昨日、山登りをしました。 砂利のような、小さな石だらけの登山道だったため、ものすごーく滑りました。 足を置いたところの砂利が、体重をのせた途端に、ズリリ、と滑るのです。 登る時は問題ないのですが、一歩一歩が滑るので、下りではズリズリと派手に滑りまくりでした。 で、3回、ド派手にすっ転びました。 まったくケガはなく、どうってことはない転倒でしたが、ちょっとだけ引っかかりました。 どうして3回も転んだのか……です。 神様とは普通に会話をしていたので、そこを聞いてみました。 「3回も転んだのはどうしてでしょう?」 意味がわかりません的なニュアンスで聞きました。 神様は、「は?」みたいな雰囲気になって、 「滑る道で転ぶのは当たり前ではないか」と言います。 この神様は、通常、人間のお世話をしていないため、細かい部分にまで気を配ったり、頼まれてもいないのに守ってあげようとか、そういう種類の神様ではありません。 「そう言われればそうなのですが……1回だけなら、道がこんなんだから仕方ないな~、ですむところ、3回も転んだ、となると、何か意味があるのだろうか? と考えてしまいます。人によっては、気づかないうちに失礼をしたのだろうかとか、もう来るなと言われているのだろうかとか、落ち込んでしまうと思います」 私があまりにも深刻な顔をしていたからか、神様は明るく笑って、 「滑って転んだことは、ただ転んだというだけで、深読みする必要はない」と言います。 たしかにそうです。 地面に、足を交互につけて歩く間に、お尻を1回ついた、それが3回あった、くらいのことです。 痛くもなんともありませんでしたし。 しかも、ここは「滑続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』