最近続けて来た質問で、「神社やお寺で急に強い風が吹いたんです、なにか叱られているのでしょうか?」というものがありました。 仏様に手を合わせている間だけ、ビュービューと風が吹いて、手を合わせ終えたらピタッとやんだ、という方もいらっしゃいましたし、神社で本殿や境内社に手を合わせている時のみ、強風が吹いていた、という方もおられます。 「嫌われているのでしょうか?」と不安になられていました。 何冊か本を読んで下さった方はおわかりだと思いますが、風も歓迎されているサインのひとつです。 見えない世界でその神社と関わりがあったり、とても歓迎されている場合は、眷属がその人の参拝を喜んで、境内の空間を走り回ることがあります。 その時は強風がビュービューと吹きます。 眷属ではない強風もありますが、でも、こちらも神仏が風を起こしていますから、歓迎されていることに変わりはありません。 参拝に来た人が好ましい人だったら、神仏はとても喜びます。 神仏がにこにこと歓迎しているその気持ちを何とか伝えようとします。 自己紹介やご挨拶をした時に、つらいんです、苦しいんです、と神仏に悩みを打ち明ける方もいらっしゃると思いますが、 神仏がどうしても手を出してはいけない場合もあります。 そのような時は、「負けるなよ」「頑張れよ」とあたたかく励ましてくれています。 まだ見えない、聞こえないという人は、神仏が参拝を喜んでいることも、優しく応援していることも、わからないかもしれません。 神様は「よう来てくれた」と微笑んでいるのに、当の本人は下を向いたまま、しょんぼりと神社をあとにしたりするわけです。 そこで、本人に気づかせるために、神様は、蝶々を飛ばしてみたり、鳩を意味ありげに歩かせてみたりします。 祈祷や結婚式に遭遇するように調整もします。 しかし、動物や虫、祈祷など、どれもがタイミングよく使えない場合があります。 そうなると、虹や日差しなどお天気で気づかせたり、風を使います。 頬を優しく撫でるくらいのそよ風で気づく人はそれでいいのですが、ほんわかとした風程度では気づかない、という人には、びゅうぅぅと風を吹かせて、「あれ? 今、強い風が吹いたな〜」と気づかせます。 逆に、ビュービュー吹いていた風が、手を合わせている時に、ピタリとやむこともあります。 他にも、特別に仏像を見せてもらった、普段は入れない本殿に入れてもらえた、神職さんやお坊さんがにこやかに声をかけてくれて嬉しい気持ちになった、というように、人を介して歓迎を表現する場合もあります。(ちなみに逆はありません。神社仏閣関係者が冷たい態度だった、意地悪だった、それで傷ついたというのは、神仏の拒絶でも何でもないです。神仏と意地悪な人は一切関係がありません。そのへんの詳しいお話は「神社仏閣は宝の山」に書いています) 前世でその神社をよく参拝していた人、ご祭神がもとは人間で前世で関わりがあった人、は、ものすごく歓迎されます。 心が美しい人(完璧な人のことを言っているのではなく、人に優しくしようとか、正しく生きようとか、もしもまだ出来ていなかったとしても、そうなろうと努力している人は心が美しいです)も大歓迎さ続きをみる
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