前回、お寺の護符について書きました。 お寺の護符は、作用する仕組み、効果のあり方、護符世界そのものが仏教です。 ですから、神社の護符とはちょっと違う、という部分があります。 神社の護符は、私は熊野地方のものしか知りませんので、こちらを例にします。 まず、有名な熊野本宮大社の護符です。 こちらは玉置神社のものです。 どちらも「神社」の護符ですから、神様の波動が入っています。 というのは、神社の護符も仕組みは似ているのですが、「仏教方式」の仕組みで作用するのではありませんし、効果のあり方も「仏教方式」ではないからです。 世界が違うのです。 なので、期限は1年です。 というわけで、神社の「護符」と、お寺の「護符」は、一緒に貼らないほうがいいです。 パワーが薄れます。 神社の「おふだ」は、神社の「護符」と違いますから、角大師と神社の「おふだ」を一緒に置いておきたいという場合、壁面を変えればオーケーです。 もちろん神社の護符はおふだ10枚の中には入りません。 護符とおふだの違いがわかりません、という方もいらっしゃると思います。 護符は和紙1枚のペラペラしたもので、文字や梵字や絵が描かれたものです。 おふだは、和紙1枚きりということは……ないと思います。(日本全国のおふだを見たわけではないので、もしかしたら、和紙1枚きりのおふだがあるかもしれません……) おふだは厚みがあって、表に「神社名」か「お寺名」が書かれているものがほとんどです。 イメージとしてご理解いただいたほうが、ご自分で購入する時に迷わなくていいと思います。 護符はこのような感じで、 おふだはこういう感じです。(左から2番目は豊川稲荷東京別院のおふだです) オオカミの絵が描かれているものはどうでしょう? という質問がありました。 実物を見たことがないのでなんとも言えませんが、和紙1枚きりの続きをみる
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