東平安名崎(ひがしへんなざき)に行きました。 駐車場から灯台までは、爽やかで、とても気持ちの良い道が続いています。 テッポウユリと赤くて可愛らしい花がたくさん自生していました。 とにかく海が美しいです。水が透き通っていて、どんなに長く見ていても飽きません。というか、見れば見るほど癒やされます。 浅瀬に、見事なほど鮮やかな青色をした魚(そこそこ大きかったです)が泳いでいました。そばにいた団体のガイドさんが「アオブダイですよ~」と説明をしていました。 駐車場から灯台への道の真ん中あたりに「マムヤの墓」があります。この写真は灯台方向から撮影したので右にありますが、駐車場から灯台に向かって行くと左側になります。 大きな岩のそばに説明版がありました。 マムヤさんのことが書かれています。 岩の反対側は、このようにくり抜かれていて、お墓が作られていました。 こういう時、気をつけなければいけないのは、過去の〝その時〟に意識を合わせない、ということです。 たとえば、マムヤさんはあの先端部分から身を投げたのかな、とか考えたり……。 ここから飛び降りたのかな、痛かったのだろうなと想像したり……。 他にも、不倫中はつらかっただろうな、とか、 捨てられた時の苦しみはいかばかりか、とか、 身を投げる時の絶望感はどれほど深かったのだろう、とか、 自分がマムヤさんの身になって考える…… それを自分のことのように〝想像する〟と、入り込んでしまいます。 思いっきり入り込んでしまうと、意識が時空を超えて、『マムヤさんが身を投げる』瞬間に繋がってしまうのです。 そうすると、その時に、その場にあった、強い〝続きをみる
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