※前回の続きです。 書き忘れていましたが、現在、島根県にいるんじゃないんです~。 行ったのは去年の春です。 出雲大社の神様に会いたくて島根へ行きました。 その時に、物部神社にも参拝したのです。 近隣の神社仏閣参拝のご依頼を下さった方、いただいた情報は、次回の参考にさせていただきます。 ありがとうございます。 本殿の左側にあった「勝石」です。ここで写真を撮っていたら、神様が「ごりやくがあるように照らそう」と、笑ったかと思うと、 パーッと日が当たりました。 うわぁ、大きな力を持っている神様なのだな、と思いつつ、 「この石のどこに座ったんだろう……」と考えていたら、 「もちろん、その上だ(上部の全部をさしています)」と、笑って言います。 え? 上って、けっこう高い位置だし、ものすごくお尻がでかいじゃないですか! と心の中で驚いていると、 「ワシは人間よりも大きいぞ」と言って、またしても愉快そうに笑っていました。 たしかに大きな神様なのです。 それなのに、とーっても気さくです。 そのまま、「御神墓」へと行ってみました。 この道を登って行きます。 しばらく行くと、 まるで鞍馬山のようなところがありました。 さらに進むと、 御神墓です。 安政7年に奉納された石灯籠がありました。 石碑も古いですね。 しめ縄の端には稲穂が掛けられていました。 昔の聖域感が残っています。 梅もいいですね~。 「本当に物部氏の祖先なのですか?」と、お聞きすると、 「そういうことになっておる。伝承とはそういうものだ」という答えが返ってきました。 「はぁ……」 ここに行ったのは去年の春です。 当時は、古事記にも神話にも、まったく興味を持っていなかった頃です。 鶴に乗って降臨したのなら、もともと神様ということだけど…… でも、物部氏の祖先となると……さらにお墓があることを考えると、人間だったってことだし…… と、ここまでは考えたのですが、「まぁ、いっか、伝説だから両方ってことなのだろうな」と深く追究しませんでした。 神様でもあり、降臨して人間になったということなんだろうな、と。 そばまで行ってみると、御神墓はお墓ではありませんでした。 あ、でも、髪の毛と歯は埋まっているみたいです。(神様のものかどうかは確認していません) 「ここはパワースポット? ??? でしょうか?」 「パワーがあるか?」 「ん~~~~~、ありません」 「そうだろう」 ここは大昔、神様を降ろす場所だったそうです。 この神社の上宮、奥宮という感じです。 昔は神籬(ひもろぎ)や磐座(いわくら)があって、神様を呼べる人がここに来て、祭祀をしていたそうです。 非常に神聖な場所だった、ということです。 神聖な場所だけど低い山だな……と、つい、そのように考えていたら、大昔は高い山にこのような場所を作らなかったと言われました。 なぜかと言うと、高い山は神様そのものだったからです。 これはあちこちで聞く話と一致しています。 「低い山だったら、年を取っても登れるぞ? 」 「あ、そうですね! そこ、大事だと思います!」 ←御神墓を登る時にヒーヒー言ったので。 この神様はケタ外れに陽気な神様です。 笑顔を常に忘れない、という神様なのです。 「あの~? 神様? 鶴に乗って降りてこられたのですか?」 「ワシが鶴に乗って降りてくるように見えるか?」 フフフ、と笑いながらそう言われたので、ちょっと想像をしてみま続きをみる
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