おみくじは神仏からのアドバイスだったり、その時の自分の状態を知る手がかりになったりします。 書いてある内容の受け取り方、考え方は、人それぞれですし、そこは自由なので、私がどうこう解説するものではないのですが……何かの参考になるかも? と思って、ちょっと突っ込んで書いてみることにしました。 まず、吉凶( 大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶 ← 一般的なものを例にしています)に関してです。 これは、単純に〝引いた時の〟運勢を表している場合があります。 神様のアドバイスは入っていなくて、ただ単に、運勢を示す、それだけです。 いま、あなたの体重は50kgですよ、と結果が出る体重計、あなたの血圧は上が110で下が70ですよ、と教えてくれる血圧計みたいなものです。 文字がたくさん書かれていますが、そこに意味はなく、いま、自分の運勢がどの位置なのか、それを知る……ただそれだけです。 運勢は一定ではありません。 波があります。 ですから、たまにどうしようもなく低迷している時期があります。 何をやってもツイてないわぁ、という期間の真っ最中にいる時は、「凶」を引きます。(本人には、低迷している自覚がない場合がほとんどです) 「末吉」「小吉」などの、凶よりは良いけれど、でもそこまで良いわけではない、というおみくじは、「低迷期から脱出し始めている」というサインです。 「いまから低迷期に入る」という時は「凶」を引きます。 逆に「大吉」は、〝現在〟の運勢が絶好調である、という意味です。 以上は、神様からのアドバイス無しの、機械的に〝運勢〟を、通知してくれるシステムの場合です。 そうではなく、神様からのアドバイスが入ってくると、吉凶はどうなるかと言いますと……。 まずは良いほう、「大吉」から説明します。 一番多いのは〝歓迎の印〟だそうです。(これは私も最近知った事実で、驚きました) 大吉を引いたら本人が喜ぶことを神様は知っています。 「わーい、大吉だ〜、ひゃっほー」と、無邪気に大喜びしている姿は、見ている神様からすると、とても愛おしいものらしいです。 神様がニコニコと、優しく目を細めて見守っ続きをみる
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