神様がお守りに入ってくれたら、それは神様そのものとして考えます。 まずは、お賽銭箱やきざはしに置いていたお守りを、どうやって自宅まで持って帰るか、です。 お守りの輪っかになった紐の部分、ここに長い紐を通して、首にかけるのが、一番丁寧で礼儀正しい方法です。 紐ではなく、ネックレスのチェーンでもいいです。 これは事前に用意しておきます。 首にかけると、胸の前にお守りがきます。 目立つので、ちょっと恥ずかしい……という方は、服の中に入れても問題ありません。 肌に直接ふれることも、汗がつくことも、気にしなくて大丈夫です。 けれど、カバンにつける、手に持ったまま歩く、というのはダメです。 うっかりしていて長い紐を忘れました! という場合、胸のポケットだったら入れてもかまいません。 言うまでもありませんが、胸から下のポケットはすべてダメです。 首から下げるのなら、お守りはそのままでもいいのですが、ポケットに入れる場合は、〝できれば〟〝なるべく〟新品未使用のハンカチにくるみます。 白いハンカチがベストですが、なければ柄物でも、模様入りでもかまいません。 旅行の同行だったら、〝事情によっては〟、バッグの上部ポケットに入れさせてもらうことはアリです。 自宅の神棚に鎮座している、自宅の神様の引っ越し(移動)も、バッグの上部ポケットはアリです。 でも、今回のような、土地の浄化をしてもらうために来ていただく場合、バッグに突っ込むのは失礼になります。 「紐を忘れました、胸ポケットもありません……すみません、神様、家に着くまでバッグの中で我慢してください……」は、ありえないのです。 来る予定のない神様を、こちらの勝手な都合でお迎えに行って、無理をいって来ていただく…… さらに土地の浄化までしてもらうのですから、自宅の神様の引っ越しとは事情が違います。 お願いされて、土地の浄化をしに行くのに、バッグの中に入れられるのはイヤだ、という神様もいます。 ですから、長い紐(ネックレスチェーンなど)は忘れないようにします。 長い紐が自宅にない、という方は、胸ポケットがある服を着ていくことが必須です。 胸ポケットに入れたら、うっかり下を向かないようにします。 お守りがポロッと落ちる可能性があるからです。 床や地面に絶対に落とさない、神社からは寄り道をせずにまっすぐ帰る、ということも守らなければいけないことになります。(どちらも神様に宿ってもらった場合に限ります) 話はそれますが、質問がたくさん届きそうなので、お守りに関して説明をしておきますと…… 眷属が家に見まわりに来てくれた時に、お守りに宿ってもらいたい、ゆっくりしてもらいたい、という方は、落とさない、床につけないように気をつけます続きをみる
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