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昨日に続き、メッセージ関係のお話をもうひとつ書きます。
よくいただく内容に 「神様に嫌われているのでしょうか？」 というものがあります。
理由としては、神社に行く途中で迷子になりました、道を間違えてなかなかたどり着けませんでした、工事や通行止めがあって遠回りすることになりました、等です。
「神様に嫌われているのでしょうか」 「もしかして行かない方が良かったのでしょうか」 と、皆さん心配されています。
相性が良くない神社というのはたしかにあります。
ですが、そんなに多くはありません。
私は、西日本の神社仏閣を数多く、数えきれないほど参拝していますが、合わない神社は５つほどしかありません。
（今、即座に思いだせるのは５つですが、しっかり考えたらもう１つ２つくらいはあるかも・・・です）
しかも、そのうちの２つは西日本ではないので、合わない神社に参拝する確率は相当低いと言えます。
合わない神社の場合、撮った写真が昼間であるにもかかわらず夜のように暗い、とか、私のようにでかいスズメバチが顔面に激突してきた、とかそういう現象が起こります。
そのような明確な拒否されて初めて、ああ、合わないのね、ということになります。
道を間違える、迷子になった、などに関して言えば、本当にそのまま神社仏閣にたどり着けなかった、参拝出来なかった場合のみ、拒否されている ”可能性” があります。
迷子になったけど参拝は出来ました、でも境内で転んでケガをしました、という別の現象も一緒に起きていれば、合っていないと考えた方がいいです。
時間はかかったけど参拝出来ました、それ以外は何事もありませんでした、という場合、直接拒否とは結びつきません。
迷子になった、道を間違えた、工事中で遠回りした、それだけで嫌われていると考えるのは早計です。
実は、道に迷うのは、守護霊や守って下さっている神仏が、方違え （かたたがえ） をしていてくれたり、時間をずらしてくれていることがあるのです。
方違えとは、行こうとしている方角がその人にとって大変悪い （大凶の） 場合、一旦別の方向に行き、そこから目的地に向かう方法を言います。
そうすることによって、目指す方向が変わるので、目的地が悪い方角ではなくなり、よって魔が祓える、というわけです。
例えば、東京から大阪に行くとして、その方向が魔の方向である場合、一旦、和歌山へ行き、そこから大阪に行きます。
そうすれば、大阪には北に向かって入るわけで、東京から西に向かって入るのとは方角が変わります。
これは陰陽道に基づいた平安時代からある風習なのですが、本格的なものはかなり複雑で、ちょっと大袈裟です。
そこまでしなくても、少しだけ道を変えることで、十分方違えになります。
いつも通る道を、今日はこっちから行ってみよう、と道を変えて、無意識に方違えしていることもあります。（この場合、守護霊が導いてくれています）
その魔の方向はどうすればわかるのですか？ と質問が飛んできそうですが、これは守護霊や神仏がうまく回避させてくれるので心配はいりません。（小さな魔からも守ってもらえるよう神仏に対する信仰心は大事にすることをお勧めします）
時間をずらすのも、その時間にそこに行くと良くないことが起こるので、到着する時間をずらして、魔を避けているのです。
人間である私たちは未来が見えないからわかりませんが、先が見える守護霊や神仏は、こうして危険から私たちを守って下さっています。
なかなかたどり着けないという状況は、信仰心を試されている、という場合もあります。
試されるのは、この先、あついご加護をもらえる資格があるということなので、これは逆に喜ばしいことになります。
ですので、回り道をさせられているなぁ、と感じた時は、守って下さっているのかな、程度に考えるといいと思います。
「神様に嫌われているのね」 と結びつけるのはよくないです。
私が、朝護孫子寺に初めて参詣した時、少し遠い所からハイキングコースとなっている道を歩いて行きました。
これが思ったより大変な道のりで、いくつかの山を越え、ヘトヘトに疲労困憊したところで・・・迷子になりました。
なんとかファームみたいなところに行ってしまい、当時は紙の地図だけが頼りだったので、もう永遠に朝護孫子寺にはたどり着けないのでは？ とさえ思いました。
ものすごい時間がかかって、やっとお寺に到着したのです。
そのお寺のご本尊の多聞天 （毘沙門天） さんは私と合わないのかというと、まったくの逆で 「お前を守ってやる」 とハッキリ言って下さいました。
その言葉通り、私が危険な時や、悪い霊がいる時には、飛んで来て下さり、守ってくれています。
ブログの脇に貼ってある写真も、このお寺の多聞天さんです。
このような事例もありますので、ちょっとしたアクシデントをネガティブに考えて不安になる必要はないです。
明日は皆さん、初詣に出かけられると思います。
中には、道に迷ったり、電車を間違えたりする方がいらっしゃるかもしれません。
それだけで、「神様に嫌われているかも？」 と、勘違いをしてしまうともったいないので、今日はこの記事を書いてみました。
（ちなみに当日急に体調が悪くなったり、別の予定が入ったりして参拝出来なくなった場合も、これはこれで別の理由があり拒否ではありませんので、ご心配なく）
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今年は皆様のおかげで、本を出版することが出来ました。
ありがとうございました。
本からブログの読者になって下さった方もおられ、本当に嬉しいです。
読んでもらえる機会が増えるということは、神仏の良さ、神仏の本当のありがたみを知ってもらえる機会が増えることだと思っています。
私の文章力、伝える力はまだまだですが、ブログや本を通して 「神仏に可愛がられている自分」 に気づかれた方も多いのではないかと思います。
そこに気づくと、自分が変わり、人生も良い方向に変わっていきます。
皆様にとって、来年がますます良い年になりますように、と願います。
応援して下さっている皆様、今年は本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
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