November 10, 2017, 5:36 pm
うわぁ! すみません! (>_<) と思いました。 昨日、「お元気ですか?」という件名のメッセージが、続けて2通届きました。 ブログが止まっているので体調を崩しているのでは? と、心配して下さった方もいらっしゃって……。 さらに今日の朝にも、体調やその他のことを気遣ってくれたメッセージが届き、本当に申し訳ない気持ちになりました。 とっても元気にしているのですが、ハッと気づくと5日もブログを更新していませんでした。 1日がものすごく早くて、あっという間に過ぎていきます〜。 言い訳を致しますと、ただ今、必死で執筆しております。 8月に、締め切りに間に合わないかも……とブログに書きましたが、なんと今回も……。 ううう。 (ノ_-。) 毎日、一生懸命頑張っているのですが、なかなか進みません。 と、泣き言はこれくらいにして、今日は神棚のことをちょっと書いてみようと思います。 少し前に読者の方のブログを拝見しました。 とても立派な神棚の写真がアップされていて、「丁寧にお祀りされているな〜」と思いました。 神様に対する信仰心というか、愛情が伝わってくる写真で、居心地の良さそうな神棚だったのです。 ただ、ひとつだけ、気になることがありました。 先に申し上げておきますが、ここからは〝神道〟という宗教とは意見が違うと思います。 それって正しいの!? 本当なの!? と、重たく考えずに、「ふ〜ん、識子さんはそういう見解なのね〜」程度にお読み下さい。 神道では、たぶん、お鏡をお社(やしろ)の前に置くようになっているのだと思います。 神社でもそのようにされているところがあります。 ただ、家の神棚では、お鏡はお社の〝中に〟入れたほうがいいです。 お鏡が大きくて中に入りません、という場合は、小さなものが神具店で売られています。 実は神様はおふだのような紙片や木片より、お鏡のほうが断然宿りやすいのです。 たとえば、伏見稲荷からおふだをもらってきます。 その時に、眷属が「この人を守ってあげよう」と、1体ついて来てくれたとします。 もらってきたおふだを神棚のお社に安置したら、眷属はおふだに宿ります。 続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
November 13, 2017, 12:00 am
前回の記事のあとで、驚くほどたくさんの質問をいただきました。 神棚の記事をめったに書くことがないので、神棚のお話が出た時に、できるだけ質問にお答えしたいと思うのですが……。 個人的なご相談は、ブログで書くのが非常に難しく、ちょっと無理かなと思います。 個人的なご質問をされた方、そこのところ、ご理解いただけるとありがたいです。 それから、おじいちゃんやおばあちゃん、ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんが、かなり昔に、誰かに言われたらしい一般とは違う祀り方、普通とはちょっと違う神棚等は、なにか特別な由緒があるように思います。 その場合、実物を見てみなければ、何がどうなっているのかわからないです。 見てもいないのに、「こうですよ」と、推測で判断するわけにはいかなくて……こちらも、お力になれないことをご了承下さい。 というわけで、一般的なご質問について書こうと思います。 しつこいですが、これは、私の個人的見解です。 ネット情報や神社の関係者の方、または神社のサイト等とは、意見が違うと思われます。 ですので、前回も書きましたように、「識子さんはそのように考えているのね、ふ〜ん」程度でお読み下さいますようお願い申し上げます。 *~*~*~*~*~*~*~*~ ✳︎お鏡やお社、しめ縄を購入する場所 どれも、神社や神具店で買わなくてはいけない、というものではありません。 通販で買っても、ホームセンターでも買っても全然問題ないです。 中に入れるおふだと違う神社で購入してもいいです。 お鏡、お社、しめ縄をバラバラの場所で買うのもオーケーです。 ✳︎お鏡の台座の彫刻 質問をされて初めて、いろいろな模様があることを知りました。 お稲荷さんに龍の彫り物のお鏡でも大丈夫でしょうか? というご質問です。 台座に龍が彫られていても、そこに龍の魂が入っているわけではありませんので、まったく構わないです。 龍の他にもいろいろな彫刻があるのですね〜。 どれも差はないのですが、超ド派手なものは避けたほうがいいように思います。 なるべくシンプルなほうが、神様も眷属も落ち着いて宿ることができます。 ✳︎お鏡を置けばおふだは不要? 「神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました」という本に、神棚に関しての詳しい説明、おふだの役割などを書いています。 おふだは窓口として機能するものがほとんどです。 おふだをもらってきたら、必ず神様や眷属が、おふだと一緒に来てくれるわけではないのですね。 ですから、お鏡を置いても、そこに眷属や神様が来ていなければ宿ってもらえず、お鏡はただのお鏡です。 置けば必ずどこかからやって来て宿ってくれる、というものではないです。 もしも、おふだと一緒に神様や眷属が家に来て下さっている場合、おふだよりもお鏡のほうが丁寧なお迎えの仕方になりますよ、とそういうことなのです。 一緒に来られていれば、お鏡を用意すると、確実にお鏡のほうに宿られます。 一緒に来られていなければ、お鏡に宿りませんから、神様の波動入りのおふだは今まで通り必要です。 神社の窓口としての機能がなくなるからです。 おふだが不要かどうかは、実際に神様や眷属がお鏡に宿っているのかどうか、そこを見極めることが重要となります。 霊感で知ることがまだちょっと難しいです、という方は、おふだは今まで通り、いただいて下さい。 来てくれてないっぽいな~、と思われたとしても、お鏡はそのまま置かれていたほうがいいです。 なぜなら、もしも、今来てくれていなかったとしても、次のおふだと一緒に来てくれる可能性があります。 神棚を丁寧にお祀りしていること、その信仰心を、神様はちゃんと知って続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
↧
November 13, 2017, 11:47 pm
神棚についての後編になります。 毎回、しつこく書いて申し訳ないのですが……すべて個人的見解です。 どうか、そこのところ、ご理解いただいた上でお読み下さいますようお願い申し上げます。 神社の関係者の方、ネット情報、神社のサイトなどなど、いろいろな方と意見が違うと思います。 たくさんある考え方の中のひとつ、と軽〜く考えていただければ、と思います。 *~*~*~*~*~*~*~*~ ✳︎おふだは重ねてても問題ない? 1社造りのお社は1社のおふだのみにしたほうがいいです。 窓口だったとしても、神様・眷属が来られていても、そのほうが断然通じやすいからです。 3社分のおふだを重ねて入れていても、叱られたり障りがあるとか、そのようなことは絶対にありません。 マイナスの作用があるわけではないので、構わないと言えば構わないです。 では、識子さんも重ねたりしますか? と聞かれたら……私だったらしないかな、と思います。 重ねているうちの1社の神様・眷属が守りに来てくれるとなったら、とても居心地の悪いお社の空間なので、申し訳ないと思うからです。 たとえば、熊野本宮大社、伏見稲荷大社、出雲大社のおふだを一緒に3枚重ねていて、そこに伏見稲荷の眷属が来て下さった場合、居場所である空間は、熊野本宮の「波動」と出雲大社の「波動」も強く漂っているわけです。 場の「波動」が若干、ぐちゃぐちゃしています。 不快に思うところまではいかないとしても、居心地が良くないことはおわかりになられるかと思います。 伏見稲荷にお帰りになる可能性が、ないこともないので、いただくおふだは1社1社を大切にされたほうがいいかな、と思います。 ✳︎お祀りする3社の種類 著書(神社仏閣 パワースポットで神さまとコンタクトしてきました)にも書きましたが、伏見のお稲荷さん1社だけで、驚くほどの恩寵をいただいていた方もいらっしゃいます。 私の親戚の神棚は、必ず入れるべきと言われているおふだや氏神様を、一切祀っておりませんが、ご加護をたくさんいただいています。 神棚は、〝自分の〟〝自分の家の〟神棚です。 大好きな神様だけをお祀りしても全然構いません。 私がもし、神棚を持とうと決めたら、ものすごーーーーく悩むと思います。 生まれ故郷の山岳系神様、伏見稲荷大社、熊野本宮大社、飛瀧神社、玉置神社、大神神社、出雲大社、鳥取の大山の神様、出羽三山も捨てがたいし、北海道神宮や宇佐神宮など、その他にも素晴らしい神様方がたくさんおられるからです。 どの神様との〝直通窓口〟を、自分ちに置くか、本気で迷います。 もしかすると、眷属が守りに来てくださるかもしれないので、「どんだけ悩むねん!」というくらい、悩んで悩んで悩みまくると思います。 そこまでして選んだ神棚は大好きな神様ばかりになります。 神棚のお世話をするのも、手を合わせてお話をするのも、親近感と心からの信仰を持ってできます。 神棚を持つメリットのひとつが、ピュアな信仰心を保つことですから、なじみのないおふだよりも、大好きっ! 窓口を持って通じることができて嬉しい! と思える神様を祀られたほうがいいと思います。 ✳︎神棚に足を向けてはいけない? 少し前に、ご眷属拝借をされていて、格上の眷属がバトンタッチされて来た場合……さらにその眷属が「足がこちらに向いているのは嫌だなぁ」と思われる性質だったら、足を向けて休まれるのは避けたほうがいいですよ、というお話を書きました。 この場合は神棚ではありませんでしたし(低い場所でしたので、足との距離が近いです)、寝室でのお話でした。 高い位置の神棚、さらに神棚の設置場所によって、事情は変わってきます。 神棚を〝寝室〟に置かれるのでしたら、ベッドやお布団の向きは、〝できれば〟気をつけたほうがいいです。 毎日神様に足を向けて寝る姿をイメージした時に、皆様もきっと、できれば避けたほうがいいのでは? と思われるのではないでしょうか。 その程度です。 神棚は高さがありますし、しめ縄で結界が張られ聖域が切り離されているので、そんなに気にしなくてもいいと言えばいいかなと思います。 リビングに神棚を設置しているのでしたら、リビングは常時寝る部屋ではありませんから、全然気にしなくて大丈夫です。 リビングのソファでうたた寝をする、お子さんがお昼寝をする続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
November 15, 2017, 7:16 pm
相方(さがた)城跡は、広島県福山市新市町にあります。 最新刊の中に書いた「小さな神仏」の取材で、そのあたりを走り回っていた時に、ちょっとお邪魔をしてみました。 お城の跡は山頂ですが(車で行けます。道が超狭いのでお気をつけ下さい)、草がはえているだけで何もありませんでした。 昔、ここにお城があったんだな〜、と思いをはせる場所となっています。(見晴らしは良かったです) その相方城跡より、少し下ったところにあるのが「相方猫地蔵尊」です。 案内板で、猫地蔵という名前を見た時は、ペットの猫のための新しくできたばかりのお地蔵さんなのかな〜、と思いました。 ペット霊園みたいな感じかな、とも思ったので、見なくてもいいかな、と素通りして山頂へ行ったのですが、なんとなく気になって帰りに寄ってみました。 猫地蔵尊は、ちゃんとした石仏で古いお地蔵さんでした。 お地蔵さんの足元には猫が2匹彫られています。 そこに書かれていた由緒を読むと、1574年に妖怪騒動が起きたのだそうです。 弓の名人だった人が、妖怪退治をしてほしいという殿様の要請を断りきれずに、退治をしました。 すると、その夜から、【家族共々皆狂い廻る病】に襲われたそうです。 祈祷師に祈祷をしてもらったところ、妖怪の怨念の祟り、だと告げられます。 「罪のない子猫とともに成敗されて成仏できない」と親猫が言い、「親子の猫地蔵を建立して祀ってくれたら、信者の願い事は何でも叶えてやる」とも言ったそうです。 早速、そのように供養をすると、3日後から家族がみんな回復しました。 この出来事によって祀られたお地蔵さんだということです。 以前は別の場所に祀られていたようですが、2012年に現在地に移転されたみたいです。 へぇ〜! と、驚いたのは、400年前は殿様が妖怪退治を、フツーに、弓の名人に頼んでいたのですね。 今だと、「妖怪が……」などと、実社会で本気で訴えようものなら、信用を失うのではないかと思うのですが、昔ってある意味、社会に包容力があったんだな、と思いました。 このお地蔵さんはちゃんと道が通じています。 猫の他に人間もからんでいますから、物語はもう少し複雑なようです。 そこで、交通事故や水難事故の現場にお地蔵さんの石仏を作ったら、どうして成仏できるのか? という質問をしてみました。 お地蔵さんの答えはこうでした。 供養の石仏は〝亡くなった人のために〟作ったお地蔵さんです。 お寺のご本尊にするような、仏様として拝む目的ではありません。 ですから最初は、お地蔵さんと道がつながっていないのです。 し
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
November 18, 2017, 11:10 pm
今回は女性の方に向けて書いております。 生理についてのお話です。 時々、いただく生理の質問で多いのは、ずいぶん前から参拝のための旅行計画を立てていたのに、直前になって日にちがずれてしまい、生理になりそう……参拝はやめたほうがいいのでしょうか? というものです。 「遠くから行くのでどうしても参拝したいです。お参りはしないほうがいいと思うのですが……」と悩みが綴られています。 今まで、ブログの欄外っぽい一番下の場所に、チラッと生理について書いたりしていましたが、もう一度、しっかり書いたほうがいいのかな、と思い、改めてこれを書いています。 連続して取りにくい休暇を頑張って取って、ホテルや乗り物の予約もバッチリ、下調べをしたら近くに温泉があったから参拝したあとで入ろうかな〜、と、ウキウキワクワク、旅行を心待ちにしていたのに……生理がきた……。 「…………」 ( ̄_ ̄ i) なんで、今回に限って、ずれたん!? という経験は、女性の方なら1回はあるのではないでしょうか。 計画を延期することは難しいし、でも神様に失礼なことはしたくない……どうしよう、と悩まれることと思います。 このような時は、神様・眷属にちょっと我慢していただいてもいいと思います。 神前挙式などの、どうしても変更ができない場合もそうです。 できれば遠慮してほしい、と神様側は思っていますが、思うだけで、怒りまくってバチを与えることはありません。 ンモー、と眷属は眉をひそめるかもしれませんが、神様のほうは許してくれます。 もちろん、神様によって違いがありますから、許してくれても「また来なさい」と、ガラガラガラーッとシャッターを閉める神様もいます。 それは、生理が〝苦手だから〟閉めるのであって、嫌いになったから閉めるわけではないのです。 生理中の参拝が失礼だと〝知っていながら〟参拝したら叱られませんか? という質問もありました。 そこで今日は、ちょっと神様や眷属の視点から説明をしたいと思います。 神様・眷属が神社にいると、向こうから女性の参拝客がやって来ます。 生理中であることは、神様側からすると即座にわかります。 眷属は、ンモー、それあかんで〜、というモードになります。 親分である神様に対して失礼だからです。 でも、その参拝客の女性は、生理が失礼だとは知りません。 ですから、平気でズカズカと境内に入り、高らかに柏手(かしわで)を打ち鳴らし、願掛けをして、出て行きます。 知らないから仕方がないことは、神様にも眷属にもわかっています。 悪気がないことも知っています。 でもそれと、神様・眷属が、生理が苦手であることは別の話です。 この生理中の女性には、背中を向けてしまう状態になります。 さてそこで、もう1人、女性がやってきます。 この人も生理中です。 ンモーモードの眷属が、しかめっ面をしていると、その女性は鳥居のところで、丁寧な謝罪をします。 「生理中で申し訳ございません。でも、かくかくしかじかで、計画を変更できませんでした。失礼だと知っておりますが、以前から夢見ていた念願の参拝です。どうかお参りをさせて下さい。非礼をお許し下さい」 と、頭を下げるのです。 「おや?」と、眷属は思います。 謙虚に謝罪する人が珍しいからです。 続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
↧
November 28, 2017, 10:00 am
9日間、ブログを更新できなくて、ご心配をおかけ致しました。 本当にすみません。 元気にしています。 なんとか締め切りに間に合いました。(半日ほど遅れましたが……) 更新をしていない間もたくさんのメッセージをいただきまして、ありがとうございます。 もうちょっとしたら更新、頑張ります〜、少しだけお待ち下さい~ と思いながら読ませていただきました。 ご心配して下さった皆様、誠にありがとうございました。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 今日は旅行で宿泊するときの、ホテルや旅館のお話です。 「幽霊がいるかも? と思うと怖いです、怖くて眠れません」というメッセージをいただきました。 「識子さんはどのような対策をされていますか?」というご質問は以前にもいただいたことがあります。 ホテルや旅館に幽霊がいるのは、そんなに多くないので、私は、対策は何もしていないです。 というか、そこまで考えがおよばないと言いますか……霊がいるかも? ということがまったく頭にないので、遭遇してはじめて、あ、ここにはいたのね、と思う、そんな感じです。 ホテルや旅館で自殺をした霊が出てくることもあって、そのような霊を2回見たことがあります。 どちらも首を吊っていました。 不思議なのは、首吊り自殺をした人は、なぜか吊った姿で出てくるのです。 その姿のまま、とらわれているのかもしれませんが、どちらかというと、その姿を見てほしいという意思のように思いました。 こちらに何か危害を及ぼすわけではないので、もしも見えたとしても、無視していればそのうち消えます。 人間の、ごく普通のおしゃべりに反応する幽霊というのは、なかなかいませんが(物質を動かすには、ある程度、強い力が必要だからです)、旅館では一度だけ遭遇したことがあります。 元夫とずいぶん前に泊まった温泉旅館でのことです。(そこそこ有名な旅館でした) お部屋は和室で、窓際に応接セットが置かれていました。 照明が妙に暗く感じられ、実際はそうではないのでしょうが、畳もなんだか古いような気がして仕方がありませんでした。 陰気くさい雰囲気で、 気分が一気に暗くなる、そんなお部屋でした。 ここにはいるなぁ、と思いましたが、黙っていました。 しばらくして、「なんか……気持ち悪ない?」と、元夫が言います。 「ん〜、ちょっとね」 「なんかおるんちゃう?」 「そういうのは気にしないほうがいいよ」 「いや、この部屋おかしいわ、絶対なんかおるわ!」と、言ったその瞬間に、応接セットが置いてあるところの電球が、チカチカと点滅し、不自然にパッと切れました。 そうだ、俺はここにいる、と、霊が電球を使って答えたのです。 「…………」 ( ゚ ▽ ゚ ;) と、元夫は固まって、じーっと電球を見つめていました。 私は、「この霊は強いな、ちょっとヤバいかな」と思いましたが、元夫が沈黙していたので、「偶然、偶然」と明るく言ってあげました。
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
November 30, 2017, 5:02 am
大分県の国東半島にある、熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)です。石段の向こうに、すぐ磨崖仏があるのかな~、と思って行ったのですが……。 5分ほど歩くと、さらに登るようになっていました。この鳥居は驚くほど古くて、享保7年(295年前)のものです。300年もこうしてフツーに立っているのがすごいです。扁額に「三社大権現」と彫られていたのですが、「権」の字が昔の難しい字になっていました。 うわぁ~、登るのきつそーーーーー、と思いました。(実際、きつかったです) 高齢の女性が2名、お掃除をしながら、おしゃべりもしながら登っていました。のどかな風景に見えるかもしれませんが、石が不揃いなので足に負担がかかり、ヒーヒー言いつつ登りました。 見て下さい、この傾斜~!手すりがなければ怖いくらいの角度です。磨崖仏は女性2人の左側のあるのですが、ちょうど休憩をされていたので、邪魔にならないよう頂上の神社から先にお参りしました。 頂上にある熊野神社の拝殿です。 神仏習合の名残があります。 本殿の横です。こちらは完全に仏様の世界でした。 石燈籠や石の祠があったり、石仏が安置されています。 この石仏は鼻が高くて「ハーフ?」と思ってしました。すんごい美人! です。参拝に行かれる方は、是非、横から見ていただきたいです、お鼻の高さを~。 石燈籠に草続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 1, 2017, 12:20 am
国東半島(大分県)の神社仏閣について書いております。こちらは、真木大堂(まきおおどう)です。 旧本堂にある木造仁王像です。このお寺には、収蔵庫があって、そこに9体の仏像が旧本堂から移されています。 収蔵庫はガラスで隔てられていて、阿弥陀如来坐像、四天王立像、不動明王立像、大威徳明王像などが安置されています。ここのお不動さんは非常~~~にカッコイイです。なんとも言えない魅力的なお顔をされています。ネットなどの写真で見るとそうでもないのですが、魂が入ったお不動さんをじかに見ると、「ほぉ~」と、わかっていただけるかと思います。大威徳明王は牛に乗っていて、こちらも迫力があってカッコよかったです。(リーフレットは大威徳明王です) 国東半島は石の祠や塔などが多くあって、独特の雰囲気を持っていました。 可愛いなぁ、と思ってしまう、ヘタウマの仏様です。 駐車場の入口に、えらいリアルなかかしが置かれていました。こんなところで、そば打ち? と思ってしまいました。 富貴寺(ふきじ)です。 手の込んだ祠&石仏です。享保6年と彫られていますから、約300年前です。 石燈籠の明かりを灯すところにも仏様が彫られています。こういう石燈籠もあるんだな~、と思いました。 仁王門です。 仁王様が一般的な仏続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 2, 2017, 7:33 am
鍋山磨崖仏は、道路にまったく案内がなくて、あれ? まだかな? と思っていると、いきなり登り口がありました。場所を示す標識はそこだけでしたので、うわぁ! ここっ? と慌てます。車を降りて少し登るのですが、それがこの石段です。写真で見ると、フツーに見えるかもしれませんが、1段1段が、「よっこらしょ」と登らなければいけない高さでした。でも、5分程度で登れるので、そんなにしんどくはありません。 磨崖仏はお堂に守られていました。 彫られたのは、平安時代後期〜鎌倉時代初期と考えられているそうです。お不動さんです。 傷みが激しいのですが、道は繋がったままです。自由な感じの、のんびりしたお不動さんでした。 新しい石仏が岩のくぼみに安置されています。 こちらは薬師如来像です。 あ! あんなところにほら穴が……と、よく見たら……。 中に安置されているのは、空海さんの石像でした。雰囲気が、おじいさんすぎませんか……? と、失礼なことをつい思ってしまいました。老けたお顔の空海さんです。 こちらは白鬚田原神社(しらひげたわらじんじゃ)です。 おぉ~、なんだか古くて威厳のある鳥居です。 文化三年と刻まれていますので、210年前です。国東半島は古い石仏や鳥居がそのまま残っているところが多いです。 石燈籠は、寛
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
↧
December 4, 2017, 4:52 am
国東半島、最後のご紹介です。両子寺(ふたごじ)です。最終日の最後に行きました。なんだか有名なお寺みたいだから行っとく? と、まったく期待せずに行ったのですが、ここの護摩堂のお不動さんはすごかったです。護摩堂は入ったところが、お賽銭箱のこちら側になっています。そこで天井を見上げると、原木のままの梁が何本もあって感動します。あぁ、昔はこんな感じだったんだな〜、と、妙になつかしい気持ちになるのです。前世の記憶が反応しているように思いました。外陣にもセルフで入れるようになっています。 内陣の真ん中がお不動さんで、右に阿弥陀様、左は最澄さんでした。ここのお不動さんはとても強いので、お近くの方はご縁をいただくといいです。「魔」も「生霊」も祓ってくれます。私が参拝している間、誰も来なかったので、「ラッキー♪」と、独り占めさせてもらいました。本当に居心地のよいお堂でした。内部は撮影ができなかったので、正面にあった石仏の画像を載せています。 大講堂に行く途中に稲荷社があったのですが、スルーさせてもらって、大講堂を見学し、そこから奥ノ院に向かいました。参道には大きな鳥居があります。鳥居をあがったところにあった石柱に「元文三年」と、サラッと刻まれていました。約280年前です。国東半島は約300年前のものが風景にとけ込んでいる、それが普通、という珍しい地域です。 この石の祠も古そうですし…… ふと上を見上げると、石塔があったり…… このような石仏&祠があったり…… 灯籠なのか祠なのか、よくわかりませんが、山肌に立っているものもありました。なぜ、そんなところに? と不思議でした。 あ、奥ノ院が見えてきました〜。 弘化3年(1846)旧杵築藩主松平候の寄進によるものだそうです。 奥ノ院の横から奥に入れるようになっていました。 建物と岩の間を進みます。 すると、このような仏様コーナーがありました。 見えにくいかもしれませんが、右端の仏様の下に水が流れています。続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 6, 2017, 10:08 pm
昨日の夜おそく、取材から帰ってきました。取材といっても全額自腹なので、少しでも元を取るために、「できるだけ、あちこち見よう!」と欲張って回り……疲れ果てて帰宅しました。(いつもそうなんです……みみっちさ全開です )写真を整理することも、音声記録をノートに書き写すこともまだ出来ていないので、今日は少し前に行った成田山新勝寺のご報告です。 門を入ると、参道の真ん中で何やらやっています。 この参道を…… 手前から奥に歩いて行く、お坊さんの後ろ姿を撮影しているのでした。何の番組なのかな~? と思いましたが、聞く勇気がありませんでした……。 いいお天気です。この日は元夫を連れて行きました。と言うのは、元夫は、お不動さんにご縁をもらっていないのではないか、と思ったからです。何かあった時に緊急で助けてもらえるよう、とりあえず連れて行かねば、と、思いました。 11時からの御護摩祈願に参加させていただきました。大僧正でしょうか? 雅楽が鳴らされる中、お付きのお坊さん2名に付き添われて、ご高齢のお坊さんが登場しました。雰囲気からして、偉いお坊さんだ~、という感じです。迫力のある護摩焚きは前回と同じで、やはりお不動さんが巨大になって姿を現していました。前回、私は「お火加持(おひかじ)」を知らなかったので、見ているだけでした。今回は、念願叶ってお財布をかざしてもらいました! 良かったです~。元夫はアナウンスで指示されるままに、頭を下げたり、お願い事をしたり、真言を唱えていました。事前に私か
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 8, 2017, 3:52 am
今日はスピリチュアルなお話からちょっと離れています。 前回の成田山新勝寺参拝後、筑波宇宙センターに行きました。いつか必ず行きたい! と、私が長年憧れ続けていたところです。 展示館「スペースドーム」内部です。こちらは無料で自由に見学ができます。ちなみにミュージアムショップも自由に入れます。 こんな大きなものが宇宙空間に浮かんでいるのか~、と不思議な気持ちになりました。 後ろから顔を出せるようになっています。私がまず顔を出してみたのですが、元夫が「怖い、怖い」と言いつつ、シャッターを切りました。ちょっとぉー、何よ、その失礼な発言は……と思いながら、交代をすると、顔に下からライトが当たっていました~。うわぁ! 怖っ! と、私のほうが、より失礼な発言をしてしまいました。 宇宙食の展示がされていたり…… 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の実物大モデルもありました。 きぼうの内部は狭かったです。 一つ一つに丁寧な説明が書かれているので、わかりやすくなっていました。 エンジンらしいです。元夫が説明をしてくれましたが、チンプンカンプンです。エンジンの仕組みはわからんでええねんけど……と思いながら、一応聞きました。 ロケットの模型があったり…… 月の模型もありました。この横では大きめのモニターに、「かぐや」が撮影した月の表面の映像をずっと流し続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 8, 2017, 1:05 pm
前回書いた筑波宇宙センターのミュージアムショップで、宇宙食が売られていたので、買ってみました!そして、食べてみました! エビグラタンから、チャレンジです。フリーズドライなのでそのまま食べて下さい、と書かれています。 こ、これは……。私がよくお世話になっている冷凍食品にそっくり……です。でも、フリーズドライなので、食感は「らくがん」です。パフパフです。味は当然ながら、グラタンでした。ちょっと、塩がききすぎかな~、という、しょっぱめでした。美味しいかどうかは……。正直、「ん~~~~~~~~~~~」という感じでした。 アイスクリームもフリーズドライです。 見た目、もろ「らくがん」です。表面が若干、硬くコーティングされているので、ゴリゴリと食べると(中はパフパフです)、口の中でふんわりしてきます。おぉ~、まさしくバニラアイスの味だ~、と感動しました。しかし、冷たくないので……アイスクリームというよりも、バニラ味のなにか……という感じでした。食感が独特なので、たとえようがないのです。味は美味しかったです。 エビグラタンとバニラアイスは、宇宙食と同じ製法で製造したもので、実際に宇宙飛行士の食事に供されているのではないそうです。しかし、このパンは、スペースシャトルでも食べられたものだそうで、期待がふくらみます。 缶を開けると、紙に包まれたこのパンが入っています。フワフワです。しか続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
↧
December 9, 2017, 11:10 pm
私のもとに届くメッセージには、本当にいろいろなお話が書かれています。 お悩みを綴られている方も多いですし、質問もたくさんいただきます。 ご自分の体験を書かれている方も多く、なかには読ませていただくだけで、勉強になるものもあります。 今日はちょっとそのへんを書いてみたいと思います。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 昨年、と二人で伏見稲荷大社にお参りに行きました。 (ウサギは私が伏字にしました) そしてその帰り、おみくじを引こうということになり、二人でおみくじを引いたのです。 すると、は確か「吉」だったと思うのですが、私はなんと「大大吉」だったのです。 大大吉って、識子さんご存じでした? 私は初めてだったので本当に本当にびっくりしました。 今までろくに大吉も引いたことがなかったのに。 願いが、叶わないことはない、と書かれていました。 私は歓迎していただけたのかな…と思い、ウキウキで帰りました。 それ以来、私はおみくじを引いていません。 たぶん、これからも引かないと思います。 よくないくじを引くと落ち込みそうで。(笑) そのおみくじは今も大切に大切に持ち歩いて、時々見てはニヤニヤしたり元気をもらったりしています。(≡^∇^≡) ああ、いいな、理想的なおみくじの扱い方だな〜、と思いました。 大大吉を与えた伏見のお稲荷さんも、「そこまで大事にしてくれるのか♪」と、喜んでおられることと思います。 というか、そのように喜んでくれる方だから、おみくじで歓迎を表したのだと思います。 こちらはかなり前にいただいたメッセージです。 豊国廟に行くドキドキを綴られていた女性の方がいました。 何回かに分けてメッセージが届いたのですが、秀吉さんを「秀吉のお殿様」と呼ばれていました。 「秀吉のお殿様に、はじめてお会いする!」と、とっても緊張されていて、「お殿様に失礼のないように」と思った読者さんは、参拝の3日前に美容院に行かれたそうです。 豊国廟に行くために美容院に! うわぁ、なんてピュアな信仰心! と思いました。 お酒以外の手土産を何にしようかと、あれこれ悩んでもおられました。 豊国廟では、ゼーゼー言いながら汗だくで、あの長い石段を、髪の毛を振り乱して登られ
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 11, 2017, 8:43 pm
息子と元夫の物件探しのお話は、少し前にブログに書きました。 私の物件探しについては……というと、これがもう、ごく普通で……特別に書くことがなかったため、記事にはしませんでした。 しかし、引っ越しをしてから気づいたことがあって、ちょっとそのへんを書いておきます。 あらかじめネットでいくつか目星をつけて不動産屋へ行き、内見をさせてもらいました。 ネットで物件を見ていると、「あ〜、ここは行ったらあかんとこやな〜」というものが少なからずあります。 いくら間取りや賃料、場所が希望と一致していても、このような物件は見に行かないです。 ですから、霊がいる部屋を内見することはありませんでした。 不動産屋さんでも何軒か紹介されましたが、やばそうな物件は避けました。 なので、特別なお話はないのですが……ただ、今回も、「神様が見つけてくれた物件なのだな」と実感することはありました。(前回のお話は「神様アンテナを磨く方法」という本に書いています) 関東への引っ越しは、まず元夫が通勤圏内で住むところを決めました。 その後、私が元夫のマンションに徒歩で行ける範囲で探したのですが、なかなかいいところが見つかりません。 内見をすると異常に汚れていたり、予想以上に古かったり、間取りが良くなかったりと、ちょっと無理……という物件ばかりだったのです。 そんななか、ここならいいかな、という物件が2軒ありました。 1軒目の申し込みをお願いした時、電話をかけていた不動産屋のおじさんが「え?」と問い返していました。 なんと、ほんの少し前に決まった、というのです。 まぁ、そういうこともあるかな、とその日はあきらめました。 後日、また探しに行って、ここならいいかな、というもう1軒をお願いしました。 すると、そちらもその日に決まった、という返事だったのです。 この2軒は、どちらも内見をする前、午前中は空いていたのです。 それが、その日の夕方までに決まっていました。 元夫の近所には条件の合う物件がない、という状態になったので、次は、電車、もしくはバスを使って30分以内……と、範囲を広げて探しました。 そこでなんとか、電車で30分、という距離で物件を見つけました。 ちょっと遠いかなぁ、と思って続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 16, 2017, 8:37 am
また、少しご無沙汰をしてしまいました。 すみません。 個人的な取材……といいますか、お勉強をしに出かけておりました。 そのお話が書けるのは、まだ先だと思うので、今日は少し前に行った長崎でのことを書きます。 長崎市内にある坂本龍馬が作った「亀山社中跡」に行ってみたのですが……これが、えらい急な坂の上にありました。 亀山社中へはこのルートで歩いてね、と、ナビに使っているスマホの地図アプリが道を示すので、その通りに進むと、墓地の中を歩くコースとなっていました。 広い墓地だなーと思っていると、墓地のど真ん中で、何故かアプリが正常に作動しなくなり、自分の位置がうまく表示されなくなりました。 そのため、道を1本間違えて……墓地内をさまよい歩いたりしましたが、街を見下ろす景色が美しかったので、それはそれで悪くなかったです。 しかし、「おかしいなぁ、大勢の人が訪れるであろう亀山社中跡なのに、なんでこんな道がルートなんやろ?」と、そこが不思議でした。 他にも道がありそうだと思いましたが、下調べをしていなかったので、地図アプリに頼るしか方法がなく…… ヒーヒー言いつつ、登りました。 とにかく坂が急勾配で、道が狭くて……お墓参りの人しか通りませんよ的な道だったのです。 あとで調べたら、メインルートといえる道はやっぱり別にありました。(近藤長次郎や陸奥宗光のイラストが案内しているそうです) こちらの写真は墓地の入口付近です。ここまでは普通に住宅地でした。 ある程度、登ったところです。眺めがいいです。街からいきな続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 17, 2017, 8:19 am
※昨日の続きです。 墓地を抜けると、ふたたび住宅地になり、道を登りきったところで石畳の坂道に出ました。 地図アプリでは、その地点が「亀山社中」となっていますが、まわりは普通の民家ばかりです。 ( ̄ー ̄; 一体どこに……亀山社中があると言うねん……。 仕方なくその場で情報を検索しました。(本当に便利な世の中ですね~。ありがたいです) 調べた結果、その地点から坂道を少しくだり、さらに細い道を左折すれば行けることがわかりました。 左折した細い道は、思いっきりくだる、という角度になっていて……これって、無駄に登ったってことだよなぁ…… と思いました。 ふひ~、やっと着いた! (≧▽≦)苦労して到着した亀山社中です。塀の中央に案内板があって、今、見ているこの道の向こうから来るのが普通のルートらしいです。 道の反対側がこちらで、こっちから登ってくる人も、ちらほらといました。私はどこから来たのかというと、街灯の横にあるコンクリートの石段、あそこを上から降りてきました。 正面入口です。 門をくぐると左側に玄関があります。 写真撮影が許可されているのは、入ってすぐの間(10畳)のみでした。ちなみに、お部屋は3つあって10畳・8畳・3畳なのですが、8畳と3畳はくっつい続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
↧
December 18, 2017, 6:12 pm
亀山社中だったと思われる建物(長崎市のホームページにも 【亀山社中が寄寓した建物であった可能性は高いと推測されます】 と書かれていて、100%確実ではないのですね)は、一度解体され、忠実に昔のままに復元をされているそうです。 持ち主の方が居住していた時は、床の間が別の場所にあったそうですが、解体をした時に基礎の部分で、もともと床の間があったのは違う場所だったことがわかり、本来の位置に戻したらしいです。 柱も傷みが激しいものを除き、そのまま使っているというお話でした。 この建物で、私の興味を引いたのが古い神棚です。 10畳の間にありました。 その古さが半端なく……この家にかなり昔からあったのではないか、と思いました。 長崎に行く前に、私はたまたま老舗のお店に行ったことがあり、そこにあった神棚を見ました。 その神棚はとても古くて、歴史があるように見え、そのことを店主の方にお聞きしました。 店主さんのお話では、いつからあるのかわからないけれど、お店は110年やっている……とのことで、最低でも110年は経っている神棚だったのです。 その神棚に匹敵する古さなのです。 ただ、冒頭に書きましたように、この建物は亀山社中であると確定がされていません。 神棚も、明治や大正になって設置されたものかもしれないので、坂本龍馬や亀山社中とはまったく関係がない可能性が高いです。 しかし、その古さにすごく惹かれました。 本来の色より明るく撮影しています。そのまま撮ると、中まで写らなかったからです。昨日、見ていただいた隠し部屋へのハシゴが明るい色に写っているので、そのへんでどれだけ明るく撮っているのか、おわかりいただけるかと思います。 見やすいようにもっと明るくしてみました。実際は「うわっ! 黒っ!」というくらい、暗く変色しています。この木材の変色具合が、老舗で見た神棚より激しかったので、110年以上経っている可能性はあるな~、と思いました。 棚の左に置かれていたのは、鯛を持っている恵比寿さ
続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 20, 2017, 7:58 am
今年も残すところ、あとわずかとなりました。 そこで、年末年始の行事などについて、何回かに分けて書いてみようと思います。 地域や宗教によって、やり方や考え方が違うと思われますので、いつものように、「ふ~ん」程度に読んでいただければと思います。 まずは鏡餅についてです。 神棚があるお宅は、鏡餅をお供えすると喜ばれます。 新年には他のお供え物(お酒や野菜・果物、鯛など)を神棚に上げられるかと思いますが、ここで大事なのはお供えをする時間です。 新年になる15分前~5分前にします。 つまり、31日の夜、23時45分を過ぎてから、神棚に載せるのです。 紅白歌合戦が終わる少し前からお供え物の準備を始め、「ゆく年くる年」が始まってから、神棚にお供え物を上げます。 神様に新鮮なものをお供えした状態で、新しい年を迎えます。 ロウソクに火を灯すのは、年が明けてから(0時を過ぎてから)にします。 年が明けないうちに火を灯してはいけません。 家で祀っている神様が一番守ってくれますから、年が明けると同時に、まず、神棚に新年のご挨拶をします。 あ、ちょっと話が別の方向に流れてしまいました。 鏡餅に話を戻しまして……。 鏡餅はできれば本物のお餅をお供えしたほうがいいです。 実際に神様が口にするものですから、鏡餅の形をしているプラスチックの飾り物を神棚に上げるのはおすすめできません。 本物と言っても、立派な、大きなものを買う必要はないです。 年中売っている、某メーカーの「まる餅」……丸くて平らなお餅が袋の中にいくつか入っているものですが、あれで十分です。 そのお餅を個包装から出して、2個重ね、その上にみかんを置けばそれでオーケーです。(橙でなくても構いません) 市販のお餅は、すぐにカピカピになって割れたりしますので、松の内に関係なく、見た目が悪くなったら片付けます。 神棚に上げる鏡餅は、お供え物であって飾り物ではありませんから、長く置く必要はないのです。 さらに鏡餅は、家の中の〝場〟としての神様と言いますか、神聖な波動を持てるものがある大事な場所にも飾るといいです。 それが、「水が出る場所」と「火を使う場所」です。 水も火も、聖水になったり、護摩焚きに使われたりと、神聖な「気」を帯びたり、高波動を持てるものです。 そのような水と火があるところには神様が宿る、と昔から大切にされてきました。 そこにも鏡餅をお供えすると、水の神様や火の神様を大切にしている人、となって、何と言いますか、信仰心のワンランク上の人になります。 具体的には、キッ続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧
December 23, 2017, 5:26 am
鏡餅について、のお話ですが、またまた説明不足で……たくさんの質問が届きました。 いつも説明不足ですみません〜。 まず、一夜飾りになる件ですが、神棚にお供えをするのは〝お供え〟であって、飾りじゃないんですね。(地域、宗教によって考えが違うと思います) 私の母も縁起をかつぐほうですから、一夜飾り、苦立て(29日に飾ることです)はダメだと言います。 ですから、床の間やリビングに〝飾る〟鏡餅は30日に飾っています。 そして、こちらの〝飾り〟である鏡餅は、神様が口にしないので、プラスチックのものでも構わないです。 水まわりとコンロに置く鏡餅も、〝お供え〟です。 飾るためではありませんから、こちらも31日の年が明ける直前で大丈夫です。 お餅のお下がりはどうしたらいいですか? という質問もいただきました。 お供えですから、基本的には5分もお供えすれば十分で、下ろしても差し支えありません。 私の実家では、ロウソクの火が消えたら盛り物や和菓子、果物を下ろしています。 和菓子や果物は、その場ですぐに美味しくいただいています。(おもに私が、ですが ) ですが、鏡餅は特別な縁起物ですから、そのまま元日の朝かお昼まで載せていることが多いです。 たいてい朝に下ろしてお雑煮にしています。 もう少し神棚に載せておきたいと思われれば、鏡餅は好きなだけ載せておいていいと思います。 しかし、3日も4日もそのまま……というのは、古くなった食べ物を神前に放置していることになりますから、適当なところで下ろしていただきます。 (杵でついたお餅は結構持ちますが、市販のものはすぐに割れたり汚くなったりするので、そんなに長くは載せておけないと思います) 水まわりとコンロの鏡餅も同じで、元日のお昼頃にいただいても問題ないです。 おトイレの続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
↧