王様は、古代大陸は科学的に発達した人々と、霊的に発達していた人々に分かれていた、ということを、もう一度説明してくれました。 ペレさんに聞いたお話と同じ内容です。 そして、霊的に発達した人たちの中には、ものすごーく覚醒した人、驚異的に霊能力が高かった人がいたと言います。 その人が、大陸が沈む少し前に、異変が起こることを察知した、と言うのです。 それで舟を作った、と……。 え! 「それってノアの方舟(はこぶね)?」と、思わず叫んでしまいました。 王様によると、特別に能力が高かった人が異変を察知して舟を作った、 その話をまるまる信じた人も同じく舟を作った、 しかし、異変は起きても被害はそこまで大きくないはず、と甘くみた人は舟を作らなかった、 そのような人がほとんどだった、とのことです。 というのは、同じ大陸に科学的に発達した人々もいたからです。 大きな異変が起こるのなら、科学の力であらかじめわかるはず、とそこは科学的に発達した人々のレベルの高さを信じていたようです。 その科学的に発達した人々は、まったく騒いでいませんでした。 高度に発達した地震学とか火山学、地球内部物理学、海洋物理学、気象学などの観察や測定では、なんの前兆もなかったのです。 ものすごーく覚醒していて驚異的に霊能力が高かった人が言うのですから、天変地異はあるのだろう、とそれなりに準備はしていたようですが、まさか、本当に大陸が沈むなど、誰も考えなかったようです。 ですから、生き残った人はとても少ないそうです。 作ったその舟に乗って、海をプカプカと漂流してハワイ島に流れ着いたそうです。 ノアの方舟は完全にフィクション、おとぎ話だと思っていた私は、聖書とは全然関係がないハワイの古代王様からこの話を聞いて、心の底から驚きました。 ハワイ島に流れ着いたのは、いくつかの家族だったそうです。 この人たちは、霊的に発達したグループの人々なので、後世に伝えてはいけないものが何なのか、わかります。 文明がなぜ消滅したのか……を伝えなかったのは、繰り返してはいけないと知っていたからだそうです。 人間は人間として、つつましく正しく生きなければいけないと悟り、次世代にこの記憶を渡さない、と決めたらしいです。 それでわざと後世に語り継がないようにしたとのことです。 細々と生き残りの人たちの子孫が生活していたところに、ポリネシア人が新しくやって来ました。 子孫の人たちは血が混じることは全然構わない、と思ったどころか、人が増えることが嬉しく、大歓迎だったそうです。 友好的な民族だったのですね。 次に、パワースポットについて質問をしてみました。 「ここ、ワイピオ渓谷はパワースポットですよね?」 「そうだ」 王様はその説明をしてくれました。 ワイピオ渓谷には周囲の山から、それはもうたくさんの滝が流れ落ちています。 これらの滝は霊的な力を上げる作用がありますから、打たれれば修行になる滝です。 もちろんパワーももらえますし、浄化もしてくれます。 半端ないエネルギーをチャージすることもできます。 滝の起点が300メートルとか400メートルという高いところなので、高低差があり、ダイナミックに水が落ちています。 この落下の力も加わりますから、エネルギーが半端なく強いのです。 このような滝がたくさんある土地です。 強い滝の水があっちからもこっちからも大地に落ち、大地を伝って海へと流れていきます。 水は土地にしみこみ、その作用で土地の波動が上がって、パワスポとなっているそうです。 言い換えれ続きをみる
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