神社にいる神様や、お寺にいる仏様とは違う存在で、もっと大きな、絶対的な力を持っているのが「絶対神」です。 その存在は大きくて、この世界でただ1柱のみの真理の神様です。 人間ひとりひとりをしっかりと見ていて、全員を把握しています。 もちろん、神仏のように人間を大切に思っていますが、この絶対神は悪いことをしたり、道を踏み外したりすると……容赦なく矯正をします。 怖い存在なのです。 神仏のように愛情から矯正をするのですが、絶対神は徹底的にやります。 気づかせる、なんて優しいものではなく、本人が痛みとともに心に深く刻むように、そこはもう驚くほど厳しい矯正をします。 絶対神に、早い時期に矯正をされたら、ラッキーです。 というのは、早ければ早いほど、軽くてすむからです。 たとえば、会社で嫌いな後輩に、書類を隠すという意地悪をしたとします。 その日の帰りに、石につまずいて足を捻挫し、イテテテとなったら、これは早い矯正でラッキーです。 この時点でやめれば、捻挫程度ですむからです。 イテテテとなったのに、性懲りもなくまた何回か意地悪をしていると、今度は階段を踏み外してすっ転び、顔面を強打して歯を折ったりします。 絶対神の矯正は、厳しくなっていくのです。 こうなると警告です。 ここでやめなければ、のちにもっと大きな、歯を折るくらいではすまない矯正がきます。 矯正は、すぐにされないこともあります。 実は、これが一番怖いのです。 自分の意思でやめるかどうか、絶対神はじっと観察しています。 矯正がないからと、調子に乗ってよくないことをし続けていると……特大の不幸という形でドーンときます。 本当に厳しいのです。 ですから、バチのよう続きをみる
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