家族だったペットが亡くなって、その後のことがとても心配、という方がいらっしゃると思います。 病気で何も食べれない、お水すら飲めないという状態で亡くなった場合、亡くなったあともお腹をすかせているのでは? と心配になるかもしれません。 火葬する時に食べ物も一緒に入れてあげたほうがよかったのだろうか……食べ物を入れてあげなかったから、今でもお腹をすかせているのだろうか……と悩み始めると、ものすごくつらいのではないでしょうか。 今まで何回か書いていますが、ペットは、人間とは属するところ、種類がまったく違います。 ですから、亡くなったあとの世界も人間とは全然違うのです。 動物や植物は自然のサイクルに戻ります。 ペットは少しの間、飼い主のところにいることがありますが、すぐに天に帰っていくのです。 幽霊になることはありません。 動物は植物と完全に同じではありませんが、ほぼ同じです。 ですから、日照りが続いて枯れてしまった……つまり、それで死んでしまった植物が、死んだあと「のどが乾いた、お水がほしい」と幽霊にならないのと同じです。 亡くなったあとは自然のサイクルに還る存在となりますから、そこでもう「お腹がすいた状態のペット」ではないのですね。 もっともっと神々しい存在になっています。 ペットである間(生きている間)は動物ですから、「よしよし」と頭を撫でますが、自然のサイクルに還る存在となったその姿を見たら、拝んでしまう、という人が続きをみる
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