※「小説」ですから、完全な創作、作り話であることをご理解下さい。 広大な宇宙のあるところに「ラビリュン」という星がありました。 非常に高度な文明を持っているこの星の人々は、宇宙を自由に旅することができます。 その乗り物は円盤型で、ラビリュン星人は、一家に1台という割合で保有していました。 この乗り物さえあれば、宇宙空間を自在に移動できます。 そんなラビリュン星にある、とある大学のカフェで、プポンは友人2人とティータイムを楽しんでいました。 2人の友人が、先日までプポンが旅行をしていたことを思い出し、質問をしました。 「あ、そうだ、プポン。卒論のための取材旅行、どうだった?」 「長い間、留守にしていたなぁ。どこに行ってきたんだ?」 「ああ、それな。みんなが行くようなところじゃ面白くないからさ、かなり離れた区域へ行ってみたんだ」 「ほぅ」 「どこまで?」 「宇宙の果てに近いところだよ。銀河系っていうのがあるんだけどさ、知ってる?」 「いや、知らん」 「知らないな~」 「そこは、原始の人類がいると言ってもいいところだったよ。地球っていうんだけど」 友人2人は興味シンシンで話を聞きます。 「なんでそう思ったんだ?」 「男女で姿が違うのさ」 友人2人はカップをテーブルに置き、身を乗り出しました。 「えっ?」 「どういうこと?」 プポンが詳しい説明をします。 地球人は、見た目で、すぐに男性か女性かわかるような服装をしている。 男性の多くはズボンをはき、体が女性よりもガッチリしていて、短髪が多い。 女性はスカートをはく人もいて、ヘアスタ続きをみる
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