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お金の念の垢と、ちょっとしたお知らせ
神様は信心深い人を裏切らない
まだ取材の途中ですが、今回の取材で行った、ある神社での出来事をご報告しておきます。 (旅行中で十分な推敲をする時間がなく、文章がイマイチだと思いますが、どうかご勘弁を〜) 私がその神社を訪れたのは、夕方に近い時間でした。 お天気が良くなかったので、気温が低く、「ぎゃー、さっぶぅー!」と言わずにはいられない冷え込みようでした。 ブルブル震えながらの参拝です。 シーズン中はにぎわっていると思われる神社ですが、季節とお天気と時間帯のせいで閑散としており、参拝客は私を含め、たった2人でした。 私が拝殿に到着した時、すでにおじさんは合掌をして、神様にお話をしていました。 手を合わせ、頭を少し下げて、一心にお祈りしているかのような、そんな姿でした。 邪魔しちゃ悪いな〜、と思った私は、先に写真を撮ったり、本殿のそばに行って神様を見たりしていました。 時々、拝殿の前まで戻ってみるのですが、おじさんはずっとお話をしています。 そこで、今度は境内社を一社一社見てまわり、15分くらい時間をつぶしましたが、おじさんはまだ拝んでいました。 とりあえず拝殿前で正式なご挨拶だけさせてもらおう……と思った私はおじさんの横に立って(おじさんは端っこに立っていました)、そっと祝詞だけ唱えました。 それから、参道である石段を下りました。 石段を下りつつ、振り返って見ると、おじさんは同じポーズでずっと拝んだままです。 時折、強風がびゅうぅぅー! と吹いて、「ひぃ〜! さっびー!」という言葉が、意図せずに口から出てしまう……手もキンキンに冷えて、かじかんで動かない、という寒さです。 私は神様の前だというのに我慢できなくて、ポケットに手を入れていました。 おじさんはそんな寒さの中で、手袋もせず、合掌をしているのです。 冷えきってしまって、手がもう動かないのでは? と思いました。 というか、おじさん、立ったまま気を失ってない? 大丈夫? と心配になったくらいです。 石段を下りつつ参道の様子を写真に撮り、脇道からも境内に上れるので、その写真も撮り、脇道(山道です)で神様と15分くらいお話をしてから、参道入口に戻りました。 入口からは神社の駐車場が見えます。 ちょうどその時、1台の車が出て行きました。 駐車場に残っているのは私のレンタカーだけです。 「あ、おじさん、お話が終わったんだ〜」と思った私は、「境内には誰もいないだろうから、もう1回上って、拝殿の写真をしっかり撮ろうかな」と石段を上って行きました。 拝殿が見える場所まで上って、驚きました! おじさんが、まだいたのです! しかも! まだ拝んでいます。 同じ姿勢のままで、です‼︎ えっ? と本当に驚きました。 私がこの神社に到着してから、確実に45分は経っています。(もっと、かもしれません) 私が来た時におじさんは拝んでいましたから、1時間近く、ずっと何事か、神様にお話をしているのです。 寒風吹きすさぶ中、手はかじかんで感覚がないと思われるのに、一心不乱に神様にお願いをしているのでした。 足音をさせるのも申し訳なくてできない、と思った私はそのまま、そ〜っと石段の途中で引き返しました。 石段を下りながら、「おじさん、その願い事、叶うといいですね」と思いました。 心の底からそう思いました。 あれだけ真剣にお願いをしているのです。 おじさんは、心底神様を信じているからこそ、手がかじかんでも、強風がビュービュー吹いてこごえるくらい寒くても、微動だ続きをみる
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神仏の波動が入ったお水
無事に取材旅行を終えました。 今回は爆弾低気圧の暴風のせいで、車がまっすぐに走れないという体験をしました。 さえぎるものがない、だだっ広い場所で、真横から猛烈な風が吹くと、車って流されてヨロヨロするんですね〜。 走っているのは私だけ、みたいな閑散とした道路だったので不安はありませんでしたが、風圧って怖いなと思いました。 さて、今日は、境内のお水に関してちょっと書きます。 あ、そうだ、その前に、メッセージ欄についてです。 今回、1週間ほどお留守にする予定だったので、メッセージ欄は閉じさせていただきました。 これから先も、時々、予告なく閉じることがあります。 前回の取材では開けたままでお出かけしたのですが、予想を超えるものすごい量がたまってしまい……旅先でもちょこちょこ読ませていただきましたが、帰宅してから全部読むのに数日かかりました。 中には、「ご迷惑でなければ、読んだよ~、とペタをいただけるとありがたいです」と書かれたものや、ブログへのお誘いもありました。 たくさんためてしまうと、同じ方から2通とか3通来ている場合もあります。 そこにお誘いの言葉が書かれていると、私が無視したような形になっているため、とても不安にさせてしまうようで……。 「私のメッセージはご迷惑なのでしょうか? なにか失礼なことを書いて不快にさせていたら、すみません」と謝罪されたりします。 もう本当に、心から「すぐにお返しができなくて申し訳ないです〜。こちらこそ、ごめんなさい」という気持ちになります。 取材だけでなく、実家に帰るとか、息子のところに行くとか、元夫が入院したり、体調が良くないなど、今後もメッセージがしばらくゆっくり読めない時があると思います。 そのような時は、ご迷惑をおかけしないようにメッセージ欄を閉じさせてもらうことにしました。 これは、決してどなたかのメッセージが重たいとか、読みたくないとか、そのような理由ではございません~。 ペタのお返しがすぐにはできない、ブログ訪問を待っていらっしゃる方のところにすぐに訪問ができないからです〜。 せっかくいただいたメッセージを無視しているようで何だか心苦しく、さらに謝罪をさせてしまうことになっては申し訳ない……という、私側の勝手な理由です。 質問をしようとしたらメッセージ欄が閉じられていた、となった時、「識子さん、きっと今、バタバタしてるのね~」と、思っていただけたら助かります。 ずーっと閉じっぱなし、ということはございませんので、どうか、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 ……というわけで、うわ~、すみません、いつものことながら、前置きが長くなりました。 境内のお水についてです。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 高知にある神峯寺(こうのみねじ)のことを本に書きました。 このお寺は、素敵な観音様がいらっしゃるパワースポットであり、境内には霊水と言われる「神峯の水」が流れています。 このお水を、ご病気のお父様に飲ませているという方からのご質問です。 水をよく見たら不純物が浮いていた……とのことで、煮沸して飲用にされているそうです。 沸騰させても仏様の効果は消えないのでしょうか……と心配されている内容でした。 パワーある水は、煮沸しても効力が消えたりしないです。 しかし……境内で飲むそのままのお水より、若干、力は落ちます。 ご病気のお父様に飲んでいただく場合は、ミネラルウォーターを持参するといいです。 新品〝未開封〟のものを持って行って、仏様の前でキャップを開けてから、本堂の前に置きます。 それから、仏様の波動を直接入れていただくようお願いをします。 この時、ただ単に「パワーを入れて下さい」とお願いをしても、効き目はないかもしれません。 というのは、入れてもらえるパワーにも種類があるからです。 父の病気はこのようなものです、現在、これこれこんな状態です、少しでも良くなるよう、仏様の力をこの水に入れて下さい、というふうに病状を具体的にお話します。 神峯寺を例にして書い続きをみる
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沖縄へ
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②波上宮・護国寺
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③沖縄いろいろ
波上宮から、沖縄観光で絶対に外せない首里城に行きました。入口である守礼門です。門がたくさんあって、いくつかをくぐるとここに来ます。奉神門です。正殿に入る最後の門となっています。正殿です。お城というより、宮殿っぽい雰囲気だと思いました。右手の建物から中に入るようになっていました。内部は撮影禁止エリアと、写してもよいエリアに分かれています。肖像画をもとに再現したという、国王が座っていた玉座です。美しいです。手前の龍が「あ」「うん」になっています。首里城という名前ですが、日本のお城とはまったく違っていて、どちらかというと、北京で見た故宮に近いと思いました。観光案内から行先をピックアップしたので、次は「玉泉洞」という鍾乳洞見学に行きました。トンネルのような通路を下ります。入ったところが巨大なほら穴みたいな場所だったので、すごーい! と興奮して撮りまくりました。中央の四角い明かりが入口です。私がこれを撮影しているところは行き止まりで、入口の下に奥へと続く通路があります。こんな感じで進んでいきます。落ちてきたら突き刺さるよなぁ、と思いつつ歩きました。中は広いです。結構歩きます。地下水が流れていました。水が澄み切っていて、透明度が高いです。これ、下は土ではなく、水が流れているんです。この透明度はすごいです。私以外、誰もいないように見えるかもしれませんが、外国人の団体さんが多くいました。混雑している時の写真撮影はダメ、と書かれていましたが、さわっちゃダメ、とは書かれていなかったので、皆さん楽しそうに鍾乳石をさわっていました。帰りはエレベーターで地上に出ます。玉泉洞は「おきなわワールド」というテーマパーク内にあって、ここには「王国村」というエリアもあります。チラリと見て、非常に惹かれたので、右にある小さな石の門に寄って行くと……。「御嶽(うたき)」の説明がありました。このあと「斎場御嶽」に行く予定にしています。ネットの観光案内を見た感じでは、パワースポット的に書かれていたのですが、御嶽は神聖な場所のようです。この時は、まだ全然わかっていませんから、これは大きな祭祀場の一部分なのかな、と思いました。王国村エリアには古い民家などもありました。ウエルカム~! と言ってるように見える木です。ラテン系のマラカスを持って「大歓迎」しているような感じですね~。12月なのにお続きをみる
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④斎場御嶽(せーふぁうたき)
沖縄を訪れる前に、ネットで観光案内をチラッと見たことはお話しました。 そこに書かれていた斎場御嶽は、パワースポットであり、昔の祭祀場〝跡〟となっていました。 まだ「御嶽」の意味をまったく知らなかったので、昔のパワーが残っているところなのだろうな、どんなパワーなのかな、程度の軽い興味を持っただけでした。 斎場御嶽に行く前に訪れた「おきなわワールド」で、たまたま見た「御嶽(うたき)」の説明では「神の降臨・鎮座する聖域」と書かれていて、あれ? もしかしたら神社のような場所? と、ここで気持ちを切り替えました。 「おきなわワールド」から車で20分くらい走ると、斎場御嶽に入る細い道路に着きます。 この道路は乗り入れ禁止になっていて、近くにある「がんじゅう駅 南城」の駐車場に車を停めるようになっていました。 入場券もここで購入して、7〜8分歩いて行きます。 斎場御嶽に入ると、まず久高島遥拝所がありました。 そこから少し傾斜がある道を上ると、森の中です。 本土の森とは雰囲気が違う南国の森で、歩くだけで南国森林浴ができ、森の力で癒されます。 この場所は、自然の力もすごいのだなと思いました。 斎場御嶽には聖なる場所が3ヶ所あって、まず「大庫理(うふぐーい)」が左手に見えてきます。 次が左奥にある「寄満(ゆいんち)」です。 この2ヶ所は、とても大きな岩の下に祈る場所が作られていました。 どちらも、神様にお話をする、お伺いを立てる、そういう繋がる・聞くという、通信っぽいことをする場所だったようです。 この2つの場所は、見えない世界で、かなりの人数の女性がいます。 幽霊ではないのですが、なんでこんなところに? と思いました。 この方々の力が強いので、撮る写真がすべてピンボケになりました。 最初の「大庫理」のほうは10枚ほど撮影したのですが、すべてピンボケです。 「寄満」に行っても、どうしてボケまくるので、ああ、これは自己紹介だけでなく撮影目的を言わないと撮らせてもらえないんだな、と思いました。 そこで、丁寧に目的をお話してお願いをしたら、やっと普通に撮影できるようになりました。 この2ヶ所にいる方々は、優しいとかそういう気配ではないので、間違っても石段を上ったり、お祈りの場に近づいてはいけません。 絶対に許してもらえないと思います。 次にメインである「三庫理(さんぐーい)」に行きました。 巨大な岩が2つあって、その隙間(三角形になっています)から奥へ行けるようになっているのです。 奥は狭いながらも、特別な空間があります。 ここで祭祀をしていたようです。 はっきり言いますと、噂で言われているようなパワーは、岩にはありませんでした。 全然、パワスポではないけどなぁ、というのが、正直な感想です。 海が見える方向には3段ほどの石段があって、石段の上からは久高島が見えるようになっています。(石段は立ち入り禁止です) どうやら久高島が重要な位置を占めるようだ、とわかりました。 斎場御嶽の入口にも、久高島遥拝所があったからです。 しかし……おかしい、と思うのは、香炉の場所です。 香炉は海とは逆側の岩の前に置かれているのです。 つまり、祭祀では、久高島に向かって祈るのではなく、岩壁に向かって祈る、というわけです。 島が重要なのに? と、不思議に思ったのですが、答えがわかりません。 私がこの場所にいる間、1人も観光客が来なかったので、「では、ちょっと」と、お祈りをしてみました。 岩の手前で正座をして、柏手は沖縄では違うのだろうけれど、本土での正式なご挨拶として2拍手をしました。 祝詞も違うとは思いましたが、沖縄での正しいご挨拶を知らないので唱えてみました。 そして、岩壁に向かって久高島(背中の方向になります)にいるであろう神様に焦点を合わせると……。 なんと! 久高島からものすごいエネルギーが、どーん! と来たのです! 後ろから来て、私の体を吹き抜けていく、という感じです。 体を吹き抜けたエネルギーは呼応する岩壁によって増幅され、一瞬でその場がものすごい強さのパワスポになりました。 うわぁ! なに? これ! と、その仕組みに驚きました。 岩を単体で感じようとすると、特別なパワーはないし、よくわからない……ただの遺跡? という感じでしたが、やり方が違っていたのです。 ここの祭祀空間は久高島とセットになっているのでした。 岩壁に向かって祈ると、島からびゅーっとパワーが流れてきて、岩がそのパワーを反射増幅して、もわもわ〜っとその空間にたまります。 そこでわかったのが、遥拝のためとなっている石段です。 久高島遥拝と書かれていますが、私に見えたのは、これは〝神様に来ていただくための石段〟でした。 ですから、祭祀で誰かがここに上って久高島を拝むのではなく、久高島から神様をこの場にお迎えする時に、神様にこの石段を使って下りていただく、その目的で作られたようです。 久高島かぁ……。 そこから海の向こうに見える久高島は、平べったい小さな島で、山岳系の神様がいるようには見えません。 どうしてそんなに重要視していたのか……謎ですが、でも島から流れてきたパワーはとても大きくて力が続きをみる
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⑤久高島 〜前編〜
沖縄滞在2日目です。 予定を変更して、久高島へと渡ってみました。 安座真港という港から、高速船に乗って、15分で行くことができます。 この島は沖縄の創世神である〝アマミキヨ〟が、天から降りて国づくりを始めたという、とても神聖な場所だそうです。 島にはレンタサイクル屋さんが3軒あって、自転車を借りて島巡りをすると便利、とネットに書かれていました。 2時間もあれば、観光する時間も含めて、島内を一周できるという情報でしたが(とても小さな島なのです)、私は約4時間、久高島で過ごすことにしました。 島に到着して、「さて、どこから見よう?」と、思った時に、道が神々しく光って見えました。 「ああ、こっちなのだな」と、その道を進むと、イシキ浜へと行くことができました。 今思うと……反対側から回っていたら、最後に重要な場所に行くルートになっていたわけです。 最後のほうは時間がなくてバタバタと観光をしたので、もしも逆回りだったら、神様のことがよくわからなかったように思います。 私にとって正しいルートで回れてよかったです。 古代から神聖視されていた久高島に着いたとはいえ、下調べをまったくしていなかったため、どこがどこなのか、さっぱりわかりません。 光って見えた道を進みながら、「見るべきところだけを、うまく回れますように!」と、私の守護霊とその島にいるであろう神様にお願いをしました。 最初に「ピザ浜」という文字を見ましたが、ここは行かなくてもよい、という守護霊からのアドバイスで、寄らずに先へと進みました。 次に出てきたのが、イシキ浜への入口の看板です。 道の脇に自転車を停め、浜へと出る小道を歩いていたら、右手奥に祈りの場があることに気づきました。 その時は、まだそれが「御嶽(うたき)」だと知りませんから、祈りの場だと思ったのです。 香炉が2つあって、香炉の上部に黒い焦げた跡があります。 なるほど、この上で香を燃やすんだな〜と思いました。 ここでお祈りをすると、ご挨拶になるのかな? と思った私は正座をして、2拍手をしました。 違うかも〜、とここでも思いつつ、でも私の中では正式なご挨拶だから、と祝詞をしっかりと唱え、詳しく自己紹介をし、2拍手で締め、頭を深々と下げました。 その時でした! 島の真下から、島全体が、グググーっと持ち上がるような、そんな揺れがありました。 これは現実界の地震……地面の揺れではなくて、見えない世界の振動です。 見えない世界の島や私の体(霊体)が激しく揺れます。 「え? なに? 一体、何が起こってるん !? 」と、本気でビビっていると、島の真下に……何かがいます。 よく見ると、この島は何かの上に乗っているのです。 何だろう? と見て、その姿が見えた時は、腰を抜かしそうになるくらい驚きました。 島の下にいるのは、〝海の竜〟だったのです。 久高島は海の竜の、背中の上にあるのでした。(空の〝龍〟とは違うので字を変えています) 海の竜は、大蛇(ヘビではなく、まったく別の種類の神格が高い神様です)ではありませんし、空を飛ぶ龍とも違います。 その姿は、まさに〝首長竜〟なのです。 Googleで画像検索をすると、どんな感じなのかおわかりいただけるかと続きをみる
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⑥久高島 〜後編〜
久高島にいる神様はどのような神様かと言いますと……女性です。 とても大きな神様で、予想に反して山岳系神様クラスの大きさでした。 久高島は山がなく平らな土地です。 しかも、とても小さな島なのに、大きな神様がおられたのです。 女性の神様は、もちろん山岳系神様ではありませんし、かといって、海の神様でもないです。 こんなに大きな神様が、どうして、この小さな島に? と疑問が湧きます。 そして、ここがとても不思議なのですが、いわゆる〝神様見え〟するのではなく(これは私が今、作った造語です。該当する言葉がありませんので~)、超古代色が濃いと言いますか、超古代の人間がフッと神様になったような……う〜ん、表現が違うかな、神様が超古代の人間に生まれ変わったように見えるのです。 つい最近まで人間でした、というご先祖様のように見える、と言ったほうがわかりやすいかもしれません。 初めてお目にかかる種類の神様で、薄〜い、透けて見えそうなお召し物を着ています。 昔は違う国だったからかな〜? と思いました。 出雲大社の名前が出てきたので、ここでも聞いてみました。 「出雲大社の神在祭には……行かれませんよね?」 神様は、「出雲? 大社?」と、キョトンとした雰囲気で聞き返されました。 「はい。島根県にあって、日本中の神様がそこで会議をするんです。年に1回ですけど」 「何のための会議か?」 「人間の私には詳しく教えてもらえませんでしたが、大昔の会議では、この国をどう作っていくか、みたいなことを話し合っていたそうです」 「ほぅ」 ……と、ここまで会話をして気づきました。 久高島は日本ではなかったのだから、この神様が出雲まで行くわけないなぁ、と。 しまった、貴重な質問をひとつ無駄にした、と反省し、そう言えば海の竜が神様を乗せてあちこちに行く、と言ってたな、その続きを聞かねば! と次の質問をしました。 「神様は、竜に乗ってどこへ行かれるのでしょうか?」 神様のお話では、太平洋とか大西洋などの広大な海には、神々がたくさんいるそうです。 陸地の人間が多くいる地域にばかり神がいるのではない、と言っていました。 たしかに陸地は、神様がいる神社やお社、祠の間隔が狭く、あちこちにたくさんあります。 海にはそのような神社やお社はありません。 山にしても、海の広さに比べたら、すぐ隣の山にも神様がいて、間隔は狭いです。 都会になると、目と鼻の先に別の神社があったりして、密集している感じがあります。 それは都会だけ、陸地だけ、の話ではなく、海にも同じように神様がいるらしいです。 小さな島々にもいて、見渡す限り島がないような大海も、神様が全然いないわけではなく、海底にいるのだそうです。 陸地と同じように密集しているとまではいかないけれど、少なくはない、というお話でした。 さらに、ですね。 地球内部(コア)にも神様がいるそうです。 これは、「へー! そうなんだ!」と初めて知りました。 神様は人間のために存在しているわけではありませんから、当然と言えば当然のように思いました。 神様にとっては、陸地も海も同じなのですね。 で、ここの神様はあちこちの他の神様のところへ行ったり、海中の様子を見たり、いろいろと忙しいのだそうです。(でも海の神様ではありません。のちに判明します) この神様とは、イシキ浜で繋がるのが一番わかりやすいです。 他の場所でも神様にうまくアンテナを合わせて集中すれば繋がることができます。 しかし、しっかり見えて明瞭に聞こえるほど、ガッチリと繋がることはできません。 この神様を感じてみたい方は、イシキ浜の神聖な「場」のパワーにサポートしてもらうといいです。 どこからでも自由に繋がれるのだろうと思った私は、早々に次の「シマーシ浜」に行ってしまいました。 ここはイシキ浜と同じような景色で、しかもイシキ浜からそんなに離れていないのに(800メートルくらいでしょうか、1キロも離れていないです)、「場」の神聖度がかなり低くなっていました。 あれれ? という感じです。 雲間から日が差している景色も一緒だし、同じ浜続きなのに……不思議です。 さらにシマーシ浜から300メートルくらい先へ進むと、「ウパーマ浜」があります。 自転車を停めて、浜へと出る小道を歩いていたら……。 なんと! 目の前の続きをみる
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⑦久高島一周の旅
「久高島の神様」前編・後編で、この島のメインの神様と眷属のお話を書きました。今日はその他、私が見たもの全部のご報告です。盛りだくさんです。(長いです)下の地図は私が作成したので、きっちり正確ではありませんが、大体このへんなのね、みたいな位置関係はわかっていただけるかと思います。丸で囲んだ部分は、集落となっています。 シマーシ浜からウパーマ浜に行く道を自転車で軽快に走っていたら、左側にものすごい磁力を感じました。祈りの場があるのだな、と思いましたが、女性の神様とは違うご神気もちょっぴり流れてきています。「???」と思った私は自転車を停め、その小道を奥へと入ってみました。森の奥にはやっぱり、祈りの場である「御嶽」がありました。 香炉です。 「久高島 三代神様御生育之御地」と書かれています。神様として祀られている方が、人間だった時の幼少期にお住まいになっていた場所かな、と思いました。 その石碑の奥に、ご神木がありました。パワーが強烈です。それもそのはず、神様が宿っておられます。(木が神様ではなく、上部にいます) 先に、ご神木の奥を案内しますと、このような石碑(ご神体のようです)があります。 「天露之命神」と彫られていて、「天露之」の横に「みるく」とフリガナがつけられていました。 ご神体の石の向こうには、このような洞窟の入口というか、岩の割れ目がありました。こういう場所には御嶽が作られていることが多い、ということは、あちこち回ったあとから知ります。 ご神木の神様にお聞きしたところ、神様は自然霊であることがわかりました。 精霊です。 本土だったら、この木にしめ縄を張って、柵で囲って、手を合わせる場所を設置する……そのクラスのご神木です。 木から放たれる「ご神気」がすごかったです。 ああ、神様が宿っておられるなぁと、遠くからでも一目瞭然でした。神様は、この島の自然を守り、木々や動物などの自然のものに力を与える、そのようなお仕事をされているそうです。 弥生時代とか縄文時代とか、もっと昔の、原始の信仰ってこんな感じだったのだろうな、と思いました。 肌で神様を知ると言うか、ご神気で知る、そのパワーが満ちている場所に祈りの場を作る……。そんな素朴な信仰が感じられました。 前回書いた、ネズミ君がいたウパーマ浜を見たあと、ふたたびサイクリングをしていると……またまた、御嶽が持つ独特の磁力が私を引っ張ります。引っ張られるままに森の奥へと行ってみたら…… 洞窟がありました。 香炉は今も使われている様子です。 観光客は、近づいてはいけない場所だと思われます。「近づくと体調を崩す」と、わかったのと、雰囲気が独特だったので、ご挨拶もやめておいたほうがいい、と判断しました。早々に辞去しました。御嶽にはこのように近づいてはいけないところがあります。そのへんはシリーズ後半で詳しくお伝えします。 爽やかな一本道です。優しい女性の神様がお天気にしてくれました。 島の先端部になるカベール岬です。 とっても気持ちのよい場所で、ここは大自然が、心も体も、霊体までも癒してくれます。 岩場の端まで行ってみると、 このようにダイナミックな景色が見られます。しかし、崖は非常に高いので、うっかり足を滑らせたら命はないかもしれません。 夏はもっと美しいのだろうな~、と思いました。 カベール岬で、心身ともにたっぷりと癒してもらって、島の西側へと回ります。ここが久高島の聖地、フボー御嶽です。 立ち入り禁止でロープが張られていました。 ロープのギリギリまで寄って、続きをみる
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「御嶽」について
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⑧アマミチューのお墓とシルミチュー
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⑨藪地洞穴遺跡
遺跡、ということで行ってみました。 9千年以上前の土器や貝殻などが最近になって多数出土したという、藪地(やぶち)洞穴遺跡です。 沖縄県では2万年前の旧石器時代~約6500年前の「南島爪形文土器文化」、この間の出土品がほとんど見つかっていないそうで、9千年以上前の出土品は歴史の空白を埋める重要な鍵になるだろう、と、そのような貴重な遺跡らしいです。 どんな洞穴なのか興味が湧きます。 しかし、行こうと予定していたのがシルミチューのあとだったので、夕方のかなり遅い時間になってしまいました。 「遅い時間になって、遺跡に行くのはまずいんだよなぁ」と思ったのですが、せっかく近くにいるのだから、まぁ行くだけ行ってみる? という気持ちでスマホのナビをセットしました。 ナビに言われるままにボーッと運転をしていたら……全然違う場所に到着し、「なぜ、そのようなミスを今、ここで?」と、ナビの案内を訝しく思いつつUターンをして、薮地島へと渡りました。 橋を渡ると、車が1台しか通れない細〜〜〜い道が続いていて、少し走ると道は行き止まりになり、その奥に遺跡がありました。 夕方の遅い時間だったのですが、南の島ですから、まだまだお日さまが照っていて、不気味さは軽減されています。 あたりは誰もいなくて……というか、まったく人の気配がなく……。 遺跡はこんな洞窟でした。 説明版があります。英語、中国語、韓国語で書かれているところをみると、観光をしてもいいようです。ちなみに、中央にモザイクをかけているのは、私が写っているからです。 ブレてますね~。 それもそのはず…… ここは「御嶽」なのでした。 しかも、祈るための場所が…… 多くあるのです。 何かを燃やした跡もあります。 洞窟は奥へと行けるようになっていて、「うわぁ、何かがたくさんいるな~、そのまま入ったらやばいな~」ということで、霊感のスイッチを完全にOFFにしました。〝何か〟からは邪悪な波動は感じられず、むしろ好意? に近い感情の気配がしています。しかし……いるのが、もしも良くない存在だった場合、無防備に入ると、うっかり見たり、聞いたりしてしまいます。そうなったら、そこから先は無視をするのが難しいです。 無視ができなくなれば、そのあとの予測がつかず……危険なことはやめておこう、と完全に遮断して入りました。通路の奥は狭いながらも独特の空間になっていて、これ以上は無理だ、と行くのはやめ続きをみる
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⑩大石林山 〜前編〜
前回の補足です。 沖縄には「ウチカビ」といって、先祖供養や祭祀の際に使用される紙のお金があります。 以下はウチカビについての説明です。 【神や祖先を拝むときに使用する紙幣の模型。清明祭の墓参や盆・年忌などの先祖供養、あるいは御嶽などの聖地や屋敷内で神を拝むときに紙銭を燃やす】( 『沖縄民俗辞典』より) 前回の洞窟内の、何かを燃やした跡はウチカビだと思われますが、新聞紙や他のものもあったため、違うものを燃やしている可能性もあり、明言は避けました。 話は少しそれますが、私には〝従妹〟(女性のイトコです)が3人います。 1人が早逝したため、現在は2人で、その2人の従妹はどちらも国際結婚をしています。 11歳年下の従妹は中国の方と結婚をしていて、旦那さんの中国の実家に何回か行っています。 中国のその地域では、束になった紙のお金を燃やす風習というか、儀式があって、従妹と一緒に行った叔母も実際にその場で体験しています。 従妹と叔母はその時に不思議なものも見ていて、ウチカビのルーツである中国でもいろいろとあるみたいです。 全然違うテーマに話が流れているので、沖縄に話を戻しまして……。 2泊3日の旅の最終日は、最北端に位置する「大石林山」からスタートしました。 この日はあいにく朝からザーザーと雨が降っていました。時折やむことがあっても、1日中傘が手放せないという予報でした。 やみそうもない降り方だし、大石林山は山の中を歩くので、雨は遠慮したい~ と思いました。というわけで、穂高さんにお願いをしました。 すると、みるみるうちに空が明るくなっていき、なんと! 5分後に雨はピタッとやみました。このあとの写真を見ていただければおわかりになると思いますが、お天気は回復して、見事に晴れました!穂高さんはやっぱりすごい です。 事前に観光案内しか見ていなかった私は、行くまでは「パワースポット」「運気アップ」という情報しか知りませんでした。 ですから、単純に自然が癒してくれる種類のパワスポなのだろう、どのようなパワスポなのか知りたい、と軽い興味だけで大石林山に行きました。 登りはシャトルバスで「精気小屋・アシムイカフェ」まで行って、小屋を右から出ました。悟空岩から黄色いコースを半分程度歩き、また悟空岩へと引き返しました。今度は赤いコースを展望台まで登って、ぐるっとまわって小屋まで下り、帰りはシャトルバスには乗らずに、緑色のコースを歩いて駐車場まで戻りました。 黄色コースと赤コースの分岐点、悟空岩です。 黄色いコースはこのようなオレンジ色の手すりがあちこちに設置されていました。そのため雰囲気が明るかったです。 悟空岩から赤いコースを行くと……前方に何かあります。 背後の大きな岩が「石林の壁」でパワースポット、この石は「パワーストーン」だと紹介されていました。パワーがある石なのね、とさわってみると、この石に詰まっている「願掛け」が半端ない数で……びっくりしました。石のことはまたいつか書こうと思いますが、何百、何千という(万までいっているかもしれません)たくさんの願い事が詰まっていたのです。「ついでに私の分も上乗せさせてもらお~っと♪」と、私もひとつ願い事をしておきました。 振り返ってみるとこんな感じです。岩に神様は宿っていませんでした。続きをみる
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⑪大石林山 〜後編〜
前回、大昔の男性が出てきたところまでを書きました。 島の外からやって来た人のことを良く思っていないようだったので、敵意がないということを一生懸命、お話しました。 男性は、ここにいる神様は自分たちのものである、という意識がものすごーーーく強く、そのせいで警戒心が半端ないです。 そこで、「神様を横取りするとか、神様に取り入って自分に特別良くしてもらおうとか、そのような図々しいことは考えておりません」 「逆に、ローカルな神様だとか、原始的だとか、そのような失礼なこともまったく思っておりません」 「沖縄の神様のことを日本中の人に知ってもらいたいと思います、沖縄は怖いだの、神様が独特で祟るだの、そのような噂があるので、沖縄の本当の神様の姿を広く知ってもらいたいのです」ということを、誠心誠意お話しました。 男性は(年齢は60〜62歳くらいに見えました。どうやら長老だったようです)ちょっぴり私に理解を示してくれて、ここは神聖な祭祀を行なう場所であった、と教えてくれました。 長老は「あの石積みのところに聖なる道があった」と言います。 え? どこ? どこ? と、目をこらして見ると、森の奥まったところにたしかに石垣があります。 しかし、聖なる場所をどうしてこのような、山頂からみると低い森の中に作ったのか、なぜ山頂に祭祀場を作らなかったのか、という疑問がわきます。 そこをお聞きすると、山のてっぺんは神様がいる場所だから、そこに行くことはなかった、と言っていました。 そのようなことは教えてくれるのですが、私が神様とコンタクトを取ろうとすると……ガードを強くします。 神様は女性のようですが、ガッチリとガードをされているため、よくわかりません。 長老だけでなく、当時の原住民の方々でしょうか、男女24〜5名がゾロゾロと出てきて、通せんぼのようにして聖域(神様)を守っているのです。 この方々は神様のお手伝いをしているのではなく、〝守っている〟だけです。 ですから、眷属とは違います。 たとえて言うなら……自警団みたいなものでしょうか。 自発的に本人の意思でやっています。 私が神様と繋がろうとすると……強硬に阻止をするのです。 ワシらの神様、だからです。 「あの〜、差し出がましいことを言って申し訳ないのですが、神様って独占するものじゃないと思うんですけど……」と、意見を言ってみました。 「…………」と全員、黙っています。 「素晴らしい神様なら、多くの人に癒しを与えて、たくさんの人を救って下さると思います。それが神様のお仕事だと私は思っています。自分たちだけが恩恵を独占して、他の人には渡さない、というのはどうなのでしょう? 神様にとっては島の人間も本土から来た人間も、そこに差はなくて、同じ可愛い人間とお考えなのでは? と思うのですが……」 「…………」 「ここの神様を知っても、みんな、神様を奪おうとか、どこかに連れて行ってご祭神にして神社を建てようとか、そのような気持ちで来るのではないと思います。ご挨拶をさせてもらって、ありがたい高波動をいただき、ここに来ることを許してもらえた感謝をする……その程度かなと思います……」 しかし、長老からも他の人々からも返事はありませんでした。 私は緑のコースを歩いているので、どんどん駐車場に近づいていきます。 この日は沖縄の旅の最終日です。 他にまわりたい神社もあるし、空港まで距離がありますから移動にも時間がかかります。 すでに12時を数分過ぎていたので、いつまでも気長に待つ、ということができません。 う~ん、ダメだったか~、残念、とスッパリあきらめて、「御願(うがん)ガジュマル」の木を見に行きました。 このガジュマルの木がすごくて、ひたすら「ほぉ〜」と見上げていたら……いきなり神様が、「聞きたいことは何?」と、話しかけてこられたのです。 長老と、24〜5名の守っている人たちが、話し合いをしてオーケーをくれたようでした。 神様はやはり女性です。 おられたのが隣の山だったので、山岳系神様かどうかを確認したところ、違うとのお答えでした。 続きをみる
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⑫普天満宮
大石林山を出た私は、普天満宮(ふてんまぐう)へと急ぎました。 神社はまだ1ヶ所しか参拝していなかったので、〝神社〟が、どのような感じなのかもっと知りたいと思いました。 普天満宮の駐車場は神社の横にあり、車から降りて、正面にまわります。 拝殿が見えたこの瞬間に、神様が見えました。 あ〜、沖縄にも男性の神様がいらっしゃるんだ〜、と思いました。 それまで見てきたのが女性の神様ばかりだったからです。 ここの神様は、〝熊野の神様〟と、それはもうハッキリわかります。 熊野本宮から来られています。 何も聞かずとも、波動で丸わかりなのです。 熊野本宮で修行をされて神様になられたようです。 眷属が来ているのではなく、〝神様〟です。 沖縄で本宮の神様とお会いできるなんて! と大感激しました。 狛犬が魅力的で…… やっぱり「うん」のほうが好きだなぁ、としみじみ思わせてくれるお顔をしています。 表情が何とも言えないですね~。 本宮の神様だ♪ やった、やった♪ と、小躍りするくらいウキウキしていると、 「男の神が珍しいか?」とくすくすと楽しそうに笑っていました。 包容力のある感じが、ふところの大きな熊野の神様にそっくりです。 神様に、沖縄での私の体験をお話していて、「ん?」と見ると、拝殿の左右に参拝者が座っています。 このようにサッシの入口があって、自由に入ってもいいようになっており、中にはたたみ1畳分のゴザが敷かれています。 お賽銭箱も目の前にありました。 座ってご挨拶をさせてもらえるのです。 拝殿左側にはおじさんが座っていました。 右にはお母さんと娘さん? お嫁さん? がいて、お供え物もされていました。 座って参拝させてもらえると、たくさんのお供え物ができるのですね。 ああ、いいシステムだな~と思いました。 私はおじさんの横にしばらく座らせてもらったのですが、お母さんは、日常のいろんなことを神様にお話していました。 本当に、ごく普通に、神様に向かっておしゃべりをしていました。 息子がどうしてこうして、それでこんなことになりました、それからこうなりました、みたいに、それはもう細かく報告をしているのです。 しっかり声に出していました。 人が聞いているから恥ずかしいとかじゃなく、神様に対する礼儀を優先されていました。 信心深い方なのだな、と思いました。 タッパーの中は何だろう? と見せていただくと、お餅っぽいものが入っています。 後ろで写真を撮っていたら、お母さんが振り向いて、「入る?」とジェスチャーで聞いてくれたので、「いえいえ、大丈夫です、ありがとうございます」とこちらもジェスチャーで示し、プレッシャーを与えては申し訳ないので、その場を離れました。 神様はこ続きをみる
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レンタカーが予約と違うんですけど?
現在、お勉強のためと、自分の前世癒しができたらいいなぁ、ということで取材の旅をしています。 飛行機に乗る直前まで、行くんイヤやな……と気持ちが暗く、どんよりしていました。 前の晩などは多額のキャンセル料を払ってもいいから、やめようかな、とまで考えました。 何がそんなにイヤだったのかと言うと、つらい前世を思い出しそうで、怖かったからです。 そうなんです、一生行かないかも? と思っていたフランスに来ています。 もろもろの事情でこうなったのですが、行きの飛行機の中で、なんで私は今、フランスに向かっているのか……と、疑問が湧いたくらい不思議な成り行きでした。 今回も、航空券からホテル、レンタカーと、すべて自分で予約をした完全な個人旅行で、もちろん一人旅です。 昨日は約12時間飛行機に乗ってパリに着き、そのままホテルに移動、疲れ果ててベッドにもぐり込んで1日目が終わりました。 今日は午前中にレンタカーを借りに行きました。 免許証の提示や支払いなどの手続きが終わって、「はい、どうぞ」とキーを渡されたのですが、いや〜! 待って! ナビの言語設定だけはして下さい〜、とお願いしました。 私はフランス語がさっぱりわかりません。 30ヶ国語くらい入ってるから、日本語もあると思うよ〜、と暗に「自分でできるって」みたいに言われたので、「でも! 設定をする画面はフランス語ですよね〜 」と無理を言って設定をしてもらうことにしました。 ちなみに、係のおじさんとの会話は英語です。 私が知っているのはボンジュールとメルシーくらいで、まったく何を言われているのかわからないからです。 あ、余談ですが、現地で「メルシー」の発音を初めて聞きましたが、「メッシー」としか聞こえないです。 なので私も聞こえたようにメッシーと言っています。 え〜っと? 何の話でしたっけ……。 ああ、そうだ、係のおじさんがナビの設定をしてくれることになり、一緒に続きをみる
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難しい駐車と高速道路での支払い
フランス人の縦列駐車テクニック、すごいです。 出す時どうするのだろう……と心配になるくらい、前後の隙間がありませんでした。 フランスの人は駐車スペースが狭くても大丈夫なせいか、駐車場も1台分ぴっちりギリギリ、余裕はありませんという狭さのところが多いです。 そこに、頭から突っ込んで駐車をします。 これは意外と難易度が高いです。 下の写真は車が1台しか通れない通路を入って来て、そこから超狭〜〜〜いスペースに全車が頭から突っ込んで停めています。 私もそうしようと、車体の5分の1くらいをちょこっと突っ込んでみましたが、通路が狭いので、左に頭を振って入ることができず、非常に入りにくい角度になります。 慣れない左ハンドルですし、入れるスペースは猫の額のような狭さです。 車1台の横幅とほぼ同じなんです。 〝狭いスペースに〟頭から駐車をする習慣がないので、感覚がわかりません。(アメリカは駐車スペースも通路も広いので大丈夫でした) 「このまま進めたら、右のボディを隣の車にガリガリとこするなぁ」と、冷静に判断し、頭からの突っ込みはやめました。 けれど、いつもやっているバックで駐車をするのは得意です。 続きをみる
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モロッコ
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世界遺産ヴォルビリス
モロッコにある世界遺産の一つ、ヴォルビリスです。以前から知っているような書き方ですが、連れて行ってもらって、そこで初めて知りました。 ここは古代、ローマ帝国の都市だったそうで、西暦40年頃に作られたらしいです。2万人が住んでいた、と遺跡の公認ガイドさんが説明をしていました。 この地域一帯は小麦やオリーブがよく育つらしく、それをこの大きな石うすで挽いていたそうです。 あちこちにモザイクの床が残っていました。ローマ人は300年ほどこの都市に住んでいたのだそうです。 トイレです。縦に掘ってあるところに水を流していたそうです。そんなに昔から水洗トイレがあったんだ〜 とびっくりです。 こちらは、お酒をたくさん飲みすぎた人が、ウゲーと吐くための場所です。(四角い井戸のような中に吐きます)街全体が石で敷き詰められている美しい都市ですから、その石だたみにウゲーとされてはかなわん! といったところでしょうか。作った人の気持ち、わかる〜、と思いました。 遺跡の中には公衆浴場や洗濯場、市場などの、庶民のための施設があったり、お金持ちだった人の邸宅跡があったりと、バラエティに富んでいました。 こういう作りになっていると、なんだかワクワクします。1人で観光をしていたら、アーチをくぐって向こうへ行ったり、また戻ってみたり、とあれこれやってみるのですが、従妹も続きをみる
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