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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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なぜお坊さんのお墓に行ったのか…その一部始終

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これはもうずいぶん前の、某神社でのお話です。 有名ではない神社なので、私も現地に行くまで存在を知りませんでした。 参拝する人が誰もいないのでは? と思ってしまうような、さびれた感じがしている古い神社でした。 社殿を見ると、神様(最初はそう思ったのでこう書いています)が、鬼のような姿をしています。 初めて見る姿の神様で、珍しいな、と思いました。 神仏習合の時代からある神社ですから、金剛力士のような仏様がそのまま残っているのかな? とも思いました。 そのような神社があるのか、と聞かれれば、まだ参拝したことはありませんが、その神社は雰囲気的にありそうだったのです。 非常に変わった雰囲気の神社だったからです。 珍しいので、まじまじと見せてもらいましたが、どう見ても金剛力士のような仏様ではなく〝鬼〟なのです。 上半身が裸で、足は裸足、顔はそのまま鬼です。 下から見上げていたのでツノは見えませんでした。 鬼がご祭神とかあるのかな〜? おかしいな、と思いつつも、話しかけてみました。 しかし、どんなに話しかけても鬼は知らん顔、完全に無視の状態でした。 境内には神様の波動がまったくなく、変だな、と思いながら参拝を終えました。 そこから車でちょっと走った場所に、お寺の墓地があります。 一種独特の雰囲気を持った場所で、入口付近では墓地だと気づかない人が多いと思います。 そこで車を降りて奥のほうへ歩いて行くと、お墓があるのです。 さきほどの神社が神仏習合時代だったときに、神社の管理をしていたお寺の、歴代の僧侶のお墓となっています。 ずら〜っと並んでいます。 古い時代の墓石があったので、刻まれている文字が読めないかな~と、見ていたら、初代のお坊さんが出てこられました。 昔の人だからか、とても背が低くて、145センチくらい……もしかしたら140センチくらいだったかもしれません。 「〇〇神社へ行ったか?」と聞いてきます。 「はい」 「鬼が見えただろう?」 「見えました!」 「あの鬼はワシが退治して封じ込めたのだ」 えっ!   そんなんあり? 〝神続きをみる

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