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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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ルール違反の硬貨

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まずはいただいたメッセージをご紹介します。 【先日、氏神様にお参りしたところ、いつもはあまり意識していなかった拝殿脇の狛犬さまに、なぜか正面からご挨拶したくなり、、、階段を数段上って御前に立ったところ、眉間に10円玉、頭の上に1円玉が置かれているではありませんか! 識子さんのブログで(あれは仏様でしたが)、こうしたことは失礼にあたることを知っていたわたし。。迷った末、外して台座?の上にそっと置きました(両側の狛犬さまとも)。素手でしたし、、余計な振る舞いでしたでしょうか?】 いえいえ、その狛犬はきっと、心からお礼を言っていたと思います。 わかってくれる人が来たので、「ちょっと、これを取ってくれないか?」と、硬貨が置かれている姿を見てもらうために、正面に導いているのです。 メッセージを読んで、私の書いたものがお役に立てて良かった〜、と思いました。 これは最新刊に書いていますが(ブログで最新刊の写真案内をしたところにも書きました)、石仏や狛犬など、神仏の像(体)の上に硬貨を置くのはルール違反です。 お賽銭をあげたい、という気持ちからそうしているのだと思うのですが、神仏は1円玉や5円玉を体の上に乗せられても嬉しくないのですね。 というか、本当に嫌がっておられます。 ですから、もしも、取って差し上げることが〝できる状況〟だったら、そのようにすると喜ばれます。(硬貨はそのまま台座に置いてもいいですし、お賽銭箱に入れてもいいと思います) でも、人が大勢いて見られているとか、お金がたくさん乗っているとか、そこでうっかり手を出せば、お賽銭泥棒と誤解されるような場合は別です。 神仏もそのへんの事情はわかっていますから、取って差し上げなくても問題ありません。 そのような場合は、神社仏閣の関係者の方が回収されているでしょうから、そちらにお任せすればいいと思います。 あちこちの神社を回っていると、どうし続きをみる

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神様が宿っているお守りの持ち方

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新刊で説明不足のところがありました〜。 申し訳ございません。 勘違いをされて、残念なことにならないためにちょっと補足をしておきます。 神様に宿っていただくお守りの持ち方ですが、本に書いておりますように、失礼のない持ち方は〝首から下げる〟です。 これが一番おすすめです。 お守りは服の内側に入れておけば、外から見えませんから、こうすれば恥ずかしくないと思います。 お守り自体は肌にふれても、まったく問題ありません。 夏でたくさん汗をかいていても、それは失礼にはなりませんので、ご安心下さい。 お守りが汗で汚れても、神様に宿っていただく使用は、1回こっきり、ですので、大丈夫なのです。(半年以内でも、使い回しはしません。また別のところについて来ていただく場合は、新たにお守りを用意します) 首に下げることができない場合、次の持ち方は、胸ポケットになります。 そして、それができないとなったら、〝最後の持ち方〟が、バッグ・リュックの〝上部にあるポケット〟です。 このバッグの上部ポケットは、本当に最後の手段となります。 最初から、バッグに入れればいいかな〜、という考えは……おすすめ出来ないです。 本に書いていますように、私は胸ポケットに入れられない日だけ、謝罪をしてリュックで我慢してもらいました。 もしも、持っている服がTシャツだけで、胸ポケットがまったくない服ばかりだったとしても、12日間ずっとリュックの中で我慢してもらう、ということはありえないです。 肩が凝って頭痛がしようと、12日の半分は、無理してでも首に掛けます。 それくらい、バッグの中というのは、神様に我慢をさせる場所なのです。(これは〝神様が宿っている〟お守り限定の話です。普通のお守りは関係ありません) それと、バッグやリュックに入れた場合、お守りが入っているのは上部のポケットですから、バッグを床に置いても、床とポケットの間続きをみる

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補足いろいろ

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いろいろと質問が多く届いておりまして、ちょっとそのへんを補足したいと思います。 まず、「熊野三社」の記事で、私が〝合格祈願〟と書いているのは、自分で神様にお願いをする、という意味です。 神社に初穂料を払って、神職さんに祈祷をしてもらうのは「祈祷をする」「祈祷をお願いする」というふうに、〝祈祷〟という言葉を使っています。 そこで区別していただけたら、と思います。 合格のお願いは直前でなければいけないとか、そのような時間のしばりはありません。 早くから祈願しても全然問題ないですし、神社を何ヶ所まわっても大丈夫です。(ただし、合格した場合、すべての神社にお礼に行かなければいけないので、そこがちょっと大変かと思います) 前回の「神様が宿っているお守りの持ち方」の記事は、〝神様に入ってもらっているお守り〟のみ、それ限定のお話です。(神様に入っていただく方法については新刊に書いております) 神様に、お守りに入ってついて来ていただく時は、1回きりしかそのお守りは使用しません。 もしも、10ヶ所について来ていただくのであれば(そのように頻繁にお願いするものではないので、仮定自体がありえないのですが、もし仮にそうだとしたら)、その都度、神社に出向いてお願いをし、お守りを新しく購入します。 本来は神社にいるべき波動の高い神様や眷属に、たった1人の人間のためについて来ていただく、という無理なお願いをするわけですから、ここは礼儀として毎回まっさらのものを用意します。 1回持ち歩いて汚れたお守りには、神様が入れなかったりもするので、そちらの意味もあります。 持ち方ですが、「胸ポケットより下のポケット」はダメですが、位置として下になってしまうのは構いません。 たとえば、首から下げていても紐が長いため、胸より下になる場合もあるかと思いますが、おへその線から上、だったら全然問題ないです。 「下着(シャツやキャミソールなど)を加工して、ポケットをつくり、そこに入れるのはどうでしょうか?」 良いアイデアだと思います。 これも丁寧な持ち方になるかと思います。 「キャミソールやブラジャーの肩ひもに、お守りのひもをむすんで、服の中(またはカップの中)に入れるのはダメですか?」 それも大丈夫です。 そう考えると女性は比較的楽に身につけることができるかもしれません。 入っていただくまでのお守りの保管方法ですが、家の中のできるだけ高い場所(タンスの上などのことですが、タンスがないお宅はテーブルの上でも、下駄箱の上でも構わないです。その方のおうちの家具によります)に置いておきます。 神棚の棚に置く場合、祀っている神様が同じなら真ん前に載せて続きをみる

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神様への言葉づかい

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お願いします感が、すっごく出ていませんか~? この達磨くん。お気に入りです。 今日もいただいたメッセージからご紹介します。※ここ数日、質問が殺到しておりまして、すぐには全部にお答えができません~。誠に申し訳ございません。過去の質問も山積み状態でして……。お答えは気長にお待ちいただけるとありがたいです。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 新刊の中で気になったことが1点だけあったので、それをメッセージ送信します。P24の『「私に眷属をつけて下さい」と、言うことはありえないです。そんな神様に指図するような、偉そうなことを言うと…』というところです。私は神社やお寺でお願いごとをするときに「・・・して下さい。お願いします。」と言っているなーと。それって神様に指図していることになるとすればえらいことをしていたなと思いまして。例えば病気を治してほしい場合、「病気を治して下さい」ではなく「病気が治りますように」のほうがいいのでしょうか。神社仏閣に行く際にお願いごとの仕方で願い事が叶うか叶わないか別れてしまうとすれば、とても大事なことだと思いますので、そこをいつか教えていただければ幸いです。 *~*~*~*~*~*~*~*~ えっと、まず、新刊の中の、「私に眷属をつけて下さい」と、言うことはありえないです、の文章ですが、どの部分が神様に指図をするような、偉そうなところかと言いますと、〝眷属を私につけてね〟という部分です。 ~して下さい、という言葉の使い方のところではないのですね。 眷属は〝神様のために〟お仕事をしています。 眷属は自分の意思で動く存在であり、忠誠心やプライドを持ってお仕事をしています。 それを〝私のために仕事をしろ〟と人間が自分から、神様を通して言うことになりますから、偉そうですね、この発言は。 眷属の気持ちを無視しているとも言えます。 眷属にすれば、自分よりももっと目上の大事な親分(神様)に、人間が……人間の分際で、自分(眷属)を守りにつけてくれ、と指図しているわけです。 親分を侮辱されたように思う眷属もいるでしょうし、自分(眷属)をモノ扱いしているような響きさえありますから、怒るものもいます。 眷属、と書いているため、ぼんやりした表現になっていますが、眷属の部分を、大天狗さん、黒龍さん、ヤタガラスさん、と置き換えてみると、もっとわかりやすいかと思います。 このような発言はかなり失礼になるので、ありえない、というわけです。(私につけて、ではなく、違うシチュエーションなら唯一、許される場合がありますが、長くなるのでいつかまた書きます) さて、お話を戻しまして、お願い事をするときに「~して下さい。お願いします」というのはどうなのか……です。 これは結論から言うと、まったく問題ありません。 この質問をもらって改めて考えてみたら、私はどちらかと言うと、「~なりますように」と言うほうが多いことに気がつきました。 「試験に受かりますように」「この悩みが消えますよう続きをみる

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幣(ぬさ)で祓っていただく時のコツ

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少し前の話です。 元夫が大変ツイていない時期がありました。 こんなんあってな、あんなんあってな、という話は「運回りが悪い時期だな〜」と明らかにわかる出来事ばかりでした。 そんなある日、「俺、これ、本気でやばいと思うねん」と、元夫は珍しく真面目な顔で言い、「お祓いとかしたら悪い運から抜けられる?」と聞いてきました。 「神様によるけど効果はあるよ」と言うと、次の休みに行きたい! 絶対行きたい! と言うので一緒に行きました。 元夫がクリスチャンであることはご存知の方が多いと思います。 祈祷をお願いするのは、元夫にとっては初体験です。 用紙に記入をして、待機している時から、すでに「うわ〜、ドキドキする〜」と緊張していました。 初めてだとやっぱり緊張するんだな〜、と思っていると、何をどうすればいいのか聞いてきました。 「神職さんが、どうしなさい、こうしなさい、って教えてくれるから、言われた通りにすればいいよ」と言っても緊張はほぐれないらしく、ソワソワしていました。 いざ、祈祷が始まると、元夫は私のやる通りに真似をします。 祈祷では、何回か頭を下げる場面があります。 最初の「神前に向かって一礼」は、その神社では座ったままでするやり方でした。 私がちょっと両手をついて頭を下げているのを見た元夫は、「ふむふむ、手をついて頭を下げるんだな」と思ったらしく(手はつかなくても全然構わないのですが、私はちょっぴりつけています)、同じように手をついて頭を下げたのですが……。 Σ(・ω・ノ)ノ  えっ? 土下座してんのっ? というくらい、頭を下げていました。 平謝り、という言葉さえ浮かんできました。 そこまで下げなくてもいいのよ? と隣で思いましたが、祈祷の最中ですから声をかけるわけにはいきません。 神職さんに幣で清めていただく時も、「頭をお下げください」と言った神職さんの言葉で、ふたたび頭を下げた元夫……。 その姿を見た神職さんが、「えっ! ど、土下座してんのっ?」と、ギョッとしたような顔をしていました。 神職さんも、そこまで下げなくてもいいですよ〜、と思ったに違いない、と私は神職さんのお顔を見てそう思いました。 シャッシャッとして、神職さんは慌てて「お、お直りください」と言っていました。 しかし、皆様! 私はこの時、「ほぉぉ〜!」と大発見をしたのです。 幣で祓ってもらう時は、頭は深く下げたほうがいいです。 普通はちょっと下げるくらいですから、体の正面と頭のてっぺんくらいまでしか、祓ってもらえません。(幣という神具で、です) しかし、元夫のように深々と頭を下げると、正面はもちろん、頭のてっぺん、後頭部、後頭部から背中にかけて……と広範囲を祓続きをみる

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格上の眷属にバトンタッチ

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三峯神社関係の質問もたくさんいただいておりますが……(すみません、去年からものすごくたくさん届いています)、これはどの神社にも当てはまるな〜、というお話がありましたので、ちょっと書きたいと思います。 「三峯神社の鳥居の真ん中を通ってしまいました」と、大変なことをしてしまった、と頭を抱えている方がおられました。 視線を感じたので狛犬を見ると、ジロリと睨まれたような気がしたそうです。 参道は、〝絶対に真ん中を歩いてはいけない!〟という、そこまで厳しいものではないです。 〝できれば〟端を歩いたほうがいいですよ、とその程度です。 そのほうが礼儀正しい参拝となりますから、眷属に認めてもらえますし、神様や眷属が通ることもあるので、道を空けておく、という配慮にもなります。 鳥居の真ん中を通った時に、狛犬がジロリと見たように感じたのでしたら、その日はたまたまその時間に、神様か格の高い眷属が参道(真ん中)を通っていたのかもしれません。 わざとではないことを狛犬の眷属も知っていますから、叱られることはないです。 どうしても気になるようでしたら、次回行った時に「前回は失礼しました」と言えば、それで十分わかってもらえます。 御眷属拝借(詳しくは「神さまと繋がる神社仏閣めぐり」に書いています。神社のホームページにも載っています)をされている方からのお悩みも届きました。 去年、家に来てもらった眷属に1年間お世話になり、今年無事に神社にお返しをして、また新たに眷属に来てもらったそうです。 その新しい眷属が来て2日目に、突然、眷属にいてもらっている場所に足を向けて寝ていることが非常に気になったそうです。 去年は1年間、まったく何も思わなかったので、ずっと足を向けたまま寝ていた、これはもしかしたら、ものすごく失礼だったのではないか、と心配されていました。 失礼をしていたのなら、近々謝りに行こうと思います……とも書かれていました。 この方は、詳細をメ続きをみる

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金劔宮(きんけんぐう)〜石川県〜

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石川県に取材に行った時のことです。 前日の夜に金沢に到着、1泊して翌朝は白山に登り、その後、白山比咩神社に参拝しました。 当初の予定ではその時点で、すでに夕方になっているはずで、そのまま金沢を発つという計画でした。 白山の神様と、白山比咩神社の神様にお会いすることだけが目的の旅でしたから、時間ギリギリの計画だったのです。 しかし、当日、予定よりも白山登山が早めに終わったため、時間に少し余裕ができました。 どこか別の神社に寄る時間ができたのです。 そこで地図を見たら、白山比咩神社から金沢駅に向かう途中に神社がありました。 白山比咩神社から車で5分の距離にあったので、ちょっと寄らせていただこうかな、という感じで参拝してきました。 それが、金劔宮(きんけんぐう)です。 ここは神社のデパートみたいなところでした。 いろいろなお社があります。 まず、拝殿で祝詞を唱え、ご挨拶をしましたが、シーンとしていてお答えはいただけませんでした。 とりあえず、摂社末社のほうから見せてもらおうと境内を一巡し、ふと拝殿を見ると、男性が昇殿してお参りしています。 あ! 上がらせてもらってもいいんだ〜! と、私もお邪魔させていただきました。 男性が去って行ったので、改めて祝詞を唱え始めたら……。 「さっき、聞いたぞ」と言われました。 ハイは1回! 祝詞も1回! みたいなニュアンスでした。(^_^;) 祝詞は1回唱えれば神様はちゃんと聞いておられるので、重ねて唱えなくてもいいそうです。 ここの神様は古代の男性です。 膝の下をくくっているタイプのズボンをはいていますが、少し古く感じるので、古墳時代よりも時代は前のようです。 律儀に当時の姿を再現して出てこられ、顔にはイレズミがありました。(宇佐神宮の女神様もそうですが、そこまで表現するのは珍しいです) 剣の神様かな? と思いました。 日本刀のような刀ではなく続きをみる

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乙剱社・恵比須社・狛犬のパワー(金剱宮の境内社)~石川県~

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※前回のつづきです。 白山登山、白山比咩神社( しらやまひめじんじゃ )の参拝を終え、そこで時間が余ったので、ちょっとどこかの神社に寄ってみよう! という感じで参拝した金剱宮(きんけんぐう)ですが、意外とすごい神社でビックリしました。 拝殿の左側へ行くと、すっっっごいパワーを感じます。 このパワーは一体どこから? と見ると、そこには古~~~い狛犬がいました。 江戸時代あたりの狛犬像でしょうか、そのパワーが本当に強烈で、珍しいくらい強いのです。 すごい眷属が入っているなぁ、と、そばに行ってみました。 「失礼します」とお断りして、写真を撮ると、形がわからないくらいブレます。 慎重に撮ってもブレまくり、そのうちカメラがピントを合わせられなくなって、大きくボケたりシャープになったり、液晶モニターの画像が、むわーんむわーんと動きまくって、必死で調整していました。 ピントを合わせようと頑張るのですが、波動が強すぎてどうしても合いません。 うわぁ、すごすぎ! と思った私は、「むちゃくちゃ強い眷属さんなのですね」と言ってみました。 すると、「おぅ、わかるか?」と答えてくれたので、「わかります! どうかお写真を撮らせて下さい!」とお願いすると、やっとピントが合って数枚写真が撮れました。 いや~、本当にすごい力です。 こちらは〝うん〟のほうだったので、〝あ〟のほうも見に行ってみたら、こちらではカメラのレンズカバーが半分しか開きませんでした。 一度閉じて、また開けても半分しか開かず……仕方がないので、レンズカバーを無理やり手でこじ開け、「お願いします、どうかお写真を撮らせて下さい」と言っても、ピントが合いません。 「撮ってどうするのだ」 「全国の人に知ってもらいたいんです~」と言うと、撮影許可が出ました。 どうしてここまで強い眷属が入っているのか謎ですが、すごかったです。 次に、「乙剱社」と書かれた小さなお社の前に行くと……。 「おぉ~!」と、立ち止まって、まじまじと見つめてしまいました。 お社の空間にヘビの神様がいるのです。 口を開けて、シャーッと威嚇するような姿です。 結構、太いヘビです。(ヘビは細いのが普通ですが、ここの神様はコロコロと太いです) しかも、ですね! 黄色なのです! 黄色のヘビは初めて見ました。 とっても美しい黄色をしていました。 ヘビで黄色の神様ですから、金運に強いように思います。 せっかくなのでお願いしてみようかと考えましたが、金沢までお礼を言いに来るのはちょっと遠いかなぁ、とやめておきました。 恵比須社も強いパワーを放っていました。 このお社でもカメラはうまくピントを合わせられず、必死で調整していました。 恵比須社にいらっしゃる神様も、本殿にいる神様と同じく、昔から強い力を持っているようですが、こちらはまったく自己主張をしていません。 この神様はほ続きをみる

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亡くなった人をあたたかく癒す供養

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写経は、亡くなった人に、あたたかい供養を送ることができますよ、亡くなった人のサポートになりますよ、ということを今までの書籍でずっと書いてきました。 (過去に書いたブログの般若心経記事は、高野山の本を書くにあたって空海さんに聞いた最新の情報が入っていないため、現在非公開にしています) 「写経は会ったことがない人にも届きますか?」 「向こうは私を知らなくても供養になりますか?」 という質問が、最近続いておりますので、そこをちょっと書いてみたいと思います。 答えから先に言いますと、大丈夫です。 届きます。 ご心配にはおよびません。 ただし、お寺で〝仏様に奉納するもの〟に限ります。(郵送で受け付けているお寺でも、仏様に奉納してもらえるのであれば届きます) お寺で書いた写経でも自宅に持ち帰った場合は、残念ですが届きませんのでご注意下さい。 亡くなった人は多いし、仏様は間違うことなく、その人に届けてくれるのだろうか? という不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、確実に届けてもらえます。 というのは、鬼籍に書かれた人のことは、どの仏様も全員わかっておられるからです。 亡くなることを、【鬼籍に入る(きせきにいる)】と言います。 死ぬと鬼籍に名前を記入されるためです。 一般的に言うこの〝鬼籍〟とは、お寺に備えられた、〝過去帳(亡くなった人の名簿)〟のことを指しています。 お寺では、檀家の人や信徒が亡くなると、その人の俗名・法名・死亡年月日などを記しておく帳簿があります。 その帳簿の名前が過去帳なのです。 過去帳制度は鎌倉時代以降に成立し、続きをみる

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国籍・宗教を問わない写経供養とは

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前回の記事に関しまして、もうちょっと深く掘り下げてみたいと思います。 ① 写経は違う宗教の人に届くのでしょうか? 届きます。 写経の供養は、受け取る人が信仰している宗教と一致しなければいけない、というものではないのですね。 亡くなった人を想う気持ち=愛を届けたい、心安らかに過ごしてもらえるよう癒しを送りたい、あちらの世界での格がアップするようお手伝いをしたい……。 このような、亡くなった人に対する気持ちを、実際に形として、また、亡くなった人に実際に作用する効果があるものとして、あの世にプレゼントする……それが供養であり、その中のひとつが写経というわけです。 個人で心を込めて供養をしたい、そう思った時に、仏教という宗教の方法を使えば、写経になりますよ、と、そういうことなのです。 般若心経という力があるお経に乗せたその人を想う気持ちは、たとえ外国の人でも違う宗教の人でも効果があります。(相手が仏教を信じる・信じない、という精神的なところに作用するのではなく、物理的に効果があります) 私の元夫はクリスチャンで、日本にもクリスチャンは少なくありませんし、神道の方や新興宗教の方もいらっしゃると思います。 国際結婚をされている方や、外国人のお友達がいる方も多いと思います。 宗教が違うから効果がないのかな? と思われて、供養を思いとどまるのは、亡くなった人からすると、しょんぼりしてしまう気持ちになるように思います。 さらに、供養は送られたほうはもちろん、送るほうにも、良い作用がありますから、してみようと思われた方は、是非一度、体験されることをおすすめ致します。 重ねて言いますが、方法は仏教ですが、仏様が届けてくれる供養の効果は、国籍・宗教・生前に住んでいた場所の距離を問わず、どの人にも作用します。 ですから、宗教が違うことを不安に思わなくても大丈夫、というわけです。 ちなみに届続きをみる

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取材旅行中です

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今日から……と言っても、もうすぐ日にちが変わりますが、取材で神社やお堂、祠(ほこら)を回っています。 今回の取材は小さな神様、仏様です。 小さなお社(やしろ)ですが、神様はしっかり入っておられました。 こちらはお地蔵さんです。昔の処刑場にいるお地蔵さんなので、お話は聞かず、手を合わせるだけにしました。というのは、この場所に入ったと同時に浮いたようなめまいがしたのです。これは独特のめまいで、空間に歪みがあるところでは、私はこうなることが多いです。(過去に殺人が多くあった場所は空間が歪んでいるのです。ちなみに合戦場は処刑場とは「気」が違います)気を抜くと当時の映像が見えそうになるので、しっかり気を張って、早々に立ち去りました。いくら遠い昔の話でも、濃い処刑場には行かないほうがいいです。濃いと言うのは変な表現ですが、田舎だと残っている「気」が濃いままなのです。都会だったら、そこに新しい建物が建ったり、人が大勢行き交ったりして、徐々に薄れていきます。しかし、田舎は当時のそのままの自然な続きをみる

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今日も頑張りました取材旅行

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昨日のお話の続きですが…… ランチの写真をアップしてみたいー、そういうことを1回やってみたいー、などと今朝から考えて…… よし、今日はちょっと時間をロスしても、どこかで何かお食事をしよう、と決め、午前中の取材をせっせとやりました。 小さな神様仏様の取材ですから、まわる場所は、山の中や山里になります。こんな1台しか通れない道を走ったりします。こちらはまだいいほうで…… この道は1台ギリギリ、それもコンパクトカーでなければ無理なのでは? という狭さでした。(手前に写っているダッシュボードの大きさと、道を比較するとおわかりになっていただけるかと……)時たま、脇にはえている草が、ペシペシペシッと車に当たったりもしました。レンタカーですから、たとえ草でも傷がつかないかドキドキします。 そんな山中を走りまわり、お昼に里へ下りてきました。里に下りても町ではないので、お店がありません。お腹はグーグー言うし、おトイレには行きたいし、なんでもいいからお店があってほしー! という気持ちで少し走っていると、コンビニがありました。「あぁ〜、ありがたい〜、コンビニがあったぁ〜」ということで……結局、今日もランチはコンビニでした。 山の中では、このような感じで祠が見つかったりします。見えますでしょうか?木と木の間に2つの祠が見えています。もちろん、登って行きました。でも、この祠に神様はいませんでした。残念ながら、はずれることも多いです。 こちらは山里のバスの停留所です。小さな小屋になっていて、その中に石仏が置かれ続きをみる

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PR: 水の事故、山の事故はこうやって防いで!-政府広報

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子供の事故は海より川で頻発!山岳遭難者の約半数は60歳以上!注意すべき点はこちら

無事に終わりました

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3日間の取材が無事に終わりました~。 ご心配いただきまして、ありがとうございました。 雨は朝のうちにちょっぴり降ったくらいで、そのあとは曇りのち晴れでした。 今日のご報告です。 また昨日と同じく、狭い山道に入りました。道路の幅、思いっきり半分になっています。もしかしたら半分以下かもしれません……。 1台ギリギリです。草の生い茂っているところが溝だったら、舗装をはみ出してしまうと脱輪します。Uターンに近いような曲がり角は、タイヤ4本の位置がどこにあるのかを考えながら運転しなければいけなくて……頭を使いました。このような道を延々と運転したので、ますます山道の運転がうまくなりました。 しばらく進んで曲がり角をくるりと回ると……なんと! 今回は! 猿がいました!前回の取材旅行では、子熊に出合うという奇跡のような体験をしています。しかし、モタモタしていて子熊の姿を写真に撮れなかった私は、「カメラはケースから出してすぐ手の届くところに置いておくべき!」と学習しました。今回はちゃんとそうしていて、カメラを手に取るのは早かったのですが、起動してレンズカバーが開くまで数秒かかるので、猿は右手の木陰に逃げてしまいました。でも! よく見たら、葉っぱの間から顔が見えています。 ズームしてみると……うわぁ、野生の猿だ~!お~い、おサル君~! (←勝手に男の子だと決めました) 猿の耳って、上のほうについ続きをみる

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刃物が嫌いなカマドの神様

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おたふくさんがイマイチかな~という感じなので、助っ人としてダルマ君登場です。 ここ最近、多くの質問をいただいております。 質問をされてはじめて、あ、そうか、そのような悩みもあるのだな~、と気づくことも多いです。 今日は少し前にいただいた、神棚に関する質問にお答えさせていただこうと思います。 *~*~*~*~*~*~*~*~神棚にお供えするときのお皿などの神具を床に落としてしまったら、われていなくても、新しいものに買い換えた方がいいのでしょうか?神具をふくフキンとかも、落としてしまったら、もう神様用には使わない方がいいのでしょうか?それとも洗って使ってもよいものでしょうか?これまで何回か落としてしまったことがあり、どうしよう・・・と思いながらも新しいものに換えていましたが、 洗って使ってよいものか、そのたびに考えています。*~*~*~*~*~*~*~*~ お供えものを載せるお皿は、落としてしまった日は使うのをやめておきます。 すぐに洗っておいて、日にちが変われば、また使用しても構いません。 そうすると落としたその日に使うお皿がないんですけど……という場合、お塩だったら紙を敷いてもいいですし、お供え物だったら紙皿を使うといいです。 神具用のフキンは落としても全然問題ありません。 落としたその日に使うのはちょっと……と思えば、その日はキッチンペーパーやペーパータオル等で拭くといいです。(ティッシュペーパーはやめておきます) ついでに言えば、買ってきたお供え物が入っているスーパーの袋も、床には置かないほうがいいです。 「うっかり置いてました!」という方も、叱られるほどのことではありませんから、手を合わせて謝れば問題ありません。 落としたお皿をそのまま使ってました、靴を脱ぐ時に買い物の袋を玄関の床に置いていました、という方も不安になる必要はないです。 神棚は、その家専用の神様、もしくは眷属(神社からご自分の意思で来た眷属もいれば、御眷属拝借で来た眷属もいます)です。 その家の家族を守り、大切に思っていますから、少々のことは許してもらえます。 神社など不特定多数の参拝客が来るところは眷属もキッチリ厳しいのですが、神棚にいる神様はその家の家族だけを特別に可愛がっています。 「申し訳ございませんでした」のひとことで、なかったことにしてくれます。 次回から気をつければ、それで大丈夫です。 *~*~*~*~*~*~*~*~お供えにスイカなどを差し上げたいとき、 包丁など、刃物で切った物をおあげして良いのでしょうか?刃物を使った物はいけないのでしょうか?また、もし刃物で切り分けたものをお供えして良いとした続きをみる

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北海道神宮 〜札幌〜

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北海道神宮に行ってみて下さい、というリクエストは、ずいぶん前から多くいただいてきました。 いつか行きたいな〜、とは思っていましたが、北海道は遠く、なかなかそのチャンスがありませんでした。 最新刊の取材でやっと北海道に行くことができ、その時に北海道神宮を訪れました。 社殿は立派な造りで威厳があり、力強い印象を受ける神社です。 この日は、のんびりゆっくり散策する時間がなかったため、祈祷をお願いして神様にお会いしました。 (境内末社は時間の都合でスルーしています) 私が祈祷を一緒に受けたのは、お宮参りのご夫婦2組と、家内安全祈願のご家族1組です。 太鼓の音とともに神職さんの祝詞が始まり、その後、幣で祓ってもらいます。 それから神職さんが、願掛けの種類別に祝詞を奏上します。 そこで神様が出てこられました。 それが珍しく、また、意外なお姿で……。 ひげもじゃの男性なのです。 去年、NHKの大河ドラマ「真田丸」で藤岡弘、さんが演じられた「本多忠勝」みたいな雰囲気です。(ご存知ない方はネットで検索してみて下さいね) 見た目は、まさにあの人物です。 平安時代後期〜鎌倉時代の方のようで、ドラマの藤岡さんとはお召し物が違いますし、チョンマゲでもありませんが、あのような感じのお顔、と思っていただければ間違いないです。 「意外やわぁ〜」と心の中で思いました。 明治天皇の肝いりでこの神社に鎮座された神様らしく、どうやら宮中から来られたようでした。 この神様は、ものすご〜〜〜〜〜く気さくな性質です。 「よっ!」と片手を上げて声をかける、そんなフレンドリーな感じで神様のほうから声をかけてこられました。 その時点で、明るく冗談もオーケーな神様であることがわかります。 「宮中から来られたのですか?」 「うむ」 「みやびな宮中から来られたにしては……あの〜、その〜、こう申し上げては何ですが……お酒とかガブガブ浴びるように飲んでいそうですよね……?」 と、見た目の印象をお話すると、 「失礼なことを言うなぁ」 と、神様はゲラゲラと豪快に笑っています。 そのような会話を楽しんでくれる神様なのです。 「願いは何でも叶えてやるぞ」と言ってもらえましたが、そう言われると遠慮してしまう性格なので…… 小さくお願いをしてみました。 神様は、なんだ、その願いは? 小さいな、もっと大きな望みを言え、みたいな雰囲気で、「ん〜〜〜〜〜、ま、叶えてやろう」と言ってくれました。(ちなみにちゃんと叶いました) そうこうしているうちに神楽が始まって、巫女さんが太鼓を叩き、神職さんが笛を吹き、巫女さん1名が舞います。 太鼓のドンドンドン! という大きな音で、お宮参りの赤ちゃんが驚いたのか、泣き始めました。 うぎゃー! うぎゃー! と泣いていると……。 なんと!  神様が「お〜、よしよし」「どーした? どーした?」と、赤ちゃんのそばに行ってあやすのです。 神様が、です。 赤ちゃんの斜め上あたりに顔があったのですが、赤ちゃんはそれを見ると、ピタッと泣きやみました。 なんだろう? このひげもじゃのおじさんは? という感じで、じぃぃぃーっと見ています。 「子供は可愛いの〜」と神様が言うので、 「子供がお好きなのですか?」とお聞きすると、 「好きだ」と微笑みながら言います。 うわぁ〜、ますます意外ーっ! と心の中でつい、大絶叫してしまい、 「いや、あの、その、見た目と言いますか、そのいかついお姿からは想像もできないと言いますか……」と、正直に思ったままを言うと、 「お前は本当に失礼だな」と口では言いながら、神様はとっても嬉しそ続きをみる

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札幌伏見稲荷神社 〜北海道〜

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北海道にある伏見稲荷神社です。 車で行くと、駐車場が参道の横っちょになっているので、参道脇から「こんにちは〜」と入るようになっていました。 参道に入る手前には、大きな石があります。 「大切な願いが届く 願石」と書かれていて、「へぇ〜、願いが届く石かぁ〜」と、前に回り込んでビックリです。 とても力の強いお稲荷さんが宿っていました。 うわ! えらい強いお稲荷さんが入っているな〜、こんな横っちょにある石なのに……なんでだろう? と思いつつ、とりあえず先に本殿に行って、ご挨拶をしました。 ここのお稲荷さんは本当に京都の伏見稲荷大社から来られています。 「北海道には稲荷の神が少ないようだったので来た」と言っていました。 結構、丁寧に請われたそうで、そこまで頼まれたら行かねばならん、と思ったのだそうです。 伏見にいた自分の子分も一緒に連れて来ていて、その子分が眷属として働いています。 社殿右手に「荒魂社」があったので、そちらへも行ってみました。 そこにあった説明を、ふむふむと読んでいたら、「その社には入っていないぞ」と神様が言います。 あ? そうなんですね? と、写真だけを撮り、次に参道を社殿側から入口まで歩いてみました。 入口で写真を撮り、ふたたび参道を上がります。 正式な方向で歩くと、眷属が鳥居と鳥居の間に左右1体ずつ座っています。 狛犬のように向かい合っているのではなく、入口のほうを向いています。 鳥居の数だけ眷属が左右にいて、参道を守り、来る人を迎えているのです。 律儀と言うか、参拝する人を大切にしている神社です。 神様はすごく陽気なうえにフレンドリーで、気さくに何でも話してくれました。 「実は、ワシはな、油揚げがさほど好きではない……」 「えええーっ!   お稲荷さんなのに、ですか?」 「うむ。眷属たちは好きだがな、ワシはあんまり……好きではないな」 「へぇーっ! そうなんですね! では、何がお好きなのですか?」 と、聞いたその答えが、目をまん丸にして驚くようなもので……。 それを書くと、本当に神様がそう言ったんですか! と、批判を浴びそうなので、正直に神様に謝りました。 「あの〜、神様、申し訳ございませんが、私、それ、よう書きません……書く勇気がないです」 「そうか……。では、甘いものでも良いぞ」 「甘いもの、お好きなんですか?」 神様はまんじゅうが大好きなのだそうです。 あずきも好きだと言っていました。(ぜんざいとか甘く煮たあずきです) 「それを書くと、まんじゅうもあずきも持って来てくれる優しい人がいて、甘いものでいっぱいになりますよ?」 「眷属たちも甘いものが大好物だ。心配はいらぬ」 というわけで、眷属たちは普通に油揚げを喜びますが、メインの神様は油揚げが好きではないそうです。 それよりも甘いもののほうが嬉しいとのことでした。 「あそこの石に、強い眷属? でしょうか? 宿っておられますよね?」 「ああ、ガンコなじいさんでな」 「え? おじいさんなんですか?」 かなり古いお稲荷さんなのだそ続きをみる

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札幌のお稲荷さんの好物

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前回の札幌伏見稲荷神社の、お稲荷さんの好物についてですが、結構な数のメールをいただきました。 (メールを送って下さった皆様、ありがとうございます) 好物ってこれですか? あれですか? と、いろいろと楽しく想像されているのですが、その予想されているもののほうが、すごかったりして……。(^▽^;) 「こ、これは……お稲荷さんの名誉のために書いたほうが良いのでは?」と思いました。 札幌のお稲荷さんに、「何がお好きなのですか?」とお聞きして、返ってきた答えは、 「とりにく(鶏肉)」だったのです。 とっ、とりにくぅーーー? と私は仰天しました。 あ、でも、鶏肉は神棚にお供えしても良いものなので、鶏肉がお好きだというのは、そこはわかるのです。 それ自体は、おかしいことではありません。 しかし……ですね、お稲荷さんは、「醤油などで炊いたもの」と、こうおっしゃったのです。 醤油などで炊いた鶏肉、です。 筑前煮とか煮しめとか、あの煮物系の味付けで煮た鶏肉続きをみる

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芽生(メム)神社 〜北海道深川市〜

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北海道での山の神様の取材は、当初、大雪山も予定に入れていました。 大雪山は旭川から行くので、事前に札幌から旭川へ行く経路を調べていたら、マップにいきなり「メム神社」という神社が出てきました。 その名前になぜか、ものすごく惹かれたので、旭川へ行く途中に寄ってみました。 下調べゼロで行ったので、アイヌの伝説とかそんな感じなのかな? と、思いました。 グーグルマップでは「メム神社」とカタカナで書かれていて、名前が日本語っぽくなかったからです。 行ってみると神社はとても小さくて、こじんまりとしていました。 神社の周辺は広々とした大地で、何の先入観も持たずに、鳥居をくぐって、社殿を見ると……。 なんと!  ヤタガラスさんがいるのです! あれっ? 北海道になぜヤタガラスさんが!? と驚きです。 入口に案内板があったので、さっそく読んでみたら、以下のようなことが書かれていました。 明治27年十津川郷士、浦典相が熊野大神の分霊を奉持移住して来た。仮社殿を設けて祭祀を行ない、明治30年に出雲大社分霊を合祀、明治33年に本殿が落成、金比羅大神を合祀。 現地ではこれだけしか情報がなかったのですが、さきほどネットで調べてみたら、もうちょっと詳しいことがわかりました。 明治22年に十津川郷が大水害に襲われ、明治26年に十津川百戸団体が芽生(メム)の地に移住したのだそうです。 移住してきた人たちは、先祖代々のお墓がなく、親戚や知り合いもいないので、神社が必要だと考えたみたいです。 それで、十津川郷士の浦典相さんが、熊野本宮大社に行って、明治27年3月23日に御分霊を拝受したそうです。 社殿には、実際にヤタガラスさんが神様としています。 ということは、浦典相さんの勧請によって、熊野本宮の神様が自分の代理として、力がある眷属を北海道につかわした、ということです。 熊野本宮で力がある眷属として働いていたヤタガラスさんは、この神社に来て、神様としてお仕事をされています。 もともと神様クラスの力がある眷属だったのでしょう、すぐに神様の神格に上がったみたいです。 社殿に向かってご挨拶をすると、私がよく熊野に参拝していることを、神様はすぐにおわかりになったようでした。 熊野の香りがするそうです。 この神社は、ご祭神としてヤタガラスさんがいて、さらに眷属も皆さん、ヤタガラスです。 眷属のヤタガラスさんたちは小さいです。 出雲大社の神様は……? と見ていたら、神様が「来てない来てない」と笑っています。 「金比羅の神様はいらっしゃる続きをみる

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乳幼児の子どもには見えているのかも?

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北海道神宮のお話の中で、赤ちゃんが神様をじ〜っと見ていたことを書きました。 そこで、ふと、そういえば読者の方が以前にメッセージを下さったことがあったなぁ、と思い出しました。 越木岩神社に参拝した時のお話でした。 越木岩神社には、「甑岩(こしきいわ)」という、ご神体となっている岩があって、普通だったら岩の中というか、岩と重なる空間に神様がいます。 しかし、この神社は〝岩の上に〟女性の神様がいらっしゃるのです。 この女神様は、本当に〝女性の味方!〟という神様で……というお話をブログに書きました。(そのお話は→コチラです) 私が書いた記事を読まれて、参拝をした女性の方からいただいたメッセージです。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 私にはが一人おりまして(性別を伏せています)、今妊娠3ヶ月でつわり真っ只中です。 毎日子どもの世話をしながらつわりと日中の眠気と戦っています。 そんな中で、ふと越木岩神社の神様につわりを少しでも軽くしてもらえるようにお願いしよう、と思いました。 さっそく、旦那が休みの日に越木岩神社に連れて行ってもらいました。 御神体の岩のお社の前でつわりがきつくて子どもの世話もままならない事を話してお願いしました。 岩の上にきっと神様がいるんだな〜と思いながら岩のまわりをまわりました。 その後、お稲荷さんにもご挨拶をすませて、ゆっくりする事にしました。 その日は雨が降っていたのですが、参拝中は小雨で木々が傘代りになり濡れずに参拝できました。 は1歳3ヶ月になりますが、何やらずっとバイバーイと手を降っています。 バイバーイの目線を見てみると、岩の上でした。 ええっ! 見えてるの!?  と、かなりビックリしましたが、その後も岩の上を見ながらペコペコ頭を下げたり、指を差して、あ! あ! と言ったりしていました。 ここは女の神様が岩の上におるらしいよ、と旦那に話をした時にバサバサーっと木々から水が落ちる音がしました。 わー! 風!? それとも神様が応えた!? と心底ビックリしました。 次にが私の手を取りどこかへ連れて行こうとするのでついて行くと、お稲荷さんの社の前に行き、パチパチ、ペコペコしていました。(パチパチ、ペコペコは私がいつも2拍手2礼をしているのでその真似です) 隣のお稲荷さんにはしないのかな?と思っていると、 しっかり隣のお稲荷さんにもご挨拶していました。 の行動にかなりビックリしましたが、きっと見えてるんやね〜と旦那と話しました。 そして神様にお礼を言って帰ろうとした時、またバサバサーっと木々から水が落ちてきました。 またもや風!? 神様!? とビックリしながら参拝を終えました。 *~*~*~*~*~*~*~*~ このメッセージを読んだ時は、1歳3ヶ月のさんは続きをみる

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