新刊の見本が届きました。 色合いが素敵ですね〜。 バックが白い雲なので、役行者さんの衣装に色がついていますが、 実際は白い衣装を身につけておられます。 でも、豪華な生地ではないので、え? 肌着? みたいな印象でした。 本文の203ページに「帽子を含めた衣装」と書いています。 この帽子とは、現在の私たちが思う「帽子(ぼうし)」ではなく、僧侶が頭にかぶっているものです。 日本大百科全書(ニッポニカ)「帽子(もうす)」の解説では、 【僧の頭を包むもの。「もうす」は禅宗の呼称。真言宗や浄土宗では、「ぼうし」と称する】 と説明されています。 新刊を読まれた方が、「これって、帽子ではなく、頭巾(ずきん)なのでは?」と思うかもしれないので、ちょっと補足をしておきます。 ついでに、もうひとつ言うと続きをみる
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