去年の秋、比叡山に行きました。 その前日に日吉大社にも参拝しました。 その時のお話です。 もちろん、この神社では猿のおみくじを買いました。 西本宮では、ひとつ300円です。 橙色は西本宮で買いました。 金色は東本宮で買ったのですが、ひとつ500円でした。 同じ神社なのに、どうして金額が違うのだろう? と疑問に思いましたが、金色は東本宮のご神気を帯びたものがほしかったので、ま、いいかと、こちらで購入しました。 このおみくじは、入れ物(容器)の顔が重要です。(顔がちょっと汚れているのは愛嬌です ) 必死でいい顔のものを選びつつ、5個を手に乗せていたら、 横にいた2人のおばちゃんが目をまん丸にして、私をじーっと見ています。 60代なかばでしょうか。 帽子をかぶっているほうのおばちゃんが言いました。 「ちょっと、あなた! おみくじを5個も買うの !?」 どうやら本気で驚いている様子です。 「ええ。お土産にするんです」 「えええーっ! おみくじがっ! お土産になるのっ?」 絶叫という感じで質問をしてきました。 はぁ、たしかに。 その疑問はごもっともです、と思いつつ、 「なりますよ~。ここのおみくじって、猿の入れ物が続きをみる
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