、大陸の神様、の存在はわかります。 できたての地球の活動が落ち着くまで待機していて、海と大陸ができた時に、神様も、海の神様と大陸の神様とに分かれたというお話は海の神様から聞きました。 大陸の神様の下には山岳系神様や大地の神様がいます。 つまり、地面を守る神様はすでにいるわけです。 そのうえにさらに、という感じになってしまうので、島の神様は必要ないのでは? と思いました。 野底の神様は私に問いかけます。 「山の神は何のために降りてきたのか?」 えっと、大まかに言えば、それは生物のための自然環境を整えに、です。 山から水を川として海まで流し、山からふもとにかけての植物、生物の命を育む環境を作るためです。 そのため、雨を降らせる能力がある龍を眷属として従えています。 「大地の神はどうか?」 作物を実らせる調整をされています。 木々や草花、多くの動物、生物が生きられるように、大地の環境を整えておられます。 そうお答えしました。 山と大地に神様が降りてきたのは、人間だけでなく、生物のサイクルがうまくいくように環境を整えることだと再確認してわかったのは、山と大地の神様だけで地面(空ではないという意味で使っています)のほうは十分守られているのです。 しかも地球創生の頃にいなかった、島の神様は大地系じゃない、とここで気づきました。 島の神様はかつては人間でした。 この神様方は自然を整えるとか、そのようなお仕事をするのではなく、人間がうまく生きられるように人間を守るという、人間専用の神様なのだそうです。 氏神様とはちょっと立場が違っていて、島の神様のほうが大きいです。 だんだんわかってきたところで、突っ込んで質問をしました。 「では、その島の神様についてお聞きしたいのですが……」 「うむ」 「私が出会ったどの島の神様も、失われた超古代文明の人、ですよね?」 神様は多くを語ってはくれませんでしたが……この質問は「そうだ」という返事をくれました。 超古代文明の大陸が消えて、周続きをみる

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㉘石垣島の最強パワースポット 南の島番外編

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石垣島の最強パワースポットと言えるビーチ、その場所に印をつけてみました。「〇 県道206号線」と表示されているところです。と言っても、私はすべてのビーチを歩いたわけではないので、「私が訪れたビーチの中では」という条件をつけておきます。 拡大すると、もう少しわかりやすいかもしれません。ここです。 航空写真で見るとビーチへの道があるのがおわかりになると思います。南から車で行くと、右折できる小道のちょい先です。入口に目印はありませんから、うっかりすると通り過ぎてしまいます。道路に駐車禁止の標識はありませんでしたが、気になる方は、少し北に行くと、右にカーブしているところに駐車できるスペースがありました。徒歩7~8分の距離でした。 これが入口です。 こんな感じで、真横に行かなければ道があるようには見えません。 ブッシュをくぐると、このような風景になっています。暗いのはお天気のせいです~。 パワースポットはこちら側になります。 そばまで行き…… まず山側から見ました。 このような感じで小川が流れてきて、たまっています。海水も混ざっているように思いました。 さきほどの岩には、海に向かって大きな割れ目がありました。 この岩の割れ目を通ることができます。 ここが、すごいパワーでした。岩が強力なエネルギーを蓄えているのです。海のエネルギーですから、くぐると海の浄化をしてもらえます。 通りながら撮影しました。素晴らしい岩のパワートンネルです。 出口はこうなっています。 一見しただけでは通路があるようには見えません。 この海岸は可愛らしい岩がたくさんあるビーチでした。スズメの親子のように見えます。 続きをみる

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「京都でひっそりスピリチュアル」 文庫本化のお知らせ

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皆様、ありがとうございます。 長らく売り切れ状態だった「京都でひっそりスピリチュアル」が、文庫本化されることになりました! 7月5日に、宝島社さんから発売されます。 定価は 734円(税込)です。 京都のガイドブックを兼ねたこの本を、コンパクトな文庫本で皆様にお届けすることができるようになり、大変嬉しく思います。 単行本で発売した直後から、「バッグの中に入れて歩きまわりました」というメールを多くいただいてきました。 いつか持ち運びしやすい文庫本になるといいな~、と思っていたので感激もひとしおです。 文庫本化をするにあたって、新たに「水の京都」という一章を加筆しました。 地域別に寺社をご紹介するほうがまわりやすくていいのですが、何かのテーマでくくってみるのも、違う視点から神社仏閣をとらえることができて、新たな楽しい発見があるように思います。 加筆している4社の寺社は水に関する歴史的なエピソードがある神社仏閣です。 水つながりでのご紹介ですが、一般的な由緒のお話ではなく、私が見たり聞いたりした神様のお話を書いています。 正直な話、文庫本の加筆部分で終わらせるにはもったいない~ という神社とお寺です。 神社仏閣の取材に関しては、行けばそこに必ず良い神仏がいる、面白いエピソードがあるというわけではございません。 「残念でした~」となることも多いです。 読者の皆様に、この神仏はちょっと紹介できないわ~、ということもあれば、神仏がいない寺社もあります。 取り立てて書くべきことがないという神社仏閣もあって、もろもろの事情からどうしても書けないというところもあります。 「わざわざ遠くまで出かけて行ったのに~」と泣きたくなることもしょっちゅうです。 加筆分の「水の京都」の章を書くための取材でも、4社ほど「残念でした」という結果に終わった寺社がありました。(小さなところに行ったせいもありますが) それくらい誰にでも良い恩恵を与えてくれる神社というのは少ないです。 そんな中でも、キラリと光る神社やお寺があります。 キラリどころかピカピカ輝くところもあったり、「大当たり♪」と叫んでしまいそうになる寺社も時々あります。 この本はそんなキラリクラス以上の神社仏閣ばかりを厳選して載せております続きをみる

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空海さんプロデュース「立体占い」の玄武

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前回、文庫本化のお知らせをしましたが、今回はその中の加筆部分についての説明です。 新しく書き加えているのは、ブログ未掲載の神社とお寺、4社です。(すでに「京都でひっそりスピリチュアル」をお持ちの方、加筆は4社のみ、です~) ざっとご説明しますと、女性に優しい神社、 京都の街なかにありながら自然の癒しと境内社の眷属に癒してもらえる神社、 そして……なんと! ですね、京都なのに! 座敷わらしがいたんです~。 その神社も書いています。 私が強力におすすめしたいのが、〝空海さんプロデュース〟の「立体占い」があるお寺です。 「3次元おみくじ」とも言えます。 その人の運勢を教えてもらえる場所なのですが、本当に当たります。 私はそこで「大大吉」をいただきました。 そのお話の中で、玄武が現れた、ということを書いて続きをみる

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フランスで困った話

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※今回、お話が長いです。お時間のある時にどうぞ〜。 モロッコからフランスに戻る日は、フランスの国鉄(SNCF)のストライキの日でした。 ストと重なることは少し前からわかっていましたが、ストライキといっても列車が全部が止まるわけではなく、全体の5分の1程度は動くという情報だったので、だったら、まぁ、大丈夫かな、と思っていました。 チケットもネットですでに購入済みだし、SNCFの公式サイトを見てもどの列車が止まるとかは書いていなくて、「私が乗る予定の列車はきっと大丈夫」と思っていたのですが……。 その日が近づくにつれて、「いや、待て。困ったことにならないよう、よーく考えたほうがいい」と、「もしも」をあれこれ仮定してみました。 私が目指す目的地は、空港から国鉄に乗って行く地域です。 逆に言えば、長距離バスなどがないので、列車が動かなければ目的地まで行けません。 もしも予約している列車が運休になったら……何とかして別の時間に動いているであろう列車に乗らなければなりません。 しかし、検索してみた結果、1日5〜6本しかないローカル線です。 飛行機は夕方近くに到着するので、「今日は午前中に1本走ったから、もうおしまいね、ストだから」となった場合、どうしようもないわけです。 明日まで列車はありません、と言われたら、その場で駅周辺のホテルを予約し、目的地のホテルには1日分キャンセルすることを電話で伝え、しかし返金不可で予約をしているのでお金は返ってこず……国鉄のチケットも払い戻しをして書い直し……う〜ん、なんだか非常に面倒くさい、と思いました。 幸い、私は国際免許証を持って来ています。 ここはもう、レンタカーを借りるしかないな、と早めに予約をしておきました。 ストの2日前になって国鉄からメールが届き、そこには「あなたの乗る予定の列車はキャンセルされる可能性があります」としっかり書かれていました。 ちなみにこの日の国鉄の駅は大混乱だったそうです。 さて、そのレンタカーですが、前回うっかりミスをしてマニュアル車を予約したので、今回はしつこく確認をしてオートマチック車を予約しました。 当日、車が置かれている指定場所に行くと、コンパクトサイズで予約したにもかかわらず、どでかい車が用意されていました。 なんでこんなに大きな車が……?  ( ̄ー ̄; と、一瞬固まりましたが、乗り捨てで予約をしたので、遠方に乗って行ってもいいのは、この車だけだったのかもしれませんし、多くの人がレンタカーを借りていたので、もしかしたらコンパクト車は出払っていたのかもしれないです。 仕方ないか……と乗り込むと、その車はでかいだけではなく、ほぼ新車でピカピカ、さらに最新式でした。 なにやら記号が書かれた、見たこともないボタンがあちこちにたくさんあります。 初めて車に乗った猿のような気持ちになり……必要以上にキョロキョロしましたが、むやみやたらと触るのは怖いです。 要は動けばいいわけで、他の機能は使わんとこ、と出発しました。 右側通行にも慣れていたので難なく運転できて、高速道路にも乗りました。 しばらく走ると料金所が見えてきました。 通行券を入れると〝1.80〟と表示されます。 何も考えずにパッと見たため、日本の感覚でつい、18ユーロか、1,800円なのね、と思いました。(複雑な計算が苦手なので、1ユーロは大体100円と考えています) まさか高速が200円程度とは思えないので、1,800円なら20ユーロ札を使って払えばいいか、2ユーロのお釣りだな、と20ユーロ札を入れると……。 ええ、ええ、そうなんです!  お釣りはお札で戻ってきませんから、すーべーてー、コインでジャラジャラジャラジャラと出てきました。 自分のおバカさにムカムカと腹を立てながらコインを取ろうとしましたが、なにせ車が大きいので車幅感覚がつかめていません。 いつものようにギリギリで横につけるということが怖くてできないので、支払機までの距離がちょっと遠いのです。 ンモー、ンモー、と言いつつ窓から身を乗り出すようにしてコインをつかみ、当然一度では全部取れないので、何回か手ですくいました。 領収書も発行して、ふー、やれやれ、さて、出発するか、とアクセルを踏みましたが、車が動きません。 はて??? ブレーキを踏んで、もう一度アクセルを踏んでも、まったくウンともスンとも言わないのです。 どうやらロックがかかっているようです。 !!! ここで頭が真っ白、大パニックになりました。 な、ななな、なんで? シフトレバーをパーキングにして、それからDに入れてみたり、サイドブレーキを引いたり戻したり、いろいろとやってみるのですが、まったく! 動かないのです! ひ〜〜〜〜え〜〜〜〜〜! と、本当に声に出して絶叫しました。 5分ほどあれこれやっても、車は全然動く気配無しです。 誰か来てぇー、助けてー、と思いましたが、料金所に係の人はいないのか、誰も来てくれません。 後ろからは、クラクションがブーブー鳴らされます。 わかってます、わかってるんです、私も早く出たいんです  と気持ちは焦っているのですが、車はウンともスンとも言わないのです。 そこで、窓から身を乗り出して、後ろの車の人に向かって手を振ってみました。 ご迷惑でなければ助けていただけませんか? と、SOSを発信したジェスチャーのつもりだったのですが、後ろの女の人は「オッケー、いいわよ、なんだか知らないけど待ってあげるわ、ゆっくりどうぞ」みたいなジェスチャーを返してきました。 「ひえ〜、違うんです〜、助けてほしいんですぅ、ここまで来てほしー」と思いましたが、さすがに私が降りていって、助けを求めるのもどうかと思い、こうなったらもう、係の人が来るまで待つしかない、と腹をくくりました。 1時間も2時間も誰も来ないってことはないはずです。 というか、レンタカー会社に電話をすればいいということに気づき、少しだけ冷静さが戻ってきました。 その時でした。 「エンジンがかかっておらん」と聞こえたのです。 フランスには、山岳系神様の眷属と、お続きをみる

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超古代文明

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久高島の神様と大石林山の神様を見た時に、超古代の人だったのでは? と思ったのには理由があります。 どこかで書いたような気もするのですが……まだ書いていなかったかもしれません。 実は私には〝ほんの一瞬〟だけ、かすか〜に超古代? と思われる記憶があります。 「うわー、うさんくさー! 」と引いてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、本当なんです〜。 どんな記憶かと言うと、私は若い女性で、薄〜〜〜いヒラヒラ、ふわふわ、サラサラしたドレスを着ています。 この生地が摩訶不思議な布で、手にとってみると向こうが透けて見えます。 超超極薄の布なのですが、着用すると……なぜか透けません。 なので、体の線が見えることはないのです。 私は神殿で下働きをしていたようなので、神殿に勤務する女性だけが着ていたドレスかもしれません。 色は淡いパステルブルーでした。 神殿は石造りの建物だったにもかかわらず、ありえないほど天井が高くて遠く、柱はエンタシス様式だったように思います。 私は神殿内を、同じ衣装を身につけた数人の女性とともに、あっちへ行ったりこっちに来たりしてオロオロしています。 どこへ逃げればいいのかわからないからです。 もうすぐ水がやってくる! とみんなが騒いでいて、それは洪水だったのか、津波だったのか覚えていないのですが、とにかく〝水〟が来る、神殿も水没してしまうらしい、とパニックになっています。 この一瞬だけの記憶しかありませんが、着ていたものや高度な建築技術から、失われた超古代文明ではないか、と自分ではそう思っています。 久高島と大石林山の神様のお召し物を見た時に、あれ? そのドレスの生地はあの文明のものでは? と気づき、超古代の人間だったんじゃないかな? と思いました。 しかし、どうして超古代の女性の神様が沖縄にいたのか……? 沖縄の近くにその大陸があったのだろうか? もしかしたら他の南の島にも、同じように超古代の神様がいるのだろうか?  と、いろいろな疑問が次から次へとわいてきます。 本土ではまだ見たことがないので、南の島限定なのかな? とも思いました。 そこで、「あっ!」と思い出したのが、与那国島です。 たしか海底遺跡があったよなぁ、と思いました。 う〜ん……。 何かやっぱ続きをみる

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近況報告

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ブログの更新がなかなか出来ず、ご心配をおかけ致しました。 ちょっと体調を崩してまして、ウンウン唸りながら苦しんでいました。 体調が悪い兆候は、実はフランスに滞在していた時からすでにあって、目が出血したようなひどい充血をおこしたり、クシャミ連発で鼻水ズルズルだったり、リンパ節がちょっと痛いかな、など、各1回ずつありました。 しかし、一緒に行ってもらった神様の力が強く、しっかり守られていたので、どれも一晩寝れば完全に治っていました。 おかげさまで、元気いっぱいで無事に帰ってくることができました。 帰宅して家の玄関で、神様に祝詞をあげてお礼を述べると、2柱の神様はしゅ〜っとお帰りになりました。(今回の私ように、神様に同行して守ってもらいたい方は、【「山の神様」からこっそりうかがった「幸運」を呼び込むツボ】という本に詳しくその方法を書いております) 神様がお帰りになり、玄関のドアをパタンと閉じてから、悪寒がし始め、鼻が詰まって鼻水がズルズルしだし、足の筋肉が痛んできて、「ありゃ〜、やばいな、これは……」と思っていたら、熱が一気に38度まで上がりました。 私は平熱が37度前後と高いので、38度の熱はそんなにつらいものではなく、その後一旦軽くなったあたりまでは大したことはありませんでした。 それから、いろいろとあって風邪がぶり返して悪化し、さらに薬の副作用が激しく出て、そこからは結構大変でした。 今回、しみじみと思ったのは「神棚を持つべきだな〜」です。 フランスに一緒に行ってもらった神様は、山岳系神様の一の眷属の大天狗さんと、自分の眷属(子分)を多く持っている強いお稲荷さんです。 どちらもたった1人の人間のためだけに働くような神格ではなくて、普段だった続きをみる

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⑬石垣島の大石御嶽と天川御嶽

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書き始める前は、「すんごい大作!」と思っていましたが、時間が経つにつれて、「そ、そうでもないかも?」と冷静になってきた南の島シリーズ、今回から後半に突入です。 朝イチの飛行機で石垣島に到着し、レンタカーを借りて走っているとファミマがありました。 まだお昼前だったのですが、お腹もすいているし、得意のコンビニおにぎり〝ランチ〟  をすることにしました。 モグモグしながら、地図をいろいろと検索してみると……すぐそばに「大石御嶽(ウイヌオンと読むみたいです。沖縄本島のように、ウタキ、と読まないのですね)」があります。 とりあえず石垣島はここからスタートしよう! ということで、行ってみました。 大石御嶽、とグーグルマップには載っていますが、御嶽は同じ大きさのものが3つ並んでいました。 まずは並びの一番奥にあるこの御嶽です。 土地の「気」が強いこともありますが、守っている人の力がとても強いので、カメラが曇ります。 拭っても拭っても曇るので、あきらめてそのまま撮影しました。 内部を撮っても同じようにいつまでも曇るので、奥まで行って、手を合わせてご挨拶とお願いをして許可をいただきました。こちらはその後に撮影したものです。ここの守り人も、霊感がある人が来ると警戒をするみたいです。 見た目は普通なのですが、 御嶽が建っているこの土地は、大きな力を持っています。(パワスポという意味ではありません)内部は撮り直しをしていないので、フィルターがかかったような写真になっています。 この曇った写真が何枚か続き、そのあとは大ピンボケしていました。 御嶽の裏側にあった大木です。すごいねじれ方ですね。 3つ並んだ御嶽の真ん中にある「大石御嶽」です。(内部に書かれていました)不思議なのは…… 右の御嶽の敷地は草が青々としているのに、真ん中の御嶽は枯れているのです。 木も下部は枯れた葉っぱが多く…… 大地には同じように雨が降っているのに、何故ここだけピンポイントで? と思いました。が、中に入ってみて納得しました。今はほとんど、ここでは祈られていない様子なのです。内部は荒れていました。 大石御嶽の裏にあった、石積みに囲まれた場所です。イビ、というらしいです。聖地と言うと、私の中では「言葉とマッチしていないかも……」という違和感があるので、これからは御嶽の奥にある神聖な場所は、石垣島の呼び方にならって「イビ」と書くことにします。で、このイビは見た瞬間に「ああ、ここは絶対に入ってはいけないところだな」とわかり、写真だけ撮らせてもらいました。 こちらが3つ並んだ左端にあった「黒石御嶽」です。(中に書かれていました)芽吹く感じの勢いがある御嶽です。 ヤシの木に実がなっていました。  建物の印象もそうですが、中は非常に明るい「気」になっていて、島の人でなくても拒否されません。 うまく表現できないのですが、元気がある祈りの「場」です。 奥にはイビがありますが、こちらも霊的に入ってはいけない場所となっています。祟りがあるとか、呪われるとか、そういうことではなくて、人によって背負わされるものが違います。 建物の横から左側奥へと道が続いているので行ってみると…… 自然の中に祈りの場が作られていました。 こちらも拒否感は放出されていませんでしたが、近づくのは遠慮しました。霊的に入ってはいけないイビがあるため、御嶽見学は注意が必要、だけれど、そんなに怖いものでもないかな、というのがここまでの感想でした。 その感想を書き換えてくれたのが、ここ「天川御嶽(アーマーオン)」です。ぱっと見は神社? と思う作りです。 石燈籠があったりして、ちょっと豪華な御嶽です。 横から回り込むと…… イビがものすごーく立派で驚きました。 こんな感じです。 香炉も大きいです。 門の中は……というと、このように石積みで囲まれていて、(奥の木もすごいですね) 少し広い空間になっています。 奥には香炉が積まれた場所がありました。きっと、あの奥が最も神聖な場所なのでしょう。 中を撮りつつ続きをみる

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⑭石垣島の美崎御嶽・名蔵御嶽・富崎観音堂

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前回のブログをアップしたあと、「しばらく更新がなかったので心配してました〜」というメッセージを多くいただきました。 皆様のあたたかいお心遣いがすべてのメッセージから感じられて、ものすごく感動致しました。 いつも思っていることですが、私は非常に多くのものを読者の皆様にいただいているなぁ、としみじみとありがたく思いました。 皆様には心から感謝を申し上げます。 本当にありがとうございます。 体調の方は、時差ボケもキレイさっぱりなくなり、完全に回復しております。 今回のように大きく体調を崩したのは、大げさではなく、何十年ぶり? というくらいで、そのおかげで深い気づきをもらうことができました。 健康に感謝をすることは、なるべく意識するようにしているのですが、私の場合、どこかに出かけると実感する……というのが多かったです。 山に登って美しい景色を見て、「山に登ることができる、ああ健康ってありがたいな」とか、素敵な神仏にお会いして「健康だから、ここまで会いに来ることができた、ああ、ありがたい」とかです。 何か、プラスアルファな状態になった時に意識をしていました。 しかし、体調を悪くして寝込んでいると、「ごく普通に生活ができる」「動くことができる」という、そういうシンプルなこと自体がありがたいのだ、ということに気づきました。 たとえば、ご飯を美味しく食べられる、テレビを見たり本を読んだりパソコンを使うことができる、立ったり座ったりがしんどくなくできる、買い物など外出が苦痛なくできる等、本当にごくごく当たり前と思われる生活が……実はとっても〝幸せ〟なのだとわかりました。 山に登ったり、神仏に出会ったりしなければ実感できなかった健康のありがたみを、寝込むことで、もっと根本的な部分で知ることができたように思います。 幸せとは? と改めて考え、健康で暮らすためには今後どうするべきかも真剣に考えました。 体がしんどかったからこそ、「この体がいつまで使えるのだろうか」ということも思いました。 体の耐用年数が、イコール、人生なのだ、ということも実感を伴って悟りました。 だったら体はもっと大事にするべきで、「軽い考えで、無理や無茶をするのはやめよう」と、日頃の生活の仕方を見直すこともできました。 年齢が年齢ですし、ここで深く考える機会があったことは、本当に良かったと思います。 体調を崩していた時に、出版社の編集者さんとお会いする予定があったのですが、私の都合でそれもキャンセルになりました。 しかし、お会いする予定だった日の翌日から、その編集者さんは溶連菌感染の症状が出たそうで、高熱が2日も続いたということです。 溶連菌は潜伏期間が2~5日あるみたいなので、お会いしていたら知らないうちに移していたと思います、キャンセルしてくださってよかったです、というようなことを言われていました。 私側にすれば、体調が悪くて寝込むのも、溶連菌に感染して寝込むのも、そこに差はないので構わないのですが、「編集者さんが責任を感じてしまう事態にならなくて良かった〜」と思いました。 もしも、菌が移っていたら、心苦しい思いをさせていたのではないかと思うので、ご迷惑をおかけしなくて本当に良かった、と思いました。 帰国直後にお山にお帰りになられた大天狗さんとお稲荷さんは、ちゃんとすべてのことをお見通しだったのだな、と思います。 今度、伺った時に、たくさんお礼を言わねば! と、今からお礼参りをするのが楽しみです。 うわ! (><;)  すみません。 またしても前置きが〜、こんなに長くなりました。 というわけで、石垣島の続きです。 こちらは美崎御嶽です。 自然の中にあるのではなく、賑やかな街の中にありました。明るくてすがすがしい御嶽です。 天井部分はこういうふうになっているんだ~、と建物も興味深かったです。 御嶽の奥にあるイビです。ここは凛とした威厳がありました。 横から撮ると、やっぱり木がすごいですね。 このイビの左側に、遊歩道のような小道があったので歩いて行くと……。 あれ? ここ、イビの門の斜め後ろになってるのですが……いいのでしょうか? という気持ちになりました。 遊歩道を奥まで行くと、そこには石積みで囲った立派なイビがありました。 このイビは四角い囲みじゃないのですね。 香炉も自然石のようです。 一番奥から見るとこのような感じです。聖域感が半端ないです。 中に入るのはご遠慮して、イビの外側でひざまずいて祈っ続きをみる

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⑮与那国島の神聖な空域と日本最西端

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沖縄では感じなかったのですが、石垣島に行った時は、石垣島が近づいてきたところで「あれ? 空が違う……」と思いました。 かすかにでしたが、雲の上が聖域っぽかったのです。 そんなに濃いものではなかったので、その時にチラッと思っただけでそのまま忘れていました。 与那国島に行く時も何も意識はしていなかったのですが、離陸してしばらくたって、ふと、窓の外を見て驚きました。 普通の空とはまるで違っていたのです。 見えている雲や空に違いはありませんが、「うわー、何? この神聖さ!」と目を見張りました。 もしかしたら、空の神様ってこの空域にいるのかも? とキョロキョロしたくらい、明らかな違いがあったのです。 はるか彼方には、雲が高い山々のように連なってそびえていて、ああ、あそこには絶対に神様がいるなぁ、と思いました。 こんなに聖域感がある空の上は初めてで、このエリアは何かが違うのだと思います。 飛行機から下方を見ると、与那国島への空路は見渡す限り、海、海、海、の世界です。 ここで不時着したらどうしよう! と本気でビビりました。 というのは、墜落するよりも、大海のど真ん中に放り出されるほうが断然怖いと、私は考えているからです。 どっちに向かって泳いでも、どんなに必死に泳いでも、島や陸がなく……天をあおいで絶望してしまう状況を想像しただけで、クラクラとめまいがします。 たどり着けるところがない海の真ん中……超怖いです。 そんな恐怖を味わいながら下を見ていると、小さな与那国島が見えてきました。 広い広い大海原にポツンと島があります。 島の存在というのは奇跡なのだな〜、と私はこの時に思いました。 地図で見るとそんなに遠く感じませんが、実際に行くと、与那国島は遠かったです。 さて、その与那国島で、まずは〝日本最西端の地〟に行きました。 ここは、すごいっっっ!!!!!!! ところです。 そんな大げさな〜、と思われるかもしれませんが、ビックリマーク7個でも足りないくらいです。 空から見た時も感じましたが、地上から見ても見渡す限り、海、海、海、の世界で、この地に立つと自分が大きな海の真ん中に立っている……そんな感覚になります。 これは他の島では感じることがなかった、混じり気のない〝大洋〟という「場」の感覚です。 地球という天体の、水の部分である大洋に浸かっている……惑星の水に包まれている、そのような不思議なものでした。 誰もいなかったので、声に出して海の神様にご挨拶をし、お話を聞かせてもらえないかお願いをしてみました。 快く出て来て下さった海の神様は、巨大な神様でした。 与那国島は大海の中にポツンとある小さな島だからか、海の神様でも、ランクが上の神様……つまり、広い範囲を守っている神様に会えるのです。 海の神様方はピラミッドのような形で序列があって、お仕事や持ち場が違うそうです。 今まで私が、日本の本土でお会いしてきた海の神様は、たとえて言えば課長のようなもので、その上には部長がいて、さらに常務だの専務だのがいて、社長がいるわけです。 ピラミッドのてっぺんのあたり、上部に位置するのは太平洋とか大西洋をつかさどる神様で、その下には太平洋・大西洋などを何分割かにした範囲を守る神様がいます。 上部にいる神様はとても神格が高く、人間のお世話はしないそうです。 ピラミッドの下のほうになると、海岸部を含めたある程度の範囲の海を守って、人間や他の生き物のお世話もするそうです。 私がお話を聞いたのは、〝太平洋を〟何分割か(4〜5分割だと思いますが、確認は取っておりません)にした範囲の神様の、すぐ下の神様のようでしたが、とにかく大きくて神格が高かったです。 こんなチャンスはな続きをみる

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