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Channel: 桜井識子オフィシャルブログ「~さくら識日記~」Powered by Ameba
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桜のつぼみに学ぶこと

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この時期になると、毎年必ず思うことがあります。 私だけの感覚だと思いますが、「桜は偉いな~」と感じます。 桜だけに限らず、冬の間の植物は、このように冷たい北風に震えながら寒さに耐えています。 時には、こんなふうに霧氷がついて、ブルブルと凍えているわけです。 こうして厳しい冬が過ぎ、つぼみがかすかにふくらみ始めた頃の桜の枝を見ると、 「桜って神様を信じて、疑っていないのだろうな~」と、いつも思います。 どんなに気温が低くても、枝に冷たい雪が積もっていても、 「神様は暖かい日差しを必ずくれる」と信じている…… だから、躊躇することなく、つぼみをふくらませ始める…… という、その桜の姿に、毎年自分を重ねています。 私が桜だったら、「神様は本当に暖かくしてくれるのだろうか?」 「日差しをいっぱい与えてくれるのだろうか?」 「ちゃんと雨を降らせてくれて、枯れないようにしてくれるだろうか?」 「大丈夫かな? 本当に咲ける日を与えてくれるのかな」 などと、いろいろ考えて、不安な日々を送りそうです。 春が来るまで、不安の中で過ごし、暖かくならなかったらどうしよう、雨が降らなかったらどうしよう……と、心配ばかりしていそうです。 けれど、桜はそんなことを考えずに、純粋に神様を信じて春を待っているわけです。 そこにあるのは、「今はまだ寒いけれど、もうすぐ春が来る~、早く、来ないかな~」というワクワクした期待と、明るい希望・未来であり、あれこれ不安材料を見つけて、モンモンと過ごす私とは大違いです。 そして、実際に春が来て開花する時、桜のほうは「やったー! 春が来た~、嬉しい~!続きをみる

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