元夫がお休みの日に、お出かけをしました。 東京都小金井市にある「江戸東京たてもの園」です。 あいにくの雨でしたので、写真を撮っていなくて、パンフレットからお借りしています。 反射ですごく光るため、影にして撮りました。 暗くてすみません。 徳川家の家臣団組頭の家は農家より狭かったです。壬生義士伝を思い出したりして……武士ってなんだか切ない、と思いました。 高橋是清邸もありました。いろいろと考えさせられる場所でした。 私たちが高橋是清邸を出たところで、社会見学の小学生がうわ〜っとやってきました。 30人くらいだったと思います。 走って来た勢いで私とぶつかりそうになった子や、急に向きを変えて元夫とぶつかった子もいました。 元気いっぱいの子どもたちで、ワイワイガヤガヤにぎやかです。 子どもって、はじけるようなパワーがあるな〜、と思いながら進んでいると……。 正面から来たおとなしそうな男の子が、いきなり私を見上げて言いました。 「こんにちは!」 他の子は誰も「こんにちは」なんて言いません。 気持ちがほのぼのして、「こんにちは〜」と笑顔で返事をすると、その子は嬉しそうに建物の中に入っていきました。 元気な子は元気いっぱいのところが魅力だし、可愛らしく挨拶をする子は人なつっこいところが魅力で、個性って、小さな時からしっかりあるなぁ、と思いました。 昔のお店を見るのも楽しかったです。 江戸東京たてもの園の近くには深大寺があります。 お蕎麦が有名なので、お昼はお蕎麦屋さんに入り、そのまま深大寺に行ってみました。 元夫と一緒なので、お寺を見るだけ、ちょっと手を合わせるだけです。 ここには元三大師堂があります。 うわぁ〜、元三大師のお堂だ〜、とお堂のそばまで行くと、ちょうどお坊さんが法話をされているところでした。 こちらを向いてお話をされていたので、邪魔になってはいけない、と思い、手を合わせるだけにして、正面に立つのはご遠慮しました。 びんずるさんがいたので肩を撫でていると、元夫が「何しとん?」と聞きます。 「自分の調子が悪いところをさするとね、びんずるさんが治してくれるねん」 「へー!」と元夫はびんずるさんのお腹を撫で、私はさらに知人の分まで撫でまわし、2人してしばらく撫でまくりました。 階段の左脇にいるのが、びんずるさんです。かなり摩耗していました。 元三大師といえば、おみくじです。「現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地となります」と、比叡山延暦寺のサイトの、元三大師堂のところに書かれています。延暦寺の元三大師堂では、おみくじを引いたことがなかったのですが、このお寺では「だるまみくじ」が続きをみる
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