今回、モロッコではフェズという街に滞在しました。ここから従妹の旦那さんちまで、車で片道1時間ほどかかります。毎日来てもらうのも申し訳ないので、この日は専属ガイドに1日観光コースをお願いしました。(昼食の時間も含めて6時間が1日コースです) 上の写真は宮殿ですが見学を許されているのは、この門だけでした。こちらは昔、スペイン人街だったそうで家の作りがスペイン風になっている、と説明を受けました。道路の向かい側はユダヤ人街だったそうです。ユダヤ人は塩を売ってアフリカ産の金を手に入れ、お金持ちになったという話もしていました。 スパイスやパスタを売っています。こういうお店を見るたびに、底のほうはどうなっているのかな〜、出し入れされずに傷んだりしないのかな、といつも思ってしまいます。 結婚式で使うそうです。ブライダルのお店が何軒か並んでいました。 これもブライダルのお店にあったので、結婚式用の道具だと思います。モロッコでは男性が全部買い揃える(女性の装飾品も)、とガイドさんが言っていました。「モロッコの男性は大変ですね」「そう! たくさんのお金を払います」(確か、100万円近くかかる、と言っていたように思います。ちなみに公務員のお給料が、職種によりますが、大体10万円くらい、小学校の先生で7万円くらいだそうですから、かなりの金額です)「じゃあ、お金を持っていないと結婚できませんね〜」「ん〜〜〜〜〜、人によるから……お金がなくても結婚できます」あ、そうなんだ、ということで、お金持ちの人は派手に結婚式をするみたいです。 イスラム教の街、という感じの門です。でも、門がすべて同じに見えてきて、違いがわからなくなってきました。(^_^;) ドレス屋さんも多かったです。普段着がドレスって、女性として毎日ウキウキしそうな気がします。素敵なデザインのドレスを着ている人がいたら、「おぉ〜」と見てしまいます。 ここで、ガイドさんから「オレンジジュースを飲みましょう!」と誘われました。そうですね〜、オレンジジュースはたしかに美味しいので飲みたいのはやまやまなのですが……気になるのは衛生面で……。ここは是非ともお断りしたい〜、と思いましたが、ガイドさんはニコニコしています。私は天下一品の小心者ですから、当然断れず、いただきました。お店のお父さんが、すでに皮をむいて準備していたオレンジを半分にカットし、器具に挟んで、ぎゅーっと搾ります。あらら〜、オレンジ果汁が器具から少しはみ出して、お父さんの指とかを伝ってますよ〜。それが容器の中に溜まっていきます。お父さんの手、キレイとは言えない汚れ具合ですよね〜。隣の若いお兄ちゃんは息子でしょうか、助手みたいな感じでした。 搾り終えたら、溜めていた容器からコップに移します。手前に飾ってある使い捨てのカップを使用するのではな続きをみる
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