前回、「識子さんは本などに、願掛けが叶いましたとよく書かれていますが、簡単な願掛けをしているのですか? 叶いやすい願掛けをしているのでしょうか?」という質問を今までに何通かもらったことがあります……ということを書きました。 難しい願掛けもしていますよ~、と書いて、実はそこから、私がお願いした難しい願掛けについて詳細を書くつもりでした。 それは一体どのようなものなのか、そして、難しい願掛けはどのようにして叶っていくのか……を書く予定だったのです。 しかし、なぜか書いているうちに「神仏の時間感覚」のほうへと話が流れてしまい、ああ、きっと、これは読者さんのどなたかに必要なお話なのだろう、と思ったので、そのまま話を進めて公開しました。(こういうことはよくあります) というわけで、本日は難しい願掛けに話を戻しまして……。 最近叶った、私の難しい願掛けについて書きます。 その願掛けとは、真言やお経、祝詞を本物の音で伝えたい、というものだったのですが、CDを出すという形で叶いました。 「え? そうなの? それって難しいの? でも、識子さんは本を出してるし、別にそんなに難しいことではないように思いますが?」 と思われた方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません〜。 正直に言いますと、「よく叶ったな〜」と思うくらい、たいへん難しい願掛けでした。 叶った今でも、その不思議さを時々思います。 このCDは、ものすごいミラクルが重なって、重なって、重なって、出来たものです。 神仏が願掛けを叶えるとは、一体どのような仕組みになっているのか、ものごとはどのように進んでいくのか……をお伝えできればと思います。(願掛けが叶うには時間がかかる、ということもおわかりいただけます) *~*~*~*~*~*~*~*~ 真言やお経、祝詞を〝音〟で読者の皆様にお伝えしたい、と私が思い始めたのは、2015年の11月も終わりの頃だったと記憶しています。 真言について言えば、お坊さんから教えてもらうか、仏様から直接授かるかしか、効力を発揮する真言にはなりません。 「仏様に直接授かる」という意味は、お寺に足を運んだ時に、その仏様の前に真言が書かれていたら、それは仏様のお導きで授かったことになりますよ、とそういうことです。 しかし、仏教が苦手という方は、お寺に〝行く〟こと自体が無理なのだそうです。(そのような悩みも時々いただきます) せっかくはるばる行ったお寺に真言が書かれていなかった……とショックを受ける方もいて、「ど続きをみる
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