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従妹が教えてくれたこと

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先日、母の妹の娘、私からすると従妹(いとこ)のKちゃんがこの世を去りました。

膠原病という病いと戦った36年の生涯でした。

この子は穏やかな雰囲気を持った、謙虚で賢い子でした。

病気を通していろいろと悩み、深いことを考えた結果、悟りの境地に達していたのだろうと思います。

大変徳の高い子です。

亡くなった当日、まだ連絡が入る前のことでした。

電子レンジを使用していたら、バチッバチッバチッ! とものすごい音がしました。

あれ? 何か金属性のものが入ってた? と慌てて、庫内を確認しましたが、当然そんなものは何も入っていません。

おかしいなぁ・・・ともう一度、スタートさせると、またしても中でバチバチとすごい音がします。

金属が入っていないのに、一体何が反応しているのか? と不思議でしたが、購入してずいぶんたつし、壊れたのだろうな、と思いました。

それにしては変な壊れ方だな、と。

それから少しして、連絡が入りました。

異常があったその時間は、ちょうど息を引き取ったであろう時間でした。

電子レンジはその後、まったく異常なく、正常に作動しています。

不思議な現象でした。

その夜、亡くなったKちゃんは、近所に住む仲が良かった別の従弟、C君の夢枕に立ったそうです。(このC君には霊感があります)

Kちゃんは何かを必死でしゃべって訴えました。

しかし、ボソボソとしゃべるので聞きとれず、C君は何度も聞き返したそうです。

Kちゃんは右手を左肩から右肩に移動させるようなゼスチャーもしており、C君は「ネックレス? 何か大事なネックレスがあるのだろうか?」と思ったと言います。

聞き取れないまま消えてしまったそうで、何か言い残したことがあるのでは・・・とみんなで話をしていたそうです。

翌日、私の両親・弟と一緒に私も、母の妹が住む山口県まで行きました。

お葬式前に控室で親戚といろいろと話をしていると、〝お棺の中に何を入れたのか〟が、無性に気になりました。

気になって気になって仕方ないので、母親である叔母に聞いてみました。

すると、あれとこれと・・・と叔母は生前、Kちゃんが大事にしていたものを言い、最後に「聖書」と言いました。

その瞬間に十字架がクッキリと目の前に見えて、「ああ、これか、十字架を入れて欲しいのね」と思いました。

そこで、十字架を入れたかどうか聞くと、叔母は「Kちゃんはロザリオを持ってないよ」と言います。

「宗教的なものでなくてもペンダントのようなアクセサリーは?」と聞くと「それも持ってないと思う」と言われました。

「部屋に飾ってるのもない?」

「部屋にもないよ」

しかし、目の前から十字架が消えません。

叔母の話によると、Kちゃんは少し前からプロテスタントの教会に通っていたそうです。

そこで日本語も教えていたそうで、楽しそうにやっていたと言います。

しかし、家の宗教は代々仏教なので、洗礼だけは受けてはダメ、と、それだけは止めていたそうです。

そんなことをしたら宗教がむちゃくちゃになるから、と叔母はそこが心配だったと言っていました。

「洗礼を受けてないから、キリスト教の信者じゃないよ? だから十字架は入れなくてもいいのよ」

叔母がキッパリとそう言った瞬間、見えていた十字架は消えました。

ああ、もうお棺には入れてもらえない・・・とKちゃんが諦めたのがわかりました。

まさか私もそこで、今からどこかで買ってくるから入れてあげて? とは言えません。(一瞬、言おうかと思いましたが)

お葬式が行われる式場に入り、全員が着席して葬儀が始まる時間を静かに待っている時でした。

Kちゃんが「走って」私のそばまで来ました。

そしてこう聞きました。

「十字架がなくても、私、イエス様のところに行ける?」

その一途で純粋なイエス様に対する信仰の気持ちに胸を打たれ、涙が出ました。

Kちゃんは本当に心からイエス様が大好きなのでしょう。

ああ、そうか、そこを悩んでいたのね、それはさぞかし不安だっただろう、とも思いました。

Kちゃんは死んだことがちゃんとわかっています。

そして、この先イエス様のところに行きたい、が、私は十字架を持っていない・・・。

洗礼をしていなくて、十字架も持っていない私がキリスト教を信じているとわかってもらえるのだろうか・・・。

十字架というパスポートを持ってなくて、イエス様の御許に行かせてもらえるのだろうか・・・行けなかったらどうしよう、そう考えていたのでした。

お葬式はもちろん家の宗派の仏教ですが、本人は阿弥陀様ではなく、イエス様のところへ行くつもりなのです。

「うん、うん、行けるよ、大丈夫だからね。イエス様は神様だから人の心の中まで見えるのよ、Kちゃんがイエス様を思う気持ちは絶対にわかるし、教会に通っていたことも言わなくても知ってるよ、神様だからね。心配いらない。よく来たねって言ってもらえると思うよ」

そう言うと、Kちゃんはホッと安心していました。

この子はさまようレベルではないのですが、もしも、この不安に強く支配されてしまい、十字架を持たなければイエス様は受け入れてくれない、と誤解したら、Kちゃんはそのピュアな信仰心ゆえに、「十字架を何とかしなくては!」とさまようことになったかもしれません。

その人の生前の宗教観を理解しておくことは、実に大切なことなのだと知りました。

今後どうすべきかを教えていると、左手上空、はるか上の方から祖父がこちらを見ていました。

あちらの世界でもかなり修行を積んだようで、高い霊格になっていました。

四十九日には祖父がみずから迎えに来るのだな、とわかりました。

祖父にとってKちゃんは可愛い孫の1人です。

そのことも伝えてあげました。

その後、不安が消えたKちゃんは、自分の両親や弟、親族に愛を振りまいていました。

重たい肉体を脱ぎ、軽くて爽やかになった感覚が伝わってきます。

四十九日までの間、この世での滞在をエンジョイすると思われます。

遺影のヘアスタイルは、髪をくくってアップにしているのですが、「老けて見えるから、長い方が良かったな」とも言っていました。

わかるー、女の子だもんね、そこ、気になるよねぇ、と同意しました。

後で叔母にその話をすると、Kちゃんは長い髪が好きだった、と言っていました。

「そうやったんや~」

「鬱陶しいから切り、って言っても、長い髪が好きだから嫌だと言って絶対に切らなかったのよね」

そして、叔母は「そうか、やっぱりそこにこだわっていたか」と笑っていました。

迷いが消えて安心したKちゃんは、火葬場でお骨になった後、その時点ですでに数段、あちらの世界での階級が上がっていました。

難しい課題の人生にチャレンジした魂です。

元々、魂の霊性は高いのですが、あちらの世界に戻ったらもっと霊格が上がっていきます。

Kちゃんの人生の大半は、病いとともに歩んだつらく苦しい人生でした。

膠原病という病気を調べれば、どんなに過酷な病いか、おわかりになると思います。

Kちゃんの魂は、その人生をやりとげたという満足と、身近な人への感謝・愛情で、あたたかくほんわかとしており、とても良い状態でした。

若くして亡くなったことは不幸でも何でもありません。

あちらの世界に戻ったら、「おかえり~」「よく頑張ったね」と、Kちゃんを守ってきた神仏や、高級霊、ソウルメイトなどが大勢、笑顔で迎えてくれることでしょう。

人生を精一杯生き抜いたKちゃん。

あちらの世界に帰った後は、イエス様のそばまで行くはずで、「私のこともよろしく言っておいてね」と、最後にひと言ちゃっかりお願いすると、とびきりの笑顔でうなずいていました。
 



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