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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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形の違う思いやり 〜ペタやいいねをしない理由〜

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ブログを始めた当時、いただいたメッセージは、すべてにお返事を書いていました。 ありがたいことにだんだんメッセージの数が多くなっていき、お返事を書くことは大変でしたが、何とか睡眠時間を削って頑張っていました。 しかし、どんどん追いつかなくなっていって……気がつけば100通、150通とお返事ができていないメッセージが増え続け、「ああ、もう無理だ」ということでお返事はできません、ということをお伝えしました。 メッセージを書くのは、最低でも30分、長文になれば1時間はゆうにかかります。 「いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます」から始めて、結びの言葉まで、相手に失礼がないように書かなければいけないため、とても気を使い、非常に時間がかかるのです。 デリケートなお話のお返事は、2時間以上かかって書いたこともあります。 お返事を書くことが物理的に無理になったので、「読みましたよ~」という意味で、ペタやいいねのシステムを利用することにしました。 「このメッセージを読んだらペタをして下さい」というご要望にはお応えできるからです。 読者さんの中には、「送ったメッセージは本当に読まれているのだろうか?」と不安に思う方がいらっしゃって、「読みました」とペタをつけることで安心をされるみたいでした。 同様に、「ブログを見に来て下さい」とお誘いがあれば訪問をして、「ブログを拝見しましたよ~」という意味で「いいね」をつけていました。 こちらも皆さん、とても喜んで下さり、私もいいねをたくさんもらえたら嬉しいので、いいねとはそういうものだと思いました。 メッセージもお誘いを受けたブログも、読者の方にお返事をしているような感覚で、ペタやいいねをつけることは親切だと……長い間、私はそう思っていました。 話は変わって、去年まで、とても応援をしてくれていた読者の方がいました。(1年近くたっているので、もう書いてもいいかなと判断しました) メッセージはほぼ毎日送ってくれていましたし、その方がご自分のブログ記事をアップするたびに、お誘いもしてくれていました。 私はメッセージを読んだら必ずペタをつけ、ブログにお誘いされた時は、読みに行っていいねをつけていました。 その方は、いつもものすごーく喜んで下さって、そのメッセージを読むと、私も「ああ、よかった~」という気持ちになっていたのです。 しかし、私にはどうしてもメッセージを読めない期間、お誘いをいただいてもブログを訪問できない期間がありました。 取材旅行に出かけている、海外旅行に出かけている、締め切り間近でお風呂にも入れずヒーヒー言って書いている、元夫が体調を崩して入院している、私自身の体調が悪い、実家に戻っている、 などなど、どうしても時間に余裕がない期間があって、そのような時はメッセージも読めませんし、ブログ訪問もできませんでした。(この期間でも何とか時間をやりくりしてペタやいいねをしたこともあります) せっかくいただいたメッセージですから、私には、じっくりゆっくり大切に読みたい、という思いがあります。 時間をかけて書いて下さっているのに、読むほうが片手間に読む……なんてことは、あってはならないことだと思っています。 なので、1週間とか、10日とか、いただいたメッセージが読めない、という期間が時々ありました。 そこで、さきほどの読者さんです。 いつもは2~3日のうちにペタやいいねを返していた私が、いきなり、一切何もしなくなるわけです。 最初は、忙しいのかなと思ったようですが、次第に「何か気にさわることを書いたのかも?」と不安になったみたいで、謝罪のメッセージを送って来られました。 「何か失礼があったのならすみません」と……。 「どこがいけなかったのでしょうか?」 「ブログに書いた記事は削除したほうがいいのでしょうか?」 「嫌われたのでしょうか?」 というふうに、メッセージが毎日届きます。 私のほうはいろんな都合でそのメッセージを開封することができず、やっと時間に余裕ができて、たまったメッセージを読み、その読者さんに申し訳なくて、あわててペタやいいねをつけに行きまし続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』


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