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(^-^)
ブログを読んでいます、とか、本を購入しました、というメッセージを多くいただきます。
ありがとうございます。
感謝の言葉を綴られていたり、ご自分の参拝体験を書かれていたり、関西以外の地域の神社仏閣の詳しい情報を教えて下さったり、とメッセージにはいろいろな内容があります。
読んでいて涙が出る感動ものや、 「こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます」 とパソコンのこちら側で頭を下げずにはいられないくらい感謝を述べておられるもの、 「へー!」 と驚く体験もの、是非その神社に行ってみたい! と好奇心を刺激されるものなど、いろいろあります。
皆さん、時間をかけて書いて下さったのだろうな、と思うと、本当にありがたいと思います。
心から感謝しております。
さて、そのメッセージの中には、ご自分の不思議体験を書かれている方もたまにおられます。
トラさん (仮のニックネームです) は、私のブログを初期の頃から読んで下さっている方です。
お返事が出来ないことを承知で、時々、長文のメッセージを送ってくれます。
去年の9月、私がブログで、 「宇陀市室生大野」(←この地名重要です。覚えておいて下さいね) にある、岩に彫られた大黒様の記事を書いた時、その後すぐに参拝に行かれていました。
現地で、トラさんは砥取三輪神社に行く道がわからず、そこにいたおじいさんに道を聞いたそうです。
おじいさんは道を教えてくれた後、何故か突然、 「ここから伊勢への道は全部青信号じゃ」 と言ったそうです。
トラさんはいきなり伊勢という地名が出たので、不思議に思いました。
これは、伊勢神宮に呼ばれているのかもしれない、行けば何かわかるかもしれないと考え、後日、参拝に行きました。
しかし、伊勢神宮では何ごともなく・・・あれは何だったのだろう、とその件はそこで終わりました。
そして今年の9月、再び岩に彫られた大黒様をお参りし、そこで不思議なことがあった、とメッセージをくれました。
話はこうです。
トラさんは砥取三輪神社、次いで大野寺に参詣し、そこから岩に彫られた大黒様の方へ歩いて行っていました。
お供えするお神酒を忘れたことに気づき、一旦、車に取りに戻りました。
大黒様の方に向かって歩いていると、白いワンピースを着た、小学校低学年くらいの女の子に出会いました。
女の子は最近では珍しいおかっぱ頭で、小さな茶色の ”ネズミ” に紐をつけて散歩をさせていました。
トラさんは、ネズミが大黒様の眷属だと知っているので、 「これは縁起がいい!」 と思いました。
女の子にネズミの名前を聞くと、 「かむひめ」 という答えが返ってきて、トラさんは 「ハム姫?」 と聞き返しました。
すると女の子はハッキリと 「かむひめです」 と答えました。
その場はそれで終わりましたが、不思議に思ったトラさんが 「かむひめ」 を調べたところ、 「神大市比売(かむおおいちひめ)」 に行きあたり、農耕神・食料神として信仰されていることがわかりました。
神大市比売は天照大神 (伊勢神宮のご祭神) の弟の妻であり、この神様を祀っている湯田神社は伊勢市にあって、伊勢神宮の摂社となっています。
トラさんは、実りの神様の大黒様にお参りする途中に、眷属であるネズミに出会い、さらにネズミの名前が農耕神・食料神のかむひめで、それが伊勢神宮と関係のある神様であることが、本当に不思議だと思ったそうです。
「大黒さまの由来は、長谷寺の僧侶の発願で大正時代に彫られたそうですが、中身の大黒さまは伊勢神宮と関係あるのでしょうか」 と書かれていました。
私はこのメッセージをもらった時、何だかよくわからないけど・・・何かが示されている・・・という感じがしました。
「ここから伊勢への道は全部青信号じゃ」 と、突然、何の脈絡もなくそんな発言をしたおじいさんが普通とは思えず、神仏の代わりに言葉を発した、とそんな感じを受けました。
しかし、詳しいことはわからなかったので、次回、大黒様にお参りした時に伊勢神宮について聞いてみよう、と思っていました。
その後、私は京都方面の神社を巡り、神秘的な体験をして(これは別の機会に詳しく書きます)、元伊勢に関して調べることがありました。
「元伊勢」 とは、ご存知の方が多いとは思いますが、一応説明しておきますと・・・。
古墳時代の昔、伊勢神宮の神様は、宮中で祀られていました。
それが崇神天皇の時代に宮中を出られて、伊勢の現在地に鎮座するまでに、各地を転々としています。
およそ90年をかけて (諸説あります)、伊勢にうつられたそうです。
伊勢に落ち着くまでに、20ヶ所以上も遷座を繰り返し、いろんな土地へ行っています。
その時、一時的にでも祀られた場所を 「元伊勢」 と言います。
その場所ですが、日本書紀やその他の文献に書かれているのは古代の地名なので、それが現在のどこを指すのか・・・正確にはわかっていません。
ですので、文献に記載されている場所のほとんどには、何ヶ所か候補地があります。
日本書紀に記載されている 「菟田筱幡」 という場所にも4ヶ所、候補地があります。
篠畑神社、葛神社、御杖神社・・・そして、最後のひとつが、 ”宇陀市室生大野周辺” なのです。
元伊勢を調べていて、ああ、なるほど、 「菟田筱幡」 は4ヶ所のどこかと言われているけど、室生大野周辺なのだな、と思いました。
大黒様のあるあのあたりに、天照大神は祀られていたのだろうと思います。
信心深い人や、信仰心のあつい人はこのように不思議な体験をすることがあります。
神仏からの信号をキャッチしやすいからです。
不思議体験をされたい方は、神仏に会いに行った時に、さりげない信号も逃さないようアンテナを張っておくといいかもしれません。
その神仏が大好き、という気持ちも惜しまず出すことも大切かと思います。
他にも、様々な不思議体験が届きます。
そういうメッセージを読むと、私まで嬉しくなったり、ワクワクしたりします。
ブログをやってて良かったなぁ、としみじみ思います。
宇陀市室生大野の大黒様の記事と写真は →コチラ です。
※明日は、神様に嫌われているかもしれない、とお悩みのメッセージについて書きます。
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