先月、豊川稲荷東京別院に行きました。 Mちゃんという従妹とメールのやり取りをしていて、「どこかの神社に行った時に、何か縁起物を買ってこようか?」と聞いたところ、「金運が上がるものがいい」とのことだったので、それならダキニ天さんが確実だな~、と行ってきたのです。 Mちゃんの母ではない別の叔母も、金運にごりやくがあると嬉しい、という話だったので、全部の親戚分の〝縁起物を買いに〟行きました。 まずは奥の院に行ってご挨拶をします。奥に見えている建物が奥の院です。 「よお!」と眷属が声をかけてくれます。 奥の院は私1人きりでした。ダキニ天さんはすぐに出て来てくれました。 代理で〝願掛け〟をするのなら、1回の参拝で1人分です。 親戚全員の分をお願いしに、何回も赤坂まで行くのは無理なので、願掛けは遠慮することにして、〝縁起物を買う〟だけにしました。 奥の院で、ダキニ天さんにご挨拶をして、まずは自分の近況をお話し、「今日はこういう理由で来ました」ということを言いました。 願掛けはしなくても、親戚のことを1軒1軒詳しく説明したほうが、縁起物のパワーを強化してくれるかもしれない、と思ったので、この家族はああで、こうで……と私が知っていることを話しました。 ダキニ天さんは、クールなお顔で、「ふーん」みたいな感じで聞いています。 叔母たちの家のことを説明し終え、「おぉ、そうだ、別に暮らしている従弟K君一家のことも言っておかなければ」と追加でしゃべり、 あ、そうだ、離れて暮らしている別の従弟のK君(ややこしいのですが、どっちもK君なんです)のことも言っておいたほうがいいかな、と説明を始めると……。 それまで涼しげなお顔で、黙って聞いていたダキニ天さんが言いました。 「ここに来ることができる者は、自分で願いに来い」 え? たしかにK君は関東に住んでいます。 ですが……東京都ではないため赤坂まで来るとしたら、片道2時間? いや、2時間半くらい? かかります。(関東の地理に詳しくないので、もしかしたら3時間? とも思いました) でも、まぁ、広島や山口に住んでいる親戚に比べれば、たしかに自分で参拝に来ることができます。 しかし、もしも片道2時間半かかると続きをみる
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