鍋山磨崖仏は、道路にまったく案内がなくて、あれ? まだかな? と思っていると、いきなり登り口がありました。場所を示す標識はそこだけでしたので、うわぁ! ここっ? と慌てます。車を降りて少し登るのですが、それがこの石段です。写真で見ると、フツーに見えるかもしれませんが、1段1段が、「よっこらしょ」と登らなければいけない高さでした。でも、5分程度で登れるので、そんなにしんどくはありません。 磨崖仏はお堂に守られていました。 彫られたのは、平安時代後期〜鎌倉時代初期と考えられているそうです。お不動さんです。 傷みが激しいのですが、道は繋がったままです。自由な感じの、のんびりしたお不動さんでした。 新しい石仏が岩のくぼみに安置されています。 こちらは薬師如来像です。 あ! あんなところにほら穴が……と、よく見たら……。 中に安置されているのは、空海さんの石像でした。雰囲気が、おじいさんすぎませんか……? と、失礼なことをつい思ってしまいました。老けたお顔の空海さんです。 こちらは白鬚田原神社(しらひげたわらじんじゃ)です。 おぉ~、なんだか古くて威厳のある鳥居です。 文化三年と刻まれていますので、210年前です。国東半島は古い石仏や鳥居がそのまま残っているところが多いです。 石燈籠は、寛続きをみる
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