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「秀吉さん、あれからここに、たくさんの人が参拝に来たのではありませんか?」
そう聞くと、多くの人が来て、いろいろな話をしてくれて、さまざまなおみやげを持ってきてくれた、と言っていました。
珍しくておいしい物がたくさんあったそうで……というか、秀吉さんにとっては珍しい物だらけで、なんと、ビールも飲んだと言っていました。
そういえば、ビールを持って行きました、とメッセージを下さった読者の方が1名いたなぁ、と思い出しました。
皆様の思いやりはしっかり秀吉さんに届いていました。
秀吉さんは、形だけではない、心のこもった参拝が心底嬉しいのだそうです。
明るい笑顔でその話をしてくれました。
それは良かった~、と聞いている私もすごく嬉しかったです。
そこで、ふと、正妻であるおねさんや茶々さん、息子さん、大好きだったお母さまや弟さん、家臣たちと、あちらの世界で会っているのだろうか? と思い、聞いてみました。
答えは、会えない、とのことでした。
次元がどうやら違うみたいです。
秀吉さんは神様になる準備をして亡くなっていますから、この時点でまず次元が違います。
さらにその後、次元の狭間に落ちていますので、余計無理なのだと思います。
そうか……と一人ぼっちの秀吉さんを思っていると、そこで、さらりと驚くことを言いました。
現代に生まれ変わっている茶々さんが、豊国廟に来た、と。
私の本を読んで来たということでした。
えええぇーっ! と、大絶叫です。
茶々さんは遠い昔、自分が何者だったのか知っていて、それでここに来たのですか? とお聞きすると、茶々さんに過去世の記憶はないそうです。
さらに霊感もまだ磨かれていないらしく、秀吉さんの語りかけに気づかなかった、と言っていました。
生まれ変わって、まったくの別人として生きている茶々さんは、もしかしたら、みずから思い出さないようにしているのかもしれません。
しかし……そんな有名人の生まれ変わりが私の本を読んでくれたとは……なんだか、すごく光栄です。
ここで話題が信長さんに移ったため、茶々さんは今世も女性なのか、それとも男性で生まれてきたのか……肝心なところを聞き漏らしました。
次回、参拝したときに聞いてこようと思います。 (^▽^;)
この日は6月下旬で、朝のうちは雨が降っていました。
私が廟に到着して少しすると雨はやみましたが、湿気でじとじとしており、さらにむ~んと蒸し暑かったです。
当然、蚊がいて腕を刺されました。
かゆっ! とポリポリ掻いていると、目の前をハチがぶーんぶーんとしばらく飛んでいました。
いただくメッセージに、「豊国廟で蚊に刺されました、秀吉さんに拒否されているのでしょうか?」というものが数通あったことを思い出しました。
蚊に刺された方、ご心配にはおよびません、私もしっかり刺されました。(しかも強烈に痒かったです)
豊国廟は特に蚊が多い、とのことです。
秀吉さんは必死で蚊を止めてくれていますが、なにせ数が多いので、どうしても2~3匹はすり抜けてしまうようです。
そういえば、ここに来て、「蛾しかいなかった」と書いていた人もいたなぁ、とそこも聞いてみました。
秀吉さんが言うには、蝶々を飛ばしてやりたくても、そばに蛾しかいないこともあるのだそうです。
秀吉さんが何もいないところに、いきなりポンっと蝶々を発生させるわけではなく、自然を利用しているのでそのようなこともあるということでした。
この日はそばにツバメがいたので、このツバメを私の頭上で旋回させてくれました。
まだ力がそんなにない秀吉さんですから、歓迎の気持ちを伝えるために、いろいろと苦労もされているようです。
※続きます。
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