※前回の続きです。 平癒祈願に効果的なふたつめの方法は、母親に何も言わず、神社仏閣には自分として行き、そこで「人(母親)のために」祈願をする、というやり方です。 前々回の愛加那さん方式ですね。 わざわざ神社仏閣に行ったのに、自分のことは置いておき、人のことを一生懸命に願う…… これは大変尊い行為ですから、叶えてもらえることが多いです。 応援している誰かに、大活躍をさせてあげたい、出世させてあげたい、というお願いもそうですね。 自分よりも人を優先しているので、尊いです。 ただ、これは神様によって違うのですが…… そのような願掛けをされたら、少し様子を見ることがあります。 願っている本人が、どこまで願掛けに本気で、どれだけその人のことを思っているのか、みたいな本気度・真剣度を見ています。 愛加那さんみたいに、西郷さんに、日本を動かすような仕事をさせてあげたい、という大きな願いは、軽く2~3回「お願いしま~す」と言った程度では、叶えてもらえないかもしれません。 1回だけ神社に行って願掛けをし、「人のために祈ったのだから尊いんだよね。叶うはずだよね」という考えだと、難しいように思います。 願う内容によっては(軽い願いだったら)、オーケーかもしれませんが、そこそこ大きな祈願だと、様子を見られます。 三菱財閥(三菱グループ)を築き上げた、岩崎弥太郎さんのお話は、『新装版 神社仏閣パワースポットで神さまとコンタクトしてきました』という本に書きましたが、母親の願掛けの本気度がすごいです。 岩崎弥太郎さんは、土佐の地下浪人という低~い身分に生まれましたが、驚異の大出世をして、巨万の富を築きました。 弥太郎さんの母親は、息子の開運を願って、 なんと裸足で! 21日間も! 片道20キロ! のところにある「神峯寺」に通ったのです。 仏様は、やり遂げられるかどうか、その願掛けがどこまで本気続きをみる
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