私の上に乗っかったお坊さんが離れなくて、「やばい、本格的にこれはやばい」と、真っ青になったところまでを、前回、書きました。 霊が離れてくれない……このような時にお願いをするのは、お不動さんが一番です。 私にご縁を下さっているお不動さん(山の神様からこっそりうかがった「幸運」を呼び込むツボ、という本に詳しく書いています)に、「助けて下さい!」とお願いをすると、ひゅっと、すぐに来てくれました。 「お坊さんが私から離れてくれないのです、どうか、祓って下さい。お願いします」 そう言って、真言を唱えました。 こういう場合、いつも〝9回〟真言を唱えるように言われます。 あちこちのお寺で聞く真言、つまり、僧侶の方が通常唱える回数は、3回です。 祈祷の時や修行をされている時は違うと思いますが、一般的に唱える場合は3回みたいです。 それを9回、と言われるということは、3回×3回? それで9回? と私は思っているのですが、理由はわかりません。 いつも「お不動さん、助けて下さいー!」というシチュエーションで呼んで、〝9回〟と言われています。 理由を悠長に聞いている場合ではありませんから、とにかく言われるままに必死で唱えています。 実は、このお坊さんに乗っかられた体験以外にも、危ないものに乗っかられたことが何回かあって、その時は、9回唱えている間にお不動さんが祓ってくれました。 しかし、驚くことに今回のこのお坊さんは、9回では離れませんでした。 生前に仏様に仕えていたから仏の波動に強いのか、真言に慣れているのか、そこは不明でしたが、べったりついたままです。 離れない!! と、思うと、くらくらとめまいがしました。 すると、お不動さんが、 「もう一度9回唱えよ」と言います。 もう必死で、大声を出して唱えました。 そして、最後の1回を唱え終わった瞬間に、お不動さんがお坊さんを火で焼きました。 焼かれたお坊さんは、ギャーッと言って私から離れ、その離れた瞬間に、お不動さんが車の空間から外に出してくれました。 後方でお坊さんが燃えているのが見えました。 ちなみにお坊さんは、燃えて消滅するのではなく、燃え尽きるともとの霊になって、お墓に戻ります。 錯覚を利用した術のようなものです。 ただし、相手が悪霊・魑魅魍魎(ちみもうりょう)だと、本当に焼いて消滅させます。 もうひとつ、祓ってもらって命拾いをした体験をお話します。 高続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』