「識子さんは本などに、願掛けが叶いました、とよく書かれていますが、簡単な願掛けをしているのですか? 叶いやすい願掛けをしているのでしょうか?」 という質問を今までに何通かもらったことがあります。 そんなことはないです~。 結構、難しい願掛けをしています。 というか、簡単な願掛けは神仏にお願いしなくても叶うと思われるので、そんなもったいないことはしないです。 せっかく強い神仏にお願いをするのですから、その時に本気でお願いしたいことをお話しています。 あ、そうだ、ここで完全に余談になりますが、ちょっと説明をしておきますね。 *~*~*~*~*~*~*~*~ 私が書いたものに詳しい方にはおなじみだと思いますが、「おはなしする」という言葉についてです。 「話す」という動詞に「お」をつけると、送り仮名は「お話しする」となります。 「神仏とお話ししていたら天気が回復した」ですね。 「し」が2つ、重なります。 でも、私の使い方はこうではなくて、名詞である「話」に「お」をつけています。 名詞である「お話」+ 動詞の「スル」をくっつけています。 なので、「お話する」と書いています。 「神仏とお話していたら天気が回復した」です。 わかりやすくしますと、「神仏とお話(+)していたら天気が回復した」です。 「し」が1個少ないのです。 知ってますよ~、という方が多いと思うのですが、一度、ちゃんと説明をしなければ……と思って書きました。 *~*~*~*~*~*~*~*~ えっと、それで、何のお話でしたっけ……願掛けですね。 難しい願掛けをしているので、今、まだ叶っていない願掛けがもちろんあります。 でも、それをわざわざ「まだ叶っていません」とは書かないです。 というのは、叶う直前だったら、少し待てば叶うわけです。 「叶っていない」と書いてしまうと、ちゃんと叶えてくれる神様なのに、叶わない印象を与えてしまうことになります。 神仏には、人間のような〝短い時間の感覚〟がありません。 たとえば「素敵な人と巡り会えますように」「彼氏ができますように」と、1月1日の初詣でお願いをしたとします。 2月、3月と時がたち、ウキウキと期待しているのに、叶わない……。 5月になっても6月になっても素敵な人と巡り会えない……。 あれ? 叶わないじゃん、と本人は思います。 8月、9月になると、もう叶わないんだ、あそこの神社はダメなんだ、と思われるのではないでしょうか。 たった数ヶ月でその判断は早いですよ~、というのが私からのアドバイスです。 神仏は、人間のような〝短い時間の感覚〟を持っていないからです。 彼氏と巡り会わせてくれるのは、2年後かもしれませんし、5年後かもしれません。 こち続きをみる
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