※前回の続きです。 ２回続けて魂の迷子状態のお話を書きましたが、そのようなことはまだ経験したことがない、という方がほとんどだと思います。 これは、スピリチュアル上級編です。 この状態になると、 過去世（その時の人物）がずら～っと見えたり、 ひとつひとつの人生は「経験」であって、そのどれもが自分そのものではない、とわかったり、 人生は葉っぱの１枚だけど、２度と経験しない大事な葉っぱである、と悟ったり、 他にも、転生に関してあれこれとたくさんの気づきがあります。 ある意味、スピリチュアルなことを学習するチャンスですし、学びの場のひとつ、と言ってもいいかもしれません。 いつか「スピリチュアル上級編」で、詳しく書くつもりですが、この状態になるには、ちょっとしたコツもあります。 けれど、知っておいたほうがいいのは…… 実は、この状態はよいものではない、ということです。 でも、偶然こうなることもあると思います。 もしも、魂の迷子状態になったら、対策をしたほうがいいです。 「自分は、今、どの時代の誰だった？」と、そこまでいかない、前の段階の、魂の迷子状態もあるので、注意が必要です。 突然、なんの前ぶれもなく、いきなり「夢の中？」という感覚になったら、魂がちょっとズレています。 足が地についていないような、ふわんふわんとした感覚で、人の声なども次元を隔てたような感じで聞こえます。 現実味がなくなるのです。 これも、魂の迷子状態です。 「自分は、今、どの時代の誰だった？」と思わないし、 「過去世が見えないから違うのでは？」と思うかもしれませんが、 いつもと違う（現実味がなくなる）感覚になったら、「もしかしたら？」と思ったほうがいいです。 過去世が見えたり、転生の気づきがあったりするのは、迷子状態を何回かやって、慣れてきて、それからというのが普通です。 最初のうちは「現実感がなくなる」という状態だけ、という人もいます。 これは人によって違いますし、みんなが同じ段階を踏むわけではありません。 ですから、「自分が自分じゃないような感覚」になる人もいますし、 一瞬「なんでここにいるのだろう？」という気持ちになる人もいます。 このような感覚になったら、「魂が迷子になっているんだな」と思ったほうがいいです。 魂が、現在の人生からちょっと離れたというか、ズレたというか、そうなっているわけです。 繰り返しになりますが、この状態は、決してよいものではありません。 ですから、偶然、この状態になった、という人は注意が必要です。 魂が、現在の人生からズレる、ということは、魂が現在の「肉体からズレている」ということです。 魂と肉体は、絶対に、ズレがあってはいけません。 もしも、この状態が続けば、徐々に心が弱っていきます。 心によくない影響があるのです。 魂が肉体とカッチリ一致していなければ、肉体が弱るのではなく、心のほうがダメージを受けます。 魂が迷子になっている状態になったら、少しの間であれば、過去世を見たり、転生とはこういうことか、と学ぶのはオーケーです。 けれど、本当に「少しの間」限定です。 私は５分程度でやめています。 この状態のままで１０分……は、恐ろしくて、続ける勇続きをみる
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