家族と一緒にあちこちの神仏を参拝しても、ご縁をいただける神仏はそれぞれ違います。 全員が同じように、神仏にご縁をもらえるわけではないのです。 たとえ話で説明をしますと……。 母親がお子さんと一緒に、5体のお不動さんめぐりをしました。 お母さんのほうは2番目のお不動さんを見た瞬間に、涙があふれて、「ああ、このお不動さん、好きだなぁ~」と思います。 もしくは、2番目のお不動さんに強力な〝魅力〟を感じて、「このお不動さんにご縁をいただけたらいいな」と思います。 違うパターンでは、お不動さんの前でなんとなく芳香がしたとか、お不動さんが自分に微笑んでいるように見えたとか、何かしら……小さな出来事かもしれませんが、他の4ヶ所のお不動さんのところでは、なかったことが起こります。 この場合、お母さんは2番目のお不動さんにご縁をいただいたと思って、まず間違いないです。 お子さんのほうは様子をよく見ないと判断が難しいです。 小さなお子さんだったら、たとえば、5番目のお不動さんのところでだけ、やたら機嫌がよかった、よくしゃべっていた、などが判断のポイントです。 小さなお子さんはご縁をいただいたら、魂の喜びがそのまま感情に反映されて、元気に明るくなります。 もう少し大きなお子さんだったら、感覚的な好意の方向で、感想を言うかもしれません。 「ここのお不動さんは優しそうだね」とか、「僕、この仏様、好きだな~」とか、「ここのお寺は気持ちいいね」とかです。(注意すべき点はこちらからしつこく聞かないことです。質問をするとどうしても頭で考えてしまいますから、自発的な発言を待つことをおすすめします) 「生まれる前にここにいたような気続きをみる
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