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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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「もっと!神仏のご縁をもらうコツ」 新刊本のお知らせ

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皆様、ありがとうございます。 新刊が4月6日に、KADOKAWAさんから発売されます! タイトルは 「聖地・高野山で教えてもらった もっと! 神仏のご縁をもらうコツ」 で、定価は 1,512円(税込)です。 今回の本は、1冊まるまる空海さんと高野山のお話です。 このブログを読んで下さっている方の中にも、仏教にはあまり興味がないんです……という方がおられることと思います。 私も若い頃、仏教にはほとんど関心がありませんでした。 仏様の違いなどもわからず、お寺に足を運ぶ楽しさ、そこにある喜びや恩恵なども知りませんでした。 神社ばかりを参拝していました。 年齢を重ねるにつれてお寺にもぼちぼち出かけるようになり、多くのお寺を参拝することでお寺の良さに気づき始めました。 仏様の声も耳に届くようになって、仏様の世界が見えるようになると、「今までこのご加護を自分から捨てていたのだなぁ」としみじみと思いました。 もったいないことをしていたと思います。 皆様の中にも、食わず嫌いでお寺にはあまり行かないという方がいらっしゃるかもしれません。 そのような方に、とくに親しみやすい仏様である空海さんをもっと深く知っていただけたら、と思ってこの本を書きました。 仏様にも性格と言いますか、性質があって、空海さんはおそばにいるとすごく楽しいです。 冗談も言いますし、私たち人間をからかってガハガハ笑ったりもします。 でも仏様ですから、きっちり正しい道を示して下さり、真理も説いて下さいます。 たまに厳しい時もあったりします。 人を惹きつける魅力をこれ以上ないというくらいお持ちの空海さんですが、残念ながら世間ではそのような仏様であることが知られていないように思います。 空海さんと交わした会話やお言葉などを通して、本来の空海さんを感じていただければと思います。 高野山は遠くて行くことが難しいです、忙しくてなかなか行けません、とおっしゃる方にも十分楽しんでいただける本となっています。 空海さんに聞いたありがたいお話をたくさん載せていますから、そうだったのか〜、と深く納得する部分も多いのではないかと思います。 仏様界の成り立ち、瞑想の効用、生霊について、般若心経について……など、興味を持って読んでいただける内容に加え、空海さんと神様の関係も書いています。 取材中の高野山で体験した出来事から、私はとても大切なことを教えていただきました。 そこも詳しく書いていま続きをみる

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古代ネイティブアメリカンの神様

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今日は一気に書きますので、ちょっと長いです。 お時間がある時にお読みいただければ、と思います。 セドナには特に力が強いとされる4大ボルテックスがあります。 そのうちの2つ、カセドラルロックとベルロックには山岳系の神様がいました。 エアポートメサに神様はいませんでしたが、向かいのサンダーマウンテンにいるエネルギーの神様と繋がることができます。 残る一つ、ボイントンキャニオンはどうかと言うと、ここには古代ネイティブアメリカンの神様がいました。 デビルズブリッジからボイントンキャニオンを目指していた私は、パーキングの案内を見落としてしまい、その先にある高級リゾート地のゲートまで行ってしまいました。 そのゲートの係りの人に、ボイントンキャニオンの駐車場の場所を教えてもらいました。 Uターンして駐車場まで来ると、なんと、私の目の前で入った車で……満車になったのです! え? こんなんあり? と思いました。 私がパーキングを見落として通り過ぎなければ、駐車できていたのです。 まあ、それでも「1台くらいは出てくれるはず」と、しばらく待ったのですが、どの車も全然動きません。 それ以上待つのは時間がもったいないし、きっと、ここに来るのは今日じゃないってことなんだな、とスッパリあきらめました。 予定が変わったので当てもなく車を走らせて、「どこに行こうかなぁ」と思っていたら、左手に駐車スペースがあります。 「フェイキャニオン(Fay Canyon)トレイル」となっています。 名前を見た瞬間に、「ああ、今日歩くのはここだったんだ」とわけもなく納得しました。 ここに、と言うか、このトレイルでボイントンキャニオン一帯を守る神様とコンタクトができました。 フェイキャニオントレイルはアップダウンがない平坦な遊歩道となっています。 両側に岩山があって、その間を歩きます。 右手にある大きな岩山を、「なんだかすごい迫力だな〜」と見ていたら、いきなり神様が姿を現しました。 若い女性の姿で、古代のネイティブアメリカンの人だったようです。 髪をおさげにしていますが、三つ編みではなく、紐で飾るようにぎゅっと縛っていました。 頭にはヘアバンド? のようなもの(赤や茶色が混じっていて、ぱっと見は赤っぽい布です)を巻いています。 浅黒い肌で、両足で大地を力強く踏みしめているポーズをしています。 頼もしい、という言葉がピッタリですが、若い女性姿です。 古代に28歳で亡くなったと言っていました。 とても意志の強い人だったようですが、神様としての力も相当強いです。 この神様がフェイキャニオントレイルのあたりから、さらに右手一帯の神様となっています。(右手、とは奥に向かって右手です) 左側の向こうのほう(離れています)の土地には男性の神様がいるのですが、フェイキャニオンからは少し遠いです。 男性もネイティブアメリカンのようですが、女性ほど詳しくはわかりません。 背が低いようです。 私のことが珍しくて遠くからちょっと見に来たためか、女性の神様のテリトリーだから遠慮していたのか、そこは不明でしたが、男性の神様はとても薄かったです。 せっかく神様がいるのに知られていないのはもったいないな、と思ったので、ブログに書いていいかどうかを聞き、「人間が願掛けに来るようになったら、叶えてもらえますか?」とお聞きしたところ、女性の神様は、子育てや子供を守る、子宝を授けることに強い、とご自身が持つ力を話してくれました。 特にこの方面で願いを叶えよう、と言っていました。 男性のほうは、狩りとかそのようなことに強いらしいのですが、それは……現代のものに置き換えると金運? と思いました。 家族を養うためのもの、という意味で、です。 金運でよろしいでしょうか? と尋ねると、男性の神様は「金運は難しいが……まあ、頑張ってみよう」とおっしゃっていました。 2柱の神様との会話はだんだん弾んでいき、「アメリカの女性は日本の女性に比べて、自己主張ができるように思います」と私個人の見解などをお話しました。 日本も最近はそのような人が増えてきましたが、でもまだ、三歩下がって……みたいなところがあります、と言うと、アメリカも昔はそうだった、と言います。 そして、もっともっと時代をさかのぼって古代までいくと、男性は子供を産めないので、女性をとても大事にしていた、と男性の神様が言います。(男性のほうが三歩下がって、ありがとう、という感じです) それを聞いていた女性の神様が「(その扱いは)当然よ!」と言って、豪快に笑っていました。 ハツラツとして、元気いっぱい、自信に満ちた女性の神様です。 やっぱり「頼もしい」という形容詞がピッタリです。 ここのトレイルの行き止まりは、オブジェのような岩があって、「え? これだけ?」と思ってしまいました。 両神様はくすくす笑いながら、「いいものを見ただろ?」と言っていました。 ここは2柱の神様とお話ができるので楽しいです。 神様方が言うには、セドナに来て、エネルギーを感じる人は多くいるのだそうです。 しかし、神様という高級霊の存在に気づく人はいないということでした。 普通にしゃべって普通に接する人間に続きをみる

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本の特長

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先日、出版社さんからお手紙が転送されてきましたが、その中に気になることが書かれておりましたので、ちょっとそこについて書きたいと思います。 そのお手紙は冒頭から「識子さん、すみません」と、私に謝っていました。 ??? と思って読み進めると、「本を買えないので、全部図書館で借りて読んでいます」とのことでした。 買わなくてごめんなさい、と謝っておられるのです。 その方は、小さなお子さんがいて働けない、それなのに旦那様がリストラをされ、借金もあって……と、細かくご自分の経済状況を書かれていました。 パソコンやスマホがないことも書いておられました。 ブログを読めないので、図書館で借りる本を楽しみにされているのだそうです。 いつか経済的な余裕ができたら大人買いします、それまでは図書館で借りさせて下さい、とのことでした。 図書館で読める……私は、そこが本の素晴らしいところだと思っています。 パソコンやスマホをお持ちでない方は、ブログを読むことが難しいと思います。 でも、本だったら図書館で借りることができます。 少し待って中古本になれば100円で買えたりもします。 私のもとには、出版社経由でたくさんの手書きのお手紙が届きます。 本を出してから3年間で、本当に驚くほどのお手紙をいただいてきました。 日頃パソコンで目を酷使しているでしょうからお手紙にしました、と言って下さる方や、写真を同封されている方、便せん7〜8枚の長いお手紙があったり、イラスト入りだったりと、いろいろなお手紙をいただきます。 一字一字丁寧に書かれたお手紙は、時間がかかっただろうな〜とありがたく思いますし、こんな写真が撮れました、と同封して下さっている場合は、私も一緒に参拝したような気持ちで楽しく拝見しています。 そのようなお手紙のうち、半数近くが、パソコンやスマホをお持ちではない方、もしくはブログは読んでいないとおっしゃる方からです。(電磁波アレルギーで、読みたいけどブログが読めないとおっしゃる方もおられます) 若い人もいらっしゃいますが、年配の方が多いです。 その方々が、「ブログを読めないので、大事なことは全部、本にも書いて下さい、お願いします」とお手紙で訴えてこられます。 「この先もずっと本を出し続けて下さい、本を出すことをやめないで下さい」とも書かれています。 皆さん、神仏の話をもっともっと読みたい、でもブログが読めない、という環境にいらっしゃる方々です。 私が今までいただいたお手紙で、最高齢は82歳の女性の方でした。 その方は、「この年で神仏のありがたみを知ることができました。本当に感謝しています」という内容を美しい文字でしみじみと書かれていました。 さらに、「著書を拝読して、死ぬことが怖くなくなりました、識子さん、ありがとうございます」と最後にお礼も述べられていました。 このようなご高齢の方にも読んでいただける、本という形はやはり素晴らしいと思います。 こちらは半年くらい前にいただいた、若い女性の方からのメッセージです。 その方は私が本でご紹介した神社の境内で、ご高齢の女性から、桜井識子さんの本を知ってる? と話しかけられたそうです。 その本を読んで来たのですよ〜、と言うと、そこから話が弾んで1時間くらい楽しくおしゃべりをしたそうです。 ご高齢の女性は、年金生活をしているので本は購入していなくて、図書館で借りて読んだ、とおっしゃったそうです。 「今は神社巡りが生きがいになっているの〜。楽しいわよ〜」とまで言って下さったそうで、メッセージを読んで「ああ、良かった〜」と心底嬉しく思いました。 もう1通、こちらも若い女性の方からで、私の心に深く残っているメッセージです。 1年ほど前にいただきました。 私が本でご紹介した神社の社務所で、その方は「桜井識子」という名前を出したそうです。 すると、たまたまそこにいた初老の男性が「僕も読んで来ました!」とおっしゃり、そこで神職さんをまじえて3人で楽しくお話をしたそ続きをみる

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アンテロープキャニオン

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セドナに行くことが決まったあとで、アンテロープキャニオンの存在を知りました。 写真を見た瞬間に「絶対に、ここに行くぞ!」と心に決め、距離的に少ししんどかったのですが、行ってきました。 アンテロープキャニオンは、グランドキャニオンから片道2時間半のページという町にあります。 ナバホ族の土地にある峡谷で、アッパーとロウワーの2ヶ所があり、どちらも狭い岩と岩の間を歩いて観光するのですが、ものすごーーーく美しかったです。 日本で写真を見た時は、どんな場所なのか、いまひとつわからなかったので、神様がいらっしゃるのかな? と期待していました。 行ってみると、ここはそういう場所ではなく、大自然の造形美を堪能するところでした。 せっかく行ったので、ちょっとご紹介させて下さい。 こちらが先に行った、アッパー・アンテロープ・キャニオンです。中央の奥にある、屋根付きの休憩所のようなところで受付をしています。私はネット予約をして行ったのですが、予約はあまり関係ないように思いました。受付をした順番に案内されます。 このジープで砂漠の中を5分程度走って行きます。ちなみにアンテロープキャニオンは個人で行くことができません。ナバホ族の人の案内がなければ入れないのです。 このようなところを走るのですが……悪路に加えて、ガンガンにスピードを出すので、端っこに座っていると、車から転げ落ちそうになります。バウンドもすごいので、乗っている間、お尻が何回も完全に浮いていました。 ここが入口です。ここから入って行って、洞窟の向こう側へ行きます。 中はこのような感じです。 岩の色がとっても美しいのです。 受付順で、10人くらいが1グループにされます。1グループに、ナバホ族のガイドさんが1名ついて、一緒に行動します。 ガイドさんがいろいろな説明をしてくれますが、皆さん、撮影に必死でした。 続きをみる

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グランドキャニオン

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グランドキャニオンにいる精霊のお話を書く前に、この場所についてちょっとだけご紹介します。 グランドキャニオンはアリゾナ州にある峡谷で、アメリカの国立公園であり、世界遺産にも登録されています。 サウスリムとノースリムに分かれていて、私が行ったのは観光の中心、サウスリムです。 ビューポイント( 展望台 )がたくさんあって、どこから見るかで景色が違います。 柵がないところも結構あります。というか、柵があるところのほうが絶対的に少ないです。この石の先は崖です。 こちらはメインの展望台をまわる無料シャトルバスです。 くどいですが……柵がないところは、崖なんです!キャー! (>_<) お願い〜、端っこまで行かないで〜! と、ビビリな私は見ていてヒヤヒヤしました。足が石につっかかって、おっとっと~、ってなったらどうするん~  とドキドキでした。 デザートビューと続きをみる

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グランドキャニオンにいる精霊

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※今回、結構長い記事になっておりますので、お時間のある時にどうぞ~。 前回、グランドキャニオンの展望台をいくつかご紹介しました。 その展望台のあちこちで、神様がいるかどうか呼びかけをしてみました。 絶対にここには神様がいるはず、と私は思っていたのですが、予想に反して、まったく返事がありません。 一生懸命に呼んでも、誰も何も答えないのです。 あれこれやってみた結果わかったのですが、どうやら観光客がいるこちら側の場所に神様はいないようでした。 そこで今度は、谷底に降りていくトレイルを歩いてみることにしました。 「ブライト・エンジェル・トレイル」と「サウス・カイバブ・トレイル」という2つのトレイルがあるのですが、まずブライト・エンジェル・トレイルを歩きました。 谷底までの〝片道〟所要時間が約8~10時間、標高差は1311メートルというトレイルです。 谷底まで行くのは到底無理なので、1時間程度降りて、1時間半くらいかけて登ることにしました。 後日、歩いたもう一方のほう、サウス・カイバブ・トレイルは、谷底までの〝片道〟所要時間がなんと! 約12~16時間、標高差1433メートルとなっています。 どちらのトレイルも過酷で、年間250人以上の人がレスキューのお世話になっているという情報があります。 これは! 甘くみてはいけない! と、往復で2時間余りという無理のない、安全に歩ける範囲でチャレンジすることにしました。 行きはサクサク降りて行くだけですから楽でしたが、戻る時はものすごい坂道を登ることになります。 もちろんトレイルに柵はなく、道の端は崖のままで……落ちたら大ケガかそれ以上です。 そのような道を歩きながら、また呼びかけをしてみましたが、やっぱり声は聞こえてきません。 まさか、グランドキャニオンには神様がいないとか? えっ? まさかまさか……本当に空っぽの空間?  と、考えた時に、あ、そうか、〝神様〟と呼びかけたら神様じゃない存在は答えないんだった、と気づき、 「どなたでも結構ですから、答えて下さい」と声をかけてみました。 すると、小人の仙人みたいなおじいさんが出てきました。 お前が思っているような「神様」は、ここにはいない、と言い、「ここにいるのは精霊である」と教えてくれました。 精霊、と言われても、よくわからなかったので、 「セドナでよく見かけた、あの笛を吹いているイラストの……あのようなお方が精霊なのでしょうか?」と聞くと、 「その笛吹きもいる」と言います。 ※画像はGoogleからお借りしています。 へぇ〜! そうなんだ! あのイラストはネイティブアメリカンの人が精霊を見て、それをそのまま描いていたんだ、と知りました。 小人の仙人は、「今から笛を吹かせよう」とありがたいことを言ってくれます。 その時、すぅ〜っと姿を現した笛吹きが、上のほうの場所に行って(この時、私はかなり下まで降りていました)笛を吹き始めました。 意外なことに、笛の音は聞こえません。 笛が始まると、それまでゼーゼーハーハー言って息も絶え絶え、足もだるくて重たかった私ですが、急に体がフッと軽くなって、息も一瞬ですっきり整いました。 平常よりも軽い元気な体になったのです。 「すっっっごーーーい!」と思わず叫んでしまいました。 癒しの笛の音だったのです。 下から見上げた時は、岩の上で笛を吹いているようにしか見えなかったのですが、上まで戻って何気なく見たら、笛吹きの精霊が乗っていた石は、なんと! ハートの形をしていました。 もう二重にビックリ! です。 うわぁー! なんだかすごいんですけどー! と大興奮しました。 精霊はハートの石の上で笛を吹くのです。 音はメロディとして聞こえませんでしたが、とっても癒され、体の隅々まで回復しました。 笛を吹いてもらってからは、しんどさから解放されて楽勝で登ることができました。 この笛の音は、もしかして……病気も治すのでは? と思いました。 それくらい肉体に好影響があります。 他の精霊はどんな感じなのだろう? と思ったら、10人くらいの、ものすごく小さな天使姿の精霊が出てきました。(15センチくらいです) 10人で、坂を登る私の背中を押してくれます。 よいしょ、よいしょ、という感じです。 すると、不思議なことに、全身がふわぁ〜っとあたたかくなりました。 ストーブにあたっているみたいに、実際に温度が上がってポカポカになったのです。 グランドキャニオンはものすごく高い位置にありますから、下から風がびゅうびゅう吹き上げてきます。 11月だったので、結構風が冷たくて「さっむー!」という感じでした。 それが急に、本当にほっかほっかにあたたかくなったのです。 物理的にこれって……あってもいいの? と思うくらい、あたためてもらいました。 グランドキャニオンには精霊がたくさんいます。 小人も多いです。 セドナの小人は某タイヤのキャラみたいでしたが、ここは小さな人間の小人です。 ロバの精霊もいますし、空にはワシのような鳥の精霊も飛んでいました。 この精霊たちは都会では生きられないそうです。 昔はあちこちに散らばって存在していたそうですが、今は自然がある場所に集まっているということです。 グランドキャニオンは特に多くの精霊が集中している、という話でした。 この日はここで終わり、翌日はアンテロープキャニオンに行き、次の日に今度はサウス・カイバブ・トレイルを歩いてみました。 私はこちらのトレイルのほうが勾配がきついように感じました。 1時間ほど下って、Uターンをして登る時に、「また後ろから押して下さ〜い」と、天使姿の精霊にお願いをしてみました。 すると、前回と同じく10人が現れて、よいしょよ続きをみる

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神護寺 〜京都〜

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1冊丸々空海さん、という本が、本日発売になりますので、空海さんに関係したお寺を今日はご紹介しようと思います。 神護寺は、空海さんと最澄さんが、ほんのわずかな短い期間ですが一緒に過ごしていたお寺で、空海さんが最澄さんに潅頂を授けたのもこのお寺でした。 神護寺は京都にあると言っても中心部からすごく離れています。 本当に京のはずれ、という感じで、JR京都駅からバスで約50分とお寺の公式サイトに書かれていました。   このお寺を最初に参拝したのはずいぶん前になります。 その時は大師堂や金堂周辺を歩いただけでした。 もっといろいろと隅まで見たいと思い、去年再び訪れました。 楼門をくぐると、スカーッとした透明感のあるクリアな空間が広がっています。 清浄な空気が流れています。 それは土地にシミも何もなくて、浄化されたままだからです。 悪いものがいても、悪いことが起きても、土地に染み込まないように細工がしてあります。 言ってみれば、防水スプレーみたいな感じ、でしょうか。 抗菌剤と言いますか……バリアが張ってある、そんな感じです。 金堂には国宝の「薬師如来立像」があり、とても迫力があります。 あ、でも、パッと見た〝私の〟印象は、パンチパーマをあてた大阪の小太りのオバちゃん、でした。(ひ〜、仏様に対してなんという無礼な発言でしょうか) だってだって、と言い訳をしますと、どう見てもパンチパーマにしか見えず……さらによーく見たら、カツラをかぶっているような印象を受けます。 しかも「あの〜、カツラ、ちょっと浮いてますよ?」と指摘してあげたくなるような不自然さで……。 (ひ~え~、ここまで書いて大丈夫でしょうか、私…  ) 腰回りはぽってりとふくよかな仕上げになっていて、お腹も出ています。 お顔もボリュームがあって、唇には朱が塗ってありますから、それが口紅に見えて仕方ありません。 こんな失礼な発想をするのはきっと私だけで、平安時代初めに造られたと推定されるこの国宝は、見る者を威圧する、迫力がある、と多くの人が語っています。(神護寺の公式サイトの〝寺宝紹介〟で見ることができます) 脇侍の日光菩薩像と月光菩薩像も見応えがありました。 本当に、日の光と月の光を感じられる仏像です。 1回目に行った時は、ガラスのショーケースの中に、空海さん直筆の潅頂を授けた人の名簿(複製)があったのですが、2回目に行った時はなくなっていました。 そこがちょっと残念かな〜と思いました。   このお寺は空海さんゆかりのお寺ですから、境内でお呼びすると来てくれます。 大師堂のあたりを歩いていて、 「こんなお堂に住んでいらしたんですか?」とお聞きしたところ、もう少し小さくて簡素な造りであった、と言っていました。 粗末ということではなく、素朴と言うか、質素な造りだったみたいです。 こんなに大きくはない、とも言っていました。 続きをみる

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読者の方からのメッセージと、大地の神様〜フェニックス〜

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新刊の感想を送って下さった皆様、ありがとうございます。 楽しく拝見させていただいております。 早速、清高お稲荷さんに参拝して下さった方が何人かいらっしゃって、もう本当に感謝感謝です! お供え物を持って行って下さった方、優しいお心遣いに感激です~。 お稲荷さんも眷属も「もしかしたら読者の方が来てくれるかもしれないです」と言った私の言葉を聞いて、とても楽しみにされていました。 ですから、実際に読者の方が行かれた時は、眷属たちは走り回って喜んだのではないかと思います。 私が清高お稲荷さんの境内を去る時、寂しそうにしていた神様と眷属が、読者の方のおかげで楽しいひとときを過ごされたと思うと、心にジーンと響くものがあります。 本当に良かったです。 それから、新刊を持って豊国廟へ行って下さった方もいらっしゃいました。 秀吉さんに、弟さんのこととお母様のことを報告してくれたそうです。 こちらもありがとうございます! 私はどちらへも、もう少し先でなければ行くことができません……。 読者の方が行って下さらなかったら、お稲荷さんにも秀吉さんにも、喜んでもらうことはできませんでした。 もしも……(これはすべての神社仏閣に関して言えることですが)、誰も私の話を信じてくれなくて、誰1人参拝に訪れなかったとしたら……私が何年かに1回行って、その時に1回だけ喜んでもらえる……という、寂しい状態になるところでした。 読者の皆様が参拝して下さるおかげで、神様にも秀吉さんにも眷属にも、たくさん喜んでもらうことができます。 これは私1人では絶対にできないことです。 そしてそれは、神格を上げて差し上げることにも繋がっていますから、お稲荷さんも秀吉さんも、心から皆様の参拝を感謝しておられることと思います。 本当にありがたいです。 本を奉納して下さった方もいらっしゃって、皆様、親切で優しいな〜としみじみ思います。 それから、少し前に書いた「本という伝達方法の素晴らしさ(タイトルを変えました)」という記事についても、たくさんのメッセージをいただきました。 その中に、「本を出し続けるのは良いのですが、正直収納が心配です」と書かれたメッセージがありました。 私が亡くなるまでの間に、あと60冊くらい本が出るのでは? と、その方は思って下さっていて、収納スペースがないことを心配され、ご自宅の収納について説明をされていました。 読んだ時にしみじみと、いい方だな〜、ありがたいな、と思いました。 〝仮に〟本を60冊出すとして、この方は、それを全部購入する予定である、と言外におっしゃっているのですね。 これから出る60冊分のスペースをどうしよう、と考えておられるわけです。 さらにそのすべての本を手放す気がない、ということも、さりげなく意思表示して下さっています。 ものすごーく嬉しかったです。 ありがとうございます。 本は、〝出版社さんから〟「このような本を書きませんか?」という依頼があって、そこで初めて出版が決まるわけです。 本を出そう、という、私の意志が最初にあるわけじゃないんです。 私は完全に受身です。 ですから、出版社さんから依頼が来なくなれば、本は出せません。 私は、そんなに人気のある書き手ではない、と冷静に判断し、自覚しています。 いつまでも依頼が来るとは考えてないです。 だからこそ、依頼がもらえるうちは一生懸命に書こう! 私が知っていることを精一杯、皆様にお伝えしよう! と思っています。 60冊……は、ありえませんので、読者さんの収納は大丈夫ではないかと、そのように思います。 それから、リンクを貼る、私のブログの紹介をすることに関しては、許可は取らなくても全然問題ございません〜。 シェアしていただけるのは、願ってもいないありがたいことですので、大歓迎です。 お返事をいただけたら幸いです、と、とても丁寧に書いて下さっている方がいらっしゃいましたが、申し訳ございません、お返事はどなたにも差し上げておりません……。 もう本当に、失礼ですみません。   一応、ペタやいいねで「オッケーです」という意味のお返事をさせていただいてますが、失礼なことに変わりはなく……誠に申し訳ございません。 そこのところ、ご理解していただけたらありがたいです。 さて、前置きが長くなりました。 外国の神様の最終編です。 アリゾナ州フェニックスの空港が、セドナに一番近い空港なので、到着も帰国便の出発もこの空港でした。 帰国日の前日にフェニックスに戻っても良かったのですが、フェニックスから車で2時間の場所にある「サワロ国立公園」に行くために2日前の夜に戻りました。(この国立公園はサボテンで有名です。フェニックスからさらに南下したところにあります) しかし、往復4時間の運転がちょっとしんどいかな、と思ったので、無理をせず急きょスケジュールを変更しました。 丸1日ぽっかり空いて、フェニックスのどこに行こうか……と、地図を見た時に、「ああ、ここだ」と思ったのが、「マクダウェル・マウンテン・リージョナ続きをみる

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お供え物について

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前回、フェニックスの神様のお話を書いたところ、アリゾナ州在住の方からメッセージが届きました。 その方は1年ちょっと前に、私が行ったあの丘の近くの山で遭難しかけたことがあったそうです。 パニックになりかけた時に、心の中で神様に助けを求めた、とのことでした。 すると、その後、不思議な出来事(神様の助けとしか思えない出来事です)が重なって、無事に帰ることができたそうです。 あれは大地の神様が助けて下さったのだ、と気づかれたその方は、すぐにお礼に行かれました。 私が記事をアップした数時間後にお礼のワインを持参して行かれ、素敵な経験をされています。 大地の神様のことを書いて良かった〜、と心から思いました。 神様にお礼を伝えることができて、良かったですね、と、とっても温かい気持ちになりました。 大地の神様のほうも、きっと「おぉ〜、気づいてくれたか」と喜ばれたのではないかと思います。 他にも海外にお住まいの方から何通かメッセージをいただきました。 アメリカに赴任中の方からは、貴重な情報やご提案をいただきました。 ありがとうございます。 皆様のご親切や思いやり、楽しい体験、不思議なお話等、それらをたくさんいただけることを心から感謝しています。 ネットにはネットの良い部分があって、世界中の方に同時に読んでもらえる、ということは奇跡のようだな、とそのように感じています。(海外の人とは国際電話やエアメールでしか連絡が取れなかった時代を知っているので、瞬時にメールが届くこともすごいと思います) えーっと、またまた長い前置きになっていましました。 すみません。 今回は、質問が多いお供え物について、ちょっと書きたいと思います。 ブログや本に書いていますように、お供え物はフタを開けたり包みを破らないと神仏には届きません。 ガバッと開けなくても、切れ目くらいで大丈夫なので、お供えする時は開けて差し上げたほうが親切です。 お供えは5分もすれば……もっと短くて3分で片付けても問題ありません。 そして、一番大切なことは、自分が持って行ったお供え物は〝必ず〟持って帰る、ということです。 神仏の前に置いたものは、参拝者本人がそこにいる間はお供え物ですが、置いて帰ると〝ゴミ〟になります。 神仏の前にゴミを置きっぱなしにしてはいけません。 大変失礼な行為ですし、あとでそのゴミ(食べ物は腐敗しますし、飲み物は中を洗って資源ゴミに出さなければなりません)を誰か他人に片付けさせるわけですから、良くない行為と言えます。 さて、ここで、皆様が悩まれるのは、他人が放置したお供え物をどうするか……だと思います。 これは結論を言ってしまうと、正解がないのですね。 皆様の心のままに……が正解なのです。 私だったらどうするか、を書きますと、まず、食べ物や、フタが開いている飲み物で、明らかに腐っているものは、片付けます。 神様に「お片付けしますね」とひとこと声をかけてから、片付けています。 では、この場合、片付けなかったら神仏や眷属は怒るのでしょうか? そんなことはありません。 いくら腐っていても、片付けなかったからといって、神様も眷属も怒ったりしません。 置いていった人が違う人物である、ということを神仏はご存知だからです。 片付けない人に罪はないのです。 ゴミを入れる袋を持っていないとか、汚くて触るのが続きをみる

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高野山

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高野山の写真です。 まずは早朝、奥之院へ行く参道です。正面の奥に見えているのが奥之院です。 朝焼けが美しかったです。 オーロラみたいだな~、と、しばらくぼーっと、見とれていました。 ご神木の根元の部分です。大きすぎて1枚の写真に入りませんでした。 ご神木にエッセンスをいただきました。半年経ちますが、イライラすることもなく、毎日穏やかに過ごせています~。 御廟橋のところにある手向地蔵です。早朝なので誰もいない写真が撮れました。日中は多くの人でにぎわっています。 結縁潅頂が行われる金堂です。左側に白いテントがあります。ここが荷物の一時預かり所になっていました。まだ10人くらいしか並んでいないので、時間をつぶすために、一旦、車に戻る時に撮りました。 六角経蔵です。メッセージに、「軽々まわりましたよ~」と書かれていた女性の方がいて、「えーっ!」とビックリです。私の時は回し始めが重く、途中でも「ぐぇっ」とお腹に取手が食い込むくらい重くなるところがありました。 御社です。神々しい感じが伝わっていますでしょうか。丹生都比売神社とはツーツーに繋がっていました。高野明神さんもおられました。とても謙虚な神様でした。 お遍路さんのお礼参りのようです。皆さん、とても楽しそうでした。私もいつかお遍路さんに挑戦しよう、と思っています。全部歩いてまわる……のは、しんどいので、ところどころバスとか使って…… 三鈷の松です。皆さん、真剣に探していました。 ここから先が空海さんが張った結界となっています。以前、ふもとから歩いて入った時は、結界内で高野山の芳香を嗅がせてもらいました。このラインの内と外では、仏様世界の密度が全然違います。 本には書いておりませんが、徳川家霊台です。こちらは家康さんの霊屋です。秀忠さんのものもあります。 金剛峯寺の新別殿です。嬉しいお茶とお菓子の接待がいただけるところです。私はここで癒される感じが大好きで、最近はそのためだけに金剛峯寺を拝観しています。 高野山の入口、大門です。この大門の横に嶽弁天さんへの登り口があります。 嶽弁天さんへの登山道です。私は楽に登れたという印象でしたが、しんどかったです~、というメッセージをいただきました。もしかしたら、しゃべるのに必死だったので、あっという間に登れたのかもしれません。 お社正面はこのような感じです。 こちらは嶽弁天さんから見た高野山の町です。続きをみる

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戦国武将から一般人まで~高野山のお墓いろいろ~

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一の橋から奥之院へ向かう参道の両脇には、たくさんのお墓や供養塔があります。それをちょっとご紹介致します。 ここが一の橋です。ここからスタートします。 加賀藩前田家です。写真で見ると、そんなに大きく見えないかもしれませんが、実物は結構大きくて迫力があります。「おぉ~」という感じです。 こういうシンプルな仏様もいいですね。素朴さに惹かれます。 このように、地面にじかに墓石が立ててあるお墓が多いです。じかに立てた墓石は、年月が経つと傾くんですね。あちこちで倒れた墓石を見ました。でもそれも200年前とか300年前のお墓ですから、自然の一部となっていました。 左が武田信玄公、右が勝頼さんの供養塔です。勝頼さんのお話は、人間が死んだあと、何が心に引っかかるのか、何が自分を苦しめるのか……を教えてくれています。 苔むした供養塔がなんとも言えない世界を作り出しています。 上杉謙信・景勝さんの霊屋です。中には位牌が入っているらしいです。 伊達政宗公の供養塔です。この日の伊達家墓所の「気」はサラサラでキレイでした。 石田三成さんの供養塔です。30歳の時に生前葬をして、自分で立てたそうです。 明智光秀さんの供養塔です。パッと見ただけではわかりにくいのですが…… このように丸い石の部分(水輪)が割れています。 汗かき地蔵さんが安置されたお堂です。右手に「姿見の井戸」があります。井戸をのぞき込んで自分の姿が映らなかったら、3年以内に死ぬという噂があります。遠慮して、そ~っとのぞくと見えにくいので、思いっきりガバッ! と身を乗り出すことをおすすめします。 参道はこのようになって続きをみる

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丹生都比売神社と立里荒神社

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立里荒神社です。高野山より、もうちょっと山の奥深いところにあります。空海さんが見つけた、強いけれど優しい山岳系の神様がいらっしゃいます。 この神社は空海さんと縁のある神社ですが、私はまったく知りませんでした。高野山に行く直前に読者の方からメッセージが届いて、そこで初めて知りました。奇跡的とも言えるグッドタイミングでした。 伏見稲荷の千本鳥居を思い出しました。鳥居が続いている光景は、なんだかワクワクします。 新しい社殿がさっぱりしていて印象的です。この神社の境内でも空海さんと繋がることができます。 木を切るのではなく、社殿の屋根に穴をあけています。見ていて、素晴らしいなぁ~、と思いました。言い伝えではここの神様は、空海さんに障りを与えて自分を祀るようにさせた、となっていますが、実際はとっても優しい神様です。優しい雰囲気が写真からでもおわかりになると思います。 雪の参道は、くだる時が若干、怖かったです。 高野山の壇上伽藍にお社がある丹生都比売神社です。境内図が絵葉書みたいで素敵ですね。 優美な姿の赤い太鼓橋が鳥居の向こうに見えます。 なんと、この橋は淀君の寄進だそうです。この橋をとっとっと、と上って行くと……。 続きをみる

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藤公園と和気神社~岡山~

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以前から行きたいと思っていた藤公園に行ってきました。岡山県の和気町というところです。 みっちり花が咲いているので見ごたえがありました。山でもたまに、野生の藤を見ることがあるのですが、1~2本という場合がほとんどなので、重なって咲いている藤棚を見たいな~と思っていたのです。 8分咲きだそうです。満開になるともっと美しいことと思います。 場所によっては、ちょっと寂しい感じのところもありました。週末あたりが満開でしょうか、その頃に行かれたほうがいいかもしれません。 下までしっかり花が開いていると、こんな感じです。 本当にまったく知らなかったのですが、隣に和気神社がありました! この町は和気清麻呂生誕の地で、神社はもともと和気氏の氏神だったそうです。そこに和気清麻呂も祀られています。 鳥居の手前には布袋さんの像もありました。 由緒ある神社なのですが……、残念なことに、私の隣には元夫が……。 ( ̄ー ̄;誰かと一緒にいると、意識を自分と神様だけに置けないので、コンタクトはできません。 しかも元夫は、基本しゃべりっぱなしなので、余計難しいです。目についたものを片っ端から質問してくるのです。(クリスチャンなので、神社のものが珍しいためです) この神社は、狛犬ではなく、狛いのししとなっていました。こちらは拝殿です。 300頭のいのししが清麻呂公をお守りしたという伝説から、いのししは和気神社のシンボルとなっているそうです。 おぉ~、なんだか意志が強そうないのししです。 明治18年続きをみる

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関ケ原 【追記あり】

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3月に近くに行ったついでに、ちょっと関ケ原に寄ってみました。古戦場なので、どんな感じの場所なのか……と、身構えるような気持ちがありましたが、行ってみると、想像していたような暗い陰はありませんでした。ここは石田三成公陣跡なのですが、シーズンオフのため、あずまやの建て替え工事中でした。残念ながら、立入禁止です。 このような説明板がありました。10月21日の早朝……って、かなり寒そうです。雑兵はしんどかっただろうな、と思いました。 石田三成公陣跡の別の登り口です。ここも立入禁止でした。 あきらめきれない私は、ちょっと裏側にも行ってみようかな、と、ぐるっと回ってみましたが、やっぱりダメでした~。残念です。  この石碑には「決戦地」と書かれています。え? ここが? とびっくりしました。 というのは、この石碑から石田三成公陣跡は、もう、本当にすぐ目の前なのです。写真で見ると遠くに見えるかもしれませんが、実際はすぐそこです。 距離感が伝わっているでしょうか……。関ケ原の戦いって、広大な大地の、ひろびろ~とした場所で行われたのかと思っていましたが、意外と狭かったんだな、というのが正直な感想です。 家康さんの最後の陣地です。 この陣地を見ようと、車を降りた瞬間から、猛烈な頭痛がしました。同時に、右肩に何かがずっしりと乗って、肩にもキリキリと激痛が走ります。 石田三成公陣跡や石碑のところ、その周辺などは用心していたのですが、家康さんは勝利者ですから、何も気にすることはないだろうと思っていました。そばに寄って行くにつれ、頭痛が半端なくひどくなります。右肩も「イタタタタ」と言わずにはいられないくらいの激痛です。勝ったほうの大将の陣地なのに、怨念に近い重苦しい念が渦巻いているのです。(現代ではなく、過去のこの場所に、です) 説明が書かれていました。読んで……ああ、やっぱり……とそこですべてがわかりました。  首実検……つまり、敵将の首を家康さんがここで、一つ一つチェックしているのです。その敵将たちは首だけになっても、討ち取られたことが無念で無念で、くやしくて仕方なかったようです。首だけになったのに、ものすごい念を放っています。それは殺されたくやしさではありません。首を取られたことが何よりもくやしくて、さらに首実検をされたという屈辱に、強い怒りがあるようです。 う~ん、あそこで(↓下の写真です)首実検をしたのでしょうか……。これ以上、そばに行くのはやめました。以前にも書いたかと思いますが、強い念や低い波動があった場所で当時のことをあれこれ深く考えると、〝その時〟に続きをみる

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前世を思い出すコツ

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前世についてのメッセージがたまに届きます。 しっかり思い出している方もいらっしゃれば、なんとなく……とおぼろげながら感じているという方もおられます。 なんとか思い出す方法はありませんか? という質問もいただきます。 まず、前世は皆様が思っているより数が多いです。 もちろん人によって違いがありますが、ある程度魂の霊格が高い人はかなりの数をこなしています。 スピリチュアルなことに興味がある方や、心正しく生きなければと思っている方は、生まれ変わりをすでにたくさん経験されている傾向があります。 ここで具体的な数字が言えないのは、本当に人によって違いがあるからです。 思い出しやすいのは直前の人生と、この人生は面白かったな〜、と印象が強い人生です。 漠然と〝前世〟すべてを考え、思い出そうとしても、それはもうたくさんありますから、どれかに焦点を合わせないと魂から記憶をうまく取り出せないのです。 そして、前世については自分でちゃんとヒントを持っています。 全世界の歴史の中で、この国のこの時代に非常に興味がある、という場合、そこにいた可能性が高いです。 この国のこのアンティーク品が好きだとか、特定の時代の絵画や楽器、音楽などの芸術が好きだとか、好きな服装なども手がかりになります。 たとえば、アラビアンナイトの衣装がすごく好き、というのであれば、それがヒントです。 平安時代の衣装や調度品が好きだったら、そこからその時代の庶民の暮らしから貴族の暮らしまで調べてみると、自分はどちらにいたのかがおぼろげながらわかってきます。 自分がいたかもしれない階層について詳しく見ていくと、「あ! これ知っている!」という事柄が出てきたりします。 ヒントが見つかったら、その場所のその時代を幅広く調べていくといいです。 魂に響くものが必ず出てきます。 過去世というのは一般人続きをみる

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ほっこりエピソード

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「識子さん、もう、それ知っていますよ」と思われるかもしれませんが……今日は皆様に読んでいただきたく、冒頭に書かせていただいております。 申し訳ございませんが、メッセージに個人的なお返事はしておりません〜。 とても丁寧に遠慮がちに「ご意見を〜」と書いておられる方がいらっしゃるのですが、メッセージにお返事はしていないんです。 本当に本当に申し訳ございません。 アメンバー登録のお誘いも大変ありがたいのですが、こちらもすべてご遠慮させていただいております。 ブログを読んで下さいというお誘いはとてもありがたいので大歓迎です。 アメブロの方は「いいね」「ペタ」でお礼を兼ねた足跡を残しています。 アメブロ以外の方もアメブロのアカウントに「読ませてもらいました〜」とお礼の気持ちで「ペタ」をしています。 スピリチュアル系の人の足跡を残されるのはちょっと……と思われる方は、そのように書いていただければ、こっそりと拝見させていただきます。 いただくメッセージは皆様が想像される以上に、私にとって励みになっています。 いただくとすごく嬉しいです、ありがとうございます。 出版社さん経由でのお手紙もすべて手元に届いております。 いろいろと同封して下さった方、感謝感謝です、本当にありがとうございます。 それと、質問に関してですが、すぐには答えられないものもあります。 どこかで聞いてこなくてはわからない、という質問です。 質問はすべて記録を取っていますが、それが膨大な数になっておりまして……誠に申し訳ございませんが、気長にお待ちいただけるとありがたいです。 ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ これは福祉用具のお仕事をしていた時の話なので、ずいぶん前のことになります。 Aさんという女性の利用者さんがいました。 90歳まであと少し、という年齢でしたが、認知症はなく、いつもにこやかに明るく過ごしておられました。 ある時、歩行器の点検をしながら体型の話になりました。 Aさんはぽっちゃり体型です。 「私ね〜、〝最近〟お腹が出てきちゃってね〜」とAさんが言います。 「そうなんですか〜?」 と答えつつ、あれ? こないだ見せてもらった写真では、60代の頃からすでにぽっちゃりされてたよなぁ……? と思いました。 もちろん口には出しません。 「そうなの、だからね、こうして上着を続きをみる

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観世音寺 ~福岡県~

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唐に留学した空海さんは、帰国後、福岡県太宰府市にある観世音寺に滞在しています。 空海さんの留学期間は20年と決まっていたのですが、それを2年で切り上げて帰ってきたため、京に入ることを許されなかったからだそうです。 その後、大阪府和泉市にある槇尾山寺(施福寺)に移ったとされ、さらに京都高雄山にある高雄山寺(神護寺)に移っています。   太宰府天満宮に行く途中に、都府楼跡(とふろうあと)と地元の人が呼ぶ、「大宰府政庁跡」があります。  ここは広場と言うか、自然公園のような広々とした場所になっていて、そこをブラブラ歩くと大昔の栄えていた当時の「気」を感じることができます。 そんな大宰府政庁跡のすぐそばに観世音寺があります。 空海さんと縁が深いお寺です。 このお寺の土地は非常にキレイでスカッとしています。 古い石垣が残っていたり、土の地面にじかに建ててあるお堂など、近代化されていない小さな部分に情緒があります。  おすすめは、宝蔵(観世音寺収蔵庫)です。   多くの仏像が安置されていて、美術品として見ても素晴らしいです。 今はもう仏様本体と道がつながっていない仏像もありますが、まだつながっている! という仏像もありました。   展示室に入ってすぐのところに、ものすご〜く怖い顔をした兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)という仏様がいます。 地天という女神が体を支えている像になっていて、上半身だけの女性が、肩まで上げた手の、手のひらに足を置いている立像です。 女性の手のひらに立っていますから、ものすごいインパクトがあります。   大変恐ろしい顔をしていますが、慈悲のある優しい性質の仏様です。 じーっと見つめていたら、わざと怖い顔のままで目だけジロッとこちらを見下ろしていました。   その横には坐像のお地蔵さんがいます。 こちらは本当に優しいお地蔵さんで、優しいという言葉をいくつ重ねても足りないくらいの優しさを持っています。 もちろんお顔も柔和で、ホホホと上品に笑っていました。   メインである5メートルの大きな仏像のうち、馬頭観世音菩薩立像が素敵でした。 こちらも顔は怖めで、横のほうから見上げると「ひぃ〜!」とビビってしまう顔をしています。 憤怒の形相だそうです。   そのお顔を正面からじーっと見つめていると、いきなりフッと笑顔を作ってくれます。 それが、わざと眉を思いっきり八の字にするので、なんだか情けない笑顔、みたいになり、怖い顔とのギャップに思わず吹き出してしまいました。 顔ギャグとでも言いましょうか、明るい性質の仏様です。   もう1回見たいなー、とワクワクして見ていたら再び眉八の字笑顔をしてくれました。 ユーモアのある仏様で、楽しかったです。   展示室の奥の一角に、阿弥陀如来坐像と四天王像があります。 この一角がすごいです。 ここだけ仏様の世界と直結していました。 空間が違うのです。 展示室内は3次元の世界ですが、四天王が結界を張っているからか、4仏像の中は仏様の次元です。   ここの阿弥陀様の波動をいただくだけで(お顔も福々しくて優しいです)、入館したかいがあったと思えるほどでした。 最後のおすすめは、大黒天像です。 長袖の貫頭衣(かんとうい)っぽい上着を着て、下は膝丈ズボン、肩には布を巻いて前で結んでいます。 そして袋をかついでいます。 見た目、「え? 弥生時代の庶民?」という格好です(失礼な表現ですが、きっと皆様もそのような印象を持たれると思います)。   さらにですね、お顔が人間の顔……というのも変ですが、いわゆる仏様独特の顔ではなく、とってもリアルに作られています。   この仏像のすごいところは、その目ヂカラです。 半端なくすごいです!  正面からじいぃぃーっと目を見つめていると、本当に吸い込まれそうになります。 さらにひれ伏したくなるような、不思議な気持ちにもなります。 「財運をくれないのですか?」といきなり聞いてみました。 というのは、本来は戦いの神であるという説明があったからです。 でも、袋を持ってるしな〜と思ったので、 「その袋に入っていないのでしょうか?」と重ねて聞くと、 「財運は自分でつかめ」とクールなお答えが返ってきました。   非常に淡々とした大黒様です。 しかし、なんとも言えない魅力があり続きをみる

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怨霊系の神社

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日本全国あちこちの神社を訪れるようになって、「え? こんな神様がいるの?」とびっくりするような神様にお目にかかれるようになりました。 ちょっとそのへんを書いてみたいと思います。 『運玉』という本に、怨霊系の神社があることを書きました。 その神社は怨霊系だという由緒をはっきりさせていて、何時代の誰、というところまで明らかにしていました。 このような悲惨な人生を送った人を祀っているんです、というパネルもあって、参拝に訪れた人がちゃんと、そういう神社だとわかるようになっていました。 ご祭神として祀られていた人は、自分の人生の悲惨さを知ってほしい、わかってほしい、という思いがまだまだ強くて、その波動を発していました。 ですから、一応〝神社〟となっているのですが、一般の神社とは異なっていました。 境内で清々しい気持ちになることはなく、波動をキャッチしやすい人は、もしかしたら同調してしまって調子が悪くなるかもしれない……そういう神社でした。 神社の規模は、村の氏神さまクラスで小さかったです。(ちゃんと祀られているので、たたられることはありません) 先日、訪れた神社も怨霊系でした。 こちらは村の氏神さまクラスよりは大きいけれど、中規模とまではいかないかな〜という大きさの神社で、それらしい由緒も社務所もありました。 そばまで行くと、社殿には女の人がくっきりと見えます。 高松塚古墳の絵のような服装をしています。 ヘアスタイルもあのような感じです。 「飛鳥時代の人が神様なのかな?」と一瞬、思いましたが、何かがおかしいのです。 「あれ? 神様じゃない……」と、わかった瞬間に周囲の仕掛けに気づきました。 結界が張られているのです。 神様に結界を張ることはありえませんから、ああ、怨霊だったのか……と知りました。 ご本人は、「わらわは○○じゃ〜」などと言っていますが、語尾がよく聞こえません。 名誉のために神社のお名前は書きませんから、本当のことを教えて下さい、とお願いすると、怨霊を鎮める目的で作られた神社だと言います。 この神社に境内社が置かれているのは、普通の神社とは意味が違っていて、万が一結界が破られた場合に備えて、のためでした。 境内社の神様方で押さえられるように、と、工夫がされているのです。 相当強い怨念を持っていたのだと思います。 最初に建てられたお社は小さかったそうです。 祀られた当時は、「かわいそうに」「たたりま続きをみる

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インプットされた言葉

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本を作るプロセスの中に、校閲というものがあります。 私は見ていなかったのですが、ドラマにもなっていたので、私より詳しい方がいらっしゃるかもしれません。 簡単に言うと、日本語のプロの方が私が送った原稿の、誤字脱字・日本語の間違いなどを指摘してくれる、というものです。 先日、ゲラとなって戻ってきた原稿を見たら、なにげに書いた 【ゼスチャー】 の 「ゼ」 を指摘され 「ジェ」 とそこに正しい文字が書かれていました。 それを見た時は、あ、そっか、ジェなんだ、と思ったのですが、あれ? 私は間違った言葉をずっと使っていたの? と焦りました。 あわてて調べてみたところ、【ゼスチャー】 を使っている人も結構いたりして、もしかしたら 「市民権があるのかも?」 と思いました。 そこで、元夫にどっちを使う? とメールで聞くと……。 【ジェスチャー】 という返信が来ました。 あ、やっぱそうなんだ、と、「OK、この話はこれで終わり」 のつもりでいたら、続けてメールが来ます。 「ゼスチャーって何? ってなるで。Gesture やから」 …………。 ( ̄ー ̄; そりゃ英単語を見れば、ああ、ジェだな、とわかるけど、フツーはいちいち英単語を思い浮かべたりしないし~、というか、英単語のスペル知らないし〜、と思いながら、 「いやね、原稿にゼスチャーって書いたら、直されてたねん」 と送ると、 「せやろな。スーパーチャージャーかなんかのエンジン機構みたいやもん」 と返ってきました。 は? なんじゃ、そりゃ? 「ゼスチャー」 と 「スーパーチャージャー」 って(何か知らないけど)、文字数が全然ちがうし、そもそも〝チャー〟しか重なってないじゃん、だったら 「ジェスチャー」 も一緒じゃん、と思いましたが、まぁいいか、と話を進めました。 「昔、NHKで 【ゼスチャーゲーム】 って番組があったんだけど続きをみる

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歓迎の印:お見送り

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ずいぶん前に、具体例としてヘビがお出迎えをしてくれた話を書きました。 今日はお見送りの具体例を書きたいと思います。 まずは、猫ちゃんです。お寺の参拝を終えて出ると、このように待っていてくれました。 ふぅ、やっと出てきた~。ほんじゃ、行こか。(と、階段を下ります) ホンマに長い参拝やったなぁ、待ちくたびれたでー、私。てくてくてく……。 あんたの車、これやんな?事故らんように気ぃつけて帰りや~!と、私のレンタカー(右の車です)のところまでお見送りをしてくれました。お見送りは神仏のお手伝いなので、ちゃんと私の車がどれだかわかるのです。 ワンちゃんバージョンです。山岳系神様に会いに行って、山を下っていると……前方にワンちゃんが! やっと来よったわ。ワシがお見送りするのは、このおばはんやな。はよ、そばまで来なさい。写真はええから。いったい何枚撮るつもりやねん……。 参拝、ご苦労であった。 アップにすんのかいな。どや? ワシ、意外と神々しいやろ?よー言われるねん。神々しくて光って続きをみる

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