Quantcast
Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2426

現代版幽霊

$
0
0
本日、未明に発生しました最大震度7を観測する北海道の地震により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 テレビのニュースを見て、大きな被害状況に胸がふさがれる思いがしました。 被災者の皆様のショック・ご心痛はいかばかりかとお察し申し上げます。 現在もまだ停電中である地域にお住まいの方は、余震の恐怖もあって、暗闇で過ごされる夜はとても不安なことと思います。 安心して暮らせる日が一日も早く来ますことを、また、一日も早い日常生活が取り戻されますことを、心よりお祈り申し上げます。 *~*~*~*~*~*~*~*~ それは、おとといの夜、宿泊したホテルでのことでした。 ぐっすり熟睡していたのに、私は濃い夢を見ていました。 その夢の主人公は私ではないのですが、なぜか気持ちが実感としてわかるという、そんな夢でした。 主人公の女性は川の手前にいます。 渡りたいのに、渡れません。 「だって、靴や服が濡れてしまうんだもの」と思っています。 舟が来れば、乗れるのに……舟は来てくれないのです。 「私がお金を持っていないから……」と悲しい気持ちでいっぱいです。 「浅瀬で渡るしかないのかな」と思い、「一番いいのはここから?」「いや、こっちのほうが浅そう、あ、でも、真ん中あたりは深そうだし、どうしよう……」と女性はウロウロしています。 お金がないから舟が来てくれない! と思ったところで……目が覚めました。 チラ、と時計を見たら、午前3時です。 丑三つ時ですね。 もっとも霊に遭遇しやすい時間、午前2時~4時のど真ん中です。 目覚めたら……部屋にはラップ音が響いていました。 しかし、猛烈に眠かった私は、お不動さんの真言を適当に3~4回唱えて、「真言の力」で追い払って寝ました。 すると、10分もしないうちに、またしてもラップ音が響きます。 「わかってくれる人が来たから、この人になんとかしてもらおう!」と、思ったみたいです。 その音は、普通のピシッ! とか、パシッ! という音ではなく……。 なんと! 2つ折りの携帯(10年くらい前に大流行したものです)の閉じる音、なのです。 パシャン! というあの音が、大音量で、しかも私のすぐ耳元で、しつこいほど繰り返し鳴るのです。 無視していても、パシャン! パシャン! と、超うるさいです。 「あー! モー! うるさーーーーーーーっ!」 腹が立って、完全に目が覚めました。 目が覚めると、胸と背中の同じ高さのところに激痛を感じます。 交通事故か、どこかから落ちたのか、大ケガ(骨折)をしたようです。 痛みが半端なく、イテテテテ、と言いながらも、2つ折り携帯の閉じる音がうるさくて、その女性がどういう状況なのか見てみました。 女性は三途の川を渡りたいのに渡れないみたいです。 そこに強くあるのは、「お金持っていないから、舟が来てくれない!」という念です。 歩いて渡るには深過ぎる、服も濡れるし、お気に入りの靴がダメになる、それが絶対にイヤ、という念も強烈にあります。 ああ、なるほど、そういうことか……と思っている間も、パシャン! パシャン! としつこいです。 ( ̄ー ̄;   …………。 「あのさぁ、それ、マジでうるさいから。あなたのことはわかったから、その携帯を閉じるのやめて~」 そう言うと、シーンとなりました。 そこで、声に出してこう言いました、 「川は、あなたが自力で渡るしか方法はないのよ」と。 「向こう岸はこちらとは全然別の世界だから、たとえ川の中で濡れても、岸に渡続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2426

Trending Articles